40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【SUBARU】 WRX STI (D型)全額支払い & 前期後期見た目の違いなど

 新車注文書を発行した際には手付金として¥10,000のみを支払いました。その後は必要な書類(私の場合は下取りもあるため住民票、印鑑証明、車庫証明の3点)を用意しまして、改めて全額の一括支払いへとディーラーへ足を運びました。

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実はこの日は『お客様感謝デー』を開催していまして、追加で何かを頼むかものすごく迷っていました。とりあえずはドアミラーオートシステム(エンジンのON.OFFでミラーを自動格納する機能)は追加を決定していたのですが、ギリギリまでSTIプッシュエンジンスイッチとフロントアンダースポイラーを注文するか否かで悶えていました。

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これは素の状態。STIプッシュエンジンスイッチにするとこのボタンが赤色になるのです。ただ、担当の営業さんが『まずは素で乗ってみるのが良いですよ。』と私の物欲にブレーキをかけてくれたことと、実はお客様感謝デーは年に4回も開催しているそうでして、そこで欲しいものを足して行けば良いとアドアイスをいただきました。オプション追加で危うく新車購入時の罠に自分からハマりに行くところでした…、押し売りをしない本当に良い担当さんと知り合えたことに感謝です。と言うことで、今回は追加は見送りまして当初の予算設定と通りで支払い&発注完了です。ひつまぶしのように後から味を足して楽しむことにします(笑)

私は銀行振込ではなく全額現金持参だったため、事務の方に過不足が無いか確認してもらっている間にいま一度STIの外観と内装を確認したりしていました。

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何度も試乗したのに内装をじっくり見たのはこの日が初めてだったりします。思っていたよりも赤の差し色が多く派手な感じなんですね。そそり立ったシフトが素敵です。また、メーター、ステアリング、コンソールにシートなどなど至るところにSTIのロゴが主張いますね。

丁度良い具合に、試乗車のD型(後期型)の近くに認定中古車としてSTIの前期型が停まっていたからフロント周りの比較が出来ました。これが雑誌などで見比べても今一つピンと来なかったので助かりました。

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こちらが私が発注しました後期型(D型)。エアロ無しの本当に素の状態です。

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こちらが前期型で更にフルエアロを纏っています。こう見ると結構顔つきが異なります。

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ヘッドライト周りにズームインするとより違いが見えてきます。こちらが後期で前期よりも若干だけ曲線が増えているような感じです。

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そして前期。前期はグリルが立体的な反面、ヘッドライト周辺の彫り込みは浅いです。

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リアは違いを見つけられませんでした。こちらが後期。

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そして前期。

うーん、やっと次期愛車の実感が湧いてきまして納車が楽しみであります。が、納期はまだ未定らしく、恐らく12月だろう…と行った程度にしか分かっていません。急いでいないので、カタログなどで知識を詰め込みながらゆっくり当日を待ちたいと思います。

おまけ

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2015年のコンセプトモデルが展示してありました。フォレスターのコンセプトだそうです。


おしまい。

【お散歩名古屋】 フェラーリ 70周年記念イベントお見送り 〜名古屋編〜

 フェラーリが70周年を記念して日本では東京の両国から三重の伊勢までツーリングする企画を開催しました。


 もちろん私の生活においてフェラーリ様なぞ何の縁もありませんが、日程を見たところ名古屋にステイすることが分かったため、お見送りに行くことにした次第です。当初の日程では10月13日(金)に東京から名古屋へご一行が到着しまして、翌14日(土)の午前8時半にヒルトン名古屋を出発するようなことが公式HPに記載してあったため、その時間に合わせて現地へ出掛けます。ホテル前には所謂『出待ち』のパンピー(死語)がわんさかとカメラを構えていたものの何か違和感を覚えました。そう、あまりに静かなのです。

 首をひねりながら考えることしばし、気がつけばホテルエントランスに『予約車』と書かれたタクシーが列を成しているではありませんか。そして乗り込む方々を見れば『赤いネックストラップ』を身につけています。これはきっとツーリング参加者であり、タクシーに乗るってことはここにクルマは無い…。と、無い頭で推理した瞬間にはホテル前を後にしてタクシーが走り去る方角へと徒歩で追いかけたわけです。前夜には名古屋中心部の栄で展示会をしていたらしいから、きっとクルマは栄の地下駐車場のどこかにあるはず、気分はまるでルパンを追う銭形警部です。

