40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【お知らせ】 アルファロメオ4C 中部地区プチツーリングオフ(仮) 開催のお知らせ

 さてさて、私のはてなブログ初のツーリングオフを開催致します。詳細は煮詰めて行きますが、概要としましては以下の通りになります。

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日時:11月4日(日) 朝〜昼 クルマの特性上、荒天の際は中止とします。

行程:伊勢湾岸自動車道 長島SA 〜 知多半島道路ツーリング 〜 海鮮系ランチ 〜 現地自由解散

参加条件:①今回はアルファロメオ4Cで参加出来る方とします。②安全運転を約束出来る方。③秋空の下でツーリングを楽しみたい方。

私自身、オフ会を開くのは10年以上振りになりますため至らぬ点も多々あるかと思いますが、4Cオーナー様で参加可能な方はこのブログへのコメントでエントリー表明の上(確定でなくても参加予定などでも構いません)、以下のメールアドレスまでご連絡お願い致します。

連絡先 → kitobeeあっとまーくhotmail.co.jp
※あっとまーくの部分は@へ置き換えて下さい。

宜しくお願い致します。

【Alfa Romeo】 4C 車検仮予約とMyディーラーの変更

 私の4Cことロメ郎は今年の12月に車検を控えていまして、新車保証がまだ有効であることから初回車検については正規ディーラーで通すことを考えております。そのためこの週末はアルファロメオのお店に足を運びまして大体の日程と作業依頼したい内容を伝えて参りました。

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ダックテール具合が絶妙に可愛らしい4C。Facebookのコミュニティで外国のオーナーさんが日本のショップが販売している後付けダックテールを海外発送可能かと質問して来たので、そのショップさんに問い合わせして回答してあげたらどうやら無事に購入出来たみたいです。便利な時代になったものですね(笑)

 さて、実は8月に4Cが手元にやって来てから一度最寄りのディーラーに挨拶と年末には車検を受けたい旨を伝えに出向いていたものの、結果としては多少遠いながらも実家から最寄りとなる違うディーラーにお世話になる事にしました。後者のディーラーは以前に初めて4Cについて綴ったブログをエントリーしましたアルファロメオについて熱いトークをしてくれた営業さんが在籍するお店です。

 


何故にまた最寄りではないディーラーにしたかと言いますと、まずはこの営業さんがとても魅力的に思えたこと。そして個人的に決定的な要因となったのは最寄りのディーラーへ訪問した際に誰一人として私に名刺を渡してくれなかったことになります。確かにアポ無しで訪れた際に店員さんは忙しそうにしていましたが端的に言えば私はお金を落とす客の立場であり、また車検やアフターサービス全般においてお世話になりたいと明確に伝えた上で名刺をいただけなかったことに多少なりとも違和感を感じたのでした。誤解が無いように加筆しますが、私が言う『客』とは上下関係を示すものではなくお店にとって金銭的利益をもたらす側の立場であることです。当然のことながら私はどのお店でも担当したくださる相手に敬意を払いますし威圧的、高圧的な態度を取ることはありません。ただ、ディーラー側はアンケート、車検証、保証書などで私の全個人情報を掌握したのに私は相手の名前すら分からないまま(もちろん私から聞けば良いのですが、やはりサービス業としてそれは違うんじゃないかと…)、気持ち良く10万円以上の車検代を払い、その後もお世話になれるのかと自問すれば答えはNOでした。

 幸いにもこれからお世話になることに決めた実家最寄りのディーラーでは前述の営業さんとは顔が通っていますし、車検については工場長さんが直々に説明いただけ(当然ながら名刺もいただけました)作業前の段階で一定の信頼関係が築けたかと安心した次第であります。私、適当なようで意外と細かい性格なんだなと30代中盤になって実感しました。

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少しずつ秋が深まって来る頃ですね。

 車検の際にお願いしたいことは以下の通り。
1.基本整備全般(ただしバッテリーは納車時に交換されている為見送り)
2.ボディコーティング
3.ポジションのデイライト化
4.バッテリー取り付け位置のボルトの防錆対策
5.インダッシュナビのガタつき修正
6.運転席左後ろから暖気中に聞こえるプラスチックっぽい干渉音のチェック
7.タイヤハウス内のカバー浮き修正
8.ヘッドライト及びテールライトの結露対策
9.ドラレコ装着

