40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Alfa Romeo】 オイル漏れ修理完了とアルファロメオ4C小ネタなど

 ガレージの床に点々と恥ずかしい染みを作った私のアルファロメオ4Cでありますが、お盆明けにはお世話になっているディーラーへ入庫して1週間で修理から上がって来ました。
結論から申せば先のブログエントリーで記載しました通りエンジンオイルがO-リングの劣化から来るヒビ割れで滲み出ていた物が原因でありまして、経年劣化へのメンテナンスって感じで今回は事なきを得ました。

値段と内容によっては仁王像如き顔になったけれど幸いにもこの様な穏やかな表情で請求書を見れました:-)

O-リング(55218694) 数量 : 1 金額 : ¥1,500
取り換え工賃 一式 金額 : ¥6,000
整備小計 : ¥7,500 + 一般消費税 : ¥750 = 合計 : ¥8,250

修理期間中は代車(FIATパンダ)をお借りしていたので、これをレンタカーと思えばまあ実質ゼロ円ってことで(笑)
このパンダ、2気筒の独特なサウンドと振動がとても面白いけれどもアクセルをしっかり踏み込まないとなかなか思った様な加速を見せてくれず、パンピーな私は最後まで操作感に慣れませんでした…。しかし何かしらの理由でクルマを入庫させる時って代車が何になるか毎回密かに楽しみでもあります。歴代の代車を振り返ればディーラーやショップによって実に様々であり、例えディーラーであってもそのメーカーのクルマを出して来るとは限らないってところも意外な発見です。

今お世話になっているアルファロメオのディーラー : ジュリエッタ、FIATパンダ
以前利用していたアルファロメオのディーラー : ホンダN-ONE、ホンダFIT、FIAT500、ジュリア
WRX Stiに乗っていた時のディーラー : ステラ
ボルボ850に乗っていた時のディーラー : V40
メルツェデスE320に乗っていた時のディーラー : メルツェデスE240、メルツェデスB180
BNR34スカイラインGT-Rの頃のショップ : マーチ、スターレットいずれもMT車
ECR33スカイラインの頃のショップ : サニー、エクシブ
コーティング専門店 : スマート、POLO、三菱i
セキュリティ専門店 : パジェロミニ

うーん、思えばそれぞれのクルマを色々な理由から入院させていたなぁと(笑)

ユーノスロードスターは出来る限り自分でメンテナンスしているつもりです。

 さて、今後のメンテナンスで言えば4Cに限らず避けて通れないのはタイミングベルトの交換になります。製造から7年が経過しようとしている私の4Cはベルトの交換推奨時期に差し掛かって来ておりまして流石にベルトがチョン切れてしまうとエンジンブローで即死になることから、今後1年以内のメンテナンスが必要になって来ると見ています。タイミングチェーンだったら良かったのになぁ。これは諸先輩方のブログを見ている限り、リアフェンダーを丸ごと取り外しての割と大がかりな作業が待っている様子で、きっと側から見ていてワクワクする内容でしょう。気になるお値段は2022年8月時点の見積もりで恐らく¥150,000台になるとアドバイスいただいています。
これにはタイミングベルトウォーターポンプ及び作業工賃が含まれています、ただしメーカーによる部品の値上げなどが突発的に入る可能性がある事からあくまで参考価格ってことで。過去にスカイラインタイミングベルト交換をした際にはディーラー作業で¥110,000程度かかっていましてそれから20年弱が経っていること、なんだかんだ言って外車であること、作業工程が一般的なクルマと比較すると明らかに困難であることなどを踏まえて見ればむしろバーゲンプライスでしょう。普通に考えれば15諭吉なんて言えば良いカメラレンズやブランド物バッグが買えそうな金額でおったまげるのに、クルマとなると『ああ、それくらいね』と思えてしまうのが不思議マジック。

 そしてこれは備忘録として。
入庫中に私の4Cをディーラーで簡易見積もりしてもらいました。ええ売却の。
こちらは2022年8月28日に2015年式、走行17,885kmの我が子を見積もった時点での価格となりますがおおよそで680-720万あたりだと査定が出ました。2021年7月にポルシェのディーラーで査定いただいた際は走行1,6000kmで涙そうそうの530万でした。2020年8月にマセラティのディーラーで査定いただいた際は走行14,000kmで610万でした。
そう見ると、まず第一に『どこで売るか』が重要であり(とどのつまり、他メーカーに売ったところでそこからの販売網があるのか、それともオークションへ流すだけなのか)、また現在はウクライナ戦争などによる半導体不足から来る中古車市場の値上がりへの考慮(それでも、じゃあ新車が1年待ちだから4Cの中古でも買うかなんて考える御方は人口の1%も居ないと思う)、そしてアルファロメオ4Cと言う異端児への世間的価値が上がりつつある(ディーラーの方も4Cにプレミアがついて来ていて投資目的で中古車を見に来る方が増えた、あと勿体無いから絶対に売るべきでないと釘を刺されました)などなどが重なっての結果とは言え、4年前に購入した価格よりも高くなっている事態に驚きと喜びで吹けもしない口笛を奏でるフリをしてしまいます。

 4Cとユーノスロードスターの2台持ち生活はとても楽しいです。ただそれと同時に確実に家計を圧迫しているのはまた事実であり、葛藤する部分がありました。圧倒的な性能とスタイルに加えて希少性を備える4C、今時の軽四にも負けるくらいのドン亀ながら運転がひたすら楽しくてリトラがまたキュートなユーノスロードスター、でもどちらも2シーターで実用性まるで無し。ならば『ある程度の段差を気にせずに乗れてスタイルが良くて運転が楽しくてオープンにも出来るクルマ』1台にまとめてしまっては…なんて考えるのは当然の流れ…。そうなると値が急落しないうちに次の一手を考えねばと内心焦っていたところで今回の高査定が出たことでまだまだ4Cとの蜜月は続けられそうです、マンセー

 アルファロメオネタで言えば、せっかくF1に復活したアルファロメオが2023年を最後に再度の撤退予定ですね。戦績は振るわなくとも、あのカラーリングは個人的にどのチームよりも美しいと自負しています。何よりも自分が持つクルマのメーカーがF1に参戦しているのが嬉しかっただけに今回のアナウンスには落胆しきりです。なので、10月の鈴鹿戦はせめてテストデーだけでも足を運ぼうと鼻息荒く意気込んでいたりします。本当は8月のスーパーGT鈴鹿戦も見学に行くためにピットウォークチケット争奪戦まで勝ち抜いていたのに諸事情で行けず終い、せっかく夏コスで肌面積の多いレースクイーン…もといカッコいいGTマシンを舐めまわす様に見学しようと思っていたのに。今年はこのF1の他、スーパーフォーミュラとS耐はガチで見に行くべく気合を注入しています。

カメラ本体をリプレイスしたいけれど、まだそんな余裕は無いのでセンサークリーニングのメンテナンスをして延命処置、代わりに明るい単焦点レンズをファミリーに迎え入れました。レース用にテレコンも手に入れる予定:-)

 とまあ、そんなところで何度となく揺れるポルシェへの誘惑は見事に抑え込み、暑かった夏を乗り切ってこれからドライブが楽しくなる時季がやって来るのを楽しみにしながら、またネタを探して次のブログエントリーに備えます。


おしまい。