40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【W210メンテナンス】 爪が割れた

 購入から1年が過ぎ、大きな故障も無く活躍してくれている私のベンツさん。ある日、いつものように乗り込もうとしたら、何かがおかしいことに気づきました。
 う〜ん…と頭をひねりながら考えること数秒、サイドスカートの形状ってこんなんだったっけ??

f:id:kitobee:20160828010956j:plain
 連日の暑さのせいでしょうか、とあるパーツがだらりと垂れ下がっております。

 よーく見てみたら、サイドスカートにはまっているはずのプレートがはずれてしまっていたのでした。
 こんなところ、普段まったく触る場所では無いですし、ましてや衝撃を与えるようなことをした覚えもありませんが、とにかくプラスチックの爪が1つ欠けていました。そのため、元に戻そうにもこのプレートが浮いてしまうのです。
 しかし、ここはさすがメルセデスと言うべきか、よく出来たことにこのプレートは紐で本体側に固定されているため脱落してどこか行方不明になることは無いのでした。

 兎にも角にも、このままでは非常に格好悪いことも間違い無いし、いくら紐で繋がっているとはいえ高速道路を走行したら飛んで行ってしまうかもしれません。それ以前に風圧で暴れてサイドスカートが傷だらけになるかも…。
 まるでのび太ドラえもんに泣きつくかのような勢いで、近所のヤナセへと相談に行ったのは言うまでもありません。ここには私のような庶民にも親身になってくれるサービスの方がおりまして、このW210もお世話になっているのです。

 まずは私の大きな皮算用で、こんな小さなプレートはとっても安く手配出来るか、もしくは逆でサイドスカートASSYと言われてしまうかのどちらかだと勝手に解釈して見積りを出してもらいました。
 そしてその結果は…プレート本体が¥5,210でして、板金屋さんに塗装を依頼するため工賃も合わせて¥20,000ほどになるとのこと。なるほど、さすがは天下のヤナセ様です。庶民の私には、この『白い恋人』ほどの板きれ1枚に¥20,000も出せるほどの財力はございませぬ。『どうしようドラえもん…』とばかりに難色を示していると、それを察したかのようにサービス様の天の声が。

 『ここはジャッキアップで使う穴があるだけなので、普段は開けることのない板です。なので、万が一ここを使う機会が来るまでは接着剤などで固定してしまっても良いですよ。』と。

 なんてことでしょう、あのヤナセ様からそんなワイルドなアドバイスをいただけるなんて…。そして、それならDIYで接着剤の費用¥200のみ。もちろんこの鶴の一声を実践しない手はありません。

 その他にも、運転席側ウインドウを上げ下げした際にちょっとした異音がしたので見てもらい、これは中の部品が劣化してきているかもしれないとのこと。正直、フロントウインドウでは珍しい事例だそうで、主にリアウインドウで発生するW210の持病だそうです。これも案として『普段はあまりウインドウを開閉しないこと。』なんて素敵アドバイスをいただき、また仮に修理することがあっても社外品も多数出回っているから工賃込み¥40,000程で治るのだとか。こちらに関しても、まさかサードパーティのパーツを利用出来るなんて思いもしていなかった私には大きな情報でした。

 この会話も、しっかりとPCで図面をプリントしてくれての説明なので本当に感謝すべき対応です。今度のオイル交換はこのヤナセで行おうと心に決めました。ちなみにW210のオイル交換推奨時期は5,000km毎だそうでして約8L飲むエンジンなので¥20,000程の見積りとなります。

f:id:kitobee:20160828012622j:plain
 早速、患部をガシガシ水洗いしまして…

f:id:kitobee:20160828012647j:plain
 こいつでベッタリと貼り付けてやりました。作業時間10分、費用¥200。

 普段のメンテナンスとしては敷居の高いヤナセであっても、このようなユーザーサイドに立ったアドバイスをしていただけるスタッフさんもみえるわけです。
 そして質問したことには的確に即答する知識もありまして流石はプロの仕事ですね。

f:id:kitobee:20160828012948j:plain
 ヘッドライト、Bピラーパネル、ホイールの経年劣化が顕著になってきた私のW210ですが、特にこの横からの見た目にべた惚れです。これからも出来ることはDIYで、可愛がって行きたいものです。