先週末にコーティング専門店へ入庫した4Cが施工を終えて手元に戻って参りました。
前オーナーさんが可愛がっている際にコーティングは既に施工されていた様子でピカピカだった4Cは、私の手元に来てからというもの青空駐車場で順調にエイジングして行き、ボディには無数のボディカバーが擦れた傷やヒョウ柄みたいな雨染みで輝きそのものを完全に失ってました。
どれだけ愛情を注いでモコモコの泡で手荒い…もとい手洗い洗車をしようとも、手強く固着した汚れは「死んでも放さんぞ」とばかりにボディにへばりついて落ちてくれません。かと言って下手にコンパウンド入りのシャンプーなぞ使えるはずもなく、月日と共に愛着が少し薄れてしまったのは正直な事実でした。愛を取り戻すため、それが今回のコーティング施工におけるバックグラウンドであります。
で、施工が完了した4Cですが客観的に見て施工費55,000円の費用対効果としては大変満足しています。専門店でのガラスコーティングとしては破格とも言える値段で今後のメンテナンスもお願い出来るとあるとお値段以上の安心感も得られます。もちろんのこと、このお値段なので完璧な傷消しは不可能でして染みが多少残っていたりバフ跡も微妙に見え隠れしています。でもそんなものは1mも離れれば分からない程度ですし、圧倒的な艶が復活して黒の深みも増しました♪
前回のエントリーと似た角度で撮影したビフォーアフター、洗車傷が消えているのがお分かりいただけるだろうか。
ほーら、このコントラストがたまらんばい。
施工をしたスタッフの方に簡単なお話を伺ったところ、4Cは塗装自体が柔らかくて傷が入りやすいことと、そのために取りきれなかった雨染みとかも追い込めば消せるけど塗装を削ってしまうためオススメは出来ないそうです。ここまで汚れを進行させてしまった私の保管方法が悪いのであって、これからは屋内保管になるから問題は無いはずです。
リアフェンダーも舌を這わせたくなるくらいテカテカなセクシーラインが見事に復活。
一番酷かったルーフのボディカバーが擦れて付いた傷もこの通りスッキリ♪
高い施工費で完璧な下地処理と厚みのある多層コートを依頼するのも魅力ですけど、私はこの程度のお手軽お気軽コーティングで十分でした(笑)
逆に言えば、あそこまでボディ表面を痛め付けてしまっても艶はかなりの割合で復活出来る現在のコーティング技術に感動した今回のメンテナンスでしたとさ。
さあ、2月も後半でそろそろ雪の心配も無くなって来るから朝駆けの予定でも入れますか:-)
…とポジティブな私ですが、流石に帰路で土砂満載のダンプカーに前と横を挟まれながら融雪剤がたっぷり撒かれた橋を渡っている時は半泣きになりました。
4Cもきっとお喜びのことでしょう。
でも今日はもうガレージに仕舞うのです、今夜はリビングからねっとりした視線で愛車を眺めながらコーヒーを啜るのです。
おしまい。