40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【日々徒然】 明けまして2019

 2019年も始まって約半月が過ぎてしまい出遅れ感がハンパ無いですが、皆様明けましておめでとうございます。こんな不定期更新のぐうたらブログでも毎日一定のアクセス数がありますことに感謝と同時に業務多忙につき更新頻度の少なさで罪悪感いっぱいでございます。

 さてさて、皆さんは平成最後の年末年始は如何過ごされましたでしょうか。私は年末の休暇が始まる直前に北海道行きの航空券とホテルを押さえて年越しを10年振りに訪れた札幌で迎えました。10年前と比べて北海道はどう変化したかを写真を交えてお伝えしたいと思います。


12月31日

 こんな年の瀬の大晦日だからか、奇跡的に航空券が比較的リーズナブルに手配出来たことにまず感謝です。今回お世話になったエアアジアジャパンはセントレアにベースを置く母体がマレーシアにあるエアアジアの日本法人になり、2018年末時点では唯一この名古屋−新千歳に就航していまして1日に3便が設定されています。2019年2月からは名古屋−台北の国際線がスタートし、今後が楽しみな航空会社であります。

私が搭乗する便はセントレアを7:35に離陸するDJ01で、これに乗るには当然の如く始発の電車に揺られてセントレアを目指さないとチェックイン失敗して枕を涙で濡らす大晦日に成り兼ねません。そんな失態を避けるべく結局のところ12月30日から徹夜で12月31日を迎え、そのまま旅行開始になりました。もう若く無いから徹夜は正直辛い…。

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出発カウンターから飛行機まではバスに揺られて向かいます。エアアジアジャパン公式SNSで紹介されていましたが、レドーム(飛行機の鼻の部分)が若干灰色がかった機体はエアアジアジャパンが所有する飛行機の初号機になるそうです。

 搭乗率はパッと見で90%強程でしたが、往路に関してはエアアジアが設定します『ホットシート』と呼ばれる足元が広い座席を予約したことと隣に誰も座らなかったことで至極快適な空の旅となりました。と言うか徹夜の反動で離陸後すぐに爆睡してしまったのですが…。LCCなので特に機内サービスが出るわけでも無いから安心して(?)寝れました。機内食とかあったら食べ逃したくないじゃないですか(笑)

さて、私は飛行機に乗る度に『フライトログブック』たるものの記入を乗務員さんにお願いしています。もちろん『時間が許せばお願いします』とご協力いただいていますので過去にお断りされたケースもありますが、旅の思い出になりとても楽しみなものであります。

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私が手に持っていますものがフライトログブックです。航空旅行って雑誌のオマケで付いていたものを利用しています。機内で爆睡した直後だったので私相当なひどい顔をしていますが、それはスルーして下さいませ…。

 降り立った新千歳空港は基本的には10年前と然程の変化は無いかなと感じたけれど、確実に施設は古くなっていますし最近は海外の奇麗な空港も目にしているからか少し薄暗い印象を持ちました。ここからはJRで小樽を目指しますがターミナル内の乗り換えが遠い遠い。バックパック1つの軽装で来て良かった。

新千歳空港から小樽までは快速エアポートが直通運転をしており100分くらいで辿り着くことが可能です。指定席も設定されていますが始発から乗るので自由席でも意外とあっさり座席はゲット出来ました。あとは終点まで爆睡…否、車窓を楽しみます。

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小樽は雪まみれでした。あろうことか折り畳み傘を入れ忘れて来てしまったぞ。

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ともあれ、学生時代には鉄の道をかじったことがある私にとって驚いたのがこのキハ40がまだ現役で走っていたことです。滞在中に見れたのはこの1両だけだったけれどしばし感動。今日の味気ないステンレス車両と比べて味があって今なお好きな形です。この車両は小樽から倶知安までの普通列車としてアサインされていました。

