40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Alfa Romeo】 4C 損保ジャパンと修理で揉める

 悲しいお知らせで実は私の4C、住まいの集合駐車場でお隣さんからリアフェンダーにドアパンチを貰ってしまい修理に旅立ちました。

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と言うわけで車検の時にお借りしたジュリアがまたやって来ました、しばらくはジュリア乗りになるみたいです。

なるみたいです…と言うのも、相手方がとても良い方でドアパンチ当日にすぐ保険手続きをしていただけたのです。

その保険会社が残念すぎる対応を仕掛けて来たため揉めることが確定してしまいました…。

事を時系列にしますと

1. 7月12日 ドアパンチのため相手方から連絡をいただく。

2. 同日 修理交渉アドバイスを貰うため、私が加入している自動車保険担当者(前車購入時に加入しているのでスバルの営業さんです)へ電話相談。

3.同日 修理入庫する予定のアルファロメオディーラーの担当者へ報告を兼ねて電話相談。

4.7月13日 損保ジャパン休日窓口から第一報が入る、但し表面的な流れの説明で詳細は休日明けに担当から入るとの案内のみ。

5.同日 アルファロメオディーラーへ出向いて修理の方向性を担当と打ち合わせ。キズは微小だが、ボディの素材が特殊が故に板金(パテ埋め)が微妙なため、リアパネルごと交換希望として話を進めることに。

6.7月16日 損保ジャパンの担当者と名乗る者から入電。クルマの状態説明をして、あとはアルファロメオディーラーの担当と話してもらうようお願い。

7.7月26日 アルファロメオディーラーから代車(ジュリア)の用意が出来たとの連絡。8月3日に入庫とする。

8.8月3日 アルファロメオディーラーへ出向いて車両入れ替え。この際にも担当のメカニックさんとパネル交換で意見一致。

9.8月7日 損保ジャパンの私の担当ではないスタッフから入電←いまココ


 まあ代車準備とかあるにしろ既に発生日から3週間経ってしまい、やっと事が進むと思いきや受けた電話内容が私の想像のナナメ上を行く話し方で唖然としてしまった次第です。備忘録も兼ねてシェアして参ります。

損保ジャパンスタッフ : B

7月13日に電話してきた損保ジャパンの担当者とは異なるB(仮名)が電話をかけて来まして、物損事故について連絡ですと所謂とても機械的かつアナウンス的な口調で会話が始まりました。どうやら私の4Cはディーラーの提携工場に置かれていて損保ジャパンのアジャスターが見てきたそうです。
私は「アルファロメオディーラーの担当者と話を進めて欲しい」と7月16日に伝えてあるはずなのにおかしいと思ったわけですが…。
B曰く、今日までアルファロメオディーラーが定休日だったから私に直接電話したのだそうです。しかも今日は私の担当者が休みだから代わりにBがかけてきたと言っています。

開口一番のセリフが「今までこのような輸入車は何件か対応してきているが、海外製なのでパネル交換だと部品の精度が悪くてチリ合わせなどが上手く行くかわからない。」といきなり血迷った事を話し出しました。
いや別に修理するのは私自身でも保険会社のあなたでもなくて修理工場だから、そんなん問題無いし関係無いでしょと返答するとしばしの沈黙の後で「じゃあパネル交換がいいんですか?」と再び質問されます。

「こちらはディーラーと話し、4Cオーナーと話し、ネットでも調べた上で、やはり材質上のことで板金ではなくパネル交換して欲しい。」と切り返せば「いや、修理工場は板金で行けると言ってます」と食い下がられ。ちょい待ち、普通に考えて修理工場が板金薦めるか?
修理日数がかかる方が商売として有益なんだから、パネル交換以上に板金を押すことなんて無いっしょ。しかもディーラー提携工場なんだし。

実際のところドアパンチ自体は私全然腹を立てて無いし、乗っている以上仕方無いと相手方にも話しています。

ただ

保険を使って直すこと、こちらは駐車中の出来事全く責任無い事案なだけに「今後の不安が無いように元通り直してくれ」と説明した上で再度パネル交換の指示を出したところ…既にこの電話20分くらい話してます…

B「じつは今回の破損具合だと当社規定ではパネル交換出来ず板金になります。」と。

いや待て、じゃあ開口一番の部品精度とかって何やねん。あんたもう話し出してどんだけ時間使っとんねん。

しかも何でディーラーが休みで連絡取れてない&代理の奴が自分に電話してきとんねん。

もっと言えば当社規定ってどない規定やねん。

…と、エセ関西弁になっちゃうくらいツッコミどころ満載なこの会話に、いい加減こちらも堪忍袋の緒が切れ…あかん、怒鳴ったらあかん、深呼吸だ、冷静に行くんだ…と必死に堪えて聞き返すものの、全ての質問に黙りこくるばかり。正直このBは確認も知識も頭も無くて保険屋として相当残念、いや失格です。普段は温厚な一般庶民の私でも頭が味噌煮込みのようにフツフツと沸き立っていました。しかも奇跡的に今日は資格の更新試験で早くに仕事が終わった、2年に1度あるか無いかのこの解放感を味わうべく瞬間に…。