うーん、意外と気になる点が出て来ました。以上が私から工場長さんへ希望した内容になります。逆に工場長さんからの希望に対してのアドバイスは以下の通りになります。

1.基本整備だけで終われれば車検代はおおよそ¥150,000程度の見込み。
2.コーティングは基本的に一旦かければ5年くらいは持つので、車検の時ではなく明らかに効果が薄れて来てから施工を考えても良いのでは。
3.デイライト化は違法では無いと思うので、キットが見つかればディーラーでも施工出来る。
4.ボルトの錆については何か良い方法があるか考えてみる。
5.実車を見て要確認。
6.実車を見て要確認。
7.実車を見て要確認。
8.実車を見て要確認。保証範囲内であるかも確認するとのこと。
9.ディーラーで施工であれば¥50,000程。

 このように的確な返答をいただけて大変助かりました。私の予算面もありますので上記内容をどこまで実行するかはまだ確定していませんが、予定としては車検受付開始のタイミングである11月下旬に入庫させて早めに車検完了させてしまいます。新車保証は12月まで残るので万一車検後になにかしら不具合があってもそれで対応出来るメリットがあると工場長さんからアドバイスされたためです。

 さあ、車検に向けて貯金するぞー!! 物欲あっち行け、頼むから。

 あと、この日はGSで手洗い洗車をお願いしました。このGSはR34 GT-Rの頃からお世話になっていて立地的に気に入って使っているのですが、最近はスタッフの入れ替わりが頻繁に有る様で些か残念な仕上がり具合になりつつあります。この日も『仕上がり具合を確認お願いします!!』と声をかけられてロメ郎を見てみると、漆黒の艶やかなセクシーボディに見事なまでに散りばめられたタオルの毛羽…。それはもうボンネットからガラス、テールまでびっしりと…ブラックボディだから余計と白いタオル毛羽が目立つのです。まあ確かに汚れは落ちたさ、でも『バッチリだね!』とはどうしても言えない仕上がりでして(少なくとも以前はこんなことは無かった)、苦笑いしながらOKサインをしたわけです。結局のところ帰宅してから拭くピカでシコシコ磨きましたさ。

 4Cの手洗い洗車料金は約¥2,000。スタッフ1人工で施工時間30〜40分、人件費と機材使用を考えればそれほど利益を生み出す作業では無いとは思います、でも支払う側としては¥2,000ってちょっと上等なランチを食することが出来るくらいな金額なので決して小さく無いですよね。もう少し拘りが欲しいのが本音であります。
前回はボディ側面に泥が残っていたしリアディフューザー周りに盛大な拭き残しがあったので、流石にそれは指摘してやり直しさせましたが…。

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しかし4Cはつくづく贅沢なクルマです。ボディ幅1,870mmもあるのにキャビンは極小。そのお陰で生まれたサイドウインドウとドアミラーの間の『厚み』にうっとりします。ミラーに映り込むダクトもエロいです。

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助手席側なんてドアミラーの下部が見えないし(笑)
お陰様で歩道などの段差がある場所ではこの死角で左に寄せるのが怖くて仕方無いです。

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ホイールを洗っていて気付きましたが、このピレリ純正タイヤってトレッドパターンが左右比対称なのですね。サイドに『OUTSIDE』の彫り込みがあることを初めて知りました。ってことはタイヤの内外ハメ換えが出来ないのか…脳内のタイヤ交換サイクルが一気に早まった瞬間でしたorz

 結局、松山旅行の続きをエントリーしようとして気付けばまた4Cについて書き出していました(笑)しかも今日はまだ仕事のPPT作成があるのにこんなことしてるし。PPT作成があるのに今からちょっと街まで繰り出そうとしているし。皆様も良い週末を。


おしまい。

暫定 近況報告

 ネタたくさんあってもパソコンの前に座れる時間が全く取れず、気がつけば10月ですね…。

暫定的にブログエントリーにて備忘録とさせていただきます。

8月

1.
会社イベントでシンガポールへ(とは言え自腹…)
金曜日の仕事を無理矢理定時に終わらせてセントレアへアクセル全開。現地1泊、機内2泊の強行スケジュールで月曜日朝に日本へ戻りそのまま出社…
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2.
個人的に韓国の釜山へ。私の辿々しい韓国語をチャレンジするも、優しい店員さんは日本語で返答してくれました。


