40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【MINI】 トランクオープナーの修理

 私の実用性まるで無視であるアルファロメオ4Cとユーノスロードスター生活を支えてくれているのが嫁様のミニクーパーでございます。個人的にはこのR56ミニが歴代のBMWミニシリーズではサイズ、スタイル、性能の全てにおいて最高傑作だと自負しているくらいに溺愛している訳ですが、ある日リアガーニッシュに付いているオープナーを触ったところ頼んでもいないのに素材の劣化から大穴が開いている事に気づきました…。


 トランク自体はリモコンキーのボタンで開けられるため緊急を要する修理では無いとは言え、やはり不便には変わりないし洗車時などにおいて水分が内部に侵入してしまうのも困るってことで、ここはサクッと部品交換をしてしまおうとお世話になっているお店で見積もってみたところですね…

このボタン部分だけでの部品が無くてガーニッシュASSYでの取り換えが必要となりパーツ本体だけで3諭吉弱する驚愕の事実が判明。久々に直面しましたASSY地獄。中古部品を探してみようにもそうそう都合良く見つからず、また中古だと結局のところ同じ様に経年劣化からすぐダメになるかもしれない。でも新品は高いから避けたい。

 そんなこんなでネット徘徊していたところ、どうやらこのオープナー破損に関してはR56ミニの持病とも言えるトラブルらしくて大陸産の補修部品が出ているって情報をゲットです。


これなら2,000円ちょいで患部のみを交換が可能。ってことで速攻Amazonにてオーダーして1週間弱で中国の聞いたことも無いような宅配業者から届いたのでした。

 さーて、久々にDIYのお時間です。無駄にテンションMAXになったところで必要工具などを準備しました。
⇒劣化した部分を切り刻む『切れ味の鋭い』カッターナイフ。
⇒トルクスビット『T20』。
⇒怪しい大陸産のパーツを確実に固定する強力接着剤。
⇒養生テープ。
こんなもんですね、一般家庭であれば全て常備されていることでしょう。


 作業は至ってシンプルでした。まずはガーニッシュ本体を取り外すために4個所のトルクスネジを外します。


次にセンター付近に1箇所だけあるカプラーを引き抜いてガーニッシュをトランクから離脱させます。



どうしたことでしょう、我が家のミニはどれだけカプラーのツメを押しても外れてくれずに悪戦苦闘すること20分…ついには私の指の爪が割れそうになって来たことで、外すのは諦めてこのまま作業することにしました。ガーニッシュの両端が意外と尖っていてトランクを傷つけそうだったし、ここで養生テープの登場です。


さあ、破れた部分をカッターで根こそぎ切り取ります。材質はゴムにしては固くてプラスチックにしては柔らかいって感じですので、カッターで削いであげればある程度は順調に作業が進みます。取り付けるパーツを仮当てしながら形状を整えて行きます…。


パーツにはゴムの切り欠きがあって、それをハメ込むだけのシンプルな構造。逆に言えば知らぬ間に外れてしまわないか心配な構造。ってことで気休め程度ながら接着剤も併用して固定しておきました。


 ってことで完成です。見た目はと言えば普段見える場所でもないから可も不可も無くってところで、オープナーとしての機能は当たり前ながら問題無く使えます。何よりもASSY交換と比較すれば1/10以下の費用で治ったと思えば費用対効果は抜群でありますしね:-)


作業が順調に進めば30分以内に余裕で終わる内容です。もし同じような症状をお持ちの方がお見えでしたら、まずは試してみる価値はあると思いますよ♪


おしまい。