結局のところ損保ジャパンの言い分を聞いた私の受け取り方としては、少しでも安く修理させようと敢えてディーラーが休みで連絡がつかないタイミングを狙って私に電話して、部品の精度云々でと不安要素を捏造し、保険会社ではなく被害者に自ら妥協させるよう誘導を試みたとしか思えません。
運悪く私のようなヘソ曲がりに当たり、誘導失敗したために今度は「当社規定」なんて咄嗟に説明も出来ない理由で畳み掛けようとしたのでしょうね。

もちろん私も普段は物事の妥協点を探ることだってしましすけど、この対応には心底腹が立ちましたので当然ながら却下です、言い方は乱暴ですが「この阿呆が(某時代劇マンガキャラ風に)。」ですよ。

今後このBが引き継いで担当となるかは知りませんが、次の電話の時に同じ内容を聞くのも説明するのも嫌なので、しっかり今回の問題点を考えてから改めて連絡してこいとして電話を終えました。

愚痴になっちゃいましたけど、保険会社って話を鵜呑みするとトンでもない不利益を被ることがありますので、言い分はしっかり伝えて(クレーマーになっちゃいけませんが)納得出来ないところは絶対に折れる素振りを見せたらいけませんよ。特にこちらに落ち度が無いときには。

また時系列を見てもお分かりいただけるかと思いますが、基本私が常に先手を打って行動しています。本当は保険会社任せにしたいけれど、このネット社会では否が応でも色々な噂って耳に入りますからね。

最近の世の中だと「誠意を見せろ」と言えばやたらと金を巻き上げるようなイメージに直結しているみたいで悲しいですが、保険会社として物事の被害に遭った人間を相手に加害者の代わりとして保険料を貰いながら商売しているのであれば、この様な詐欺まがいな話術で迫って来るのではなくて、本当の意味で誠意を持って対応することこそが何より大事ではないでしょうか。少なくとも人生折り返し地点間近の私のしょっぱい人生経験からはそう思うわけです。

また進展したらシェアします。

【Porsche】 ケイマンGT4とボクスタースパイダー

 ただいま上海に居ます、中国と言えば自転車とバイクが縦横無尽に走り回り、男性は金無垢時計を腕に付け、女性はチャイナドレスを纏って、街を歩けば食べ物の出店で活気が溢れていると勝手に思い込んでいましたが、見事にその想像は打ち砕かれまして少なくとも私が歩いたエリアは良くも悪くも一般的なアジアの景色でした。

まあ上海の話は次回のブログエントリーに取っておくとしまして…

 ポルシェジャパンから正式にケイマンGT4ボクスタースパイダーの予約開始がアナウンスされましたね。私もディーラーから電話を受けましたが、基本的には展示車両などは無く全てパソコン画面上で見積りを組んで発注する流れだそうです。

やはり財力のあるポルシェオーナーの方々がセカンドカー以降の扱いでオーダーを入れるのでしょうね。しかし現物見ずに1,000万以上のモノを買うなんて…そんな居酒屋で焼き鳥の注文でもあるまいしと嘆く私は庶民代表だと確信しております。私が現物を見ずに買った大きなモノは前々車のメルツェデスベンツとロレックスのグリーンサブくらいのものですって。

そんなわけで

ポルシェの公式サイトで見積もってみましたよ、GT4とスパイダー。

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ポルシェの新しいラインナップ。
ここからカーコンの画面へと入ります。

 まずはケイマンGT4。個人的にポルシェの本命がこれになります。

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オプション最低限でこんな感じに仕上がりました。
付けたのはリアカメラとフロアマットくらいのものです。

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718は内装がかなりカッコいいと思います。

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GT4だと6気筒なんですよね、4気筒の現行も十分に良いけれど、やはりポルシェの6気筒は憧れます。流れるようなポルシェ伝統のエクステリアも憧れます。まあセクシーさで言えば圧倒的にアルファロメオ4Cだと手前味噌ながら自分の愛機を誉めちぎりますが(笑)

 つづいてボクスタースパイダー。車庫が整っていれば本当に欲しい1台、先代モデルも未だにかなりの高値でUSED市場に出ています。

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車両本体価格はGT4より若干低いため、その分をオプションに足してみました。インテリアパッケージ追加です。

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スパイダーはきっと天気が良い日に限定した乗り方だから、インテリアに差し色がある方が絶対に映えると思います。

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スピードスターのようなシルエットでサイドからの眺めがたまりません。

 と、ひとしきり妄想に耽りました。持ち出しの金額は大きいけれど、初回車検前にリセールを考えたら「素」のケイマンやボクスターを持つより安くすんじゃったりして…なんて良からぬ考えすら出てきます。

