40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【W210メンテナンス】 ヘッドライト研磨など

 メルツェデスさんとの生活も残り1ヶ月を切りましたが、過年式車にありがちなヘッドライトの濁り(通称:白内障)が気になったので簡易キットで磨いてみることにしました。

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W210でも前期と後期で比較すると後期型のヘッドライトの方が濁り難いようですが、逆に前期型だとヘッドライトカバーだけの部品交換が出来るのに後期型はヘッドライトASSYでしか部品が出ないため(しかもASSYだと値段が絶望的に高い)研磨&コーティングが基本のようです。

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濁り具合が画像からもお分かりになるかと思います。W210はリフレクターがそこまで光を屈折させないデザインですので、レンズカバーが劣化しますと悲しいくらいに眼力が無くなってしまいます。

 さて、研磨剤はオートバックスなどで購入出来る一般的な市販品で、液体コンパウンドを付属のスポンジに染み込ませてひたすら擦り、仕上げに同梱のクロスで拭き上げるだけの単純かつシンプルなものです。

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商品説明によると黄ばみ、曇りが取れるとのこと。生産から16年が経った私のメルツェデスさんは黄ばみも出て来ています。さあ、液体をレンズ全体に塗ってあとはひたすら擦り上げます。

シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ…

で、付属のクロスで拭き上げた完成画像がこちら。

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比較するため上の画像と極力同じアングルで撮影しました。どうですか、確かに曇った表情が透明感ある明るいものに変わりましたよね?W210はヘッドライトが4個ありますが1個あたり5分、合計20分の作業でここまで改善されました。コンパウンド自体も¥1,000もしなかったからコストパフォーマンス自体は結構高いです。

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斜め上からの図。ヘッドライトカバーに撮影している私が映り込んでいますが、上と比較してもシルエットがシャープになりました。本来であればここで別途コーティング剤を用意して塗り上げれば良いのでしょうが、私はここまでで満足しました。

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正直、黄ばみは完全には除去できません。以前に所有していたBNR34スカイラインGT-Rでもやはり黄ばみが一度出てしまうとユニットASSY交換でもしない限りは完璧なクリアには戻せませんでした。それでもヘッドライトの艶が復活するとクルマが生き生きして見えますね。

 で、気を良くしてドライブでも…と思いきや最近のガソリン価格の高騰に驚いて近所のショッピングモールに食材を買いに出るに留まりましたorz
基本的に休日しか乗らないし、さらに距離もあまり走らないからクルマには可哀想です。まあ、そんな利用頻度だから冬場はスタッドレスタイヤ装着が望ましい私の住まいでも結局のところ未だに履き替えたことがありません。雪が降りそうなら乗らない、もし降ったらクルマはどこかのパーキングに置いて帰ると言う事で。

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腕時計も休日の楽しみの一つです、モチベーション維持のための大事なツールであります。特にこの年末は業務が異常な忙しさで平日は帰宅するなり倒れ込んで寝てしまっていますから…。

 あと、来月にやって来ますSUBARUWRX STIは最低限のモデファイを計画中です。
機能性パーツに限定してと言う方向でバルブ類の交換を検討中であります。ナンバー灯と室内灯をLEDにしようと探していたところレビューで評判のメーカーを見つけまして、また無料でサンプルを送付してくれるとHPにあったので取り寄せてみました。

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届いたのがこちら。シガーソケットに挿して通電すると3個のLEDチップが点灯します。

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左から4,000K、6,000K、10,000Kとのこと。
実用性を考えるとナンバー灯は6,000K、室内灯は4,000Kか6,000Kですかね。10,000Kは恐らく私には青色すぎます。

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かなり強力なLEDですね。うっかり直視すると目が痛いくらいです。
こちらのメーカーは車種別専用キットを販売しているので、量販店でバラバラに揃えるよりも安価に出来の良いものが手に入りそうです。サンプルも重宝しまして大変助かります。やはりケルビンだけで表記されても実際に光具合を見ないことには想像し難いものですからね。

