30代の日々徒然

独身一般市民の備忘録

【SUBARU】 WRX STI (D型)  2018年5月の買取価格と複数査定のススメ

 またSUBARUが不正発表していますね、正直なところ信用問題で行けば地に落ちてしまったところであります。本当に購入したタイミングが悪かったとしか言い様がありません…仮にも新車価格で型落ち中古のポルシェボクスター、ケイマンあたりであれば程度の良いタマが手に入ったと思うと気持ちを散々踏みにじられた気分です。

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 さて、と言う事で本来は伏せておこうと思った内容ではありましたが、皆さんが割と気にするであろうWRX STIの買取価格情報を少し詳しく説明します。

 私がWRX STI(2018年式D型)に愛着を持てず買取査定に走ったときのことになりますが、実はインターネット、店頭、ディーラーと何社か見積を取りました。2018年1月登録なので実質の経年数としては現状もまだ6ヶ月未満ですね。簡単に車両の詳細を記載するとこんな感じになります。

(車名)WRX STI ベースグレード
(年式)2018年
(カラー)ブルーパール
(修復歴)無し、飛び石傷なども無し
(装備)STIアンダースポイラー、ベースキット、カーナビゲーション、ETC、バックカメラ、ドライブレコーダー、メーカーガラスコーティング
(走行距離)2,800km

①インターネットの査定ですと年式が新しいためにサンプルが抽出されずエラーが出ます、ただ年式を1年落として2017年式にすると同じ様な条件で大体¥3,250,000くらいの予想が出ました。
②輸入中古車販売店で査定してもらったところの金額提示は¥3,200,000でした。このお店は輸入車専門店であったため仮に私のWRXを買取したところで店頭に並べることが出来ないためにUSSなどのオークションで放出すると仰っていました。
③ポルシェセンターの認定中古車店での査定は¥3,000,000と言われました。②と同じく、当然ポルシェしか取扱出来ないため、やはり買取後はオークションに流れると説明を受けました。
④ポルシェセンターの新車販売ディーラーで出た査定は¥3,200,000でした。このポルシェセンターも地域ごとでグループ会社になっていまして、東海三県に属するお店での査定となります。ただ③も同じく東海三県になりますためこの¥200,000の金額差は何故なのかが気になります。こちらも買取してもオークションに流れて行くので買取で③のポルシェセンターと結構な金額差が出たところに驚きました。しかも④の方が③よりも1ヶ月ほど後に査定を出しています。余談ながら先日WRX S4からポルシェに乗り換えした方はこのディーラーで¥2,900,000にて買取してもらったそうです。
⑤HONDAのディーラーでいただいた査定は¥3,400,000でした。正直なところ一番の高額査定はここでした。特に買い替えに伴う下取などの条件でも無くポンとこの金額が出たのは、HONDAの中古車センターで取扱が出来るからなのでしょうか。
SUBARUのディーラーからの査定回答は¥2,900,000と¥3,200,000でした。今回はこの⑥にフォーカスしてもう少し内容を掘り下げてみます。

 ⑥のSUBARUディーラーは¥2,900,000が岐阜スバル、¥3,200,000が名古屋スバルでの査定になります。時期としては5月上旬にまず岐阜スバルで上記金額の回答が出ました。正直なところあまりの安さに膝から崩れ落ちたわけでして…どうしても納得が出来ずに岐阜スバルでの査定のことは伏せた状態で名古屋スバルに出掛けて査定をお願いしたところ¥3,200,000の一発提示となった次第です。

 同じスバルの正規ディーラーなのになんで¥300,000もの差額が発生したかを突き詰めてみたところ、このような説明を受けました。冒頭にも書きましたよう、私のWRXはまだ登録から日が浅く、スバル内部でも金額のサンプルが出て来ない状態です。そのため岐阜スバルとしては私のクルマをベースに買取金額の設定を行う必要がありました。この設定を行う部署が『プライシング部』たる処になりまして、年式、走行距離などから¥2,900,000の見積を出して来ました。これは岐阜スバル内で統一されているとのことでして、試しに岐阜スバル内の他店舗で査定を出しても同じ¥2,900,000が出て来ました。

