40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【W210メンテナンス】 車との付き合い方

 以前の輸入車に対するイメージと言えば『よく壊れる』とか『修理が高い』などのネガティブ要素が多かったように思います。今日になりますとパーツの信頼性も格段に上がりまして、基本的には国産車と同じくらいの扱いでも大丈夫になりました。
 とは言え、私の所有するW210は基本設計が1990年代であり、製造から既に15年経っていることもありまして、運転に多少の気遣いはしているつもりです。

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 1:ハンドルの据え切りはしない。
 私は仕事柄トラックを運転していまして、狭い路地ではやむを得ず据え切りすることもあります。ただ、自分の車では縦列駐車で前後パツパツに停められてしまった時など意外は据え切りは御法度としています。
 どうしてもパワステポンプに大きな負担がかかってしまい故障の原因となるため、必ずタイヤが少しでも転がっている状態でハンドル操作をしています。また、ハンドルのロックトゥロックも避けています。

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 2:シフトを入れる時は車が完全停止してから。
  ブレーキを踏んでいても車がまだ惰性で前に進もうとしている時、急いでいるからとシフトをリバースに入れてしまっていませんか?
これもまたギアボックスへの負担がとても大きいです。車をいたわることはもちろんのこと、安全運転のためにもギアをD→R、R→Dに切り替えるには、車が一旦完全停止してからにするよう徹底しています。

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 3:たまにはしっかりとエンジンを回す。
 昔はMT車を所有していて、定期的にカーボンスラッジを飛ばすためにレッドゾーン手前まで引っ張っていました。それがAT車に乗り換えてからは高回転まで使うことが減ってしまったので、週に1回は利用する高速道路で意図的に高回転まで回してやっています。

 気にしていることなんて上記3点くらいのものですが、今のところは大きな故障も無く元気に走ってくれています。もともとW210は歴代メルセデスベンツの中でも頑丈だと評判なので動力関連についての不安はそれほどありませんが。
 経年劣化を除くと、今の輸入車での心配事はどちらかと言えば電子系のエラーらしいです。そうなると故障の度にまずは診断機を車に接続してエラーコードを探る…なんて作業が必要になり、結果として診断料が高くつくのです。
 その点、W210は電子制御だらけの車に切り替わる前の最後のベンツなので、小難しい故障には出会っておりません。

 また、私は『レーダー探知機』たるものが大嫌いです。
免許の点数を守るためにと多くの方が装着していますし、事実私も過去には装着していました。スカイラインGT−Rに乗っていた頃は、今思えば無謀としか言いようの無い迷惑な運転をしたこともあります。
 ただ、今となってはそのような運転は恥ずべきことだと猛反省し、安全運転していればレーダー探知機なんて無用の長物であると…、もっと言えばインテリアのバランスを崩しますし、エンジンをかける度に電子音や音声が鳴ること事態が不快なのです。(ETCの起動音も大嫌いですけど、こればかりは必需品なので我慢我慢…)
 通行禁止区分や一旦停止などは当たり前として、速度違反に関しても警察は制限速度+10km/hくらいは黙認してくれますし、適正な運転をしていればレーダー探知機は必要無いと思うのが私の意見です。
 むしろレーダー探知機を装着してしまうと『私は違反運転をしますよ』と自己主張してしまっているかのようで…。

 少し話が脱線してしまいましたが、1つ1つの動作を確実に行うことこそが安全運転への第一歩であり、それがまた車へのケアに繋がります。
そろそろオイル交換の時期が迫って来ています、9月に入り酷暑もそろそろ終わりを告げるので、どこかドライブでも行きたいですね。