40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【メルセデスベンツ】 Mercedes-Benz Connection大阪でG350に試乗

 所用で大阪へ行く機会がありました。梅田近辺の開発ぶりには目を見張るものがありまして、10年ほど前に散策した時とは全く異なる街並に驚かされたわけでして。
そんな中、ふと以前に目にした記事でメルセデスベンツの最新情報を発信するイベントプレースが東京と、この大阪に存在することを思い出しました。ネットで調べてみると、JR大阪駅に隣接した『グランフロント大阪』にそれがあるとのこと。早速足を運んでみました。

f:id:kitobee:20161217141638j:plain
ブースの正面にはメルセデスベンツのコンセプトモデルが鎮座していました。テーマは『Future』のようでして、随所に青色を散りばめた演出が印象的です。

f:id:kitobee:20161217141944j:plain
12月とあって、クリスマスの宣伝もぬかりありません。

さて、入り口に展示してあります『Vision Tokyo : Connected Lounge』と名付けられたコンセプトカーを見てみます。

f:id:kitobee:20161217142348j:plain
コンセプトカーなので実用性は度外視していますが、このグラマラスなオーバーフェンダーが個人的にとてもそそられます。LEDで鮮やか光るホイールも、こんなクルマが街中に溢れていたら奇麗でしょうね。

f:id:kitobee:20161217142612j:plain

f:id:kitobee:20161217142648j:plain
フロントビュー。グリルに見える青色の光は中央から外側に向かって波のように流れます。ドアミラーは恐らくカメラレンズとなっています。これは近い将来に各自動車メーカーでも導入されていくのでしょう。現行車と唯一同じパーツがボンネットマスコットです。

f:id:kitobee:20161217143018j:plain
リアガラスを一周囲んだテールランプが斬新なリアビュー。下部にはQRコードがありました。試そうと思ってすっかり忘れていました…。


MercedesBenzJapan公式YouTubeはこちらから。

 さて、このMercedes-Benz Connectionは展示スペース、カフェ、ショップの3つで構成されています。そちらも見て参ります。

f:id:kitobee:20161217143539j:plain
この日はマイナーチェンジされたAクラスが展示してありました。こちらはドアロックされておらず、乗り込むことが可能です。右手奥にはBクラスもありました。

f:id:kitobee:20161217143643j:plain
壁面にはメルセデスの過去、現在、未来のビジョンがパネルで紹介されています。こちらは自動運転技術の紹介だったかと。

f:id:kitobee:20161217143755j:plain
右手がカフェ、そして奥がグッズショップになっていました。
テーブル数もそれなりにありまして、平日ながら賑わいを見せております。

f:id:kitobee:20161217143856j:plain
フロアに視線を落とせばそこにはスリーポインテッドスターの照明があります。

f:id:kitobee:20161217143933j:plain
こちらがショップブース。公式のミニカー、衣類からキッズアイテム、車載グッズなど幅広く展開していました。

f:id:kitobee:20161217144112j:plain
最後までブリックベアと車載用アロマディフューザーを買うか迷いましたが今回は我慢…。

 このMercedes-Benz Connectionのもう1つの大きなポイントは最新型のメルセデスベンツに試乗が出来てしまうところです。MyMercedesへの登録と運転免許の提示さえすれば、AクラスからSクラス、AMGまで体験試乗が可能なのです。土日祝日などは混み合うためウェブサイトで事前予約することをオススメしますが、平日はそこまで混んではいないようです。むしろ、同乗するスタッフの人数に限りがあるため、そちらで待ち時間が増減するとのことでした。

 私は兼ねてからずっと興味深々だったGクラスを選択、待ち時間はおよそ30分とのことでして登録をした後は隣接するカフェで待つ事にしました。

f:id:kitobee:20161217144918j:plain
軽食メニューも充実しています。

 時間になり受付へ向かうと、スタッフが希望するクルマのキーを持って待っていてくれました。Mercedes-Benz Connectionが揃える試乗車は地下駐車場に全て並べられています。簡単な操作方法のレクチャーの後、梅田周辺のコースをのんびりと20分ほどで1周出来ました。運転に自信が無い方は助手席での同乗も可能です。また、AMG-GTのみは運転は不可でして、助手席での体験同乗となると伺いました。それでもその他のAMGやS550カブリオレは自身で運転可能なんて太っ腹です。

f:id:kitobee:20161217145403j:plain
こちらが今回の体験試乗でお世話になったGクラスです。チョコレート色のボディカラーが絶妙でした。

Gクラスの特徴を何点か説明いただきまして、運転と合わせて印象的だったことは以下の通りです。
・意外にもコンパクトであること。全長は4,763mmでCクラスの全長4,755mmとほぼ同じなのです。
・意図的に重めにしてあるステアリング。これは女性には大変かもしれないけれど、運転するにはむしろ心地よいと感じました。
・G350dの3Lエンジンでも十分な加速性能。重量は約2.5トンあるヘビー級です、それでも街中ではストレスの無い吹け上がりで静粛性もバッチリです。
・見切りの良い箱形ボディ。堅牢な角張ったボディと高いアイポイントで運転がものすごく楽です。唯一、後方視界だけはCピラーの太さで遮られますが、それでもとにかく乗りやすかったです。
・でも、やっぱり高いですね…。エントリーグレードでも1,000万円超えです、ただしオプションは本革シート&サンルーフを追加するくらいで、あとは全て備わっています。

f:id:kitobee:20161217150318j:plain
Gクラスは大人気でリセールバリューも相当良いはずです。この見た目と相反した乗りやすさと豪華装備、セレブに人気な理由がよく分かった体験試乗でした。

f:id:kitobee:20161217150435j:plain
こんな感じでズラリと試乗車が並んでおります。

f:id:kitobee:20161217150504j:plain
ディーラーではそうそう簡単に試乗なんてさせてもらえない車種だって、ここなら大丈夫。Mercedes-Benz Connectionの懐の深さが伺えるところです。
もちろんA、B、C、Eクラスなどのエントリーからミドルクラスだって試乗車で揃えています、購入前に試してみたい方も、家族を説得したい方もいかがですか?

 最後にGクラスのカタログをいただいて、簡単なアンケートを記入して終了です。今回お世話になったスタッフの方はプライベートではRクラスに乗っているとのことでした。また、Gクラスの写真を撮らせて欲しいとお願いしたとき、さりげなくヘッドライトをスモールに切り替えてくれたあたり、流石だなと感謝した次第です。

 輸入車ってどうしても敷居が高いと思います、ディーラーへ入るにも多少の勢いが必要だと感じることだってあるし、冷たい対応なんてされた日には枕を濡らしてふて寝なんてこともあるかもしれません。でも、ここなら大丈夫です。カフェを利用しながらつでに試乗も…なんて気持ちで訪れてみると、きっと楽しい思い出になると感じたので、このブログでシェアさせていただきました。

Mercedes-Benz Connection公式ウェブサイトはこちらから。