 駅を出たら目指すは駅舎左手すぐの三角市場で海鮮丼。このために小樽まで来たと言っても過言ではありません。

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ネタの鮮度、量などを天秤にかければ決して高く無いプライス設定でこれまた感動。どんぶりにはホタテ入りの味噌汁も一緒に出て来ます。

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ANAとコラボして登場したと言う丼です。カニ、ウニ、イクラ、サーモンが乗った豪華版でも¥2,300でした、味は当然のことながら超絶美味しかったです。もう1杯食べれたくらいです。

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うっかりタラバガニも買いそうになるところをグッと我慢。

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ちなみにこの三角市場の食堂はどちらかと言えばインバウンド需要を狙った感じが見受けられまして、メニュー表に英語表記があることはもちろんのこと店員のおばちゃんも英語が話せます。私もどうやら中国人か韓国人あたりと間違われたみたいでして『YOUも店内でEATするならNAMEをこの紙にWRITEしてね』と、ルー大柴もビックリな英語で捲し立てられました。

 腹を満たした後はのんびりと小樽運河〜オルゴール堂まで徒歩で散策です、雪道を歩き慣れていないがために何度となく転びそうになりながら30分程の散歩となりました。小樽運河は中国からの団体さんが占拠していまして、この辺りが10年前と一番の違いだったのかもしれません。当時はまだそこまで外国人まみれではなかったし。賛否両論でしょうが私は旅行としての訪日客は歓迎ですね、日本の良さを知ってもらうチャンスでありますし、経済効果だって確実にあるわけですから。

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安定の小樽運河の景色、本当はもっとワイドなアングルで撮りたかった。どれだけ待っても次から次へと海外からの団体さんが記念撮影をしているから今回は諦めました。

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こんな豪快な雪かきは私の在住している地域ではまずお目にかかれません。

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歩道も車道も雪まみれ。昔あれだけ流行ったマリモッコリは絶滅寸前でした…あまりの寒さで私のマリモッコリも消滅寸前でした…。

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オルゴール堂の中での1枚。レンズが寒暖差で曇り始めて慌ててまた店外へ。売られている商品が以前とかなり変わっていました。招き猫オルゴールとか寿司オルゴールとか…まあ確実に日本人は買わないであろうデザインが増えましたね。

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店内は相変わらずの良い雰囲気です。どうやらこのオルゴール堂近辺は昔の韓ドラで使われていたようで(実際に私も韓国のカラオケに行った時に画面によく流れていました)、ここそこで記念写真を撮っている旅行客が溢れていました。

本当はこのまま小樽駅へと引き返そうと思っていたところでさっきまでのチラ雪が吹雪に変わってしまい、あえなくオルゴール堂向かいにあるルタオ本店へ避難。せっかくだから2Fのカフェコーナーでデザートタイムにしましょう。

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美味也。チーズケーキ食べ比べセット。正式なセット名は忘れました。

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すっかりカフェでマッタリしたらここからはヘタレっぷりを発揮してバスで一気に小樽駅まで。

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電車で一路、札幌を目指します。本日は大晦日、どこも閉店時間が早いし明日の元旦はお店が開かないからついつい欲張ってしまいます。

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札幌に到着してからも天候は回復せず、どちらかと言えば雪が強まってくる始末。道庁見学も早々に目指す先は北海道名物でもあります…

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雪印パーラー本店。しかしこのアイスクリームと水出し珈琲で¥1,300円も取られるとは思ってもおらず思いっきり動揺が顔に出ていたと思います。美味しかったから良いんですけどね。

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段々と周りも薄暗くなって来ましたし、ホテルにチェックインすることにしました。

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分かっちゃいたけど冬の北海道でアルファロメオは1台も見ませんでした。それよりもコンビニの袋をぶら下げながら歩いていたらカラスに襲われましたよ、いや間近で見るカラスは思ったよりデカいし正直怖かった。観光客が餌付けしてしまって味を占めたか冬場で食べ物が取れずに人を襲うようになったのか、それとも単に生理的に私のことが気に入らなかったのか…。