まあ、最も賢い買い方はしばらく待ってUSED市場にオプション満載の低走行モデルが出た時に新車以下の価格で手に入れることでしょうが(笑)

 しかし上海はフォルクスワーゲンがやたらと走っているけれど逆にポルシェはあまり見かけません。アルファロメオなんて存在すらしていないのか1台も拝むことがありませんでした。アジア圏はある程度訪問したけれど、やはり日本は色々な面で便利だと実感しています。特にトイレとかトイレとかトイレとか。綺麗なトイレが基本ホテル以外で期待出来ないのが辛いです…。


以上、早朝の妄想&呟きおしまい。

【イタリア旅行】 アルファロメオミュージアム訪問の日帰り旅行

※約100枚の画像で構成されています、ひたすらスクロールして下さい※

 アルファロメオ4Cに乗るもののふとあらば、やはり本場イタリアのアルファロメオミュージアムに行かねばなんて変な使命感に襲われたのは去年の11月。ちょうどドイツのクリスマスマーケットを体験するべく旅行を組んだことから、ならばドイツからイタリア行きゃあええやんと軽いノリでチケットを手配したのでした。

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 ドイツで私のお気に入りはケルンでして、ここをベースにして旅行を楽しんだわけです。イタリアにはフランクフルト空港に戻ると時間的にも金銭的にも辛いため、ケルンの隣町であるボンの空港からLCCでイタリアのマルペンサ空港に飛ぶことにしました。

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ほぼ始発のSバーンでケルン空港まで移動です。画像は別の日に写したもので、実際は真っ暗なうちからの出発でした。

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ここがケルン空港駅、モダンな建築物で日本には無い雰囲気に旅行テンションが上がります(笑)

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こんな超早朝便だったからか飛行機はガラガラ、しかも所要時間なんて60分もかかりません。

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お世話になったクルーの方々。

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来ました初イタリア、サクッと入国手続きを…と思いきやドイツから同じユーロ圏なので特に審査も無く到着ロビーまでスルーです。

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イタリアはグリーンカラーをここそこに用いています。街へ出るために鉄道駅を目指します。

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券売機では自信が無かったから有人窓口でチケットを購入。降りたい駅を説明したら丁寧にチケットに乗り換えの情報をメモしてくれました。イタリアでは英語の発音のクセは強いけれど、大体の方はコミュニケーションが取れました。そのため日帰り旅行程度であれば「チャオ」と「ボーノ」くらい言えればなんとかなっちゃいました(笑)

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空港内のスーパーでサンドイッチを購入。ショーケースの中からハムとチーズを選んでその場で作ってもらいます。見た目だけだとやる気ゼロな出来栄えだけども味は感動的な旨さでした、ボーノ!!
これだけ多くて4ユーロもしなかったから安いです。

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こんな景色を眺めながらの優雅な朝食でした。
ってまあ実際はベンチに座ってただただ独り黙々と上顎の皮がめくれるくらい硬いバケットを頬張っていたのですけどね。

で、電車が来ないんですわ。
始発から2駅目なのに既に遅延ってどう言うこと?
いやいや、これがイタリアなんだと雰囲気を全身で味わいます。ポジティブさを持たないと海外独り旅なんて出来ませんよ。

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駅の消火栓。左下に注目!!
東京で開催されたキャノンボールガムボール3000ステッカーを発見です。

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そうこうしていたら、ようやく電車が来てくれました。ヨーロッパ圏は遅延どころか直前でプラットホームの変更とか当たり前のようにあって、しかも英語でアナウンスしてくれない事もザラですから周囲の乗客の動きを注視しておく必要もあったりと日本ってやっぱり色々な点で的確なんだなと思わされます。

で、言われた通りに3駅で乗り換えて目的の駅まではスムーズに辿り着けました。車内には電工掲示板が備わっているから間違える心配はありません。のどかな田舎の景色を堪能していればOK。

 ここからアルファロメオミュージアムまでが大変でした…。事前にネットで情報をかき集めたところ最寄り駅からはバスに乗れとあるものの、そのバス停の位置が結構曖昧な書かれ方で、しかも駅自体が意外と広かったのが災いして右往左往すること15分…やっとのことでバスを発見。

他の乗客と一緒にバスへ乗り込むと頭の中が「?」マークで溢れました。料金箱が無いんですよ、あるのはカードリーダーだけ。

「ああ、きっとこれはコミュニティバスで無料なんだ!!」と阿呆みたいな解釈でバスの運ちゃんに笑顔で会釈したら、見事に止められました(笑)

