イタリアの名門マセラティが2019年11月にグラントゥーリズモの生産終了を記念してワンオフで世に出したGranTurismo Zèdaが日本各地のディーラーを廻る事を記事で目にして、その美しいカラーリングをどうしても見たくて最寄りのお店へとお邪魔して参りました。
記念すべきモデルと我が4Cの夢のショット(笑)
ショールームにはこのゼダと明らかに豪華絢爛なグラントゥーリズモの2台が展示されていまして、スタッフの方に許可をいただき舐めるように前から後ろから拝むことが出来ました:-)
マセラティは10数年前に知人の3200GT(6MT)を運転させてもらった事があり、その時からずっと気になっていたブランドであります。流石にこの様なイベントでも無いの限りは気軽に足を踏み入れるには敷居が高すぎるので大変有難いチャンスと言えます。
ゼダは『Z』のことで、終わりとその先の始まりを意味するそうです。独特のグラデーションカラーはその流れを表しているのでしょう。フロントは美しいブルーともパープルとも見て取れる艶あり塗装でそこから段々とマットカラーに変わりつつリアはヘアライン仕上げのようなシルバーへと繋がります。
こんな独創的なデザインが似合うのもイタリア車の特権でしょうか、国産じゃ絶対に無理がある(笑)
口を半開きにしたままずっと見ていられる美しさでした。
ちなみにこちらのディーラーでは認定中古車の取扱いがあり、私が大好きなM139クアトロポルテがありまして♪
伸びやかなサイドラインは他のどのセダンよりも美しく優雅だと未だに街中で見かける度に目で追ってしまいます。内装も素晴らしい仕上がりでスタッフさんの説明ではオプションで明るめのウッドとホワイトステッチを選択された前オーナーさんのセンスが光る1台でしたが、お値段はディーラーで扱うクルマとしては(あくまでこの手の超高級車としては…)お値打ちとも取れる内容でした。エンジンベースはフェラーリF430と同じとのことでフェラ様ほどの音量でなくともNAのキレイな音色を奏でます。
で、この方の薦めもあり私の4Cが現在いくらの価値があるかを査定してもらうことに。4Cオーナーの方々なら気になるところですよね…私もです。
ちなみに前回は1年前の2019年7月にBMWでM2を見た際に査定してもらい、走行は10,000km程度でお値段は¥5,000,000でした。
気になる今回の査定ではなんと驚きの¥6,100,000。現状約14,000kmまで距離を伸ばしていますがそれでも前回査定から+¥1,100,000を付けていただけました。
それどころか私の4Cは走行約1,600kmのほぼ新古車を2年前に¥6,450,000で購入しているから、僅か¥350,000の値落ちに留まったことにマスクで隠れた口元はだらしなく緩みっぱなしでございます(笑)
特に下取りだからと言う値段ではなく、あくまで買取査定です。買い換えだけならクアトロポルテに手を出してもお釣まで貰えてしまう(笑)
私が4Cを買うに当たって散々皮算用したリセールバリューを上回る勢いだったことに乾杯。
じゃあ今すぐ売ってしまうなどとはなりませんし今後の中古車市場の動き次第でいくらでも価格なんて変動はしますが、4Cの希少性を数字として見れたことが嬉しかったです。マセラティも今後の家計さえ上手く回れば一度は乗ってみたい…仕事頑張ろっと。
こちらのゼダは名古屋、浜松と展示された後にイタリアのモデナ工場へと戻り展示されるそうです。あと1週間程の限られた時間ではありますが、一見の価値ありなのでマセラティの色気を間近で感じ取るチャンスを逃さないで下さいね:-)
おしまい。