 で、見つけました。名古屋栄のど真ん中で。

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すごいのが停まっていました。それも3台も。

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参加車両にはゼッケンが貼られていまして、このクルマが栄光の1番を纏っていました。

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跳ね上げ式のドア、厚みが半端ないです。

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路肩に停車していた先頭はエンツォでしたが撮る前に出発してしまいました…。

ここからは名古屋の地下駐車場『エンゼルパーク』から延々とフェラーリが出て来まして、しばし金銭感覚が狂う光景が見られましたよ。

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こんな感じで、地下から地上へ繋がるスロープを1台ずつ上がって来ました。

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見た中で一番派手なホイールを装着していた1台。

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ボディに開けられたダクトの数がすごい…サイドスカート後方のトリコロールカラーがお洒落です。

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この交差点を越えると良い感じの直線で、皆さんアクセルを踏む踏む。

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名古屋の街中で4台もの『走行中』フェラーリが1枚の画像に収まるなど、この先無いかもしれません。

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私の機材はファインダー無しのコンデジだったから流し撮りは辛かったです。

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Cピラーに翼が生えてしまっているモデル。ロングノーズがカッコいいです。

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一般的なフェラーリレッドよりも落ち着いた赤色の2台でした。

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このお尻たまりません。

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恐らく今回見た中で一番モデファイされ、かつ爆音だったかと。

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リアにエンジンが搭載されているから後方のラインが伸びやかです。

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でもやっぱりロングノーズも捨て難い…要するにどのモデルもデザインが素晴らしいわけですよ。

ただ、ここまで全てのモデルがほぼほぼ現行型でして、特に488の数がすごかったような。罰当たりにもちょっとだけ飽きてきたところに出て来ました…

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355ですね、イエローとタンレザーが眩しいです。

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この手のイベントやツーリング時にはとことん楽しいであろうオープンカー。

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しかし起伏の激しいデザインです。

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現行型はどうやらアブソーバーにリフターが搭載されているようでスロープの段差も苦になっていませんでしたが、このクルマは出庫時のクリアランスが相当ギリギリでした。誘導していたスタッフさんも地面に這うようにして確認しています。

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いいですね、たまらないですね。私はやはりこの年代くらいの348、355が好きみたいです。

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大御所は512でした。タイヤの厚みすら魅力を放っております。

と、こんな夢の光景が目の前に広がって朝からお腹いっぱいになりました。ヒルトン前でひたすら待ちぼうけを喰らっていたら涙で枕を濡らしていたことでしょう。10年くらい前の相場であれば中古の355あたりが『無理すれば買える』ラインだったけれど、今は348でも『ちょっと無理かも』レベルまで値上がりしてしまいましたね。いつかはフェラーリと夢を抱くことすら厳しい世の中になってしまいましたが、良いものを見てモチベーションが上がった気がする土曜の朝でしたとさ。

おしまい。

【SUBARU】 WRX STI (D型)契約内容など

 備忘録としてエントリー致します。
新車注文書で正式契約に至るまでにディーラーへは通算で3回の訪問をしました。1回目はカタログを頂くと同時に試乗もさせてもらい、ごくごく簡単な見積概要を。2回目は『実際にどこまで値引きが出来るか』を中心に。そして3回目で『最終的な値引き後の見積』を最終試乗の後に注文書に捺印となりました。

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 では、私が担当のセールスさんとどんな会話を交わしたかなどを差し障りの無い程度にシェアさせていただきます

①1回目の訪問時
この時はまだ譲渡されて来るS4の整備などを引き受けてもらうようお願いに伺った段階です。ただ、この時点で既に『新車へ箱替え』のプランも多少ながら頭の中には持っていましてD型のS4とSTIの両方を見積してもらいました。但し具体的な話になっていなかったことから担当さんも恐らく『冷やかし客』として私を見ていたはずです、そのため値引きについては『S4なら7万円、STIは値引き無し』と説明されました。

