40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

韓国への飛行機あれこれ

 私は、とある事情から昨年までは韓国へ毎月のように
渡航していました。
2016年は頻度こそ減ったものの、2〜3ヶ月毎に訪れています。

 

 手段は飛行機でして、私の居住地からは関西国際空港KIX)と
中部新国際空港(NGO)の両方が使えます。
昔は中部新国際空港を主に利用していましたが
今はLCCの利点から、関西国際空港メインであります。
日本と韓国の間には、実に多くのエアラインが就航していまして
その中でも主流なものを今回は紹介致します。

 

① 大韓航空

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 韓国のメジャーエアラインです。
言わずと知れた『ナッツリターン』で名を馳せたあの航空会社です。
とは言え、私が乗った限りでホスピタリティは特に問題は無く
ほぼオンタイムでの運行が魅力でした。
NGO-PUSもしくはNGO-ICNで何度もお世話になったものです。
ただ、年を追うごとに機内食は簡略化されてしまいまして
(弁当が最終的にはおにぎり1つになってしまいました)
使用機材もB747が運用からはずれてB737になってしまい
運賃も昔と比べて割引が減ったことで、今では利用していません。
それでも、過去にはイベントでスリッパやギフトカード
W100,000(日本円で10,000円程度)が当選したことがあり
個人的には悪い印象という物はありません。

 

② PEACH

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 日本のLCCの代表格です。
ANAのグループ会社扱いになりまして、KIXの第2ターミナルを拠点に
日本国内ならびにアジア圏をカバーしています。
残念ながら、過去数回利用した私の経験では極めて遅延率が高く
サービス面もまるきり期待出来ない、残念なエアラインです。
LCCだからと割り切れるならともかく、1時間の遅延は当たり前で
私は最大で3時間の遅延を喰らったこともあります。
また、欠航率も他社と比べれば高い様子でして、払い戻しは
PEACHポイントと言う、次回もまたPEACHを使うしかない
利用者にとって泣きっ面に蜂な制度を取り入れております。
手荷物の重量や個数にはとても厳しく、またシートピッチは
相当カツカツに設置してあるため、身長が約165cmの私にとっても
膝が前の席にくっつく程の閉塞感に耐えなければなりません。
さらには、KIXは第2ターミナルと言う特性上から
海外へ出かける時の楽しみである免税店巡りは壊滅的です。
もっと言えば、PEACHのクルーは基本的に契約社員でして
3年が契約期間の上限であるがため、どのクルーを見ても
プロフェッショナルな感じが見受けられないのが残念です。

 

③ JEJU航空

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 韓国のLCC草分け的な存在です。
KIXからはPUSとICNの2都市へ、NGOからはICNへ就航しています。
以前は機内サービスでおにぎりとジュースの配布があったり
定期的にジャンケン大会などを開催して景品に往復航空券を
出すなど、精力的なエアラインでありました。
今は残念ながらアットホームな雰囲気からビジネスライクに
シフトしてしまったようでして、機内食は購入しなければならず
機内イベントも終了しています。
それでも人気のエアラインでして、満席率は比較的高く
カスタマーサービスに電話をしても、オペレーターに繋がるまで
相当な時間を待たなければなりません。

 

④ JIN AIR

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 LCCの中では比較的新参者だったかと思います。
KIX-PUSもしくはKIX-ICNに就航していましてNGOへの
乗り入れは今のところありません。
機内サービスは一切無く、航空券も特に安いと言うわけでも
ありませんので、過去に一度利用したきりです。
アテンダントさんに中国人と間違われました。
私は普段、日本−韓国線に乗ると必ず韓国人と勘違いされます。

⑤ エアプサン

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 KIX-PUSに就航しています。
親会社は韓国のメジャーエアラインでありますアシアナ航空です。
社名の通り、ベースは釜山にありましてイメージカラーも
釜山の海だったかと思います。
私が一番利用するエアラインでして、サービス、ホスピタリティ
航空券の値段のどれを取っても現状ではベストなLCCです。
手荷物は預け入れが20kgまで可能でして、機内食
簡単なサンドイッチもしくはホットドッグとジュースが出ます。
アテンダントさんは韓国人ですが、日本語も大丈夫です。
イベントセールでは、KIX-PUSの往復が15,000円以下で
手に入ることもありまして、本当にお世話になっております。
シートピッチも問題無く、遅延率はほぼ無しです。
余談ながら、大雪でほぼ全ての航空会社が欠航する中で
エアプサンは運行していたと言う、たくましい一面もあります。

 

 LCCのお陰で、両国間の行き来は以前と比べても
ずっとお手軽かつお気軽になりました。
1泊2日でも十分に楽しめますし、片道60−100分ほどと
新幹線の大阪−東京間よりも短いくらいですから驚きです。

 

 何故、私が韓国に頻繁に行くかはまた後日。
観光案内なども追ってアップデートして参ります。