ここ数年は、毎月ないし隔月ペースで飛行機を利用していまして(と言っても大半がLCCでの格安フライトです…)主にKIXをベースとしています。
KIXの展望台はメインターミナルからバスで移動する必要がありまして時間の制約上なかなか足を運べないのですが、その代わりに早めにチェックインを済ませてゲート付近から色とりどりの飛行機を堪能したりしています。
私が利用する時間帯には大体このタイ航空のA380かルフトハンザのB747、いわゆる『特大クラス』が待機していまして、飛行機好きな私の心を鷲掴みにします。
そして私が乗るのはほとんどB737かA320の『最小クラス』ばかり…。
ガラス越しだからシャープな写真こそ撮り辛いけれど、それでも真正面から見ることが出来るのは搭乗者の特典ですよね。ケータリングトラックの荷台にも2階へ積み込むそれには『A380』の文字が入ります。
これが地元のセントレアになるとA380やB747は定期便として存在しないため、KIXは私にとって相当なアツい空港なのです。
近年、航空法の改正によって電波を発しない電子機器が離着陸時に使用可能になったことはご存知の通りだと思います。これによって今までは指をくわえて見ているしかなかったシーンでバシバシと写真が撮れるウハウハ祭りとなったのが飛行機の離陸時なのです。もちろん周囲の方に迷惑にならないようシャッター音を消したり使用機材はコンデジに限定するなどしていますが、まるで子どものように窓に張り付いて外を眺めることが恒例となりました。
そのため、もちろん予約時に座席の事前指定をかけております。毎回右側か左側どちらのウインドウシートにするか葛藤するのであります。
ウハウハの図。たまに窓がものすっごく汚いとか、傷だらけだとテンションガタ落ちになります…。
特に空港端にあるような貨物地区が萌えます。なかなか展望台やゲートからは見えないですからね。KIXやNGOは深夜に貨物便が活発に動くため、昼中は早朝に到着した飛行機が翼を休めています。これが夜中になるとB747も現れるのですが…。
海外なんかだと普段は見れない飛行機の組み合わせだったり、独特の建物だったりで一層ウハウハします。
大韓航空の2トップが並んで駐機されていました。目に飛び込んで来た瞬間にテンションMAXです。しかもB747-8とは、ありがたやありがたや。
いかにもお金がかかっていそうなアシアナ航空の格納庫。
空港の配置図などは頭に入っていないため、離陸の際はたいてい特ダネ求めてカメラを握り、身体を窓側に捻っています。ただし、国によっては撮影禁止のところもあります。この仁川空港も以前はアナウンスで空港内は撮影禁止と言っていましたが、ここ最近はそれが無くなりました。
真っ白い機体の所属不明機と、たしか何かのトラブルを起こしたUPS。
前方ドアを開けて、そこからバラストで機体を固定していますね。個人的にこの3発エンジンの飛行機は良い形をしていると思います。近い将来には引退して見られなくなってしまいそうです。
離陸してしまえば、あとはひたすら寝ています。
滅多に長距離フライトを利用しない(利用する時間とお金が無い)ため、機内食と言う名の軽食だってすっ飛ばして睡眠時間に当ててしまっています。着陸時の衝撃で目が覚めるほど熟睡してしまうわけです、そして目が覚めたらすることと言えば…
また窓にへばりつくことくらいですかね。
夕方着の深夜発で日本だとなかなか日中お目にかかれないエミレーツなんぞも、バッチリお尻からゲットです。いつかはドバイも行ってみたいなぁ。
普段から頭上を飛び交う飛行機のお腹ばかり見ていると、上から見下ろす飛行機って機能美であり曲線美なのです。また、民間機は本当に色々なカラーバリエーションであったり特別塗装機だったりで楽しませてくれます。
中距離以上のフライトになるとトイレに立ったりする時に通路側が便利なので窓側席ってあまり人気無いですけど、片道2時間程度ならば個人的にはとってもオススメですよ。貴方も次回のフライトでウハウハしませんか?