9月

1.
台風で関西空港が浸水した影響が仕事に直撃し、毎日がカオスに。しばらくは毎日4時起きの0時帰宅と言う泣くに泣けない状況になりました。

2.
ANAマイレージが失効すると案内が来たことから急遽、国内旅行の手配をして愛媛県の松山に1泊で出掛けました。街で出会った皆さんがとても暖かく、年末に再訪予定であります。
道後温泉も改築前にオリジナルの姿を見れてよかった。
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10月

1.
8月のシンガポールで仲良くなったベトナムのお偉いさんに招待されてホーチミンへ2泊3日の訪問。本当に至れり尽くせりなおもてなしをいただき感謝です。しばらく英語から遠ざかっていた私の頭は途中でフリーズ寸前でしたが(笑)
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いまここ(笑)


月末は日帰りでイベントに行ければ良いなと思っています。とにかく週中は仕事で帰宅はほぼ午前様、ミーティングと議事録作成がのし掛かっています。給料上げて下さい…。


そんな訳で4Cは完全にお買い物仕様になっています。洗車も出来ずにきっと日本一汚れた4Cになっているはずです。今週末はGSで綺麗にしてもらおっと。

【Alfa Romeo】 4Cのホイールについて

 アルファロメオ4Cは新車オーダーする際に2種類のホイールサイズ(デザインで言えばクーペ、スパイダー&オプション用で計4種類、さらにカラーによって更に選択肢は増えますが…)を選ぶことが可能です。1つはベーシックな前輪17インチ、後輪18インチのもの、もう1つはスポーツパッケージをオーダーすると付いて来る前輪18インチ、後輪19インチのものになります。

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クーペモデルに標準で装着されてくるデザイン。

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こちらはスパイダー用のモノ。嗚呼イエローのスパイダー超絶カッコいい…。

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こちらはオプションで選択出来るモノ。スポーツパッケージを選ぶと左のデザインのさらにガンメタが付いて来ます。私の4Cがソレですね。


前者は205/45R17&235/40R18、後者は204/40R18&235/35R19が推奨タイヤサイズでして実際に両者を比較すると実は結構大きさが異なっているのが分かります。それより実はこのブログをエントリーするためにメーカーHPを見るまで、このスパイダー用ホイールの存在は知りませんでした。

 やはり見栄っ張りな漢たるものホイールとアレは大きいに限ると言ったものでして(私のアレはオールドミニの10インチホイールくらいですが(ノω・))、私としては購入時からスポーツパッケージ用の18&19インチが付いていて大変喜んでいます。乗り心地云々に関しては当然のことながら良いわけは無いけれど元々がコンフォートタイプのクルマと真逆の性格を持つ4Cにそこを求めるのはナンセンスであり、そんな無理難題を言うなら魔法の絨毯の異名を持つシトロエンのC6に乗った方がどれだけ幸せになれるかと熱演して差し上げます。サーキット走行するのであればインチダウンが有効でしょうが私の4Cは十中八九が買い物に出掛ける用途だから、この先もホイール変更はしないと思われます。ホイールの盗難に遭ったり余程のダメージをホイールに作ったりしたら考えますが…。

 そして今回、見た目と共に発見したこのホイールの素晴らしさが洗車でした。4Cが手元に来てから40日程が過ぎ、なんだかんだで忙しいながらも週末に乗り回して合計1,200kmの距離を刻んでいるくらいに気に入っておりまして庶民ながら買って良かったと小躍りしています。そしてこの3連休にちょっと汚れが目立ってきたホイールを念入りに洗ってやることにした次第です。

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恐らく前オーナー様がホイールにもコーティングを施工している様で、水洗いでブレーキダストは奇麗に落ちます。これまで表面は数回の洗浄をしましたが内側はご覧の通り結構な汚れになって来たためコイツを洗い流します。

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アップでもう1枚。これはフロントで、18インチと4ポッドキャリパーのクリアランスは十分と言ったところでしょか。

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アレが小さければ手も小さいコンパクトボディな私だからか、ブレーキローターとホイールの間にもしっかり手を入れることが出来ました。流石に怪我をしないように洗車タオルを手にしっかり巻き付けて保護しています。そしてアルファの『通称:梅ホイール』はブレーキの放熱効果、軽量化と共に抜群の洗い易さをオーナーに約束してくれます、なんてフレンドリーなクルマでしょう(笑)

