今回から数回に分けて、先日の台湾旅行について綴って参ります。今回は私の地元である名古屋から出発したことでセントレアを利用しました。セントレアは基本的にターミナルは一つの建物で出来ており、正面から見て右ウイングが国内線、左ウイングが国際線で至ってシンプルな構造となっています。
チェックインカウンターも右手が国内線、左手が国際線と分かれています。
手荷物検査場やイミグレーションについても、団体客に引っかからない限りは基本的に通過するのに10分程度あれば十分なくらいの規模です。
海外旅行の楽しみの一つとして免税店がありますが、セントレアは非常に残念ながらブランドショップは数えるほどしか出店していない上に、一般的なお土産屋さんも成田や関空のそれと比較してしまうとローカル感満載な寂しさです。
まあ、逆に言えば免税店巡りにそこまでのメリットが無いので、チェックインだけ先に済ませて、あとはカードラウンジなどで時間を潰すのがよろしいかと。
ちなみにクレジットカードラウンジにしては珍しく、ビールも飲み放題です。
フリーwifiや充電台も整っていますし、割と広い空間になっているのでお気に入りの場所となっています。
日本で外貨両替は、特定の国を除いて基本的にオススメしません、レートが悪すぎます。例えば今回の台湾ドルはセントレアで両替した場合のレートは3.79を示していました。
搭乗口でゲートオープンを待ちます。A330クラスになると搭乗する際にプライオリティメンバー>後方座席の乗客>全ての乗客の順番でアサインされます。前方座席のエコノミークラスであれば、あまり慌てて待機していなくても大丈夫ですよ。
朝は沖止めされている飛行機が多いです。今回のチャイナエアにおいては、ボーディングブリッジから直接搭乗出来ました。セントレアはこの青いブリッジが特徴です。
シートはこんな感じです。各座席にはブランケットとクッションが用意されていまして、飛行中の機内は結構寒いくらいに冷房が効いています。普段は暑がりな私でもブランケットを使うほどだったので、特に女性は冷えに注意が必要です。6インチ弱の液晶ディスプレイがありまして、機内エンターテイメントが楽しめます。右側肘掛けにコントローラーが設置されていますが、タッチパネルでの操作も可能であります。
A330-300は2−4−2のシートアレンジになっています。このため窓側席が2、通路側席が4、そして真ん中の所謂ハズレ席が2なので、通路側を比較的取りやすい機体です。
ビジネスクラスは旧タイプのシートで、残念ながらフルフラットにはならない様子でした。
機内食は2種類から選択可能です。私はチキンライスをオーダーしたところ、このようなプレートが出て来ました。チキンライスと言っても、実際は唐揚げっぽいものと炒飯ですね、特に炒飯はパサパサなので、フォークではなくスプーンですくわないと悲惨なくらい膝にこぼすこととなります。
ビールをオーダーしたらサッポロが渡されました。ただ、周りを見渡しているとどうやらビールも数種類の銘柄を搭載しているようです。日本の酒造メーカーでありながら、このビールは台湾で作られています。
『台湾製』の文字が光っていました。私、ビールの味はほとんど分かりません(ビールでも発泡酒でも同じような味にしか感じない、ある意味安上がりな舌の持ち主です)が、美味しかったです。余談ながら、ビールをオーダーしてもおつまみはありませんでした。大韓航空に乗った時にはたしかあられのようなおつまみを貰った気がしますが…。
そんなこんなでほろ酔い気分になりながら名古屋から3時間もフライトすれば…
台湾の北端にあります桃園国際空港に到着となります。
桃園国際空港の第2ターミナルに到着しました、入国審査へと進みます。ひたすら横に長い建物内を延々と歩きます、歩きます、歩きます…。トイレは一定間隔で設置されていますので、飛行機から降りてすぐの混み合ったトイレはパスして、少し進んだところで立ち寄る方が早いかと思われます。そして嬉しいことに、ここのトイレは清掃が行き届いていて奇麗でした。私、どうしても海外へ行くとトイレ事情が心配になってしまいます。
無事に入国審査を終えたら手荷物を受け取ります。私はバッグ一つで行ったため、特に預けた荷物はありませんでした。そしてその先には外貨両替所が左右にそれぞれあります。私は左側にあったピンクの看板がまぶしい台湾銀行へと向かいました。
レートを見ると約0.29とあります、セントレアよりも格安ですよね。こちらでは手数料で一律30元を徴収されますが、それでも日本国内で両替することを思えば絶対に空港での両替がお得です。あとは街中のATMでクレジットカードからのキャッシングも可能です。ちなみにホテルなどはあまりレートは良くないと聞きました。
両替も済ませたら、いよいよ出口です。台湾へ到着したのだと実感する瞬間でもあります、この時点で現地時刻の12:40くらいを指していました。スーツケースなど預け入れ荷物があれば待ち時間でもっと遅くなるでしょうが、名古屋からこのチャイナエアを使えば実にナイスな時間に台湾へ到着となるわけです。
今回はここまで、次回は空港から市内への移動についてや、初日のグルメ情報などをお伝えします。