大前提として私はアルファロメオ4Cに溺愛しています:-)
ただ、これが上がりグルマって訳でも無くて乗ってみたい車種はまだまだあります、人間だもの。
中でも「いつかはクラウン」ならぬ「いつかはポルシェ」は私の心の中に今尚ふつふつと燃えているのですが、ダイレクトメールをディーラーからいただいたことで久々に間近で見たくなりました。
店内にはお目当てのボクスターGTSと、超絶レアなGT2 RS(しかもオプションで敢えてロールバー無し)が仲良く並んでいました。
今までのクルマは4Cを含めて青空駐車なので幌クルマが欲しくても劣化やイタズラが怖くて手を出せなかったけれど、上手く行けば今年中には屋内駐車の環境に移れることから986時代から気になっていたボクスターを将来的に所有してみたいのです。しかも本命で言えばスパイダー、でも鬼高いですけどね…。
それでも敢えてスパイダーを狙いたいのは第一にカッコ良すぎるシルエット。よく三流記事の見出しにある「美しすぎる」なんて誇張題名でなく、スパイダーはトノカバーからの流線が絶品です。
次にリセールバリュー。未だに987でも700万くらいで売りに出されていて981に至っては718の新車本体と大差無いような値段を保っています。
そして最後はポルシェならではのモデル別カースト制度。4Cはエンジングレードなどが1つしか無いから平和そのものでも、ボクスターは「素」からS、GTSに4.0、そしてスパイダーと細かなグレードが設定されていてスパイダーは役物と呼ばれるポジショニングになります。
私は基本的には素のポルシェだって素晴らしいと思えるけれど、一部周りの贅沢な反応で「なんだ、素か」なんて大枚叩いた愛車をディスられるのは悲しすぎます。
それらを総括すると、もういっそのことスパイダーまで行ってもいいんじゃないの? となるわけですよ。きっとポルシェの戦略ですね、恐ろしい。
後は強いての言い訳として、なんだかんだオプションを人並みに着ければそれだけで数百万の上乗せになり、それなら元から色々着いているGTSやスパイダーがお得かなってなるのもあり…ポルシェの戦略ですね、恐ろしい。
でも、既にスパイダーは販売枠が埋まっているみたいでケイマンGT4も残り1台のみ。巷で噂のPDKモデルはまだ正式アナウンスが入っていないそうです。逆にもしかしたらスパイダーのMTが増産される…かも…な噂もあるとか無いとか。
ここまで講釈を垂れながらも個人的に一番好きなスパイダーは987です。まだ丸みを残していたボディがいかにもポルシェっぽくて。981以降はインテリアの質感が大幅に向上されたけれどエクステリアがちょっと鋭利すぎる感じも否めません、カッコいいんですけどね。
更に言えばサイドの水平ラインは986が一番キレイだと思います。ちょっとくたびれた986をフルノーマルで駆れば「エンスーのネオクラシック」と呼ばれる日もそう遠く無いのかも。
さて、最後にポルシェからのダイレクトメールで気になった事が1つ。
当たり前ながらDMの宛名はプリントされたシールが貼られていますが、ここに何故か勤務先まで印字されていたこと。もちろん送付先は会社でなく自宅なのになんで顧客の勤務先を入れる必要があるのかなと。
DM持参で記念品を貰えるのですが、その時にここの情報を読んで客を値踏みしてるのかと勝手な想像をすれば気分の良いものじゃあありませんよね。
今までこんなDMを受けた経験が無かったので…何か機会があったら聞いてみます。
おしまい。