WRX S4 2.0GT EyeSight(リップスポイラー付) 2.0Lターボ/AWD/CVT
車体本体価格¥3,591,000
外装色:クリスタルホワイトパール
内装色:ブラック
メーカーオプション
1:アイサイトセイフティプラス
2:コールドウェザーパック
3:トランクリップスポイラー
付属品¥451,419
SUBARU NAVI PACK(Panasonic)¥349,066
ベースキット¥124,740
車検証入れ&キーホルダー¥1,080
ULTRA GLASS COARTING¥75,600
カーナビ値引(キャンペーン)▲¥99,067
諸費用¥435,751(含保証延長プラン&点検パックオイル車検5年)
>>合計¥4,478,170

WRX STI(ベースグレード) 2.0Lターボ/AWD/6MT
車体本体価格¥4,060,800
外装色:クリスタルホワイトパール
内装色:ブラック
メーカーオプション
1:アドバンスドセイフティパッケージ
2:コールドウェザーパック
付属品¥451,419
SUBARU NAVI PACK(Panasonic)¥349,066
ベースキット¥124,740
車検証入れ&キーホルダー¥1,080
ULTRA GLASS COARTING¥75,600
カーナビ値引(キャンペーン)▲¥99,067
諸費用¥435,751(含保証延長プラン&点検パックオイル車検5年)
>>合計¥4,944,170

と、まあS4ならば約450萬、STIなど選ぼうものなら約500萬と回答されました。ローンを組んで買うならまだしも、現金一括払いには厳しい内容だったのが正直なところです。譲渡予定のS4もまだ走行距離が僅か16,000km程度だったことも手伝って、ここで追い金を200萬ほども組んで同じ車種に買い替えする程のものでも無いかと8割方は買い替えを諦めていた訳です。ちなみに担当のセールスさんの良いところは営業マンにありがちなプッシュをして来ないことでした。譲渡されて来るS4もとても良い、十分すぎる程のクルマだと説明してもらえた上での商談だったことで変なプレッシャーを感じる事無く話を煮詰めて行けました。

②2回目の訪問時
譲渡予定のS4の査定が予想以上に良いため、いま一度しっかりとした見積を取って値引き幅を把握した上で頑張るか諦めるかを考えることにしました。それと同時に私の現愛車であるメルツェデスさんの下取り額も査定していただきました。この時に自身の設定額を現金一括¥4,000,000と心に決めて臨みました。また、前回はオプションてんこ盛りだった内容を自分に合った物へと変更をかけております。ちなみにカーナビは一旦オプションから削除しています。そして下取車(ベンツ)の価格を合計額からマイナスしております。

WRX S4 2.0GT EyeSight(リップスポイラー付) 2.0Lターボ/AWD/CVT
車体本体価格¥3,461,400
値引▲¥181,716
外装色:WRブルーパール
内装色:ブラック
メーカーオプション
1:コールドウェザーパック
2:トランクリップスポイラー
付属品¥179,280
ベースキット¥124,740
車検証入れ&キーホルダー¥1,080
ULTRA GLASS COARTING¥75,600
諸費用¥410,447(含保証延長プラン&点検パックオイル車検5年)
ベンツ下取+リサイクル預託金相当額▲¥219,410
>>合計¥3,650,001

WRX STI(ベースグレード) 2.0Lターボ/AWD/6MT
車体本体価格¥3,866,400
値引▲¥164,617
外装色:WRブルーパール
内装色:ブラック
メーカーオプション
無し
付属品¥179,280
ベースキット¥102,600
車検証入れ&キーホルダー¥1,080
ULTRA GLASS COARTING¥75,600
諸費用¥408,347(含保証延長プラン&点検パックオイル車検5年)
>>合計¥4,070,000