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水をたっぷり含ませたタオルを5分も捏ねくり回せば、あっと言う間にツルツルピカピかになりました。拭き上げを含めても1本あたり7分程度の作業です。

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嬉しさついでにアップ画像も。やはり足元が奇麗だとクルマがより引き締まって見えます。


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前車のWRX STIは複雑なデザインのホイール&6ポッドキャリパーで手を入れる隙間がほとんど無く、1本洗うのに30分前後かかっていました。また1つ、4Cの新たなアドバンテージを発見してしまいましたね。

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ついでにフロアカーペットの埃をダイソンのハンディクリーナーで吸い取って、カーボンフロアも水拭きしてみました。ここで注意すべき点が…このカーボンフロアですがクリア塗装が非常に非常に非常に、もう一回付け加えますが非常に弱いのかうっかり小石などをタオルで引きずるとあっさり傷が入ります。私は拭き終えてから100dbの悲鳴を上げましたが後の祭り、まあカーペットを敷けば見えない箇所ではあるので良いですが…うん。しかしこのカーボンはいつ見てもウットリします。もっと傷に強ければカーペットなんか敷かずにペダルの直前に滑り止めだけ付けて乗りたいですね。

 本当に特にモデファイしたい箇所が見つからない完璧なプロポーションの4Cであります。ただ、少しだけ気になるのがヘッドライトがON/OFFしか無くポジションの概念が無いのでデイライト化をしたいのと、フェンダー前後にせっかく付いているサイドマーカーを点灯出来るように加工したい事です。どなたか施工された方が見えればアドバイスいただければ嬉しいです。


おしまい。

【Alfa Romeo】 4C、納車から1ヶ月1,000km乗った段階のインプレ

 2018年のお盆前にアルファロメオ4Cが納車されて気がつけば早くも1ヶ月、運転する機会は数回しか無かったですが何とか1,000km程距離を伸ばしたので自分なりの備忘録を残しておきます。

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【スタイリング】
どの角度から見ても惚れ惚れしまして、購入する動機になった大きなポイントです。とにかく運転中に通行人や隣に並んだクルマから見られることが多い反面で『アルファロメオ』であることを認知されることが少ないのは、やはり滅多に見かけることが無い稀少マイナーモデルが故かと思います。

【乗降性】
ノーマル状態であっても市販車の中では極端に車高が低いため乗り降りにはコツと気合いが必要になります。運転席に座ったままの状態でドアを開ければ地面に手が届き、あのケーターハムのように『地面でタバコの火を揉み消す』事が可能です。(私は禁煙家ですが)
モヤシみたいな貧相な体格で身長も165cm程度(実際は164cmですが見栄を張らせて下さい)かつ短足な私ですら乗り降りには苦労するのですから、長身で高足蟹のようなスタイルを持つ方でしたら一体どうやって乗降するのか気になって仕方有りません。

【積載力】
前後にトランクが設けられたポルシェケイマンや新型アルピーヌのような積載量は4Cは持ち合わせていません。ボンネットがはめ殺しとなっていて基本的にトランクはリアハッチのエンジンの真後ろに少量を積めるのみ。しかもエンジン熱をモロに受けるため食品は搭載不可です。私は完全な独り身なので助手席に買った食品などを置けますが、2名乗車している場合には助手席の奥さんや彼女さんの膝の上に荷物を置くしか方法が無くて極めて不評を買うことになるでしょう。多分2回目以降は一緒に買い物すら行ってくれなくなると思います。旅行用スーツケースは機内持ち込み用がトランクに搭載出来るギリギリのサイズになります、旅は身軽が一番と強制的に実感させてくれるのが4Cであります。

【洗車】
納車後2回はガソリンスタンドで手洗い洗車に出しました。4CはSサイズに該当するようでして私がお世話になっているところでは¥1,830で、以前のメルツェデスベンツEクラスの¥2,500よりも随分とお得になりました。但しリアハッチの放熱用ネットから水や洗剤が入らぬよう、その都度店員さんに説明する必要はあります。雨の日にザッと拭いたことも3回程ありますが、コンパクトなボディ&1,185mmしかない車高のお陰でとにかく楽です。

