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30代の日々徒然

独身一般市民の備忘録

【BMW G30 新型5シリーズデビュー】 試乗&見積りへ

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 BMWの5シリーズは私が乗るメルセデスベンツのEクラスと同じEセグメントに属するミドルセダンとして人気のモデルです。この度フルモデルチェンジされたことで個人的にかなり『好み』な印象に変わったため実物を見に行って来ました。

 

こちらは昨年夏に試乗したメルセデス・ベンツW213の試乗記です。

 ディーラーへ試乗の確認を電話したところ、まだナンバープレートの申請や保険の登録が完了していないとの返答でして、お店へ行くのはまた改めて…と思っていたところ午後には試乗車が整ったと連絡をいただけました。明日は天気が崩れることが予想されていたこともあって早速ディーラーへと訪問した次第です。

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 ディーラーには事前に電話連絡してあったこともあり、セールスさんが試乗車の準備を済ませて待っていてくれました。割り当てられた試乗車は530iのMsportでボディカラーはアルピン・ホワイトでして、最近のクルマではお馴染みとなったスマートエントリーからプッシュスタートで運転席正面の液晶にメーターが浮かび上がる流れです。BMWの5シリーズを運転するのは今回が初めてでして以前のモデルがどうかは分かりかねますが、チルトステアとシートベルトの増締めが電動で行われるギミックの度に『おおっ』と心の中で驚く私は相当な古い人間かもしれません。

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 4,945mmの全長、1,870mmの全幅は見た瞬間にはその大きさを感じていたけれど運転を始めると車格は掴みやすく、また適度に固い足回りから伝わる路面インフォメーションも実にリニアなために速度が上がれば上がるほど『人馬一体』になれるメルセデスとは違った方向性とも取れるドライビングプレジャーを試乗から5分と経たないうちに実感出来ました。セールスさんとの話でも出ましたが今回の5シリーズに関してはエンジン音などのドライビングフィールに関わる音以外を徹底して遮音することを意識した設計、素材選びをされているのだとか。その甲斐あってアイドリング中などにおいては驚くほど静かであります。

 

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 ガングリップタイプのステアリングは今どきの流行なのか太い作りになっていますが、すこぶる軽いステアリングフィールとEセグメントでは異例とも言える旋回性の良さで運転は快適そのもの。シフトレバーやパドルシフトを積極的に活用した走りがこの2Lエンジンにおいても存分に楽しめそうです。

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 BMWETCカードの装置をこのルームミラーに内蔵していまして、カード挿入時はミラー上部に『ETC OK』の表示がされます。うっかり事故を防止することにとても有効であり、またETCの外付けをする必要が無いところが素晴らしい。今回は高速道路を含んだ1回30分前後のロングドライブをさせていただけました。まだクルマもおろしたてなので走行距離はたったの32km、正真正銘の新車状態を堪能したわけです。

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 MSport仕様のためフロントに245/40R19、リアには275/35R19の大口径タイヤがインストールされていました。これだけの扁平率なのに全く不快な突き上げなどを感じなかったあたり、サスペンションも相当煮詰めてきていますね。W213のEクラスに試乗したときも同じタイヤ径の乗り心地に感動していましたが、いやはや技術の進歩ってすごいです。高速道路では試乗の範囲内でアクセルを踏ませてもらいました、レスポンスは4気筒エンジンと思えぬ素早い応答でして8速ATと相まってグイグイ前へ進みます。

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 他のメーカーでもすっかり定着したアンビエント・ライトもインテリアの個性に一役買っています。この画像は展示車の523dですが、ステッチに青い糸を採用していまして、これがアクセントになっていました。走りとは全く関係の無いこのライトも女性ウケは良いのでしょう。無ければそれで構わないけれど、あったら嬉しい装備ってところでしょうか。

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 リア周りは結構ボリュームがあります。フェンダーの盛り上がり方も素敵です。マフラーの処理だけはマークXの真似のようで好きになれません。トランクはスーツケースを2つ入れても余裕そうな容量でして、実用性に問題はありませんでした。

 試乗を終えてからざっと一通りのクルマに関する諸元の説明を受けた後に見積りを出してもらいました。車種は秋口に発売予定の523iのスタンダード、要は一番リーズナブルなモデルでのものになりますが乗り出しで約6,700,000円になります。メルセデス・ベンツのEクラスと比較すればBMWの方が若干安いかな?くらいな金額です。諸元表でグレードごとの装備品の違いも確認しましたが、やはり予算に余裕があるのであれば私が今回試乗させてもらった530iが結果として高くても充実した内容になると思います。

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 BMWはよく聞く噂だと売却時の寝落ちがかなり大きいと言われているので納車から何年くらい保有するのがお得なのかは正直分かりませんが、そんな駆け引き抜きにしてこのクルマは運転に対して楽しみを与えてくれることは間違いありません。まさに駆け抜ける歓びでした。

 セールスさんの粋な計らいで3シリーズも同時に試乗させていただけました。ドライビングプレジャーにおいては5シリーズよりも3シリーズが圧倒的に楽しいと自信を持って勧められたため、先ほどと同じ試乗コースを30分ほどクルージングしました。…うん、質感や遮音に関してはダウングレードするから目をつぶらないといけない点かもしれないけれど確かに5シリーズより更に運転が楽しいです。路面に食いつくような走りは5シリーズのそれよりも上を行きました。実は3シリーズよりも1シリーズの方がさらに運転が楽しいのだとか。また余談ながら、こちらのBMWでは合法チューンであればクルマをいじっても入庫OKなのだそうです。普通は少しでもモデファイするとディーラーって相当な塩対応になるものなのですけど、こちらは懐が深いですね。

 運転する楽しさを思い出させてくれたBMW候補としては多いにアリです。久々に現行車で欲しいと思えるクルマに出会えました。それでも自分のEクラスに乗った瞬間にホッとするあたり、私は相当W210を気に入っているみたいです。

おしまい