ベンツの下取りは¥200,000ジャストが限界と言われました。このご時世に大排気量の右ハンドル、セダン、低年式とあらゆるネガティブ要素を兼ね備えたメルツェデスさんは本来ですと値段が付かないくらいに悲惨なようですが、そこは頑張ってもらいました。現在の走行距離は約61,000km、車検は来年3月でして、この¥200,000は売却を今すぐしても納車時まで乗り続けても査定に変化は無いとの回答です。
また、諸費用の中にありました納車費用について『店頭納車』に切り替えたため、諸費用が若干値下がりしています。外装色をホワイトパールからブルーパールに変更したことでホワイトパールの特別塗装色分が車両本体額から値引きされています。
2回目の見積としては最終的にS4で¥3,600,000、STIで¥4,000,000ジャストまで頑張るとのお返事をいただけました。

③3回目の訪問時(契約日)
ボルボが決算セールでV40にウィンタータイヤ&ホイールを無料でセットにし、さらに登録費用も無料にするキャンペーンをしていまして若干気持ちが揺らいだものの、当初は値引きしないと言っていたSTIも射程圏内に入ったことで心の中ではほぼほぼSTIで決定していました。そのためS4は最終的な見積は出さずSTI1本に絞って最終交渉をした次第です。

WRX STI(ベースグレード) 2.0Lターボ/AWD/6MT
車体本体価格¥3,931,200
値引▲¥220,295
外装色:WRブルーパール
内装色:ブラック
メーカーオプション
1:コールドウェザーパック
付属品¥390,158
SUBARU NAVI PACK(KENWOOD)¥284,580
SUBARU純正ドライブレコーダー¥49,680
ドライブレコーダー用リヤカメラケーブル¥1,080
ベースキット¥102,600
車検証入れ&キーホルダー¥1,080
ULTRA GLASS COARTING¥75,600
ETCセットアップ¥3,078
付属品値引(カーナビキャンペーン含)▲¥127,540
諸費用¥418,347(含保証延長プラン&点検パックオイル車検5年)
ベンツ下取+リサイクル預託金相当額▲¥219,410
>>合計¥4,300,000

と、最終的にはWRX STIのベースグレードを¥4,300,000まで頑張ってもらって成約としました。担当いただいたセールスさんがとても感じの良い方でして、店長さんに何度も掛け合ってくれたため3回目の訪問時には『今日決めます』とお伝えしてありました。当初の設定額¥4,000,000を超えてしまった総合計につきましても十分に納得の出来る内容であったこと、また最後に追加しましたコールドウェザーパックは腰痛持ちの私にとって冬場にきっと活躍してくれる装備になると共に後付けが不可能な部分なので設定した次第であります。

 恐らくWRX STIを購入された方々はもっとオプションてんこ盛りになっているはずです。私の契約内容は恐らくミニマムな装備に近いはずでして『LEDライナー』『フロアマット』と『シートヒーター』が最低限付いていればそれでOKみたいな感じでいたくらいです。その他、後付け出来るパーツについては10月に『お客様感謝デー』を開催予定と聞きまして、その際に純正品なら20%、STIパーツは15%OFFで購入出来るため何か追加したければこれを利用することにします。

 もちろんSTIの上級グレードtypeSも一瞬は考えました。ただあまりに予算オーバーになること、パワーシートの利用頻度は少ない、19インチはタイヤ交換の金額で胃に穴が開く、リップスポイラーも無くて良いと割り切りまして却下になりました。逆にベースグレードでも6ポッドブレンボキャリパーを装備していますし、それがパッド交換だけで15〜20萬くらいもかかるなんて噂を耳にしたため、心して維持しなければなりません。タイヤも同じスポーツグレードであればブレーキパッド同等の金額はするでしょう。結果的にSTIとは、スポーツカーとはそういうモノなのです。私が以前に所有していたBNR34スカイラインGT-Rも同じでした。

 ちなみに気になる納期は9月24日の段階で生産枠が11月上旬、恐らく納車は12月初頭か若干早まって11月下旬くらい…かな…ってところです。急ぐわけでも無いので、それくらいで十分です。

 私の契約内容はあくまでも一例に過ぎません。もっと良い条件を出してもらえるタイミングもあるでしょう。ただ、D型のビッグマイナーチェンジをしてから日が浅い中でましてやSUBARUに全く顔繋がりの無い私がここまでの条件をいただけたことに満足しております。