運「ヘイ坊主、乗りたいなら切符かカードをかざしな」

私「現金しか無いねん」

運「現金はダメだ」

私「じゃあ切符どこで売っとるん?」

運「知らん」

私「…」

運「…」

30分に1本も無いような系統のバスなのと、私の滞在可能時間からして易々と引き下がれません。

私「現金しか無いねん(2回目)」

運「うーん、もう発車時間だ」

運「まあいいわ、乗ってきな!!」

私「マジすか、あざっす!!」

…と、端的にはこんな会話があった後に一般庶民独身は見事なまでの公認無賃乗車でミュージアムへ。ちなみにこのバスは特に案内や電工掲示板が無くて、運ちゃんに「ここで降りな」と言われなければ絶対に分からなかったです。


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来た来た来た、私はポケットwifiとか便利ツールを持たずに海外へ行ってしまうので今回ばかりは結構不安でしたがついにアルファロメオの聖地までやって参りました。

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公道のラナバウトにもアルファロメオの看板。

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神々しく輝くモニュメント(笑)
少なくとも日本から遥々やって来た私には眩しかったです。

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ミュージアムは火曜日がお休みですのでご注意を。

 当日はミュージアム敷地内は芝刈りなど手入れをしていて、そのおっちゃん達に挨拶しながらエントランスまで歩くこと5分くらいでしょうか。

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当然ながらアルファロメオのイメージカラーである赤が差し色になっている建物です。

 まずはエントランスで入場券を購入します。

私「チャオ、野郎1枚ね」

受付嬢「どっから来たんだい小さなおっさん」

私「日本っす、4C乗ってるっす」

受付嬢「生粋の変態だね、ほらよ日本語ガイドをくれてやる」

なんて会話があったとか無かったとか。まあ日本から独りで来るなんて客は珍しかったようです。

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順路は1Fから。
オフィスビルにあるような味気無いゲートでチケットをかざしてまず目に飛び込んで来る記念すべき1台目は…

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なんかウルトラマンに出てくるようなヤツ。

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ステッカータイプかつなんか可愛いビショーネがノーズについてるし。

うん、本当に大丈夫かアルファロメオミュージアム?
と、いきなり不安にさせるエンターテイナーはどこのどいつだ。

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にわかアルファロメオ乗りにはこれらの希少性がまるで分からずうろたえる日本人1名。

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大根おろしみたいなサイドインテークと豊胸みたいなメーターフードには萌えましたが。

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またしてもハンディクリーナーみたいな1台。

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これはカッコ良かった8Cのクレイモデル。
しかしまあマニアックだな…。

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C52ハードトップモデルがお出迎え。
これも正直なところ状態はミュージアムコンディションとは程遠かったorz

と、ここまでが期待に満ち満ちて「味気無いゲート」をくぐってから僅か30mくらいです。
アルファロメオ興味がない奥様や彼女を連れて来ようもんなら、既に表情はメデューサのようになっているでしょう。

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気を取り直してダンジョンの奥へと進むも、まだこの手のラインナップが続きます。ルーバー錆びてるし。

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航空事業にも手を出していたんですね。

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突如現れたレースカーは「適当」な配置でカメコ泣かせです。日光で塗装が劣化してしまわないのかと勝手に心配してしまうじゃないですか。


 さて、1Fでいきなりテンション駄々漏れの賢者モードにさせられましたが心配ありません。アルファロメオミュージアムの真髄はここからです:-)

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エスカレーターで2Fへと移動するとその先には…

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アルファロメオの起源とも言えよう堂々たる顔ぶれが登場します。
「よく来たな坊主」とでも語りかけてくれた気がしました!!

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さっきまでの1Fの殺伐感は何だったんだと言わんばかりにテンションが上がるのが分かりました。しかもこんな平日には来客がほぼゼロでミュージアム貸し切り状態、最高です。

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この辺りからは日本にも生息していそうなオールドアルファですね。イタリアンジョブで見掛けそうな。

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大好きな8Cも展示されていました。余程のレア車じゃなければ真横まで近づける展示方法もフレンドリーで嬉しい限りです。

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この様に過去から現代へと歴代アルファが整列していまして、2Fの車両は極上コンディションばかりでした。

 この先は私ならずともみんなの大好物が待ち構えていました、コンセプトカーやマスターピースの間へと足を踏み入れます。

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ヘンテコなデザインに見えても実はここそこにアルファのアイデンティティが詰め込まれていた1台。

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雑誌でしか目にした事がない名車が目の前に…この幸福と興奮、イタリアまで弾丸ツアーして良かった…。

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C52ロードスター
1Fにあったクーペもレストアして横に並べて欲しいですね。

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 ミュージアムもそろそろ終盤、最後はアルファロメオのレースカーです。

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後ろのプロジェクターでは実際のレースシーンを交えたプロモーションビデオが流れていて見応え抜群、幸運のクローバーはこの頃には既にペイントされていたのですね、カッコいいです。

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で…ついに、ついにご対面です。
これを見るためにアルファロメオミュージアムまで来たと言っても過言ではない…Tipo33です♪

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世界一美しいとも言われるTipo33を前に、しばらく動くことが出来ませんでした。このクルマを越えるデザインはこの先出てくるのか…と思わせるほど360度どこから見ても美しいプロポーション
日本には1台か2台のみ生息していると噂です。

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こんな懐かしい名車も、155のレースシーンは鮮烈でしたね。と語る人は既に中年以上です(笑)

 あとは4Dシアターでショートムービーを楽しんで、最後はコンセプトショップで現行車をお買い上げしてねって寸法でミュージアムは完結しました。

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やっと発見した4C!!
本国仕様はやはり標準でカーボンがいっぱい付いていました。
受付のニキータに「カタログくだせぇ」とお願いしたら、電子版しか無いとあしらわれてイタリア語版のPDFカタログをゲットしました(笑)

 最後の最後はカフェがあります。

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なんか4Cのノーズがカモシカの剥製みたいに壁に掲げられてるし!!!