【お散歩名古屋】 第20回名古屋モーターショーに行ってみる

 クルマが3度の飯より好きだった10代、20代の若かりし頃はモーターショーがとても身近なものでありました。と言うよりも、今から10年、いや20年前はもっとワクワクするようなコンセプトカーを各メーカーが競い合ってお披露目していたように思えます。今日となっては逆にクルマ離れが深刻化している中で顧客を呼び戻そうと保守的、現実的なモデルに特化してしまったモーターショーに変貌してしまったように感じまして、しばらくご無沙汰しておりました。ただ、名古屋モーターショーは会場が『金城ふ頭』と呼ばれる名古屋港の端っこでありまして、職場から比較的近いことから定期券を使って公共交通機関で行けるため久しぶりに足を運んでみることにしました。

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 今回のお目当てはSUBARUブースとアルファロメオブースの2点のみ。前者はS208を生で見てみたかったこと、後者は4Cが展示されるとネットの情報で確認したからです。私は初日の開場と同時にイベント会場へ雪崩れ込んだのですが、S208に関しましてはシートへ座ることが出来たために速攻で人集りが出来ていました。画像のようにSUBARUのスタッフさんがドアの開閉をしてくれます。海外からの来場者も多数見られました。そして他のスタッフは来場者がクルマの何処かをペタッと触ろうものならすぐさま磨き上げていました。奇麗に保つためなのか、触らせないように牽制しているのか…。

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 リアウイングはカーボン製のようでして、端板にはS208の刻印が入ります。これはしっかりとエンボス加工された上でペイントしてありましてステッカーなどではありませんでした。しかしこのカーボンウイング1本で中古のロレックス3針モデルが買えてしまうと思うと恐ろしいです。尤も価値観の問題ではあるのですがね。

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 ウイングはともかくとして、このリアサイドに設けられたダクトは個人的に気に入りました。フロントフェンダーのダクトとのバランスが取れていて締まった印象です。サードパーティからこのダクトは販売されているようなので、私のSTIも気持ちと予算に余裕が出来たら装着してみても良さそうです。あ…いかんいかん、昔のクルマいじりの悪い癖が出てきてしまいそうです。

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 SUBARUのコンセプトカーであり、時期WRXへの第一歩となるモデルです。ここからどれだけ平凡化されて市販モデルになるかは全く想像がつきませんが、せめてこのフェンダーのふくらみは残して欲しいですね。

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 フェンダー頂上部にありますELマーカーはSUBARUコンセプトカーのお気に入りのようです。戦闘機の編隊灯を意識したものかと勝手に推測しています。奥に見えますS208と同じくして控えめなボディカラーを持って来ましたね。私が滞在した短時間のうちではS208がSUBARUブースの人気を独り占めしていまして、このコンセプトカーの周りはほとんど誰も居なかったです。

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 リアのデザインはかなり雑然としています。MAZDAの流線美とは真逆を狙ったガンダムチックなエクステリアに徹しているのでしょうか。これがBRZのようなWRブルーだったらまた雰囲気も相当違ってくるのかもしれません。

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 SUPER GTに参戦しているBRZです。黄色いヘッドライトだからGT300の方ですね。密かにWRX STIのNBR参戦車両の展示を期待していたものの、よく考えたら今年の車両は火災でリタイアしているから無理でしたね。しかしこんな人気車両でもほぼバックをクリアに撮影出来てしまうあたり他のメーカーと比べて魅力が少なかったのか、それとも先日の不正問題で関心を持ってもらえなかったのか…

 …と思っていたら、ものすごい勢いで『フルサイズ一眼+大口径レンズ+ストロボデュフューザー』のフル装備を担いだ野郎ども…もといもののふどもが押し掛けてきました。いや本当に押し飛ばされました。私は全く情報を仕入れていなかったけれども、どうやらRQが定期的に登場してポーズを取ってくれる様子です。

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 一気に漢の壁が出来上がりました。しかし皆さんのアグレッシブさには驚くばかりです。RQのモデルさんに立ち位置やポーズを細かく要求していまして、あそこまでの気迫を仕事なんかで発揮出来れば出世街道間違い無しと思うくらいの情熱を押し飛ばされた隅っこから見させていただきました(笑)

