前回のオイル交換は2024年1月に行なっていました。距離は20,079kmであったと私の備忘録にあります。

昨年末の車検時に本来であればオイル交換は居酒屋で言うたこわさ、焼肉屋で言うタン塩、マクドナルドで言うフライドポテト(L)くらいの鉄板メニューでありながら、あまりに距離を走っていないからもう少し先延ばししましょうとディーラーの整備士さんに言われてスキップしていました。
結局のところ4Cは車検を受けた時の距離数22,589kmからオドメーターが僅か44km進んだだけでとどのつまりずっとガレージで冬眠していた次第です。だって冬は融雪剤撒かれていて晴れていようが雨が降ろうが汚れるし、春は黄砂と花粉で汚れるから、実際の稼働時期ってこの4月下旬が毎年のターゲットになっているんですってば。
と言うわけで今回もお世話になっているディーラーにオイル交換の予約を入れて、5ヶ月振りくらいに4Cの低くてペラいシートに潜り込んで思ったのは「こいつぁレーシングカーか…」といつものセリフ(笑)
通勤快速車であるアウトバックで極楽なドライヴに慣れてしまった不埒な身体には4Cのそれはあまりに異次元であります。地を這うドラポジ、カーボンバスタブ、重ステ、かなりのカーヴを描いたフロントウインドウ、まるで見えないバックミラー、リアからの獰猛なエンジンサウンド、アクセルを踏むたびにカシュンカシュン吠える吸気音、ミーミー鳴くのは恐らく燃ポンかな。
全てが非日常への招待状、ただ夜勤明けの寝ぼけ眼には試練でしかありません。定期的にガレージでアイドリングをしていたとは言え、久々にエンジンをしっかり回すししばらくは低速低回転で馴染ませて、油温がしっかりと上がりストレッチが終わったあたりで『アルファDNAモード』をNからDへシフト。明らかにレスポンスが鋭くなりシフトアップのタイミングはより高回転へとスライドします。尤も私はシフトもAからMモードに変えてパドルシフトをスパンスパン使っちゃいますけどね。イタリア車はパッションで動く生き物です。
ディーラーへ到着するとすぐに受付のおねぇさんが駐車場へとエスコートしてくれます。颯爽とクルマから降りようとするも、車高の低さとドアシルの太さ、隠しきれない私の老化で「よっこいしょ」と言わないと降車出来ない姿に多少の赤っ恥を憶えながらキーを託します。相変わらず…と言ってしまうと失礼かもしれませんけれど、相変わらずショールーム内は土曜日の午後と言うのに商談している姿はZERO、と言うか併設するFIATも含めてお客さんが私しか居ないわけで。
コロナを境にしてドリンクがペットボトルの『いろはす』に統一されてしまったのは少し
寂しさを感じるところではあります。昔はホットコーヒーと添えられたビスケットを楽しみながら
テーブルに置かれた輸入車雑誌やアルファロメオの専門書を眺めるのが至福の時間だったので。
作業に入る前に整備士さんから軽い問診を受けました。本来であればこのターンではオイルフィルターも同時交換だったものの、6回目オイル交換から距離が2,554kmしか伸びておらずフィルター自体は10,000km毎の交換が望ましいとのことで今回もオイルのみの交換でOKとのこと。商売っ気が無くユーザーに寄り添ったメニューを提案してくれるこのディーラーは大好きです。私の4Cは2015年式でそろそろ車齢10年を迎えるため、オイル交換と一緒に消耗品など交換した方が良いところが無いかも点検してもらうお願いをしました。
さて…待ち時間は周辺にパチンコ屋くらいしか無いし店内でのんびり過ごします。展示車は…うん、ジュリアとステルヴィオとトナーレね。って、アルファロメオこの3車種しか無いしね。もうどうせなら認定中古車でMITOやジュリエッタ、4Cあたりを展示した方が良いのではと余計な心配をしてしまうくらい、他メーカーと戦うには劣勢なパーティーに感じてしまいます。ここに最近登場したジュニアを置いたところで基本設計が古いジュリアと愉快なSUV松竹梅では…ねぇ。

せっかくだからFIATのショールームにも足を向けてみました。こちらはファイナルモデルになっているアバルト695を筆頭に電気自動車の500eと、ワンボックスのドブロが並んでいました。試乗車も用意されていたから、アバルト乗ってみたいな…と思うもお客さんZEROな店内で、かつアルファロメオのオイル交換で来ている私は空気みたいな扱いだったので、695を舐め回すくらいジットリと眺めて退散(笑)
うーん、きっと楽しいクルマなんだろうなぁ。でも車両本体で550万とは高くなったものですね。最後に屋外の中古車を眺めて店内へと戻ります。ここまで全行程で10分くらいかな。

幸いにもオイル交換は40分程度で完了し、私の4Cは爆音を轟かせながらピットから戻って来ました。整備士さんから点検内容を教えていただき、結論としてすぐに交換が必要な箇所は無いとのことでした。
強いて言えばバッテリーが交換後3年を迎えているけれど、普段はバッテリーチャージャーで定期的に充電しているし、突然死はあまり無いっぽいからまだ良さそう。ベルト類はタイミングベルト交換時に一式リフレッシュしているし、タイヤとブレーキもまだまだOK。乗っていないからと言えばそれまでだけど、なんて手のかからないグッドボーイなんだ。
今回のお支払いは以下の通り。
エンジンオイル交換工賃 ¥3,700
オイル(SELENIA QF) ¥3,400 x 5.5L = ¥18,700
総計¥24,640-
オイルが前回の¥3,290/Lから¥410/L値上がりしたことと、前回より0.5L多く入ったから支払い額は¥2,475高くなっていますが、今日の油脂価格高騰の中では頑張っている方だと思います。
最後に余談として。
ただでさえ部品が出なくなるのが早いイタフラ車、4Cも心配になるのは無理も無いですよね。販売当初は4Cにもいくつかオプションパーツが出ていました。それらが今も買えるものなのか品番を叩いて調べてもらったところ、まずクーペ乗りなら誰もが憧れるカーボンヘッドライトカバーは既に国内在庫ZEROとのこと。本国に問い合わせても果たして出てくるものなのか…。当時でも40万位していたから今はもっとお高いでしょうね。

フロアマット、これは左右共に在庫としてはあるそうです。ただ予備で買っておくのも手かな。今でも貧乏性な私は運転席のみフロアマットに保護マット敷いていますし。

最後に屋内用ボディカバー、こちらは在庫がラスト1個。ずっと買おうか悩んでいる逸品ですが機能性で言えば屋内前提だし果たしてどこまで必要なのかと問われれば口を閉ざしてしまいます。整備士さんからも、変に埃を噛むと傷の原因にもなりますよと至極現実的な一言にノックアウト。
とまあ、急ぎはしないけれど必要なものは少しずつストックするのがベターかなってところです。特にフロアマットはLHDにおいては運転席側のみ値上がりしているなんて噂もあります。

そんなこんなで今シーズンも走る準備は整いました。そろそろドライヴが気持ち良い季節なのでとりあえず朝駆けをしたいなと思います。
おしまい。