勤務先がラグビーワールドカップ2019の公式スポンサーで、観戦する機会に恵まれました。
「4年に1度じゃない、一生に一度だ」のフレーズにもあるよう、日本での開催は次にいつあるか分からないから非常にラッキーです:-)
私が観戦した試合は愛知県の豊田スタジアムで9月28日に行われた南アフリカvsナミビア戦になります。地図で見ると実は両国は隣同士であり、きっと普段からスポーツイベントなどでライバル意識も高いのではないでしょうか。
まず先に今回のワールドカップは当初テロ警戒などの意味合いを込めて携行品の規制が相当厳しくなっていました。飲食物は一切の持ち込み不可で始まったものの、これによってスタジアム内で食料難民が多数発生したため、比較的早急なルール改正がありました。今から試合を見に行かれる方は参考にして下さい。
◎食べ物持ち込み不可 → 食べきれる分であれば持ち込みOK。
◎飲み物持ち込み不可 → 透明ボトルか水筒に移し代えればOK。ペットボトルのままは不可。またセキュリティチェック時に持ち込む液体物が安全である証明するために試飲を促される。
◎カメラ持ち込み不可 → 公式アナウンスは無いけれど皆さん普通に持ち込んで撮影していました。一眼レフ+望遠レンズも見受けられました。
私は持ち込みOKか分からなかったため今回はいつものミラーレスではなく以前使っていたコンデジを持って行きました。
◎スタジアム内のビール販売は売店のみ → ハイネケンの売り子さんが至るところにいます。好みの子からいっぱい買ってワールドカップの雰囲気に酔いしれて下さい。
これくらいが目立った改正点でしょうか。強いて豊田スタジアムで言えば、座席にカップホルダーが無いため、あまり大っぴらに飲食物を広げると隣の方の迷惑になってしまいますので節度ある行動で。
さて、豊田スタジアムは鉄道駅から徒歩15分くらいと立地は良くても電車の本数が少ないために、私は「パーク&ライド」に登録して愛車の4Cで向かいました。駐車場は東海環状自動車道の勘八インター真横のグラウンドを開放し、そこから名鉄バスが無料シャトルとして駐車場~スタジアム間でピストン運行されます。駐車場利用料は¥1,000でして、車高低の4Cでも大丈夫でしたよ。唯一の難点は砂地の駐車場になるためクルマは砂埃を被ります。
バス発着所はスタジアムから程近い公共施設で、ここはラグビーワールドカップ開催中ファンゾーンとして地元の名産品販売、エキシビションなどが設置されていました。各国のユニフォーム展示もあります。
まあ、サラッと見れば30分位は時間を潰せる程度です。
早くに会場付近まで到着してしまったこともあり、せっかくなので駅前まで歩いてみます。
ナミビア代表が宿泊しているホテルには選手用のラッピングバスが待機。
駅前ビルも大々的にラグビーを歓迎していますね。
何かのお店のシロクマは日本代表ユニフォームを纏い、記念撮影スポットと化していました。6歳までは手のひらにお座りOKだそうです。
豊田市駅前は旅慣れた外国人によって、すっかり日本離れした光景が広がっています。これ日本ですよ(笑)
クルマじゃなければビール片手にここに突入したかった…適当な英語で乾杯しながら語り合いたかった…試合後の夜なんて面白いに違いありません。
このように一通り街を見てからは、スタジアムへと歩を進めます。秋空で暑さも和らぎ屋外観戦日和となったことに感謝多謝。
これが豊田スタジアム。普段はグランパスのサッカーなどが行われていますね。施設の設備、収容能力は全国屈指であります。
なんか河川敷には馬と武者が居たり…
太鼓の達人&ダンスダンスレボリューション…もといダンサーが舞い踊っていたり雰囲気を盛り上げてくれています。ちなみにこのダンサーは私よりも日本語ペラペラでした。
ゲート前広場にはスポンサーブースがございます。
DHLは顔ハメパネルの記念撮影スポットと…
応援グッズを配布しています。このグッズは開場前には品切れになっていたので、欲しい方はとにかく早目に現地へ足を運んで下さい。応援グッズは折り畳めばハリセンになり、これをバシバシ鳴らしながら試合観戦するのです。
