殺人的な年度末を乗り切り、4Cが手元に来てから8ヶ月。5,000kmを走ったところでオイル交換のためディーラーへお邪魔しました。この手のクルマは流石に地元の町工場的なお店へは持って行くことが躊躇われるため、保険の意味合いを込めてDのお世話になります。
フライング4C。
リフトアップするにも車高が低いのでポータブルスロープを4輪に噛ませて、一旦10cmほどフロアに余裕を作ってからリフトのジャッキを入れていました。
ついでに気になっていたジャッキポイントをメカニックの方に教えて貰いました。
後輪側は分かりやすく、剥き出しになっている太いステーに噛ませるそうです。
初めて見る4Cのお腹。NASAダクトがエンジンルームへ向けて設置されていますね。流石にすさまじくフラットなお腹です。
前輪側が分かり難く、目安としてはまずサイドにあるジャッキアップポイントを示す矢印のエンボスを探します。(オレンジの丸の所)
そこからジャッキを「後輪のジャッキアップポイントからフロント側に真っ直ぐ辿った辺り」に噛ませるのだそうで。
と言うのも下手にカーボンバスタブにジャッキを噛ますと、自重に耐えれず簡単に割れるんですって。前輪側ジャッキアップポイント内部には骨格が走っているため、そこを狙って噛ませるのです。
…と言っても素人がましてやフロアジャッキを手探りで入れたところで分かりませんね…。しかもポータブルスロープなんて持ち合わせてないですし。知識が無い人がやると確実にカーボンに深刻なダメージを負わせると思います。
で、作業は以外にもオイルを6Lも飲み込んでくれて、フィルター交換無しで¥17,000程かかりました。まあ念願のフロア下も見れたしOKでしょう。
で
イタ車らしいと言うか、意外なマイナートラブルが1件。
なんかシガーソケット飛び出しちょる…。特に使った覚えも無いけれど固定している爪が折れているみたい。
みょ~んと出てきます。
まるでチンアナゴやん。
こちらはディーラー様の温情でスポンジテープを巻いて固定しておいて貰えました。
肝心のオイル交換後のフィーリングは素人の私には違いが分からず、元々が凶悪なサウンドを奏でている(要はあらゆる面でうるさい)こともあって別段エンジンが静かになった実感もございません。
そう言えば帰り道に、新しくオープンしたポルシェ長久手にもお邪魔しました。かなり大型な店舗でお美しいセールスのお姉さんに相手いただき、911とケイマンを久々に間近で拝めました。やっぱPもいいなぁ。
おしまい。