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 正面よりもサイドの方が立体感があるかなと…。と言うか鉄壁が厚すぎてとてもじゃないですが正面に回ることは出来ないです。皆さんの鬼フラッシュのお陰か、私のストロボ無しのカメラでもしっかりと光量が足りておりました。

 …と言った感じで1時間半ほど駆け足で見て回りました。アルファロメオの4Cは思っていたよりも遥かにコンパクトサイズでペッタンコの車高でした。乗り込んでみたかったのですが、こちらはチビッコに大人気すぎて長蛇の列…しかもあの太いカーボンフレームで乗り降りが難しいみたいでチビッコたちがあまりにガシガシとカーボンを蹴ってしまうため、終いには一時的になのか施錠されてしまいました、まあ仕方無いですよね。あ、開場時にSKE48松井珠理奈さんがアンバサダーとして入り口に登場していました。こちらも周りには人の壁が出来上がっていたため見事にスルーしましたが、ファンにとっては公式に写真撮影が出来る貴重な機会だったのでしょう。

 モーターショーは隔年で行われるはずだから次回は2019年、どんなクルマが世を賑やかすのでしょうね。また機会があれば行ってみようかな。


おしまい。

【SUBARU】 WRX STI (D型)納車予定日の変更

 繁忙期手前にして多忙を極めています。SUBARUの不正問題発覚でせっかく上向きにしていたWRXの気持ちも一気にトーンダウンしてしまいまして、いっそのこと契約キャンセルして違う輸入車でも…と思ってしまうほど萎えていましたが、もう全額支払い済だし担当のセールスさんがあまりに可哀想なのでかろうじて気持ちを繋げています。

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 さて、私が10月15日に正式注文及び支払いをしましたWRX STIですが実は未だに納車日がはっきりとしていません。注文した日に担当さんからは『あと1週間もしたら生産枠が確定しますのでご連絡します。』と言われたまま時間だけが過ぎまして、結局こちらから11月6日に痺れを切らして電話したところ『う〜ん、11月の最終くらいの枠で動きまして恐らく12月中旬くらいにはご準備出来るだろうと思います〜。』と何とものんびりとした回答をいただけました。これが果たして俗に言いますSUBARUの対応なのか、それとも不正発覚で現場がバタバタなのか…私はそこまで急いでいないから良いものの、他のお客さんだったらクレームになっているかも。せめて連絡しますと言うならば何かアクションが欲しいものです。

 で、12月中旬に納車されてしまうと困ることが何点かあります。
①もし何か納車後にトラブルがあっても年末年始でディーラーが休みだと対応が出来ない。
②導入予定のセキュリティが専門店の予約が埋まってしまい納車直後にインストール出来ない。
③たった2週間ほどで年を跨ぐため、早くも1年落ちになってしまう。
④そもそも私自身が多忙で納車に足を運べない。

 と言うことで、担当さんに無理を言って『登録』と『納車』の両方を2018年1月にスライドしてもらうことにしました。(可否は現在確認中)
ここで重要なのは『登録』を12月中にされてしまいますと2017年式になってしまいまして将来の売却時に多少なりともマイナスになること。また登録のみして1月まで保管してもらうと実質私が12月にはオーナーになってしまい、でも手元にクルマは無いと言う何とも寂しい状況になるため念を押してお願いしている次第です。

 なんかイギリスではWRXのファイナルエディションが発表されましたね、やはりこのVABでWRX STIは終焉となるのでしょうか。のんびりと納車を待つことにします、お願いだからこれ以上何かの不正で不透明にならないで欲しいものです。私、SUBARUの株も多少持っていましてただでさえこれでも損していまして…相性が良くないのかもしれませんorz

