台湾2日目の朝を迎えました、すなわち今日は日本に帰国しなければなりません。やはり分かってはいるけれど1泊2日は本当に弾丸ツアーですね。
本日の朝ご飯は、このお店の小籠包です。美味しく食べるため、まずは日が昇り始めたばかりでまだ酷暑になっていない市内を散歩することから始めました。
朝の台北市内はとても静かでした、そして夜中のうちに清掃車が街中を奇麗にしていくため、ゴミなども見当たりません。この点は日本よりも優れているのではないかと思ったほどでした。
どうやらトトロのイベントが台湾で行われているようですね。多くの場所でこのタペストリーを見かけました。
バイクも朝のうちは出番が無いようで、整然と駐輪されていました。多くのバイクがマフラーやサスペンションなど、何かしらモデファイされています。そして驚くほどのスピードで縦横無尽に走り回るのです。
台北は猫の街でもあるようでして、街の至るところで見かけました。また、人を見てもあまり逃げないことから、きっと大事にされているのでしょう。この虎柄の猫は夢を見ていたようで、たまにピクピク手足を動かしては気持ち良さそうな寝息をたてていました。
段々と日射しが強くなってくると、木陰を探すことが増えてきます。
大胆な伸び方をした木を発見しました、画像を見直してみると熱帯っぽいような樹木ですね。これはホテルからMRT中山駅に向かって歩いている時に見つけたものです。
台北の歓楽街『中山』にたどり着きました。中山は若者向けのオシャレな店やデパートがある一方で、居酒屋やクラブなど夜のお店も多く存在するみたいです。まさに長い夜が終わり、静けさを取り戻した瞬間のようでした。
ふと一軒家を見ればロールスロイスのオープンカーが。そしてこの車の奥にはベンツも止まっていました。場所柄、まず間違い無く『普通の人』ではないのでしょうね…。そそくさと前を通り過ぎました。
ついに台北車駅まで歩き通しました。MRTの駅にすれば2駅くらいのものですけど、なるべく汗をかかないようにゆっくりと歩いたから1時間以上かかりました。小籠包のお店は9時開店です、現在8時50分なので急いでMRTで『東門駅』まで移動します。
やって来ました『鼎泰豐』。日本はもちろん、世界中に支店を展開する超有名店の本店になります。到着は開店から5分ほど過ぎたくらいだったものの、既に待ち時間5分と表示されています、日曜日の朝9時から小籠包を食べる人なんてそうそう居ないと思っていたのに予想は見事にはずれました。
それでも整理券を受け取り、食べたいメニューを注文票にチェックしているとあっという間に呼ばれました。このお店は完全に観光客向けになっているみたいで、日本人、韓国人、中国人、そして英語圏用のメニューがそれぞれ準備されています。お店の人も日本語ペラペラでした。
お店の2階に案内され席に座ると、すかさずお店の人が前菜を載せたトレーを持ってやって来ます。欲しければ取ればよいですし、必要なければ断って大丈夫です。私はとても食べてみたかったけれど、この後に【雪花氷】(マンゴーのかき氷)を食べる野望があったから小籠包にターゲットを絞って小皿はパス。
席に着いて5分もしないうちにやって来ました小籠包。左の小皿には店員さんがタレを用意してくれます。刻み生姜と酢の効いた醤油タレですね。小籠包は5個と10個の2種類から選べます。右はいわゆる『How to eat Shoronpo』といったようなガイドになります。
モチモチの皮の中にはジューシーな肉汁がたっぷり、生姜のアクセントがこれまたたまりません。5個なんて一瞬で消えてしまいます、10個にしておけば良かったかもと悔やんだ瞬間でした。もちろん追加オーダーも可能ですけどね。
それでも追加で小籠包を頼まなかったのは、既にスイーツ小籠包をオーダーしていたからです。左は【豆沙小包】と言い、中にこしあんが入っています。右は【芋泥小包】で、中はタロイモあんが入っています。どちらも絶品でした、合計15個の小籠包で程よくお腹が満たされた感じです。もっともっと食べれるけど、ここは欲張り過ぎずに腹8分目としておきました。確かこれだけ食べて日本円で1,000円くらいでしたでしょうか。
外に出れば、結構な人混みになっていました。昼時は数十分待ちになるため、意外と朝に利用するのが良いかもしれませんね。
【鼎泰豐】
【住所】信義路二段194號
【営業時間】10:00〜21:00 ただし土日は9:00〜
【定休日】旧正月
【日本語】店員さんめっちゃ日本語OKです
この鼎泰豐の左隣には本屋がありますが、立ち寄ってみると面白いです。台湾の本はもちろんのこと、日本の雑誌がとても多く輸入されているのです。日本の旅行、趣味、漫画などなどの雑誌の最新号が溢れていました。1階には雑貨も取り揃えています。
さて、無事に台湾の必食である小籠包を胃袋に納め、あとはスイーツの必食である雪花氷をトライするだけです。時間は10時を回ったところ、チェックアウトは12時で、帰国の飛行機は桃園国際空港から17時発ですから、ここからラストスパートとなります。
次回は台湾最終章、帰国に向けてのお話です。