40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Alfa Romeo】 4Cの誘惑 〜皮算用編〜

 先日エントリーしましたAlfa Romeoの4Cが頭から離れずにgoo-netでいくつかの販売店へ見積を取ってみました。やはり特殊かつ市場に出回らないクルマであるがために値引きは気持ち程度、そもそもこのクラスのクルマを購入しようとする方であれば私みたいな一般庶民とは違って値切ることなく即決されるのでしょう(涙)

 それでも気になるクルマだし現物を見たい想いは押さえきれず、思い立った数分後にはお店へ連絡して電車を乗り継いで拝みに行く始末。先日の大雨の影響で電車は1時間程遅延したものの、そんなことは煩悩の前では全く持って気になりません。男なんて所詮は単純な生き物なんです。予算オーバーも甚だしい身の程知らずとは私のことですが、それでもSTI下取&虎の子をかき集めれば無理でも無いプライスタグに望みを掛けて…

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あかん、このクルマはセクシーでありエロスでもあります。ショートボディに圧縮された曲線美、特にリアフェンダーから盛り上がるヒップラインは興奮すら覚えました。それが今まで見たレッド、イエローであろうと今回のブラックであろうとも放つオーラは圧倒的です。こちらのお店は結構マニアックな輸入車を取り揃えていて周りにはバルケッタランチアデルタなどもストックされていましたが、この4Cがどのクルマよりもイケていました。

 我に戻って見積を再度いただき、このクルマのウィークポイントなど一通りの疑問点を明瞭に出来たことは大きな収穫でしたし、正直もうあとは印鑑持って構えているから誰かに背中を無責任に押してもらうだけな感じです。このクルマのプライスタグはWRX STIの下取に¥3,400,000の追い金を足した金額です、まあ冷静に見れば一般庶民独身の私には阿呆な内容としか言い様がありません。

 一応の言い訳を並べるとすれば
①4C自体がこの1代限りで廃盤となることが決定的になっている。
②製造工程や素材を見ればむしろ新車でもバーゲンプライス。
③絶望的な実用性さえ目を瞑ればこれ以上ホットなクルマはこれから先出て来ない。
④マニアックなクルマ故に将来的なリセールバリューもそこまで絶望的ではないはず。
⑤この手のスーパーカーの中では抜群のランニングコスト
⑥とにかく欲しい欲しい欲しい。

 見積期限は2週間程度、それまで悩みに悩むことでしょう。中古車は1点モノだから悩んでいるうちに売れてしまうかもしれません…まあそれはそれで縁が無かったと諦めて次を探すのでしょうが、自分の人生設計などを見据えつつもちょっと楽しい悩みが出来ました。嗚呼、未だにエンジンスタート時の爆音が耳から離れないです。