【雨】
ある意味、一番の天敵が降雨かと思います。特殊かつ雨の日に乗ることをまるで考えられていない陽気なイタリア人が生んだコンセプトであるがため(もちろん普段使いOKですが)、まず駐車していればリアフェンダー上部の窪みにはスズメが水浴び出来るくらい雨水が溜まります。それが晴れて乾いてしまうと今度は年輪みたいな雨染みが出来上がります。エンジン熱を放熱するネット部分からは容赦無く雨がエンジン&バッテリー付近に降り注がれます。運転中は熱気で雨水はすぐに蒸発しますけど駐車は屋根がある場所が大前提でして、私のような青空駐車一択の庶民は最低でも養生テープなどで穴を塞いでおく必要があります。私の4Cは納車わずか1ヶ月でバッテリー固定用のボルト&ナットが見事に錆びてしまいましたので早急にステンレス製のモノ等に交換する必要が出て来ました。また降雨後などクルマが濡れている状態でリアハッチを持ち上げますと、ハッチ上に溜まっていた水は見事なまでにエンジンルームへと降り注がれましてムンクの叫びみたいな表情&悲鳴を上げることとなります。

【燃費】
昨日に給油しました分で見ますと34,60L(ハイオク¥156)で満タンとなり、前回からの走行距離は394,8kmでした。そのため燃費は11,41km/Lとなります。使用方法としては中距離程度の高速道路走行、お買い物市街地走行、90分程の渋滞など所謂一般的な乗り方での計測でありまして、エアコンは常時ONになっています。ツーリング主体にすれば燃費は更に伸びて行くかと推測しますし、この手のクルマでリッター10を超えて行くのは素直に嬉しいです。

【不具合】
イタ車だから、アルファロメオだからある程度のマイナートラブルは覚悟の上です(笑)
現状はヘッドライトが洗車後に結露していた事が一番大きな内容でしょうか。あとこれは仕様かと思いますが、キーをシリンダーに差し込んですぐにエンジンを始動させようとするとセルが回らないことがあります。ディーラーで尋ねてみたところ、数秒待ってからセルを回すように指導されました。その他は後付けの1DINカーナビ付近から盛大にビビリ音が出ますが、これは取付の問題であると思います。

【ドライビングフィール】
もう私は若い部類には入れない30代後半独身おじさんのため、正直申しまして運転にはある程度の意気込みが必要なクルマだと感じています。それが嫌ならメルツェデスのSクラスにでも買い替えろって話ですが。4Cは体調が優れない時には間違い無く乗ることが苦痛…もとい乗らない方が賢明なクルマですし、この手の部類で言うフェラーリマセラティなどアンアンと高温を奏でる官能的なエンジンサウンドを期待すると見事に裏切られます。4気筒ターボエンジンなのでどちらかと言えば低音で野太く、当てはまる言葉は『ガサツな音』であると私は胸を張って言い切ります(笑)
しかもシフトアップ時にはウエストゲートか何かで『ブッ!ブベッ!!』とあたかも腹下しした時のオナラみたいな音が出ます。まあ私はこれが気に入っている変態ですが。
ハンドリングは良好です、重ステなんて何も気になりませんしペダルは重めかつダイレクトフィールで一般的なクルマとはまるで異なりアルファロメオの4Cに対する本気度が伺えます。

【駐車】
まず店舗の駐車場では苦労すること間違い無いです。私が愛して止まない全幅1,870mmのグラマラスなプリケツを持つ4Cはそもそも駐車枠の幅に収まらないことがありますし、仮に枠内に停めれても今度は隣のクルマや壁のお陰で乗降出来る程ドアが開かず間抜けな結果となります。ボディが一般的なクルマのような金属製でないため万が一ドアパンチを喰らうと補修が困難かつ超高額であることから混み合う場所には怖くてとても置けませんので駐車は専ら店舗から遠く離れた隅の端になります。また低い車高が故にフラットな出入り口しか乗り入れ出来ませんし、跳ね上げフラップ式のコインパーキングも入れれません。タワー式パーキングなども拒否られるでしょう。それと車止めのブロックまで下げるとリア周りを破損させる恐れがありまして後輪がブロックに当たるまではバックしていません。それでも3,990mmのショートボディだから駐車枠より鼻先が出てしまう事は今までありませんが。