 一方の名古屋スバルはこの『プライシング部』を通さずに別にあります『市場価格調査部』での金額割り出しを行った結果として¥3,200,000を提示しました。この市場価格調査部は名の通り一般的にそのクルマが世の中でどの程度の金額で回っているか、言わばイエローブックのようなもので価値を調べた上での回答になったわけです。

 ちなみに岐阜スバル、名古屋スバルはそれぞれ独立したグループ会社であるため実は査定にしろサービスにしろ若干の違いがある様ですが、便宜上一応は東海地域のグループとして統一がされている…何かややこしいけれどそんな感じらしいです。

要約するとSUBARUと言うのは『メーカー』でありクルマの『サプライヤー』になります。そのため販売とは切り離した会社です。
その下に各都道府県で『○○スバル株式会社』として販売店舗が存在します。
さらに各県のスバル販売会社を地域ごとで1つのチームとして束ねてあるわけですね(例えば名古屋スバル、岐阜スバル、三重スバルは1つのチームでありオフィシャルHPにはそれぞれのスバルへのリンクボタンがあります)。

そのため¥2,900,000は岐阜スバル管轄内のディーラーで査定をすればどのお店でもこの値段が出て来るそうです。そして本来であれば名古屋スバルも岐阜スバルと同じチームのため『プライシング部』での査定結果を取れば¥2,900,000をユーザーに提示して来るはずではあるのですが、ここで食い違いが起きて¥3,200,000が出て来たのです。

じゃあ名古屋スバルはなんでより高額な¥3,200,000が出せたのか?

 これの答えとして聞けたのは単純に競争力の差です。岐阜と名古屋で比較をすれば絶対的な人口数の差、クルマに対する予算の差が生まれるわけで、同条件の中古車を店頭に並べればどうしてもより都市圏になる名古屋の方が売りやすくなります。売りやすい=店頭でのクルマの回転率が良いことになるため、仮に市場価値の値段でクルマの買取をしても利益を出しやすいことになります。また絶対的に在庫としてまだ出回っていない私の年式なら購入したいユーザーを見つけることも容易であると判断し高額査定をつけてでも買取したかったのだと思います。逆に言えば岐阜スバルが¥2,900,000しか提示出来なかった理由としては店頭に置いたところで購入意欲のある客があまり見込めないため長期在庫になるリスクを伴う=高額買取査定が提示出来ないって寸法らしいです。

 結論から言えば同じ正規ディーラーであっても買取価格は大きく異なるってことです。私達にしてみれば東京、名古屋、大阪どこに行ってもSUBARUSUBARUであり同じ対応を受けるべきディーラーなのですが、逆に販売サイドから見ればSUBARUはあくまでメーカー名であり、ディーラーはメーカーから供給された『商品(クルマ)』を販売する拠点として各々が独立した子会社として運営されていることになります。そのため皆さんがもし今の愛車をディーラーで買取して欲しいと思うのであれば少なくとも隣県のディーラーにも査定依頼してみることを強くオススメします。私の場合、名古屋と岐阜のディーラーはクルマで1時間も離れていないのに査定では¥300,000も違ったわけですし。

 長くなりましたが、恐らくこのことは他のメーカー、輸入車にも当てはまってくるかと思います。特に今日は新車もワンプライス販売など値引き額がとても渋くなって来ていますため、今回のお話が少しでも良い条件でクルマの売却をするヒントになれば幸いです。但し一つだけ、上にも書きましたよう査定額は必ず『イエローブック』と呼ばれる極秘のプライスリストをベースにして(余程のビンテージカーなどは除く)算出されて来ますので『他の店ではオタクより¥1,000,000高く見積もってくれた!!』などと嘘をつくとすぐにバレますためご注意を(笑)


おしまい。