40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【W210メンテナンス】 メンテナンスA(及びB)リセット方法

 私のW210に限らず、オンボードコンピューターが実装されているメルセデスは前回のメンテナンスから15,000kmの走行もしくは1年が経過した時点で以下のような警告がエンジンをかける度に点灯します。

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 私の場合は距離ではなく経過日数での警告だったため10日前からカウントダウンが始まりまして、当日を超えたらこのように『○ニチ ヲ コエマシタ』と一生懸命アピールしてくれました。こうなったら一般的にはディーラーなどへ持って行って定期点検を受けるわけですが、私は特に1年点検に拘りが無いがために『とりあえずディーラーへ持って行って警告だけリセットしてもらおう』と軽い気持ちで居ました。

が、ヤナセで告げられたお値段はナント9,000円。
サービスの担当さん曰く、別にこれが点灯したからと言ってクルマに問題があるわけでは無い。リセットをかけてもまた一定期間経てば点灯する。リセットをかけるには機械に当てるため9,000円かかる。と驚愕の見積り。一般市民平民な私は『じゃあ、いいです。』と返答するのに3秒とかかりませんでした。

 今の時代はインターネットの普及で本当に便利になりました。諸先輩のDIYを参考に自分でリセットをかけることにします。実際に私のこのエントリーを参考にリセットをかけようと思う方はくれぐれも自己責任で行って下さい。また、メルセデスケアが残っていたりしますと自分でリセットをかけたら保証対象外になるようです。そして全てをディーラーで任せて整備手帳を記入している方も、これをしてしまうと何かしら不都合が出るかと思われますので確認の上でお願いします。

①まずはキーを差し込んでエンジン始動の一歩手前(2の位置)まで捻ってメーターを表示させる。

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この位置までキーを回せば警告灯などが全て点灯しますね。メーター中央のインフォメーションに走行距離が表示されましたら、ステアリングの↑または↓ボタンでスパナのマークを表示させます。

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これをポチポチ押して…

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このスパナマークを表示させるのです。

②メーターフード左にある『R』ボタンを数秒長押しする。

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これを長押しです。5秒前後でしょうか。

 

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長押ししますと、このようにリセットするかと確認を求めて来ます。本当に自身でリセットして構わなければ、再びリセットボタンを長押しして下さい。

③リセット終了を確認『アト 15000 キロメーター』と出ればOKです。

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メンテナンスAをリセット完了したため、次回のメンテナンスBまでのカウントダウンがこれから始まります。ちなみにディーラーだとメンテナンスAはオイル交換やフィルター交換のことを指し、メンテナンスBは車検のようですね。私のW210はメルセデスケアなんて入っているはずもないですし、基本的なメンテナンスは良くしていただいている工場へ入庫しているためDIYでリセットしました。所要時間は1分くらい、これで9,000円取るとは…さすがディーラーは強気です。

【鉄道】 2017年 春のSL北びわこ号

 JR西日本が管理しています『C56−160』は様々な地域でイベント運行をしていますが、どうやら来年あたりに引退を控えている様子です。と言うのもSLのメンテナンスにはかなりの技術と維持費がかかってしまうこと、ホームグラウンドの山口県では峠越えの路線でSL自身に結構なストレスがかかっていて満身創痍な状態であること、また代替として梅小路にて動体保存されています『D51−200』が本線への登録をかけることから、平成29年度以降の去就が注目されています。

 季節運行されている『SL北びわこ号』にはC56もしくはC57が充当されていますが、基本的には前者がメインとして客車を引っ張っています。この北びわこ号滋賀県米原〜木之本の区間で1日に2本(午前と午後)の便があります。当初は往復で運転していたものの、今はどうやら米原→木之本の旅客扱いのみで木之本→米原においては回送運転になった様子。
また季節運行とは言え1年を通しての運転日数は10日ほどのみとなっています。たまたま出かけた長浜で運転日のことを思い出しまして、また時間もほぼピッタリだったことから入場券を購入してSLを拝んでみることにしました。

