40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【VOLVO】 V40に乗ってみた

 実家のVOLVO240GLが車検のためディーラーに入庫し、代車としてV40D−4がやって来たことから少しだけ乗ってみることにしました。元々、私は850T−5に1年半前まで乗っていたので久々のVOLVOとなります。

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最近のVOLVOの顔付きは鋭いですね、以前のような無骨なデザインからは完全に脱却した様子です。

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横から見ると尻上がりなデザインが一層際立ちます。そして純正だと思った以上に車高がありまして、バンパーをうっかり擦るようなことはまず無さそう。一瞬クロスカントリーモデルかと勘違いしたくらいです。

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リアビューが一番特徴的かと思います。ひと目でV40だと認識出来るくらい独特なデザインを採用しております。

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フロントエンブレムの横にはレーダー用のソナーらしきものが納まっています。古いモデルではVOLVOエンブレムはモノクロームでしたが、今はこの青が挿し色になっていますね。度々登場する限定モデルのボディカラーもこの青を基調としたものが多く、コーポレートカラーとなっているのでしょう。

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ハッチを開けてみると、やはりコンパクトモデルの部類に入るためあまり広いラゲッジではありません。日常使いとしては十分、でも複数のスーツケースを入れるには少し手狭です。ちなみにフロアのトレーの下にはもう一段、物入れが登場します。

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マフラーは左右2本出し、今回借りたD−4はあまりサウンドに関して期待出来ません。そしてディーゼルサウンドが思いの外大きかったです。T-5 R-DESIGNならまた違ったサウンドを奏でるのでしょう。

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フロントガラスは相当な傾斜が付いています。スタイリッシュなデザインの一方で車両の見切りは残念ながらあまり良好ではありません。またフェンダーも結構張り出していまして、あまり運転が得意で無い方だと車幅感覚などを掴みにくいかと思われます。

さて、車内を見てみます。

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基本的には左右均等のデザイン、モニターは若干小さめながらも見やすい位置にセットされています。

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シートのデザインはかなりスタイリッシュ、背面が薄型なので後部座席の圧迫感は思ったよりも少なかったです。この代車には画像のようにレザーシートが設定されていました。座面は硬めながらしっかりしたサポートで、長時間長距離のドライブでも疲労は少ないでしょう。

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運転席に座ると飛び込んで来るメーター。ウインカーを含めて液晶画面に表示されます。現行のクルマには一般的になりつつある液晶メーターですが、私はやはりアナログメーターが好きですね…。ハンドルにもボタンが目一杯ありましてまるでゲーム機のコントローラーみたい、慣れるまでは操作が大変そうです。

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シフトとセンターコンソール。こちらは全ボルボ共通のインターフェースとなっています。特にエアコンボタンは直感的に操作出来る表示です。ミッションはシフトでのアップダウンの他、ハンドルにもパドルシフトが備わっています。シフトダウンはあまりクイックではなかったように思います。

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バックミラーの上にはエアバッグの表示などが光ります。

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運転席側ミラー。上にも書いたようにAピラーの傾斜がかなりあることからも、結構な死角が生まれます。

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助手席側ミラー。死角の他、尻上がりなデザインなので平行感覚が掴み難いです。初めのうちはしっかりと目視しなければ駐車の際に斜めに停まってしまうことがありました。

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左側リアクォーターは残念ながら絶望的な視界です…。夜間の車線変更などではヒヤッとする場面がありそう、またリアウインドウも小さいので全般的に死角が多いのです。

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ウインカーレバーにもボタンがいっぱい。とにかく機能満載な分、ボタンも満載です。

走りに関しては市内を10km程度の距離を運転しただけですので簡単に…。
まずはディーゼルエンジンはトルクフルでスタートダッシュもバッチリです。そのせいかブレーキもカチッと止まる強めの味付けになっています。燃費を稼ぐようアイドリングストップが標準設定されていまして、一旦停止する度にプスッとエンジンが止まり静寂が車内を包みます。そしてひとたびアクセルを踏めば瞬時にエンジンが再始動しますが、これがいただけない。ブルルンッと車体が震えるのがとても不快に感じました。もし設定が可能ならばこのアイドリングストップはOFFにしたいと感じました。但し全体的には足回りも含めてキビキビした動きでとても良いクルマです。

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ハンドルはガングリップタイプになっています。小径かつ太めの作りになっていました。

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こちらは私のW210。大きめかつ細いハンドルは扱いやすいです。自分のクルマに戻った瞬間、やはりこのクルマが一番安心出来るとホッとした次第です。そんなこんなのチョイ乗り体験でした。しかし、クルマってこの10年くらいで本当にガラッと変わったと思います。エンジンのプッシュスタートから電子パーキングボタン、レーンアシストにオートクルーズ、はたまたアイドリングストップまで…。うっかり最新型に試乗すると変な汗をかいてしまいます。

おしまい。