ランドローバーはラグビーボールをネットの穴目掛けて投げるアトラクションを開催していました。ボールは公式サイズっぽくてもお子さんに安全な柔らかい素材が使われています。2投出来て私は1つだけネットに入りました:-)
投げるポーズとボールの回転具合で、その人が経験者かどうか分かります(笑)
さて、試合開始の150分前にいよいよゲートオープンです。待ちわびたファンが長い長い行列を作っています。と言うのもセキュリティチェックが入場時に必要なため入るまでに時間がかかるのです。
それでも、飲み物以外はかなり適当なチェックで、カバンを広げるだけでOKでした。なので実質1名あたり30秒くらいで流れていた感じです。私は持ち込み飲料の試飲がありましたが、同行者はバッグ内にあった飲料を特に指摘されずスルーで入れていた様子です。
チケットは4階席であったため全体を見渡せます、しかも丁度センターでした。
両サイドには大型ビジョンがあり、ピッチとこのモニターを見ながら観戦すれば楽しさ2倍。ビデオ判定などにも活用されていて会場に居ながらしてテレビ観戦並の情報量を入手出来たことは大変助かった次第であります。
各国報道局のテーブルは私が座った4階席と3階席の間に設置、無造作に置かれたフルーツにまた勝手に海外の雰囲気を味わってしまいました。日本じゃリンゴ丸かじりなんてあんまりしないですもんね。
せっかくなのでピッチ近くに降りみようとちょこっとだけスタジアム内を散策することに。
ここから自席を見上げると、まるで米粒のように小さく見えます。この日の観客数は約35,000人(正式な数は失念…)とアナウンスされていました。
ここで公式グッズショップを見つけて、せっかくだからと何か買うべく並びました。これが運の尽きで列は延々として縮まらず、なんとレジカウンターまでに要した時間は実に90分…ディズニーもビックリですorz
人垣で何が売っているかよく見えない、やっとのことでレジに着いた頃には大半が売り切れ…結局¥4,000払ってボールを購入したわけです。
人気のタオルは瞬殺、ウェア類もパーカーを除いてどんどん在庫が無くなって行った様子でした。何より客に対してレジが2つしか無くて、みんながウェアのサイズをレジで迷っているためとにかく時間がかかるのです。
私が品物を受け取ったのはなんと試合開始の30秒前、そのまま試合開始だけは立ち見しちゃいました。
まあ自席より間近で見れたから結果オーライ…かな。
当たり前ですけど選手の皆さんは岩のようにゴツいです(笑) 圧がすごいのです。
とにかくグッズをスタジアム内で買いたければ開場と同時にショップへ直行、これしかありません。スタジアム外にもショップはありますけど品揃えは若干ながら少なめに思えました。
ここからは4階の自席で応援、日は落ちていても照明設備が素晴らしくて昼間よりも明るく見える程なんです。
私と同行者は中学時代はラグビー部に所属していましたためルールは分かります。色んな意味で懐かしかった、なんで私みたいなモヤシっ子がフルバックやってたんだろう…。
せっかくなのでDHLのスポンサーロゴが並んだ瞬間も1枚。自分が働く会社のロゴをこのような場で目にするのは嬉しいものです。スポーツ関係にはエミレーツと並んで色々とサポートしています。F1、エアレース、サッカーなどがメジャーなところですね。
あっという間に試合が終わり、帰路につきます。
パーク&ライドが混むか心配だったところは要らぬ心配でして、実にスムーズでした。
21:00 スタジアム離脱
21:15 シャトルバス乗車
21:25 駐車場着
21:35 駐車場出庫
22:00 名古屋インター着
こんな感じで60分で豊田市から名古屋市まで戻って来れました。アルコールは飲めないけれどパーク&ライドはかなりオススメですよ。
ラグビーワールドカップは11月頭まで開催されます、まだチケットが残っている試合もあるかもしれませんのでせっかくのビッグイベントに足を運んでみて下さい。国際色豊かできっと楽しい思い出になりますよ。
おしまい。
#ラグビーワールドカップ2019