ホテルはこんな大晦日でも朝食込みで¥7,000と超お得。ビジネスホテルではなくて普通のしっかりした所でした。ここで私まさかの値落ち、もとい寝落ちをしてしまい気付けば23時手前…これはいかんと慌ててテレビを付けて『笑ってはいけない』(最近の紅白がつまらないから数年前からこれを見て大晦日を実感しています)の恒例ビンタシーンを見て、コンビニへ年越し蕎麦のカップ麺を買い、0時手前でNHKのゆく年来る年を。


1月1日

明けましておめでとうございます、0時を回ったらCDTVを見ながらまた寝落ち。朝はホテルのビュッフェで正月メニューなどを楽しみ10時にチェックアウトです。

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晴れた日の道庁を拝み…

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まるで取り残されたかのようにビル群の中に残る時計台を横目に大通まで

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名古屋の栄とそっくりな景色の大通公園テレビ塔を見てから札幌駅へ。

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空港へ向かう溢れんばかりの客が待つホームで寒さに震えながら電車を待ち、新千歳空港へと戻ります。復路の飛行機は15時15分に離陸するDJ04便です。

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さっさと空港へ戻ったのは元旦で市内はお店がどこも開いていないから。空港内であれば年中無休で北海道名物を楽しめます。北海道と言えばジンギスカンはマストですよね、松尾ジンギスカンでお昼ご飯とします。アルコール苦手なのに雰囲気でサッポロクラシックなんて注文したが最後、お店の中でヘロッヘロに酔いましてえらい騒ぎでしたよ…。

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必死に酔いを覚ますためにターミナル内を散策します、顔は真っ赤の千鳥足で端から見ればどうしようもないオッサンだったことでしょう。ここでお土産も一気に購入してミッションコンプリート。

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冬期は降雪の影響でスカイデッキが閉鎖されてしまっていますため、飛行機撮影はフードコートの大きな窓からとなります。ピントもかなり甘くなるけれど、考えようによってはこの寒い中で快適に撮影出来るからこれはこれで良いのかも。

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地上の雪がレフ板効果となって、とても奇麗に撮れました。

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離陸前の飛行機は機体に付着した雪を高圧洗浄機で取り除いているようです。こんな光景も北海道ならでは。

 復路も座席指定をかけてあり、ほぼ最後尾の通路側。搭乗率は恐らく100%だったかと思われます。しかしエアアジアジャパンはすっかりお気に入りのエアラインの1つになりました。レガシーラインと比べても遜色無い、むしろそれ以上の安全意識の高さがここそこに見えまして、例えば機内案内でも『シートの捻れが無いようにしっかり締めて、ブランケットを利用されている方はその上から締めて乗務員が確認出来るようにして下さい』とか、着陸後にベルト着用サインが消灯する前に立ち上がった乗客に『座って下さい!!』としっかり注意していた辺りは素晴らしいと思います。

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復路も往路と同じ乗務員さんとお会い出来ました。皆さん若いし元気だし美人だしで正月から良い思い出となりました(笑)
エアアジアジャパンとあるものの、実はスタッフの方々は意外とワールドワイドなのも楽しいです。

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復路の便はバス移動ではなく直接ブリッジに着けてもらえました。セントレアには17時半くらいに帰ってこれましたし、意外と1泊2日の北海道でも無理なく楽しめて翌日の仕事にも響かない良いタイムスケジュールかもしれません。

 …と言った年末年始を過ごし、惰眠を貪るより有意義な旅行でした。さあここからはホントに金欠だから節制して暮らすぞ。



おしまい。

※今回は横着をしてカメラで撮影したデータをそのままスマホへ転送、スマホアプリで編集したものを使用しています。そのため画質もちょっと荒いですがご容赦下さい。