駈け足で見ても2時間ほどかかったので規模としては結構広いです。まあそれでもメルツェデスベンツミュージアムよりは遥かに小さいですが。

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窓越しながらWTCCのセーフティカーを務めた4Cを捕獲。

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出口は入口と同じエントランスで、売店の中にニュルで記録を出したジュリアがありました。

これにてアルファロメオミュージアム訪問コンプリート!!:-)


…さあ、どうやってバス乗るんだ?

とりあえず切符を買えるような自販機はおろかお店が何も無いので、さっきと同じ作戦でバスに飛び乗りました。

私「ホントごめん、切符無いねん。現金で何とかならん?」

運「とりあえず発車するから乗りな」

私「駅に行きたいねん、いくら払えばいい?」

運「駅なら逆方向乗らないかん、次で降りな」

と、強制下車させられました。ますます見知らぬ牧場地帯のど真ん中で…。いくら楽天的な私とは言え、さすがに誰も居ない見知らぬ土地で次のバスがいつ来るかも分からない状況に心底焦りました。

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焦っていてもアルファロメオの写真は逃さない辺り、やっぱ強心臓なのかな…。

さっきカフェで優雅に飲んだコーヒーが酸味を増して逆流してくるのが分かりました(笑)

もしかして面倒な客と思って適当に降ろされたんだろうかとうろたえていると、幸いにも20分くらいでバスがやって来ました。

これをミスると後がないと、もうこっちも必死です。

私「For station pleaseeeeee!!!!!!」

イタリアの田舎でビビる運ちゃん、噛みつく私の図。

運「カードは?」

私「持ってなくて悪いのは分かっとるけど、どこ探しても切符売ってるとこ無いねん」

運「あんた何人よ?」

私「Japanese!!!」

運「そりゃ分からんわな、ええよ特別に乗って行きな。」

と、奇跡の公認無賃乗車再び。
本当に助かりました、後に調べたところだと切符は地元の喫茶店とかでも売っているようです…が、そもそも私が利用したバス停あたりには店自体が何も無くてorz

 なんとか駅に戻って、ええ観光もしましたよ。1時間くらい。

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ヴォスコンティ家とか。
だってビショーネの紋章見たかったんだもん。

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まあ正直なところミラノの観光は本当にこれでおしまい、帰りの飛行機に飛び乗ってドイツへ戻って来ました。
LCCだと運賃も往復で¥10,000くらいでした。

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Sバーンでケルンまで戻りホテルに着いたら日付が変わる頃、そこから受付のオーナー&娘さんと1時間くらい無駄話をして長い長い1日が終わりました。

長い長いスクロールありがとうございました(笑)


おまけ

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街角スナップ、イタリアは若くても可愛いじゃなく綺麗な方々でいっぱいでした。



おしまい。

【ロレックス】 ミルガウスとグリーンサブのオーバーホール見積り

 我が家で観賞用として人間よりも遥か上座に置かれている時計だったりしますが、置いておくだけでも内部は経年劣化を続ける訳でして…。

以前にエクスプローラー1をオーバーホールに出した事はブログエントリーしていまして、今回はミルガウスとグリーンサブが順番からしてそれに旅立つ頃合いとなりました。って言うかミルガウスは購入から10年以上経ったため遅いくらいであります…。

 あまり気乗りしなかったけれど、ミルガウスはレキシア銀座で正規品として手にしている唯一の時計であるため、ロレックスでしっかりオーバーホールしようとお店へGO。ここはデパートの一角に入っているけれど、いつからか入口には常時ドアマンが張り付いていて、いかにも「チラ見はダメよ」どころか「パンピーは入るんじゃねぇ」的な雰囲気を出す店になっていました。昔はそんなんじゃなかったのに。

店内は私の他に誰もお客がおらず、オーバーホールの相談で来たと話した瞬間に明らかにテンションが下がった店員の塩対応を受けました(笑)
ええゴメンナサイ購入目的じゃないんですよ。でも元々ここで買ったやつなんだからそんな無下に扱わんで下さいorz
「チッ、小物か…仕方ねぇな坊主」ってなオーラを年下であろう店員から受ける恥辱は基本的にMっ気がある私でこそ堪えきりましたものの、普通な感覚で行けばあの顔ばかりか目すら笑っていないフレンドリーさのカケラも無い対応に「ああ、これがあの殿様商売のロレックスか」どころか「私にはまだロレックスを買う資格すら無いんだ」なんて負の印象を植え付け兼ねません。

