40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【ロレックス】 ユーズド品に関する日本と海外の違い

 先日クォーツ式のオメガ、コンステレーションが突然止まってしまいまして、時計屋さんに電池交換をお願いしておりました。本日それをいそいそと引き取りに出向いたのですが、どうやら電池切れではなくオーバーホールが必要なくらい中身が疲れているそうでして(カレンダー機能が特に悪さをしているみたいです)まだしばらくは修理に時間がかかりそうです。

 そんな中、時計屋さんのオーナーから聞いた情報として、最近ではebayでの出品もコピー品と言われる所謂ニセモノはかなり減ったらしいです。とは言え、やはり入札や購入は自己責任となるため注意だけは十分に必要ですが、以前よりは信頼出来る市場となっているとのことです。
 日本と比較すると、特定のモデルに関しては海外の方が安価なケースもありまして夢は広がるばかりです。それでも数十万円の買い物となる以上、現物を見ることなく購入、ましてやそれが海外となると足踏みしてしまうのは無理もありませんが…。
 実際に私のIWCヨットクラブⅡに関しても、ドイツの時計屋さんから購入したのですが、結構使用に伴う傷がありました。傷に関しては日本で外装仕上げを行ってピカピカになったものの、それを売り主にクレームしたところで『そんなことを日本人は気にするのか?』なくらいの勢いであしらわれました。これも1つの経験として受け入れましたけど、そう思うと日本で販売されているユーズド品は世界基準で見れば抜群のコンディションだと断言出来ます。

 実際、私のコンステレーションは普段使いを10数年しているから日常の擦り傷や凹みがあるものの、アメリカではまだまだほぼ新品のコンディションとして見られると言われ、私自身非常に驚きました。逆を言えば、アメリカのユーズド品は日本では考えられないほど痛んでいるケースが非常に多く、ある意味本当の『日常使い』をされている個体が市場に溢れかえっているそうです。
 また、ebayなどの画像ではカメラのフラッシュを用いれば小傷などは光で飛んで映り込まないため、実物よりも奇麗に写ってしまうみたいでして、いざ手元に来るとガッカリなんて事が多々あるのだとか。
 さらに言えば、アメリカでは傷はあまり評価に入らないみたいでして、時計屋さんのオーナーが現地に買い付けに行くと、同じモデルで傷だらけのものと奇麗なものが同価格でショーケースに並んでいることも珍しくないそうです。
 私もebayで目をつけている時計が何点もありますが、実際にどんなものなのかが気になるものです。あえて勉強と思って挑んでみるか、安全を取って多少高くても日本国内で現物を見ながら探すか…。

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 仕事中に蓮の花が咲いているスポットを発見しました。お釈迦様のように煩悩に惑わされず生きてみたいものですが…。と言うか、蓮が夏の花ということを恥ずかしながら知らなかったため、これを見つけた時は年甲斐もなく大喜びしました。

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 仕事が終わったら空調の効いたお店で愛車を眺めながら時計雑誌を読みふけるなんて煩悩だらけのひと時を過ごしている自分…見事な意思の弱さであります。この酷暑、いつまで続きますかね。リオのオリンピックもいよいよ終わりを迎え、テレビを見る楽しみが無くなりそうで寂しい限りです。