40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【日々徒然】 突発性難聴に悶える日々と航空宇宙博物館

 え?
普段は月一程度の怠惰なぐうたらブロガーがなんでここ数日やたら更新頻度が上がっているかって??
それは私が誠心誠意で心を入れ替え…いやいやいや、もとい仕事もせずに家で病を療養しているからでございます。

 思い返せば昨年の4月は頭がクス玉みたいに割れるかと思った程の激痛から急性副鼻腔炎に悶えていたのですが…

今年の4月は現在進行形で突発性難聴に襲われていまして会社に散々な迷惑をかけながら急遽10日間の休暇を貰って療養している次第であります。なんか先週半ばから耳鳴りがするなぁと思い始めたが最後、モスキートサウンドみたいな超高周波が頭の中でガンガンに鳴り響き、寝ても覚めてもそれにうなされてしまったのでした。
普段ならある程度の体調不良であれば日本人特有の『平静を装う忍耐と波風を立てない沈黙』で自分を誤魔化しながら乗り切ってしまうところ、今回に関しては発症当初から何か大きな違和感を持ち、発症から3日目の朝には耳鼻咽喉科で受診。検査をしたら右耳の聴力がえらく低下してしまっていまして、医師から言われたことが『発症後1週間以内なら治る確率70%』、『発症1週間を過ぎると30%』、『2週間を超えるともう治らないよ』なーんて真顔で結構な怖いアドバイスでした。私は幸いにも7割方は治る時期に治療を開始したことでなんとか何事も無く完治するのを願いながら日々通院しています。
治療内容はステロイドの点滴を5日間連続で受けて、6日目に再検査でもし症状が回復していなければ鼓膜を突き破ってステロイドを直接注射すると、これまた背筋が凍る様な荒治療…。なんとしても治さなければいけません。ただ、先にも書きました通り完治する確率は日を追うごとに悪くなる上に実は再発する可能性も結構高いらしいので、もしこれを読まれている方でも耳鳴りなどの違和感に気づいた時は早急に検診される事を強くおススメします。仕事は後で挽回出来ても、身体の不自由は取返しが付かないまま最期まで付き合うことになってしまいますからね。
今も耳鳴りは変わりなくしていまして、モスキートサウンドとも燃料ポンプの作動音とも、飛行機のエンジン音とも、はたまた歯科のドリルの音とも思える耐え難く極めて不快なものです。静かな空間に居れば余計と大きな音で聞こえるだけに頭も胃も痛い。逆に4Cを運転している時ならエンジンなどのメカニカルノイズがあまりに煩くて多少は耳鳴りが軽減されます(笑)

 さて、モスキートサウンドとか飛行機のエンジン音とか話題が出たので、半場強引にそれを繋げてのネタを一つ。先日ふとした事から『永遠の0』ネタをYouTubeで見ていた妻が突然「私、零戦を見てみたい!」と口にしまして、クルマにとどまらず漏れなく飛行機も大好きな私としては一緒に航空機を拝みにデートする貴重なチャンスと小躍りしながら岐阜県各務原市にあります『岐阜かがみがはら航空宇宙博物館』へと出掛けました。

この施設は航空自衛隊岐阜基地の南手に作られた飛行機の大型博物館で、自衛隊を退役した飛行機をはじめ航空史において各ターニングポイントに登場した名機のレプリカなどが展示していて、さらには旅客機とブルーインパルスのフライトシミュレーターもあって飛行機好きならば1日中居ても飽きないくらいな施設になります。

お目当てであった零戦は実寸模型として忠実に再現されたものが展示されていまして、私たちが想像していたサイズよりもはるかに巨大な機体に驚かされました。ただし単純にカッコいいとは思えず、やはりこの飛行機が実践投入された背景を思ったり当時の戦争に巻き込まれた方々に哀悼の意を示しつつ、胸が締め付けられる感覚で眺めた訳です。

メインの格納庫へと進むと、そこにはT-33を皮切りにT-1、F-104、T-2ブルーインパルス仕様、そして退役から間もないF-4が整然と並べられていて、どれも学生時代など航空祭で目にしていた私にとっては失禁モノのラインナップです。

また区画を挟んではT-2CCVと飛鳥まで鎮座しているじゃあないですか。最高です。

気になる入場料は大人が800円、しかも年間パスポートだと大人が2,000円ですので3回行けば元が取れます。私コレ年パス買っちゃうアルよ。

無料駐車場はかなりの台数を収容出来ますし、ツーリングオフの目的地として設定するのも楽しいかも。前回エントリーで訪れた尾張パークウェイの入鹿池で集合⇒カフェプラスアルファでモーニング&駄弁り⇒航空宇宙博物館で大人の社会見学⇒高速各務ヶ原インターで流れ解散。うん、悪くない(笑)

私は恐らく年パスを買ったら月一くらいで通うと思うので、もしご興味ある方がお見えでしたらご一緒しましょう:-)
売店ではプラモデルやグッズ、宇宙食まで販売されているのでご家族でも楽しめるかもしれませんよ。


おしまい。