気を取り直し、とりあえず分かった事は以下の通り。

1.ミルガウスオーバーホール基本料金¥64,000+TAX
2.サブマリーナオーバーホール基本料金¥68,000+TAX
3.現行サブは月に1本程度の入荷しかない
4.これから増税を控えてオーバーホールも混み合ってくる
5.オーバーホール期間は約45日

そんな情報をゲットし、転げ出るように退散しました。こんな恥辱を受けながらも来月には鴨ネギが如くミルガウス持って再訪予定です。

 なんかモヤモヤが消えなかったから、久々に時計屋さんでゆっくりと中古品を見ることに。

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左が私の16610lv、右が売り物の116610lv。
実はこの116610lv、ロレックスが販売開始したばかりの頃は正規店のショーケースの中に並んでいるのを何度も見たことがありました。いつの間にか超絶レアモデルになってしまい、今ではこうやって並行店に来ないと拝めない1本であります。

私の旧グリーンサブと比較した印象としては

1.ベゼルはかなり落ち着いたグリーンかつ艶かしい光沢あり
2.光により色合いが変わる文字盤のグリーンが美しい
3.ケースのラグなどゴツくなりエッジも効いている
4.見かけほどの重量感は無く思ったより装着感が良い
5.全体的にグリーンなので立体感は16610lvより乏しい

こんな感じでしょうか。
欲しいかと聞かれれば当然欲しいです。
でもここまで正規品の価格とかけ離れてしまうと買い足しは無理で、買い換えとして何か下取りしないと庶民の私にゃ手が出ません。

で、で

聞いてみました買取り査定。

16610lv(旧グリーンサブ)M番フルセット
→¥1,350,000~¥1,400,000

16700(旧GMTマスター)A番フルセット
→¥1,100,000

なるほどですね、ただ2019年6月を境にして相場は値下がり傾向に転じているらしいです。Used市場の在庫が溢れてしまった様子で、販売価格が下落しているために買取も同じ曲線を描いております。
そのため買うならチャンス、売るなら様子見だとアドバイスいただけました。
それでも正規店で約¥930,000のグリーンサブが並行店のUsedで約¥1,730,000と2倍の価格で流れていると分かれば転売が横行するわけですよ。だって正規店で購入したその足で売りに行けばそれだけで約¥400,000の利益を出せるんですから。

ちなみにお店では上記の買取見積りが出たモデル、16610lvは116610lvと同額の¥1,728,000、16700は私の年式より古いものが¥1,378,000で売られていました。

 もちろん私が持つ16610lvや16700は絶版であるため今後ももしかしますと希少性などで価値が上がるのかもしれません、ただここまで上がった状態でまでして購入する価値があるのかと問われれば時計としてのそれは無いかなと思うのが正直な気持ちです。もうあとは所有欲を満たす方の付加価値でしょう。ヴィンテージカーと一緒です、ハハハハハ。

とか上から目線で散々講釈を垂れながらも、私だって未だに欲しい時計なんぞ腐るほどありますよ。たとえそれが無駄遣いって分かっていても。人とは煩悩の生き物です(笑)

おっと、戯言を語りすぎました。駄文の最後はこの言葉で締めさせて下さい。

にんげんだもの



おしまい。

【日々徒然】 Used市場の適正価格

 私の収入では「新品」としてモノを買うことはあまり機会が無くて、クルマや時計、家具など大体が「中古」を探して手にしています。

 例えばクルマ、実は結構本気で惚れたBMWのM2を見積りに出掛けてからネットで中古車情報なども見てみましたが、新車登録から半年以内で走行距離3,000km程度の認定中古車が既に新車価格から¥3,000,000以上も下落したプライスボードを掲げているのを見ると「新車の価値」にいささか疑問符を付けてしまったり…。
もちろん新車購入には中古車購入では味わえない優越感があるのも承知ながら、貧乏性な性格が手伝ってこのギャップに戸惑う訳です。ましてやちょっとツーリングなどに出掛ければ3,000kmなんて割とあっという間に稼いでしまいますし。逆に3,000kmでそんなにクルマが新車と比べて劣化するはずも無いですしね。

 次に時計、ええ私ROLEXが好きで数本を所有していますが未だに需要と供給の不釣り合いでUsed市場が大変なことになっています。元々が正規店で新品が¥900,000程度の時計が、新品同様のUsedだとグレーマーケットでは¥2,000,000オーバーですよ。
それも素材はゴールドでもプラチナでもないただのステンレス、しかも量産品なので素材としての価値なんか考えてしまうとこれまた恐ろしい次第です。一昔前では並行品の方が安く買えて、先代のSSデイトナだって¥900,000程度で普通にショーケースに並んでいました。それが今では同品がデッドストックだと¥3,500,000オーバー…なんか時計屋に行ったはずが値札だけ見てれば中古車屋のそれよりも高いものばかりで軽い眩暈を起こしました(笑)