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 ホームに降り立ってビックリしたことは意外なまでに『鉄っちゃん』と呼ばれる鉄道ファン(マニア?)が少なかったことでした。それこそ大昔に同じ長浜駅でこのSLを見た時にはホーム上がカオスなくらいにごった返していたのですが…。周りを見渡しても小さな子ども連れの家族がパラパラと見られるくらい、人気が無くなってしまったのでしょうかね。それとも撮り鉄はもっと有名な撮影地に集結していたのかな?上の1枚は出発時のものでして、この後に盛大な汽笛を鳴らしてボシュボシュと動き出しました。

 このSL北びわこ号は他のそれと比較するとあまり煙モクモクを期待出来ないことで有名です。元々、SLって本当に上手い運転をした場合には黒煙はあまり吐かず白煙なのだそうで、黒煙はファンサービスの兼ね合いもあると何かで聞いたことがあります。だから、有名撮影地などでは意図的に煙の量を増やしてくれる運転士もみえるのだとか。逆のパターンだと『煙スカスカ』と呼ばれて撮影者が膝から崩れ落ちるわけです。SLって煙の具合も予想して写真の構図を考えるため、縦構図で構えてSLを待ち構えていたのに煙が無いと寂しく間抜けな写真になってしまうんですよね。

 次回の運転予定日は5月に2回とのこと。SL北びわこ号自体は年に何回か設定があるけれどもC56自体はあと何回、その姿を見せてくれるかが気になるところですね。

 

おしまい。

【PORSCHE】 718ケイマンの虜になる

 私が『ポルシェ』と言うクルマを初めて目にしたのは恐らくまだ幼稚園児だった頃の話。当時は『ガイシャ』なんてどこぞの大金持ちが乗るような遠い存在だったのだと思いますが、我が家の三菱ラムダで中央道の上り坂を一生懸命上っているときに父親が『あ、ポルシェだ!!』と追い越し車線を猛スピードで抜き去って行く、地面にペッタリと張り付いたカエルのようなフォルムのクルマを指差し興奮気味に教えてくれたのを今でも鮮明に覚えています。

 私は定期的にポルシェが猛烈に欲しくなる時期があります。誰が見てもひと目で分かる姿を昔から守り続けている個性が極めて強いクルマであることはもちろんのこと、それに乗っているオーナーさんの顔が明らかに幸せそうに見えるのです。きっと欲しくて欲しくて手に入れた自慢の愛車に違いない、そんなハッピーオーラが溢れているエンスー好きなモデルに私も強い憧れだけは持ち続けていたりします。今までの私のクルマライフにおいても、あと一歩で購入するところまでは踏み込んだものの、最後の最後で実用性を取ったり価格が見合わずに断念したユニコーンのようなクルマなのです。

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そんなこんなでどれだけ振りかでポルシェセンター(PC)へ気がつけば足を運んでいました。私が昔から欲しい欲しいと思い続けているモデルはケイマンというミッドシップタイプのポルシェです。初代モデルである987には私がまだR34スカイラインGT−Rに乗っていた頃に試乗させていただいたことがありまして、それ以来の訪問となります。特に事前に電話などは入れていなかったのですが、幸いにも午前中のPCはあまり混んでいなかったためにセールスさんのエスコートで無事に店内へ。基本的に外車のディーラーは国産車のそれのようにセールスさんが大勢スタンバイしているわけではないので、運悪く大賑わいの中に一見さんで飛び込むと華麗なまでに放置プレイされることもあるため、本来であれば電話を一本入れておけばスマートなんですけどね。

 『見積りとカタログが欲しい』旨を伝えると、まずは試乗して体感してくださいと嬉しい提案をいただきました。二つ返事で試乗を申し込みましてやって来た試乗車はグレーのケイマン、嗚呼なんてカッコいいんだろうと早くも溶けそうです。しかし本当に久しぶりのスポーツカー、平静を装っていましたが実は結構ビビってしまった小心者一般市民独身です。地を這うように低いフロアシートに座ると言うよりは潜り込みエンジンスタート。ポルシェはプッシュスタートではなくてイグニッションキーを捻るスタイルを貫いていまして、それだけでも心躍ります。爆音…とまでは行かないものの元気の良いサウンドでエンジンが目を覚まし、ほんの若干乾き気味のバラバラとしたエンジンサウンドで私はすっかり溶けきりました。

