40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【ロレックス】 ミルガウスとグリーンサブのオーバーホール見積り

 我が家で観賞用として人間よりも遥か上座に置かれている時計だったりしますが、置いておくだけでも内部は経年劣化を続ける訳でして…。

以前にエクスプローラー1をオーバーホールに出した事はブログエントリーしていまして、今回はミルガウスとグリーンサブが順番からしてそれに旅立つ頃合いとなりました。って言うかミルガウスは購入から10年以上経ったため遅いくらいであります…。

 あまり気乗りしなかったけれど、ミルガウスはレキシア銀座で正規品として手にしている唯一の時計であるため、ロレックスでしっかりオーバーホールしようとお店へGO。ここはデパートの一角に入っているけれど、いつからか入口には常時ドアマンが張り付いていて、いかにも「チラ見はダメよ」どころか「パンピーは入るんじゃねぇ」的な雰囲気を出す店になっていました。昔はそんなんじゃなかったのに。

店内は私の他に誰もお客がおらず、オーバーホールの相談で来たと話した瞬間に明らかにテンションが下がった店員の塩対応を受けました(笑)
ええゴメンナサイ購入目的じゃないんですよ。でも元々ここで買ったやつなんだからそんな無下に扱わんで下さいorz
「チッ、小物か…仕方ねぇな坊主」ってなオーラを年下であろう店員から受ける恥辱は基本的にMっ気がある私でこそ堪えきりましたものの、普通な感覚で行けばあの顔ばかりか目すら笑っていないフレンドリーさのカケラも無い対応に「ああ、これがあの殿様商売のロレックスか」どころか「私にはまだロレックスを買う資格すら無いんだ」なんて負の印象を植え付け兼ねません。

気を取り直し、とりあえず分かった事は以下の通り。

1.ミルガウスオーバーホール基本料金¥64,000+TAX
2.サブマリーナオーバーホール基本料金¥68,000+TAX
3.現行サブは月に1本程度の入荷しかない
4.これから増税を控えてオーバーホールも混み合ってくる
5.オーバーホール期間は約45日

そんな情報をゲットし、転げ出るように退散しました。こんな恥辱を受けながらも来月には鴨ネギが如くミルガウス持って再訪予定です。

 なんかモヤモヤが消えなかったから、久々に時計屋さんでゆっくりと中古品を見ることに。

f:id:kitobee:20190721073013j:plain

左が私の16610lv、右が売り物の116610lv。
実はこの116610lv、ロレックスが販売開始したばかりの頃は正規店のショーケースの中に並んでいるのを何度も見たことがありました。いつの間にか超絶レアモデルになってしまい、今ではこうやって並行店に来ないと拝めない1本であります。

私の旧グリーンサブと比較した印象としては

1.ベゼルはかなり落ち着いたグリーンかつ艶かしい光沢あり
2.光により色合いが変わる文字盤のグリーンが美しい
3.ケースのラグなどゴツくなりエッジも効いている
4.見かけほどの重量感は無く思ったより装着感が良い
5.全体的にグリーンなので立体感は16610lvより乏しい

こんな感じでしょうか。
欲しいかと聞かれれば当然欲しいです。
でもここまで正規品の価格とかけ離れてしまうと買い足しは無理で、買い換えとして何か下取りしないと庶民の私にゃ手が出ません。

で、で

聞いてみました買取り査定。

16610lv(旧グリーンサブ)M番フルセット
→¥1,350,000~¥1,400,000

16700(旧GMTマスター)A番フルセット
→¥1,100,000

なるほどですね、ただ2019年6月を境にして相場は値下がり傾向に転じているらしいです。Used市場の在庫が溢れてしまった様子で、販売価格が下落しているために買取も同じ曲線を描いております。
そのため買うならチャンス、売るなら様子見だとアドバイスいただけました。
それでも正規店で約¥930,000のグリーンサブが並行店のUsedで約¥1,730,000と2倍の価格で流れていると分かれば転売が横行するわけですよ。だって正規店で購入したその足で売りに行けばそれだけで約¥400,000の利益を出せるんですから。

ちなみにお店では上記の買取見積りが出たモデル、16610lvは116610lvと同額の¥1,728,000、16700は私の年式より古いものが¥1,378,000で売られていました。

 もちろん私が持つ16610lvや16700は絶版であるため今後ももしかしますと希少性などで価値が上がるのかもしれません、ただここまで上がった状態でまでして購入する価値があるのかと問われれば時計としてのそれは無いかなと思うのが正直な気持ちです。もうあとは所有欲を満たす方の付加価値でしょう。ヴィンテージカーと一緒です、ハハハハハ。

とか上から目線で散々講釈を垂れながらも、私だって未だに欲しい時計なんぞ腐るほどありますよ。たとえそれが無駄遣いって分かっていても。人とは煩悩の生き物です(笑)

おっと、戯言を語りすぎました。駄文の最後はこの言葉で締めさせて下さい。

にんげんだもの



おしまい。