 おっと勝手に熱くなりすぎました…。


 実は先日、少しマニアックっぽい中古車屋さんでお話を伺う機会がありました。たまたま前を通りかかった時にメカニックの方と立ち話程度に会話を交わしたのですが、そこは主に90年代までのイタリア車を扱うお店でした。軒先にはフェラーリ512や348が割と無造作に並べられていて独特のオーラを放っていたので吸い寄せられた訳ですが。

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今日、フェラーリに限らずネオクラシックと呼ばれるこれらのモデルはコレクターが欲しがる以外にも海外のバイヤーに次々と引っ張られて価格が高騰していましたが、実はその一時の過熱ブームは過ぎ去ったらしいのです。
「でも依然として販売価格は高止まりしているじゃん」と思わず質問してみたところ、それはブームに乗って販売店が値段を吊り上げまくったまま逆に今更値下げ出来ない長期在庫車のせいみたいです。
実際には買取価格自体が下落傾向にあるため、店頭販売価格と買取価格の差が大きく開き出しているんですって。その為、もし将来的に本当に本当に本当にこれらの車種が欲しくなったのなら、この手のお店に「希望車種と希望価格」を伝えておいて、お店に入ってくるユーザー買取車を手にするのが最も賢いとアドバイスいただけました。そうすれば市場価格より安いだけでなく前オーナーさんの整備履歴なども分かりますしね。
余談ながら、段付きなどのオールドアルファは未だに部品を引っ張って来れるから大丈夫と教えてもらったけれど、兎に角いかにボディがしっかりしているかが肝だと。

 当たり前ながら経済はモノの収益で成り立っていますが、積極的に興味を持って一つ視点を変えれば、一つ知識を身につければ、一つ自ら行動すれば、それが自分の財布への負担を大きく減らすことが出来るばかりか、将来的に売却する際にもその先の先を見据えることが可能になります。もちろん先の事だから見込みはずれの失敗だってありますけど、対策を立てずに訪れる失敗と対策を立てた上での失敗は同じ失敗でも意味は大きく異なります。少なくとも私はそう考えますし、守銭奴と後ろ指をさされようが、陰口を言われようが4Cを手にする時も散々そのような情報を探していました。

 最近よく耳にするフレーズ「Life is short」、私も人生の折り返し地点にそろそろやって来たかなと白髪が増えた頭を見ながら思う今日この頃。一般庶民として最大限あがくことはがむしゃらに働き少しでも収入を増やすことと、人との出会いを大切にすること、それを元にいかに人生を楽しむかってことです。

そんな自己問答を駄文として起こしているうちに片道60分かかる通勤電車が会社近くの駅に到着です、今日も1日がんばりまっしょい:-)

【オフ会】 TAM MEET 2019

 CG中部支部が主催しているイベント「TAM MEET 2019」が愛知県長久手にありますトヨタ博物館で開かれました。いつもの4Cメンバーに加えて関西方面からはよつばさん御一行様が遠征されて来たため現地でお会い出来ました:-)

 当日はギリギリまで結構な雨が降ってしまい恐らくは参加予定だったクラシックカースーパーカーの多くがエントリーキャンセルしている感じでして、参加車両は正直なところ今一つ盛り上がりに欠けていたように思えます、正に恨めしい天気に空を仰いだ7月半ばの日曜日となりました。

やはりクルマ好きにとっては駐車場に趣味車が入って来る度にワラワラと人垣が作り上がったり、情報交換をしたりと私を含め参加された方々はそれぞれ楽しいひと時だったかと思います。

現地の写真で簡単なダイジェスト。

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イベント自体は10時スタート、駐車場は早い者勝ちであるため9時に到着したらまさかの4番手くらい…3台の4C+1台のジュリアは結構な良位置をゲットしちゃいました。

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先着組
右から…イタリアはミラノの石畳を走っていそうなグレーの4C、同じくイタリアはモナコのリゾートに止まっていそうなブルーの4C、専ら岐阜のスーパーへ買い出しくらいしか行かないブラックの4C。

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510馬力で鬼加速のジュリア。


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早い段階で会場入りして来たイギリスの3輪車。確かBBCトップギアでもこの車種がテーマに上がったことがあったはず。当時は3輪だと税制優遇があって結構な台数が生産されたんですって。

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イギリス繋がりで、優雅なXK-Rは2台のアストンマーティンを従えてやって参りました。

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お洒落なインテリアは4Cと真逆な豪華さ。いつかはゆったりとこんな車を転がしてみたい…一時期はこのXKとデイムラーを真剣に探した事があります。

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英国紳士を眺めていたらウニモグが登場。…と思いきや駐車場を1周して退出されちゃいました。航空祭で例えればリモートのローパス1回だけってやつです。

