イギリスの世界大戦時代に活躍した名機「シルバースピットファイア」が世界一周のフライトに羽ばたいている最中、なんと日本へ寄航しました。
ここ最近の悪天候が災いして日程が二転三転と目まぐるしく変更されてしまい、見れるはずだった空港をスルーしたり逆に思ってもいないような空港へ着陸したりと日本全国の航空ファンをどぎまぎさせてくれました。
そんな中で県営名古屋空港には日程こそ遅延したものの無事にやって来てくれたので、雨の中4Cを走らせてその曲線美を拝んで来た次第です。
滞在は5日前後でした、そして県営名古屋空港に隣接する「あいち航空ミュージアム」の格納庫を改修した展示エリアで間近から舐め回すようにあらゆる角度から見て来ましたよ。流石は世界一とも吟われたデザインの美しさはずっと眺めていても飽きることはありませんでした。
おびただしい数のリベット打ちと徹底的に磨きあげられたボディは云わば芸術品、元兵器なので褒め上げるのはいけないかもしれませんけども無駄の無いプロポーションは本当に美しかった…。
展示中も整備を続けていてメインの計器を取り外していたりで時折キャノピーを開けていました。操縦席の真上に付いたバックミラーがまた良い味を出しています(笑)
このツアーは高級時計メーカーのIWCがスポンサーで、恐らくツアークルーもその時計を腕に巻いていることでしょう。
今回はこのシルバースピットファイアのためだけに訪れたけれどもミュージアムとして結構見所が多くて、しかも滑走路見渡せるデッキもありますため再訪間違いなしな場所となりそうです。
ミュージアムへはバスが便利です、クルマの場合は県営名古屋空港駐車場に停めて徒歩または連絡バスで向かえます。駐車場は数ヵ所に減速用のカマボコがありますから車高短は最徐行で進んで下さい。
ミュージアム併設のショッピングモール駐車場は激混みでオススメしません。
おしまい。