2015年にハンガリーへ行く直前に手に入れたペンタックスのデジタル一眼異端児こと『K-S1』、結局のところコンデジの方が自分のライフスタイルに合っていると思って部屋の置き物になっていました。とある事情でセントレアへ行くことになりまして、久々に連れ出すことにしてみました。Wズームキットなので同梱の望遠ズームを装着し、300mmの望遠端をメインにしての撮影です。
15:30〜17:00までの90分ほどの滞在でしたが、基本的にセントレアはトラフィックが少ない上に大型機がやって来ません。B747はカーゴ以外の飛来は無いし、メインはB737かA320のどちらかです。このキャセイは日中の貴重な中型機となります。
滑走路へ向けてスポットから異動中の1枚。流石にこれくらいのゆっくりした速度ならばAF-Cでピントを追い続けてくれますが、如何せんペンタックスは動きの速い被写体に弱いです。
5月にもなりますと気温が上がっているため、滑走路には陽炎が出始めます。肉眼では確認出来ずとも、望遠レンズだと影響をモロに受けてしまいますね。そんなことで滑走シーンは諦めてエアボーンあたりを狙うことにしました。
セントレアはスカイデッキから滑走路が端から端まで見渡せますが、午後はもろに逆光です。さらに背景が海面なのでカメラが盛大に迷うこともあります。
後追いシーンは半逆光。ヒコーキがフレームに納まったと思っていたら右翼が切れてしまっていました…。ヒコーキ撮影ど素人の私は胴体ばかり目で追ってしまい、全体を捉えることがまだ苦手みたいです。
その直後のショットでは何とかほぼ水平かつ全体が納まってくれました。まだまだ練習あるのみです。
こちらは上とは他のキャセイでして立て続けに2便が飛び立って行きます。真横から撮るとこんな感じで海面が見事にミラーとなって白飛び、機体は黒潰れしてしまうのですorz
逆光を利用するとこんな写真も撮れたりします。小型機で乗客が少ないと滑走路中央よりも手前でエアボーンします。特にプロペラ機は本当に短い滑走で飛び立ち、このあたりでは既に車輪を格納していたりします。
この日はドリームリフターも夕方に旅立って行きました。祝日だったこともあってかスカイデッキには溢れんばかりの見物客が珍客を見守っていましたが、何とか場所を確保しての1枚。やはり4発機は迫力が違いますね。
離陸後は上空で大きく旋回して、セントレアの真上で進路を東へ向けて行きました。
最後に、これが私の本日のお目当て。
大韓航空は北朝鮮との緊張感が高まっているからか、祝日でも空席が目立ったそうです。数年前まではソウル便にはB747が充当されていたけれど、今はB737とB777に変わってしまいました。
たまにはヒコーキ撮影も面白いものです。また機会がある際には望遠レンズを持ち出してみることにします。しかし純正ズームレンズは設計が古いためにモーター音があまりに五月蝿くて恥ずかしいです…。
おしまい。