 あと、今回の新車購入は何度も申しましたが『現金一括』での話になります。400萬を頭金にしてローンを組めば以前に試乗したボルボV90や718ケイマンだって候補には入れれます。ただ自分のライフスタイルやこれからの事を考えた結果、下手にクルマでローンを抱えると近い将来にマイホームを購入とかめでたく結婚、出産などのイベントが舞い込んで来た時、絶対に足かせになると思い踏みとどまりました。尤も、僅かな時間でのSTIの試乗で久しぶりに運転する楽しさを味わったことが一番大きかったのかなと今となって感じていたりもします。

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S208なんて限定車が出るみたいですね、また即日完売なのでしょうか。
新型コンセプトカーの反響次第ではD型STIもまたEJ20エンジン最後になる可能性もありそうですね…。

 さて、納車まであと2ヶ月余。それまでは今のメルツェデスさんに愛情をしっかり注ぎ、STI資金の準備に勤しむことにします。


おしまい

【SUBARU】 新車契約して来ました

  2017年9月24日、自身のクルマ歴で初となる新車オーダーをして参りました。心の中でとても大きな葛藤はありましたが、これも何かの縁であり経験であると自分を納得させた上で契約を交わした次第であります。

車種:SUBARU WRX STI
生産:11月上旬開始予定
納期:11月下旬〜12月上旬予定

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また詳しい内容は追ってエントリーします、まずは取り急ぎご報告まで。

【W210メンテナンス】 キーシリンダー脱落の補修

 クルマの買い替え検討をしている最中に思いっきりヘソを曲げてくれた我がメルツェデスさん(敢えて徳大寺さん風に言ってみました)。

 いつも通り運転席に着座してさあイングッションオンだと電子キーを差し込もうとした瞬間、何かの異変に気付きましたよ。

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ウソー、なんかシリンダーがはずれとるやん、明らかにブラブラになってるやん、なんか電柱の影からこっそり顔を出す恥ずかしがり屋さんみたいになっちゃってんじゃん。
↑この時点でかなりのパニック。
幸いにもシリンダー本体が後ろにある何かに引っかかり何とかキーを差し込んでエンジンを掛けることは出来ましたが、なんとも見窄らしい姿になってしまいました。夜だったから確認出来なかったものの、翌朝いま一度確認してみたところ足元にこのシリンダーを固定しているであろうメッキリングが転がっていました。

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なんでこんな処が壊れるのだろうと不思議に思いつつも、放置したところで自然治癒するわけでも無いために鈍い頭を必死に回転させます。

①あまり良いイメージが無いから気は進まないけれどヤナセへ持って行って治してもらう。
②患部に手を当てて『氣』を送り込み治してみる。
③今日なら出来る気がする。

①はポジションランプ交換のみで¥4,000かかったヤナセだと、恐らくダッシュボードをはずす必要のあるこの作業はもっと工賃がかかるはずと却下。②はこの頃心身ともに疲弊しきっており『氣』が不足しているため却下。③…当日の気温は外気温計で34℃、うーんまあ今日ならイケる気がする。

 と言うわけでレッツDIY

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とりあえず運転席足元を覗き込んでみたところ、左右に2個のネジを見つけたためこれを外してみます。

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ボンネットオープンレバーの隣ですね。オレンジ色で囲ったネジの横に何故か『ネジがあったであろう穴』がありますが、これは前オーナーがETCを装着する際にでも失くしてしまったのでしょうか。

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左側はとても見つけやすい所にありました。

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必要工具はプラスドライバーのみ。まあ内装剥がしのヘラみたいな物は無くても大丈夫でした。ちなみに左右でネジの形状が異なるので間違えないように気をつけて下さい。画像の通り、左側ネジは先端が尖っていて短め、右側ネジは先端が平坦で長めです。

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ネジを2個はずしてもカバーがその瞬間に落下することはありません。ハンドルコラムの左右にツメが2カ所付いております。

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 また、カバー裏面には差し込みピンが2カ所あります。そのためネジを外してからは上方かつ前方に少し強めに引っ張るとカバーを剥がせます。

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こんな感じですね。配線が何本か伸びていますため、あまりに力を入れ過ぎた作業は断線の原因にもなりますので自己責任でお願いします。