 そうだ、スポーツカーってこんなにワクワクするんだったっけ。

 ボルボメルセデスライフですっかり丸くなっていた自分でしたが、若かりし20代の頃のようにスポーツカーへの憧れが鮮明に戻って来ました。ハンドルは極めてクイックで遊びが無く、またアクセルとブレーキもレスポンス上々です。仕事柄、公道では以前にも増して安全運転に努めていますから法廷速度以上を試すことはありませんが、それでもスポーツモード、スポーツプラスまで試しましたよ。PDKモデルでクロノパッケージを選べばこの楽しさが味わえるのですね、でも私はMTが欲しいです。

 PCへ戻ってからは見積りの作成をパソコン画面で行いました。モデル、カラーを選んでからオプションを追加して行く作業でしてオプションなどは200通りほど存在するのだとか。ほとんどオーダーメイドと言っても言い過ぎではありません。私の場合はMTのケイマンでボディカラーは追加料金無し、インテリアにレザーパッケージ、あとはアルミペダル、シートヒーターを付けたくらいで総額は¥7,000,000を少し超えるくらいになりました。本当は『マイアミブルー』と言うボディカラーが魅力なのだけれども¥400,000以上の追加となるため今回の見積りではパス。

 ちなみに見積り金額は先日のBMW5シリーズやメルセデスEクラスとかなり似ています。2シーターで荷物もろくに積めないようなクルマに同額を突っ込めるかと聞かれれば、YESと答えられる方は限られてくるかと思います。ライフスタイル、環境、家族からの理解など乗り越える壁は高いはず。ただ、決定的に違ってくるのはリセールバリューだとセールスさんが教えてくれました。PCは認定中古車を販売しています。これはポルシェが一定条件以上の下取り車を徹底的にメンテナンスして再び世に送り出すものでして、基本条件が『前オーナーが全てPCでメンテナンス、車検を行っていること』なのだとか。整備記録は整備手帳に全て記載され、それは本国へも同時に登録がかかっているんですって。で、その記録簿を万が一無くしても再発行は出来ず、下取り時に80万ほどダウンするらしいです。また、ポルシェと言うクルマは基本的にスポーツカーでしてメーカーが徹底的にバランスを計算して作られているために、下手に社外品を装着するとバランスが崩れてパワーダウンするなんて驚きの事実も教えていただけました。もちろん改造すれば認定中古車の候補からは外されて下取り額も大幅ダウンとなります。要するに新車で購入して全てPCで整備さえすれば、下取り時にも安心の額を提示いただけるって寸法ですね。ザックリとした金額も正直に語っていただけました。ただこれはこちらでは割愛しますため、気になればPCでお伺い下さいませ。

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以前だとボクスターが一番価格帯の低い車種でしたが、今は逆にケイマンが一番低くなっています。これは718シリーズになってからボクスターとケイマンが全く同じグレードとなったために、単純に屋根が開くボクスターが高い金額設定となったためです。911でもカブリオレの方がハードトップよりも高額なのと同じ理由であります。
また、MTとPDKの比率はおよそ1:9ほどでほとんどがPDK仕様となります。ドイツ車は本来はLHDであり、RHDはペダルの位置がタイヤハウスに干渉してしまうので中央寄りになりがちなのですが、718に関しましてはそれほど気になりませんでした。これは987と比べて全幅が広がったため単純にフロア空間が生まれたことによるものです。そして気になる納期について、まず国内にケイマンの在庫自体がほとんどゼロです。そのため発注してから最低でも6ヶ月程度は要する上、今からだと恐らくMY2018モデルが割り当てられる予想となっています。詳細は不明としながらも、もしかするとナビのネット接続機能の拡充やエンジン性能(馬力)の若干のアップが見込まれておりまして、そうなると本体価格も必然的に上がってしまいそうです。