…これだけ書いたものを読み返すと、人様にオススメすることは到底不可能なクルマにしか思えません(笑)
でも違いますよ、これこそが非日常への入り口なのです。一度きりの人生、たまには人と違った奇抜な道へ踏み込むことも大切ですよ。迷っているなら私が無責任に貴方の背中を突き飛ばし…いや押して差し上げます。

カッコいいスポーツカーorスーパーカーを求めるのであれば4Cは候補からはずしてポルシェやフェラーリへ一直線されることを強く奨めます。そもそも女性ウケを狙うならばこのご時世この手のクルマは見向きもされず、間違い無くメルツェデスGクラスやレンジローバーなどSUVでしょうね。やたらプリウスやアクアみたいなハイブリッドエコを気にするエコ&エゴ娘も多いらしいですけど、テスラあたりはどうなのでしょうか。ちょっと話が不純な横道に逸れましたが普段からそこまでクルマの利用頻度が無かったり、セカンドカーとして4Cを所有する前提ならば適度にオススメします。もし貴殿が私のような独身かつ自他共に認める変態であり、人生に一度は『唯一無二が大好き、今乗らなければこの先もうこんなクルマはもう出て来ない、いつの日か酒の肴として武勇伝じみた思い出話に花を咲かせたい』のであればこのアルファロメオ4Cは最高の1台としてむしろ他の選択肢などで悩む時間は無駄、すぐにでもお金と判子を持って販売店から連れ帰るべきであると太鼓判を押します。リセールバリューが云々と結論までアホみたいに時間をかけた私のことは意地汚いヤツと多いに罵って下さい、それが私の悦びです。あ、むしろそれらの比較を私のブログからものの数分で情報ゲット出来た貴方はラッキーです、謝礼は私のセカンド口座までお願いします。さあ購入の決断へ背中を蹴っ飛ばして欲しい方、いつでも呼んで下さい。

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2,800km到達の図。右に警告灯が出ていますが、これはエンジンを掛けずに撮影したためでして故障ではありません。

あ、やはり4Cは女性ウケ絶望的なのもお忘れなく。まだ誰も隣に乗ってもらえていませんが、クルマの特徴『低い、狭い、五月蝿い』をサラッと伝えたらストレートに拒否されました。


おしまい。

【Alfa Romeo】 雨の日には4Cに乗って

 突然の大雨がやたら多いですね。先週は韓国へ行っていまして帰国したら日本の蒸し暑さに驚いた次第です、感覚的には日本もタイやマレーシアなどの亜熱帯地方と何ら変わらない夏になってしまったような。

 と言うことで今週末こそ4Cに乗りまくるんだと鼻息荒く迎えた本日土曜日は見事な雨模様となりました、私の普段の行いが余程良いようですね。既に金曜の晩には雨が降って来ていたので諦めかけてはいたわけですが。

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本降りってやつです。そんな事を言っても前回エンジンをかけてから2週間放置していたためバッテリー充電のためにもこの週末は乗らないといけません。一般庶民独身は屋根付き駐車場などブルジョアなものは持ち合わせていません、漢は黙ってボディカバーをかけるのです。しかしそれも前回の台風で飛んで行きました(涙)
近隣の立体駐車場は月額約¥20,000。年間で¥240,000も払うなら安い軽四でも足代わりに買いたいです…いやいや冗談です、2台持ちなんてしたらそれこそ破産してしまう。

 基本的にボディカバーであっても雨を完全に防ぐことは不可能でした。何故ならボディカバーも通気性があるため逆に雨も少なからず浸透してしまっているからです。なのでボディカバーの役割としては『紫外線避け+埃避け+野良ニャンコの爪傷避け+少しばかりの防犯性+期待半分の雨よけ』ってところでしょうか。

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 そしてグラマラスボディの4Cはその独創的デザインが故にボディ上に水たまりが発生するなんて、頼んでもいない純正機能がございます。上の画像の右下あたりに三角の水たまりが確認できますでしょうか?雨水がここに集中し、晴れると見事な水垢を残してくれます、しかもそれが拭いても拭いてもなかなか取れない(涙)擦りすぎれば傷になるしどうしてくれるよ。
その逆で水たまり右にありますダクトはエンジンルームに向けて傾斜しているので雨水がどんどん吸い込まれて行きます。