ここまで来れば後は簡単でした。調べてみたところキーシリンダーとキーリングはツメ固定されている訳ではなくネジ込み式になっていました。結論からすればやはりカバーを剥がしてダッシュボードの内側からキーシリンダーを保持しつつキーリングを固定させなければ治らないって事ですね。適度なトルクでリングを締め上げて、カバーを元通りに装着すれば作業完了です。

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あるべき姿に戻りました。実際に費やした時間は15分程度、特に特殊工具を揃える必要もありませんでした、これくらいのトラブルであれば自己解決することが一般市民平民が輸入車を維持する秘訣だと勝手に悦に浸っておりました。
工賃=¥0、自分へのご褒美=コンビニでジャイアントコーン


おしまい

【クルマ】 ¥4,000,000の妄想

 さてさて、今回のクルマ買い替えにつきまして自身の中で設定した金額は『¥4,000,000』です。一言で400萬と申しましても今ひとつピンと来ないものではありますが、現金一括でとなればとりあえず一般市民平民独身の私にとっては大きな大きな金額であることは間違いありません。ひとえにWRX S4の査定が良かったからこその決断であることは間違いありません。

 では実際に400萬でどんなクルマが視野に入って来るかと言いますと、まず私が実際に新車として候補に上げているクルマ、2017年9月現在で中古市場に出ているクルマを並べてみました。

【新車編】

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現状の最有力候補でありますSUBARUWRX。S4かSTIかは未だ決めかねています。
乗り出し目安として¥4,000,000〜と予算内に収めるには少し厳しいかも。

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さりげに対抗馬有力候補のVOLVO V40。決算セールとして登録費用¥0、ウィンタータイヤ&ホイール¥0を打ち出して来ています。しかも400萬以下、さりげにこれは大きい。
以前のエントリーであまり個人的に良い乗り味ではなかったことを綴りましたが、ヘッドライト形状の変更などでスタイリッシュになったため気になる1台です。

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FRのコンパクトカーで走りを楽しめそうなBMWの1シリーズ。正直なところ、頑張ればモデル末期の3シリーズ在庫車でも予算内で引っ張れそうですが、ディーラーマンも1シリーズは見かけ以上にホットな走りをすると熱弁していたのが印象的だったためのエントリー。

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定期的に欲しくなるMINI、ただし好きなのはリアの観音開きが特徴のCLUBMANです。何色を持って来てもお洒落だし、かと言って『ガイシャ』特有の嫌味さが全く無いニュートラルな存在が心を揺さぶります。

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国産車ではWRX以外唯一の候補がロードスターRFです。単純に見た目よし、走りよし、オープンカーと言った点で独特のキャラクターを確立していますよね。但し2シーターなので割り切りが必要、何よりもスーツケースが2個積めない点で残念ながらアウトになりました。

【中古車編】

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987ボクスターorケイマン。SUBARUの4発水平対向に対して987は6発水平対向エンジン搭載、ノーマルでも十分な音量のマフラー、なにより憧れのポルシェですよ。
ロードスターと同じくして2シーターの宿命である積載量の少なさでNGです…。

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これ以上優雅なスタイルのセダンは見当たりません、マセラティクアトロポルテ
修理費が気絶するほど高いんだろうなぁ、リセールバリューも気絶するくらい悲惨なんだろうなぁ、平民が絶対に手を出してはいけない禁断のクルマだと自覚しています。

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最も大きく、最も重かったSクラスことW140。ルームミラーまで電動調整とは驚いたものです。重い2重ガラスのウインドウは何回治しても落ちるそうです。ただこのクルマならば極上のヤナセ認定中古車(最近見かけました)でも400萬をはるかに下回る金額で手に入ります。

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実家で所有していて一時期は私もアシとして使っていたW126。程度の良い個体はほとんど姿を消しました。海外のコレクターが買い戻しをしているかららしいです。今後もどんどんタマ数は減って行き、やがては値上がりすると確信しています。これを手に入れてメルセデスベンツジャパンが行っているクラシックベンツのレストアでバシッと蘇らせるなんてヨダレ物ですよね。

