40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Alfa Romeo】 オイルが漏れた

 普段ガレージでイタリアンな盆栽と化している私のアルファロメオ4Cですが、ここ最近はユーノスロードスターの微力なエアコンに負けて珍しく精力的に動いています。先日は某輸入車グループが主催しましたアルファロメオ乗りのアルファロメオ好きによるアルファロメオのためのイベント『カフェロメオ』へブラっと出掛けてみました。

日曜日の朝8時から10時までの短時間イベントにも拘わらず新旧様々なロメオが会場まで足を運んでいた次第です…が、流石に真夏の快晴は朝であっても破壊力が半端無くて滞在中の大半は日陰に避難して遠目にロメオを眺める程度になっておりました(笑)

 4Cで出掛けるといつも真っ先に問題となるのが『駐車場事情』なのは、小柄でも太マッチョな車幅、異常とも言えるドアの厚みとサイドシルに加えて絶望的な車高によりセンシティブになる段差問題にあります。この辺りは私の大変良くできた嫁様も理解していまして美味しそうな食事処をGoogleマップで探す時には「ここってロメオ入れる?」と毎度気にかけてもらえます。その度に「ごめん、これはあかんやつや」って背中を窄めて謝る私でありますが…。

そうなんです一般的なコインパーキングの撥ね上げフラップなんて4Cにとっては凶器でしかあらず、立体駐車場はスロープの傾斜でバンパーがモゲるもしくは腹を擦って亀の子にならないかとハラハラし、結局のところ60分しか停められないパーキングチケットか都心部のホテルに頼み込んでエントランス前に停めさせてもらうくらいしか逃げ道が無いんですよね。郊外であれば店舗敷地内の駐車場にゆとりがあって大丈夫なのですが、街中は毎回駐車場難民になり結局は悶々としながら直帰するパターンが多いのです。

 さてさて、そんな4Cのナウなネタとしてガレージのフロアに見慣れぬ恥ずかしいシミを発見しました、それも見事にエンジンの真下。私は即座にガレージ内で土下座スタイルになり車体裏を覗き込めばアンダーカバーに見えるのは何か液体が漏れて乾いた卑猥な跡。1週間に1滴程度のシミだから左程気にしていなかったけれども、やはり気持ちの良いものではないから久々にディーラーへと重い腰を上げて点検に向かいましたよ。私のホームでもあるこのディーラーにはちょうど4Cスパイダーの認定中古車が入っていました。

2019年式、走行1,600kmのホワイトでシートはお洒落なブラウン。乗り出し1,073諭吉は新車価格と同等ですね。
思えば私の4Cも購入時は1,600km程度でしたがお値段は645諭吉くらいだったかな…クーペとスパイダーの違いがあれどもお高くなったものです。2018年に購入して満4年を迎えようとしていて現在の走行距離は17,800kmなので年間4,000km程度走らせていますね。幸いにも今まで重篤な故障は体験しておらず、どちらかと言えばメンテナンスに維持費をかけている程度でした。

今回のオイル漏れはメカニックさんの見立てだとエンジン上部にあるブローバイのO-リングパッキンが熱で劣化してそこからオイルが滲んでいるのではとアドバイスをいただけました。修理費見積は工賃込みで約1諭吉。これがタービンからだったらゾッとしたけれど二つ返事で盆明けの入院となりましたよ。しかしこれが国産車ならばムンクの叫び如く発狂しているでしょうが、何故かアルファロメオだとトラブルでもワクワクしてしまうのは何故でしょうか。SNSを見ていてもオーナーの皆さまは『故障自慢談義』に華が咲いている様に感じていまして、私もそれの仲間入りが出来ると思うとやっとロメオ乗りとして一皮剥けて一人前になったのかと明らかに間違った認識をしてしまいそうな自分が居ます。
ただ、そろそろタイミングベルト交換の時期に差し掛かっていまして(メーカー推奨は50,000kmもしくは7-8年程度)前回の車検時にはタイヤ交換で悲鳴を上げたのと同様に次回もたくさんの諭吉が旅立ちそうな予感しかしません。

修理などの経過はまた追ってご報告しまね。しかし4Cのアンダーカバーかっこいいなぁ、エンジンカバーを取り払った所も初めてみたけど無骨なエンジンだなぁ。

特にエンジンカバーは留め具で引っかかっているだけだから、今度ゆっくりエンジンを磨こうかと。さて、私はこれから年に一度のヲタクの祭典へ会社の同僚と出掛けて参ります。皆様も良き週末を。


おしまい。