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4Cのリアハッチ両横及び上端にはエンジン放熱用のダクトとしてネットが取り付けられています。特にガイドなどは無いですから当然ながら雨が降ったり洗車をすれば容赦なくエンジンルームへ水が落ちて参ります。画像右側のカバーはバッテリーになりまして水が乗っていますよね。

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拡大するとこんな感じで…。このカバー、私のものは『メーカー対策品』に交換してもらえていますためバッテリー上部をフルカバーしています。が、対策前のカバーだとマイナス端子側がカバーで被われずに剥き出し状態…アルファロメオ末恐ろしいです。絶対に雨の日に乗らないようなクルマとして開発されていますよ。

まあ、運転中であれば侵入した水はエンジン熱で蒸発します、それでもきっとパッキンなどゴムパーツは水分にさらされて劣化するんだろうな。

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ってなわけで私なりの『ボディカバーをしていない時の雨対策』はこれです。

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 ネット部分に養生テープを貼る、キタコレ。
養生テープなら粘着力が弱いからネットに糊が残ることも無いでしょうし、何より安い。もちろん駐車時限定で運転中は剥がします、ひたすら見た目が悪いですし。でもこれで台風も凌げましたし、費用対効果としては合格点です。自宅から遠い立体駐車場に月々¥20,000を貢ぐくらいなら¥300ほどの養生テープで十分かなと。

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意外な場所として、ドアエッジ部分(ウインドウ下あたりです)にも水が溜まるスポットがありました。メーカー出荷状態の姿でここまで水をボディ上にキープするクルマはそうそう無いはず、さすが4C全てはデザインのため(笑)

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 ちなみにワイパーは今どき珍しい1本タイプ、W210メルツェデスさんも1本ワイパーでしたから私にとっては慣れたものです。助手席側はご覧の通り拭き残る面積が結構ございます。運転席側はバッチリですよ。

 さ、やっと雨雲が去ったようだしサクッと高速道路を流して雨水を吹き飛ばして来ます。皆さんも良い週末を、そして来週はまた大型台風がやって来るようですから台風対策も万全に。


おしまい。

【日々徒然】 試乗記のお話 〜その運転に愛はあるのかい?〜

 今回のお話はディーラーでの試乗に関する内容です。あくまで個人的な視点からなので適当に読み流してもらえればと思います。

 2018年内にWRX STIアルファロメオ4Cの2台を手に入れる一般庶民独身としては極めて稀かつ世間的に無謀な暴挙を実行してしまったわけですが、この2台を選定する際にはどれだけインターネットで情報を漁ったか分からないくらいです。自動車評論家が綴る試乗記や個人的に試乗に行かれた方のブログなどなど、とにかく暇さえあればそれを見つけては妄想を膨らませていました。



アルファロメオ4Cに関しては特に記事の内容が過激であったために納車されて自分が実際にハンドルを握るまでは相当なじゃじゃ馬であると決めつけておりました。何故なら文中に『これはスモールフェラーリだ』『アドレナリンとドーパミンが出っぱなしっす!!』『アクセルを踏み込んで変速する時にはタイヤがギャンと空転しました』なーんて表現がここそこに見られたからです。



いざ自分が運転してみた感想はこれには擦りもしない『街乗りでも問題無い優等生』であります。もちろんその絶望的な乗降性に付随して歩道などの段差に非常に弱いことで乗り手以上に行き先を選ぶクルマであることは間違い無いです。しかし『一般的な』走行条件では何も苦労はしない、アルファDNAシステム(でしたっけ?)のN(Natural)で扱う分にはシフトもポンポンと上がって行き大人しいもので気がつけば6速に入っています。

 ここで思ったのは試乗だけでの感想とオーナーになってからの感想と言うものは乖離していることです。これは決して悪い意味ではありませんが試乗の瞬間はその対象が非日常的なクルマであればあるほど(例えばこの4Cの他にフェラーリ、ランボ、マクラーレンなど)もう試乗はおろかクルマを目の前にした瞬間からアドレナリンなんてだだ漏れの出っぱなしなんですよ。少なくともクルマ大好きならば。きっと大分の確率で
①目の前に憧れのクルマが登場して心臓ドキドキ
②運転席に座り込んでワクワク
③エンジン始動しただけでアヘアヘ
④試乗に出掛けてエクスタシー
こんなもんです。いや、私はこれに漏れ無く当てはまります(笑)
なのでアドレナリンやドーパミン云々は試乗の前段階からもう溢れ出ているはずなんです、一種の我慢汁ですよ。まだ4Cが納車されて数回しか乗れていない私だってクルマに乗り込む度に『おはようロメ郎(私のクルマの名前です)♪』など年甲斐も無く独り言を発しながら鼻の下伸ばしていますから。