こうやって自分の気持ちが動いたものを客観的に並べてみるのも面白いものです。
新車であればどうやら輸入車のコンパクトカーに興味があり、中古車であれば大型セダンが良いようです。
さて、決断の期限は迫っています。このままSUBARUで決めるか、それとも大逆転があるのか…。

【SUBARU】 WRX S4 or STI

 この週末にでも結論を出そうとカタログとにらめっこする毎日ですが、如何せん平日は忙しすぎてネットで有益な情報を見つけることが出来ないでいます。

 対抗馬としてBMWVOLVO等と言った輸入車も検討していましたが、メーカー選定については今回は国産に原点回帰しまして購入後のトラブルを少しでも軽減することに決定しました。また調べていくうちにSUBARUはかなりマニアックなメーカーであることも分かって来たため、狙いは4ドアのフルタイム4WDで実用性も兼ね備えたWRX一択となった次第です。あとは最大の悩みどころであるアイサイト搭載のS4か、名機EJ20を積む最後のモデルと噂されているSTIのどちらに落ち着くかです。

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EJ20の基本設計は非常に古く1989年から未だに改良を重ねて生産を続けている熟成に熟成を重ねたエンジン、つまり類い稀な名機なわけです。EJ20を搭載するクルマは中古市場でも比較的高値で推移していまして、そのあたりからも人気の高さを伺うことができます。

一方の『アイサイト』はセーフティサポートと言った面では他メーカーよりも圧倒的に抜きん出た技術と信頼性を確立しているデバイスとなります。今回のアップデートで遂に0km/hから120km/hまでの範囲で自動運転を可能としたようでして、特に中長距離をメインとしたドライブでは疲労の軽減に大きく貢献してくれそうです。

 …と、ちょろっと語ってはみたもののこれらは所詮、ネットから拾った知識でしてSUBARUにつきましては未だに分からないことだらけなんですけどね。私がいただいている見積では両車の価格差がおよそ¥400,000あります。交渉次第ではもう少し頑張れるかもしれないけれど、やはりSTIはどちらかと言えば本当に好きな人が指名買いで手に入れるような特殊モデルになることから値引き幅は渋めになってしまいます。とは言えもう一方のS4ならゴリゴリ値引き出来るかと言えば答えはNOです。今のSUBARUは飛ぶ鳥を落とす勢いで他メーカーのユーザーをも囲い込んで売り上げを伸ばしているがため、ディーラーがヘコヘコせずともお客さんが鴨ネギのようにお店へ雪崩れ込んで来るわけです。ましてや両車ともビッグマイナーチェンジを終えたばかりとあって大幅な値下げを期待することは難しいですね。

 では単純に両車を比較すると…

【運転面】
S4>CVT搭載かつアイサイトで極めて極楽である反面、機械に操られている感は大きい。
STI>今や貴重な6MTの国産車。但しアイサイト未搭載なので安全面はS4以下。

【エクステリア】
S4>基本的にSTIとはほぼ同じ。
STISTIエンブレムの印籠が最大の特徴。今回から標準となったイエローのブレーキキャリパーがアクセント。私は大型ウイング苦手なので、それ以外は本当にS4と似ていますね。

【インテリア】
S4>選ぶならばグレードはGTです(GT-Sにすると、それこそSTIと値段の差が無くなってくる)。難点はファブリックのシート、レヴォーグに座った際にこのシートだけは抵抗がありました…。MFDやメーター中央に表示されるアイサイトの情報は機能的。
STI>標準で本革&スエードのシートが付いて来る、またSTIロゴの型押し付きなのも嬉しい。走りに特化しているモデルにつき、先進機能は影を潜めている印象。

 今の自分の気持ちとしましては若干、STIに傾いて来ています。プライスタグだけ見れば機能満載なS4がお値打ちなのは明確なのですが、それでも今日のメーカーで唯一4WD+ターボ+6MTの古典的とも言える組み合わせで運転を楽しめるクルマこそがSTIなのかなと。いま一度試乗をしてみて結論を出そうと思います。

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思い描くのはこんな感じです。WRブルーであとは素の状態。
あとは営業さんがどこまで頑張って協力してくれるかですね。
多分、次回のエントリーでは煮詰めた情報をお伝え出来るかと思います。