【日々徒然】 カタログでオブジェを作ってみる、アルファロメオ編

 いくらSUBARUWRX STIがやって来るとは言え、他のクルマだって気になるのです。最近、私のハートを鷲掴みにして放さない1台がアルファロメオの4Cと言う一種のスーパーカーであります。ドライカーボン製バスタブ型のシェルを持つ強固なボディでパワステレス、インテリアは極めてプラスチッキーと、走りに特化したモデルらしく変態的な趣味車なのです。で、公式サイトからカタログ請求が出来たため取り寄せてみたところ残念ながらオールラインナップのカタログであって4C専用のそれとは異なっていました。

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今度ディーラーに行って公式カタログ貰ってこよっと。

でも、よく見てみたらポストカードのような作りのこのカタログは何かに付けると無い頭をひねることしばし…インテリアに活用出来ないかと100均でフォトフレームを購入してみました。

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カタログサイズが2Lフォトフレームに対して数mm大きかったためカッターで枠を削ってみました。元々が100円のフレームだし、カタログも無料だから多少の粗は気にしません。

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出来上がりがコレ。思った以上に良いアイテムとして殺風景な一般庶民独身の部屋を彩ってくれそうです。しかしアルファロメオのエンブレムって年代によってこんなにもマイナーチェンジしているんですね、と言うか現行が手抜きしすぎに見えるのは気のせいでしょうか…。

おしまい。

【W210】 惜別へのカウントダウン

 季節外れの大型台風が本州に迫っていますね。せっかく珍しく予定の無い日曜日になったからメルツェデスさんでドライブでもと計画していたものの、結局は雨では何処かへ出掛ける気にもなれずに近所を1周しただけに留まりました。

 あ、雨の日洗車はしましたけど。

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W210は本当に『鮮やかな』ホワイトです、今となっては軽四サイズとまで揶揄されるであろう16インチのホイールも力強い5本スポークで古さを感じさせないデザインがマッチします。『ホイール洗車が楽』、『タイヤが4本交換してもそこまで高くない』、『乗り心地が良い』と3拍子揃っています(笑)
E430は同じデザインで17インチを履いていまして、それを中古で手に入れようと模索していましたが夢に終わりました。


 さて、12月には次の愛車が手元にやって来る予定です。そして現状のライフスタイルではクルマに乗ろうと気力が湧くのは週末のみでして、そうなるとW210に乗る機会は実質あと10回強…遠出をしなければあと100km動かすかどうかと言ったところになりました。只今燃料計の貧乏ランプが点灯していてマルチファンクションディスプレイの情報だとガソリン残量が7Lしかありません、でも満タンにするのは勿体ないしどれだけ給油しようかな…。このクルマを購入した際には10年は乗ってメルセデスの表彰制度で記念メダルを貰うんだと意気込んでいたけれど、結果として3年未満で乗り換えとなった次第です。メルツェデスオーナーの方はヤナセで登録しますと所有歴10年もしくは走行100,000kmごとに表彰制度がありまして記念品を貰えます、是非チャレンジしてみて下さい。

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不運にもW124と比較されて酷評を受けたと同時に先進的すぎたフェイスで極めて不人気なまま『メルセデス負の遺産』となってしまったW210、それでも乗ってみると何の不満も無くかつ故障もほとんどしない優秀なクルマでした。W210はメルツェデス史上『最も故障が少ないベンツ』だそうです。E320アバンギャルドは数字通り3,200ccのエンジンを搭載していて、かつ登録からの年数で自動車税が割増されているので納付時期の5月が億劫ですが燃費は思いの外良くて最終的に国産車と同じ感覚で所有出来たと思います。ダウンサイジングが進む今日では必要無い排気量を持つ割にはNAエンジンで鈍い加速…それでも本当は手放したく無いのが本音です。

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アバンギャルドは元々車高がベースグレードに比べて落ちています。加えて長いホイールベースと伸びやかなトランクがドッシリとした見た目を演出しています。Eクラスは『ビジネスエクスプレス』の通称で親しまれ、その名の通りリアシートは必要十分の広さで快適な移動を約束してくれました。…まあ私は常に運転手でしたが。季節の良いときには雑誌片手にリアシートでくつろぐこともありましたね。