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日本車のネオクラ世代もチラホラ見れました。中でもダントツで私のドストライクだったNAロードスター。グリーン+ワタナベ+車高短+ナンバーオフセットでどの角度から見ても惚れ惚れです。

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ここそこでお約束のボンネットご開帳。前から後ろから、ガバッと開くたびに滅多に見れない内部(車好きにとっては秘密の花園)を一目見ようとみんなで群がります。

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そんな傍らで到着したクルマはCGスタッフさんの誘導で会場へと吸い込まれて行きます。新旧国産輸入問わずの参加車両、こんなオールマイティなイベントは逆に珍しく感じられて新鮮でありました。

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GT3RSはポルシェクレストがまさかのステッカー。グラム単位での軽量化なのでしょうね、正にレーシングカー。

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恐らくは駐車場で一番の注目を集めたであろうクルマ。メーカーはフォルクスワーゲン…なのかな?ドアが無くて屋根そのものがダンパーで上に開いていました。

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なにコレめっちゃカッコいい!!

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そして恐らくは参加車両で一番年式が古いクルマ。積載車で登場、クラシックカーラリーに出ているのかセンターパネルにはナビがインストールされていました。

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一緒にダウンサイズされたペダルカー(?)も展示、そこに参加された方のお嬢さんが乗り込んで即席撮影会が始まりました。
ハンドルやシフトを操作するポーズを取ってくれてギャラリーは笑顔とシャッター音に包まれました。私は女の子らしく髪をかき上げた瞬間の1枚を。


 11時からはトヨタ博物館のガイドツアーに参加です。蒸気、電気の自動車が実はガソリン自動車よりも先に開発されていたこと、ガソリン自動車が世に出た頃の日本では人力車しか存在していなかったこと、フォードシボレーの熾烈な競争、ロールスロイスの美学、戦勝国と敗戦国での自動車開発の分岐点などなど、実に興味深いお話を聞けたことがTAM MEET 2019での良いお土産になりました。

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一般人への自家用車として爆発的な人気を得たフォードとシボレー。

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アルファロメオのご先祖様、6C。

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段付きも居ましたよ。

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いつかは欲しいカニ目。この可愛い顔つきを見ているだけで幸せになれます(笑)


 最後はお昼に到着されたよつばさん御一行様とクルマを並べて記念撮影を。

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思えば今回のTAM MEET 2019で4Cは会場内に5台が集まり、実は車種別でのシェア率ナンバーワンだったのかも…国内登録数では圧倒的にレアなのに。

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ほぼ全身カーボンのロータスは国内で2台の超絶レア車。きっとめっちゃ軽くて速いのでしょうね。

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私の4Cはこれからしばらく修理に入るかと思いますが、また近いうちに皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。会場でお会いした全ての方々にお礼申し上げます。

 さ、明日からまた仕事がんばるぞっとorz


おしまい。

#TAM MEET2019
#Alfaromeo 4C

【ゆる鉄】養老鉄道100周年記念、ハローキティ電車出発式

 我が住まいの近くに世界的な人気者ハローキティがやって来ました:-)

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レースクイーンのおネエ様にもまだこんな超絶目線いただいたことないくらいのド正面アップ、アザーす(笑)

 さてさて、このイベントを知ったのはYahoo!ニュースでして、桑名~大垣、揖斐を結ぶ私鉄「養老鉄道」が開通して100周年を迎えるに当たり一大企画として、日本はもちろんのこと世界中で愛されるサンリオキャラクターの「ハローキティ」とまさかのコラボレーションを展開しました。レトロな車両にキティちゃんのラッピングと言う奇跡の組み合わせですが、養老鉄道さん実は結構この手のラッピング電車を運行していまして過去には「じゃらん」のにゃんこをラッピングしたモノも走りました。

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出発式は大垣駅1番線ホームにスペースが設ける形になっていました。式典開始の40分くらい前に到着したけど、なんか上手い具合に最前列確保出来ちゃいましたよ:-)

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養老鉄道の社長さんとキティの挨拶から始まりまして、企画スポンサーの日本旅行さん、サンリオんさんのお偉いさんも駆けつけました。

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大垣の親善大使のおネエさんがテープカット用の手袋と金のハサミを配って行き…

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キティちゃんの気合いが入りました。司会の音頭と共に次の瞬間…

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キティちゃん若干フライング気味にザックリとテープカット!!

その後は電車出発まで撮影タイムです、キティちゃんには幾重もの人だかりが出来てました。

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 最後は電車出発のお見送り、終始手を振り続けてファンサービスもバッチリだった中の人…もといキティちゃんお疲れ様でした!!

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オマケで全身カットも。

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私の住まいは地方都市ながら、こんな人気者がやって来てなんか嬉しかったです。11月末まで運行予定らしいので、これから乗ったり撮ったりしてみます。


おしまい。