 と、良い話ばかり書いていますが、もちろんネガティブサイドの事だって見えてくるわけです。まずは当たり前ながら実用性はゼロに近いです。価格と比較したとき内装パーツの作り込みに満足度はあまり無いでしょう。タイヤは太い上にポルシェ指定があるためとんでもなく高額です、メルセデスなどのそれと比べれば本当に素っ気ない室内です。また、ほとんどの物がオプション設定になっているためフロアマットですら追加料金が発生します。オイルは定期的に減ってくるらしく継ぎ足しが必要です。構造上シートはリクライニングしません。でも最低でも¥7,000,000もするんです。これらを笑顔で克服出来る猛者こそがポルシェに乗る資格があるわけなのですよ。

 こぼれ話として、実はなんと装着されてくるタイヤは国内に入ってくるまで分からないし、もちろん選ぶことも出来ないと驚愕の事実が…。
ミシュランブリヂストン、コンチネンタルあたりが標準的ながらも、以前はハンコックが装着されたものも存在してオーナーからクレームになったそうです。ハンコックは韓国のメーカーで母体はたしかアシアナグループです。GT300でもハンコックポルシェなんてチームがありまして、近年では性能も他メーカーと肩を並べているものの、やはりレースなどに詳しくなかったりしますと『アジアタイヤ』のレッテルが前面に出てしまって『1,000万もするクルマにこのタイヤ!?』と言われたわけでして…。今はハンコックは使用していないようです。
 それと車両保険についても訊ねてみました。等級さえマックス近く行っていれば思いの外、現実的な価格で三井の保険に加入出来まして、またポルシェ専用のコールセンターがあり手厚いサービスを受けられるみたいです。上に書いたリセールなどと合わせて考えて行けば、高嶺の花のポルシェも少しは現実味を帯びて来ませんか?

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カーゴスペースは非常に限られています。ボンネット内とリアハッチに少々と言ったところです、尤もこの手のクルマにそこまでの実用性を求めることもありませんが…。
試乗から始まって見積りや雑談で2時間近くもPCで時間を過ごしました。逆に言えば、それだけの情報量をセールスさんはユーザーに対して事細かに説明してくれるのです。エントリーグレードでも下手すれば国産車を複数台買えてしまう金額なので当然と言えば当然ながらも、流石はプロだと感心した次第であります。社員さんはサーキットなどでプロの指導の元で研修を受けることがありまして、走行性能に関してもかなりの知識を持ってみえます。下手に知ったかぶると恥ずかしい目に遭いますね。

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…と言うわけで私の目の前にはハードカバーのカタログが鎮座しております。試乗して、色々なお話を聞いて、カタログをめくりながらメタルスライムのように溶けきった自分がここに居ます。かろうじて見積り金額で現実に足蹴りされながら押し戻されつつありますが、それでもライフスタイルを見据えた上で頑張って頑張って頑張れば一般サラリーマンにでも決して夢物語ではない世界のお話です。

おしまい。

【ケルヒャー】 家庭用高圧洗浄機デビューでしたが…

 先月にBMWの福袋でゲットしたケルヒャーの家庭用高圧洗浄機『K2クラシック』を使ってみたので個人的なレビューを致します。

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 計量コンパクトな設計で公式HPでは『初心者におすすめ』や『自吸が可能なので、水道が無い場所でも使用できます』と紹介されているK2クラシック、定価は約13,000円で実売では10,000円を若干下回るくらいでしょうか。私のようにアパート暮らしで屋外に共用の蛇口が無い物件に住んでいる方には洗車の強い味方になると期待値は相当高いものでした。ただ、こちらには蛇口接続もしくは自吸のためのホースが同梱されていません、私は後者の自吸ホースをオークションで格安にて用意しました。

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 この自吸用ホース、定価で買えば4,500円くらいします。たかだかホース如きでと思うけれど高圧洗浄機は吸い上げる圧に関しても高圧となるらしく、通常のホースだと潰れてしまうことがあるみたいです。