 ただ多々の試乗記を拝見した上で思ったのは『そのディーラー、試乗車に対して本当に敬意を払っているの?』と言うこと。

 試乗は基本的に長くても2〜30分程度市街地を流す程度ですよね。今まで試乗したメーカーではレクサスとBMWのみは高速道も運転させていただけましたがこれはどちらかと言えば稀なケースかと思います。そんな一般的な条件の中で『シフトアップでタイヤが空転しました!!』なんて綴られていると『おいおい、チミはどんなどんな暴走をしているのだね?』となるのが普通じゃないですか?

私がWRX STIを購入した担当営業さんでも過去にこんな方が試乗されたと教えてくれました。お客さんは20代の男性でインプレッサSTIを試乗したいと来店されたそうです。但しMTの運転経験があまり無かったのかやたらと半クラを多用しながら加速したようで終いには試乗中にクラッチを焼き付かせてしまったと。もちろん悪気は無いでしょう、ただそこまで運転に自信が無ければ助手席で走りを体感するなどの手もあったはずです。またディーラーマンサイドからすれば試乗中に運転中止を促すのはやはり難しいようです。このケースでは最終的に運転を『辞めさせた』上でレッカーを呼んだとのことでした。
また、WRX STIはアクセル開度によってはブーストが1.5程度まではかかります。私が所有した期間では高速道の合流を含めてそこまでベタ踏みする事は無く最大でもブースト1.09でした。ただ以前お借りした試乗車では1.51の履歴があったので、やはり試乗した『誰か』がどこかでベタ踏みしているわけです。

 試乗に求めるものって何でしょうね。非日常的なスポーツカーで暴走することが試乗であるのであれば、それは決して正しい行為ではありません。ましてやそれを一般道でやらかすのであれば運転なんてしない方が良いです。お店に迷惑、クルマに迷惑、走行中の他車に迷惑、自転車や歩行者に迷惑でただただ危険な行為に過ぎません。短い試乗で確かめられるものなんて限られていますよ、乗降性、ブレーキフィール、車両感覚、オーディオくらいのものじゃないですか?

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 そもそもが今日の評論家がやたらと馬力やアクセルレスポンス、コーナーリング性能などを記事中で煽り立てるのも問題なのかと思います。どうしても評論家=プロという図式の中で読んでいればこちらもそれを真似したくなるのは仕方無い事であります。しかも記事中の写真も大半は一般道で撮影されたもの(サーキット走行でない)と来れば、試乗中に自分のクルマではしないような速度で交差点を曲がってみたりいつも以上にアクセルを踏んだり、ハードブレーキングをしたりなんてあるでしょうよ。

でもそれ、格好悪いです。

 試乗車だって大事なクルマです。ディーラーはそりゃあ試乗を断ることはしませんがエンジン始動してから水温や油温が上がっていない状態でアクセルベタ踏みなんてしたらクルマも痛みますよね。言ってみれば前戯無しで潤っていないのに容赦無くぶち込んで全力ピストンするようなもんです、これに愛ってありますか?
逆にいざ自分がクルマを契約、購入してオーナーになれば決してそんな運転はしないと思います。それはそのクルマを大事にしたいから、自分の所有物だから。裏を返せば試乗車は自分のモノでなく、後の事などまるで考えていないから短絡的に乱暴な扱いに走るんです。『アドレナリン?』『あまりの加速にアクセルペダルの踏み込みを緩めた?』勘弁して下さい、一体どんな運転してるのあなた。

 とまあ、五月蝿い姑みたいになってしまい申し訳無いです。なんか記事を読めば読む程に虚しい気分になったことも事実だったのであえてブログエントリーしました。

もちろんとても有益な情報を記載しているブロガーさんが大半でありまして購入にあたって非常に助けられました。私もせっかく4Cのオーナーになったので、日常使いであったりメンテナンスであったりの情報をこれからシェア出来ればと思います。

長文乱文失礼しました。


おしまい。