 さあ、残りあと1ヶ月と少し。晴天の中どこかにもう一度ドライブへ出掛けたいものです。

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あ、私のメインカメラでありますFUJIFILMのXQ1が『また』故障しました。背面ダイヤルがバカになってしまい操作不能に…。これはXQ1の持病らしく、特に手荒に扱っていなくてもガタが出ました。実は昨年12月にも同じ箇所を部品交換していまして、オプションの5年保証に入っていて良かったとつくづく思うわけです。何気にこのカメラは4回目の入院です。背面ダイヤルは今回を合わせて2回、レンズカバー開閉不能で1回、そして前面リングダイヤルの故障でも入院しました。それでもこのサイズのコンデジでf1.8搭載するモノは現在ほとんど存在せず代替機が見つからないため手放せません。

【SUBARU】 WRX STI (D型)全額支払い & 前期後期見た目の違いなど

 新車注文書を発行した際には手付金として¥10,000のみを支払いました。その後は必要な書類(私の場合は下取りもあるため住民票、印鑑証明、車庫証明の3点)を用意しまして、改めて全額の一括支払いへとディーラーへ足を運びました。

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実はこの日は『お客様感謝デー』を開催していまして、追加で何かを頼むかものすごく迷っていました。とりあえずはドアミラーオートシステム(エンジンのON.OFFでミラーを自動格納する機能)は追加を決定していたのですが、ギリギリまでSTIプッシュエンジンスイッチとフロントアンダースポイラーを注文するか否かで悶えていました。

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これは素の状態。STIプッシュエンジンスイッチにするとこのボタンが赤色になるのです。ただ、担当の営業さんが『まずは素で乗ってみるのが良いですよ。』と私の物欲にブレーキをかけてくれたことと、実はお客様感謝デーは年に4回も開催しているそうでして、そこで欲しいものを足して行けば良いとアドアイスをいただきました。オプション追加で危うく新車購入時の罠に自分からハマりに行くところでした…、押し売りをしない本当に良い担当さんと知り合えたことに感謝です。と言うことで、今回は追加は見送りまして当初の予算設定と通りで支払い&発注完了です。ひつまぶしのように後から味を足して楽しむことにします(笑)

私は銀行振込ではなく全額現金持参だったため、事務の方に過不足が無いか確認してもらっている間にいま一度STIの外観と内装を確認したりしていました。

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何度も試乗したのに内装をじっくり見たのはこの日が初めてだったりします。思っていたよりも赤の差し色が多く派手な感じなんですね。そそり立ったシフトが素敵です。また、メーター、ステアリング、コンソールにシートなどなど至るところにSTIのロゴが主張いますね。

丁度良い具合に、試乗車のD型(後期型)の近くに認定中古車としてSTIの前期型が停まっていたからフロント周りの比較が出来ました。これが雑誌などで見比べても今一つピンと来なかったので助かりました。

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こちらが私が発注しました後期型(D型)。エアロ無しの本当に素の状態です。

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こちらが前期型で更にフルエアロを纏っています。こう見ると結構顔つきが異なります。

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ヘッドライト周りにズームインするとより違いが見えてきます。こちらが後期で前期よりも若干だけ曲線が増えているような感じです。

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そして前期。前期はグリルが立体的な反面、ヘッドライト周辺の彫り込みは浅いです。

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リアは違いを見つけられませんでした。こちらが後期。

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そして前期。

うーん、やっと次期愛車の実感が湧いてきまして納車が楽しみであります。が、納期はまだ未定らしく、恐らく12月だろう…と行った程度にしか分かっていません。急いでいないので、カタログなどで知識を詰め込みながらゆっくり当日を待ちたいと思います。

おまけ

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2015年のコンセプトモデルが展示してありました。フォレスターのコンセプトだそうです。


