40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【ロレックス】 白文字盤の魅力

 ロレックスの数あるモデルラインナップを見ていると、文字盤のスタンダードカラーは『黒』でありまして、意外にもスポーツモデルでは『白』文字盤は選択肢が少ないことに気づきました。

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 このあたりがメイン処のモデルですね。新旧モデル問わずの編集ですが、どうやらロレックスのイメージとしては暗色の文字盤が基本となっているようです。

 視認性や引き締まったデザインには当然ながら黒文字盤が歓迎されるのでしょう。1本目の時計として選ぶのであれば私も無難な『黒』に目が向きますけど、2本目以降では変化が欲しいと思うのも実情であります。そんな中でロレックスというブランドを選ぶ以上避けて通れないのが白文字盤の少なさでした。

 中古相場でもデイトナですと黒文字盤が白文字盤よりも高値で取引されている事はご存知の通りでして、どうにも白文字盤は人気の点で劣っているようです。現行モデルではグリーンサブは緑文字盤を採用していたり、ミルガウス、ヨットマスターなどは青文字盤を追加するなど、近年ではカラー文字盤がチラホラと増えてきていますが、個人的にはもっと白文字盤のモデルが増えればと願ったりしています。

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 2016年の新型発表により旧モデルになった116520デイトナの白文字盤。現行モデルは通称『パンダ』と呼ばれるようベゼルとインダイヤルが黒く塗られていて、コントラストの強い印象となりました。そんなことから旧モデルの『白』は一層柔らかな印象になりましたね。数年前までは並行品の新品でも100万円を切って購入出来ていたのですが…。無理してでも買っておけばよかったと悔やまれる1品です。

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 116400ミルガウスの白文字盤です。私はこのミルガウスが発表された当初に116400GVを正規店で見つけて一目惚れし、即買いした思い出があります。
 このミルガウスはロレックスとしては例外的な道を進み、この白文字盤は生き残って逆に黒文字盤モデルが廃盤となりました。円高が急速に進行した頃にはこの白文字盤は並行店の特価品で40万円を切るという驚異的な値下がりをしたこともあるそうです。

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 216570エクスプローラー2です。モデルチェンジでケース径が40mmから2mm広がり42mmとなり、ロレックスの中では大型なモデルへと進化しました。
 旧モデルと並んで展示してあると、その2mmの差が顕著に現れていまして正直ゴツい時計になったと思います。GMT針の形状と色が変わったことで、まるで別物のモデルになったようにすら感じます。

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 こちらが16570エクスプローラー2でして、個人的に白文字盤の中でダントツに気になるモデルであります。16570の中古市場では黒文字盤が白文字盤と比べて1〜2万円ほど高値を付けている感じで、デイトナほどの価格差は現状生じておりません。現行モデルと比較すると、華奢な赤いGMT針や比較的丸みを帯びたケースデザインで、むしろ可愛らしい印象すらあるこの『白』モデル。コレクションに変化をつける意味でも魅力的な1本に思えます。今はまだ値上がりもそこまでしていないので非常に悩ましいです。

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 白文字盤とは異なってしまいますが、116622ヨットマスター。ベゼルにプラチナを用いたモデルとして、ロレックスのスポーツラインの中でも独特の地位を築いています。文字盤はベゼルに合わせたシルバーがあり、明るい印象が見て取れます。近年には青文字盤が追加されましたが、プラチナベゼルがとにかくキラキラ輝いてくれます。

 いかがでしたでしょうか?普段、雑誌などを見ていても白文字盤の特集などは私としては見た事が無かったので、本ブログで並べてみました。ドレス系モデルであれば白文字盤の選択肢も多くあるものの、スポーツ系ではあまり幅がないからこそ、もっと注目されても良いのではと思うのが私の意見です。

 まあ、先日行った時計屋さんでお客さんが16570の白文字盤を付けていて、それがあまりにカッコ良かったというのが、このブログエントリーに大きく影響しているのは秘密ですが…。ちょっと中古時計屋さんに行って試着してきます。