40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【SUBARU】 WRX STI (D型)  インプレッサWRX Sti(GVF)と見た目の違いと現行シビックTypeRなど

 私のWRX STIが納車されてから早くも3ヶ月が経とうとしています。とは言え行ったことはセキュリティのインストールと1,000kmの慣らし運転くらいのものでして、どこかドライブした訳でなければ未だにホイール以外はガソリンスタンドの手洗い洗車で任せっきり、しかもここ最近は黄砂がひどくてクルマがえらい騒ぎになっています。そして走行距離が3ヶ月で1,210kmと今まで所有したクルマで最低の稼働率になってしまっています…バッテリーが上がらないか心配になって来ました。

 正直に言ってしまえばなかなかどうして愛着が湧かないのですorz

 間違い無く言えることはこのSUBARU WRX STIは極めて特殊な位置づけのクルマであり日本は基より世界中に熱狂的なファンが数多く居ます。水平対向+ツインターボで2Lながら300馬力以上を絞り出すエンジンは古典的ながらもレスポンスの良い名機だと評判です。では何故に私には合わないのか…考えてみました。

>固すぎる足回り
正直、クルマの乗り味なんて街中をトロトロ試乗するだけでは分かるはずはありません。ましてはエンジンの本当の性能、足回りなどはシートの座り心地やステアリングのレンスポンスなどとは異なり、それなりに色々な環境で試して初めて理解出来るものだと私は常に思っています。STIのベースグレードにはKYBのアブソーバーが装着されていまして、雑誌などの評判では『上級グレードが装着するビルシュタインよりも柔らかめで乗りやすい』と書かれていたことを鵜呑みにしていました。…が、私的にこれでも固すぎます。私が今まで乗って来たクルマと比較してホイールベースが短いことも影響しているのかと推測するも、あまりにゴトゴトピョコピョコと少しでも路面が荒れるとセワしなくダンピングしてくれるのです。お陰でタイヤの接地感が希薄で、ある程度の速度を保ってコーナーに突っ込んで行くと吹っ飛んで行くのではと感じるくらいな挙動を見せることがあります。1,000km以上走って既にサスが馴染んだ状態でこの固さであるならばちょっと同乗者もドン引きな突き上げかもしれません。

>洗練されていないデザイン
良く言えば無難で悪く言えば古臭いデザインなんですよね。1世代前のインプレッサWRXの方が好みのデザインです。画像で比較してみました。

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縮尺は上下ほぼ同じかと思います。両車ともオーバーフェンダーなのですがラインの彫り込み具合がインプレッサの方がシャープですよね、私の現行WRXフェンダーの膨らみはあるもののノッペリしているような、またCピラーがインプレッサの方が太くて力強いです。もう1点大きな違いは死角を減らすために処理されたFサイドウインドウの形状でしょうか。ちなみに2台ともブルーパールですけど、色味は結構な違いがありましてインプレッサの方が明るいブルーに見えます。内装は他の現行SUBARUシリーズとほぼ同一のレイアウトです。どうにもゴテゴテしていて五月蝿いです、特にセンターのディスプレイなんて必要あるの?と疑問に思ってしまうほど…。せっかくアグレッシブなクルマなんだからアナログの3連メーターでも付けてくれればカッコ良かったのに。あと特に内装の質感は海外でも酷評を受けているようにとても¥4,000,000オーバーのクルマには見えません(涙)

SUBARUに不信感が芽生えてしまった
これは購入のタイミングが悪すぎました。完成検査不正が公表され、次は燃費改ざん問題…今までSUBARUと言えば『真面目一筋』なちょっと不器用なメーカーとしてむしろ賞賛されていたのに、何故に自分がWRXを注文した直後にこんな残念なニュースを立て続けに見る羽目になってしまったのか。別に人命に関わるような重大インシデントでは無いにしろ、とにかく時期が悪かったです。

 そんな理由からせっかく決断して手に入れたクルマに愛情を注ぎきれず、クルマにも可哀想なことをしてしまっていると思う今日この頃。結論としてはこのクルマの素性を理解しきらぬまま手に入れてしまった私のミスです。スカイラインGT−Rのようなグランドツーリングではなく、メルツェデスベンツのようなビジネスエクスプレスでもなく、もっとジムカーナやサーキットなどクローズドコースで加減速、旋回性能をフルに発揮することに特化したクルマなんだろうなぁと。

 でも、それだけで諦めたくなかったので何かとWRXと比較されるシビックTypeRをホンダのディーラーで見て来ました。

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 この展示車は実は中古車なんです。ディーラーさん曰く、展示車が手に入らないから中古車を無理矢理引っ張ってきて展示しているのだそうです。あまりの品薄でこの中古車は新車以上の価格を付けています。見た目はとにかく厳つくて大きいクルマです。もし隣にWRXを並べたならば、ますますWRXが普通車に見えてしまうかも。とりあえず仕入れた情報は以下の通り。

>仮に4月7日付で発注をかけたら納車は2019年の1月30日になる。
シビックもイヤーモデルとして毎年アップデートがかかる。
>乗り味はドイツ車に近く、BMWが似たイメージになる。
>車格がWRXよりも大きいので室内も余裕がある。
>フロントシートのサポート感がかなり良い。
>意外にもランニングコストはお財布に優しい。
>でもタイヤは20インチ。交換時は特にメーカー指定は無い。
>特殊モデルな上に品薄なので値引きはほぼ無い。

車両本体+フロアマット+カーナビ&ETC+コーティングなどで乗り出し価格は¥5,340,000。あとは端数を切るか下取り車の価格を頑張ってもらうくらいしか無いでしょうね。

ちなみに私の2018年式WRX STIは新しすぎて市場相場がまだ出ておらず、恐らく¥3,300,000〜¥3,500,000の間になるのでは…くらいの情報でした。ただ逆に余程の過走行にならない限りは1年後でも同じような下取り価格になると思うとの返答でした。そう言った意味ではWRXはやはり特殊なクルマでありリセールにも強いのだと実感した次第です。

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シビックの隣にはS660が展示されていました。座ってみたら低いこと低いこと、これは軽四でも楽しいこと間違い無し!!
実は結構気になるクルマですが、荷物の積載能力がまるでゼロと分かりこれは完全にセカンドカー扱いの趣味車であると納得しました。

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レザーエディションだそうです。お洒落だしシンプルなダッシュボード周りがかなり好きです。クルマと言うよりはバイクに近い感覚だとディーラーマンが仰っていました。

 とりあえず私のWRXに愛情を注ぐよう一生懸命努力しています。やはりどこかへ長距離ドライブするのが良いかもしれませんね。それでもどうやっても気に入らなかった場合には以下の3点に進もうと考えております。

①格安の中古の日産CUBEに乗る
>さりげにCUBE大好きなんです、形も乗り心地も。
②メルツェデスに戻る
>年式未定ながらEクラスを買い直す。
③ポルシェの初代ボクスター
>オープンカーを満喫したい。

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お宝の山を積んだキャリアカー、ポルシェ930ターボなんて気がつけば値段が高騰してドリームカーになってしまいましたね。空冷モデルはもう手が届かない存在になってしまいました。


おしまい。