おしまい。

【お散歩名古屋】 フェラーリ 70周年記念イベントお見送り 〜名古屋編〜

 フェラーリが70周年を記念して日本では東京の両国から三重の伊勢までツーリングする企画を開催しました。


 もちろん私の生活においてフェラーリ様なぞ何の縁もありませんが、日程を見たところ名古屋にステイすることが分かったため、お見送りに行くことにした次第です。当初の日程では10月13日(金)に東京から名古屋へご一行が到着しまして、翌14日(土)の午前8時半にヒルトン名古屋を出発するようなことが公式HPに記載してあったため、その時間に合わせて現地へ出掛けます。ホテル前には所謂『出待ち』のパンピー(死語)がわんさかとカメラを構えていたものの何か違和感を覚えました。そう、あまりに静かなのです。

 首をひねりながら考えることしばし、気がつけばホテルエントランスに『予約車』と書かれたタクシーが列を成しているではありませんか。そして乗り込む方々を見れば『赤いネックストラップ』を身につけています。これはきっとツーリング参加者であり、タクシーに乗るってことはここにクルマは無い…。と、無い頭で推理した瞬間にはホテル前を後にしてタクシーが走り去る方角へと徒歩で追いかけたわけです。前夜には名古屋中心部の栄で展示会をしていたらしいから、きっとクルマは栄の地下駐車場のどこかにあるはず、気分はまるでルパンを追う銭形警部です。

 で、見つけました。名古屋栄のど真ん中で。

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すごいのが停まっていました。それも3台も。

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参加車両にはゼッケンが貼られていまして、このクルマが栄光の1番を纏っていました。

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跳ね上げ式のドア、厚みが半端ないです。

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路肩に停車していた先頭はエンツォでしたが撮る前に出発してしまいました…。

ここからは名古屋の地下駐車場『エンゼルパーク』から延々とフェラーリが出て来まして、しばし金銭感覚が狂う光景が見られましたよ。

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こんな感じで、地下から地上へ繋がるスロープを1台ずつ上がって来ました。

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見た中で一番派手なホイールを装着していた1台。

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ボディに開けられたダクトの数がすごい…サイドスカート後方のトリコロールカラーがお洒落です。

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この交差点を越えると良い感じの直線で、皆さんアクセルを踏む踏む。

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名古屋の街中で4台もの『走行中』フェラーリが1枚の画像に収まるなど、この先無いかもしれません。

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私の機材はファインダー無しのコンデジだったから流し撮りは辛かったです。

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Cピラーに翼が生えてしまっているモデル。ロングノーズがカッコいいです。

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一般的なフェラーリレッドよりも落ち着いた赤色の2台でした。

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このお尻たまりません。

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恐らく今回見た中で一番モデファイされ、かつ爆音だったかと。

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リアにエンジンが搭載されているから後方のラインが伸びやかです。

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でもやっぱりロングノーズも捨て難い…要するにどのモデルもデザインが素晴らしいわけですよ。

ただ、ここまで全てのモデルがほぼほぼ現行型でして、特に488の数がすごかったような。罰当たりにもちょっとだけ飽きてきたところに出て来ました…

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355ですね、イエローとタンレザーが眩しいです。

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この手のイベントやツーリング時にはとことん楽しいであろうオープンカー。

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しかし起伏の激しいデザインです。

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現行型はどうやらアブソーバーにリフターが搭載されているようでスロープの段差も苦になっていませんでしたが、このクルマは出庫時のクリアランスが相当ギリギリでした。誘導していたスタッフさんも地面に這うようにして確認しています。

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いいですね、たまらないですね。私はやはりこの年代くらいの348、355が好きみたいです。

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大御所は512でした。タイヤの厚みすら魅力を放っております。

と、こんな夢の光景が目の前に広がって朝からお腹いっぱいになりました。ヒルトン前でひたすら待ちぼうけを喰らっていたら涙で枕を濡らしていたことでしょう。10年くらい前の相場であれば中古の355あたりが『無理すれば買える』ラインだったけれど、今は348でも『ちょっと無理かも』レベルまで値上がりしてしまいましたね。いつかはフェラーリと夢を抱くことすら厳しい世の中になってしまいましたが、良いものを見てモチベーションが上がった気がする土曜の朝でしたとさ。

おしまい。