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 期待に満ちての開封の儀。組み立て自体はものの数分で完了します。この黄色いボディがいいですね。ケルヒャーの歴史は長く設立は1935年まで遡ります。ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州、ヴィンネンデンを拠点とする清掃システムの販売製造会社ですが、当初は航空機エンジン用のヒーター等を製造していたそうです。ドイツの工業製品というだけでテンション上がります、ええ私はとても単純なので。

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 手始めにこの汚れたバルコニーを洗浄してみることにしました。住んで4年目になりまして黒ずみが定着してしまっております。と言うか掃き掃除以外したことが無いので結構な汚れ具合となっています。

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 このK2クラシックの最大の特徴でもある自吸を活用するには水を貯めるものが必須となります。無知な私は手元にあったこの8Lバケツに水を張って使ってみることにしました。電源を入れるとけたたましいコンプレッサー音と共に吸水ホースを伝って本体側へと水が移動して行きます。水が機械内に満たされるとコンプレッサーは一旦停止して、ノズルのレバーを握ると放水と共に吸い上げで再始動します。

バシュウウウウゥゥゥ!!!!!!!

おおおぉぉ、これはすごい、すごいよ!!
と驚くくらいにバケツから一気に水が無くなります。あ、その水圧うんぬんよりもとにかく水の使用量に驚くんです。8Lバケツを満タンにしていても30秒ほどで空になります、もちろん初めから吐水量を確認していればこんな驚きは無かったでしょうが、そこまでの水量を高圧洗浄機が必要だとは予想だにしていなかった私は30秒ほどで底を尽きるバケツに何回水を足したことでしょう。正直その姿そのものが滑稽でしかありません。しかも一回でも水を使い切って空気を噛ませてしまったら再度機械に水を満たすまで結構な時間がかかるんですよ。

 途中で遂に心が折れた私は、運良くバスタブに水を張ってもバルコニーまでノズルが届くことに気付いて作戦変更。大量の水をバスタブに供給してやっと連続使用が出来たのでした。

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 悪戦苦闘した結果がこんな感じ、まあ黒ずみは取れましたね。全くブラシで擦ったりせず、あくまで水圧だけで清掃したものとなります。要した時間は何十回と言う汲み上げのせいで30分くらい…私のような使用環境であればデッキブラシを買って来て擦った方が早く安く奇麗に出来ることは間違いありません。しかも本体のコンプレッサーがものすっごく五月蝿いため、戸建ならともかくとして集合住宅では利用を躊躇ってしまうほどでした。アパートの駐車場でクルマなんて洗おうとした日にはどうやって必要水量を取水すれば良いのやら…、結論として基本的に高圧洗浄機の使用条件として蛇口への接続による安定した吸水は必須であります。

これでも定価で普通に買えば本体とホースで約17,500円になりますから、もし私と同じような居住条件で購入を検討されている方がみえるのであれば一度踏みとどまって再考いただければ幸いです。水圧は問題無く満足なんですけどね…。

 本日の格言『苦労は買ってでもしなさい』
私のケルヒャーは遠い未来に念願のマイホームを手に入れた時まで大切に押し入れの奥深くに投げ入れ…もとい封印しておくことにします。

おしまい

【BMW G30 新型5シリーズデビュー】 試乗&見積りへ

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 BMWの5シリーズは私が乗るメルセデスベンツのEクラスと同じEセグメントに属するミドルセダンとして人気のモデルです。この度フルモデルチェンジされたことで個人的にかなり『好み』な印象に変わったため実物を見に行って来ました。

 

こちらは昨年夏に試乗したメルセデス・ベンツW213の試乗記です。

 ディーラーへ試乗の確認を電話したところ、まだナンバープレートの申請や保険の登録が完了していないとの返答でして、お店へ行くのはまた改めて…と思っていたところ午後には試乗車が整ったと連絡をいただけました。明日は天気が崩れることが予想されていたこともあって早速ディーラーへと訪問した次第です。

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 ディーラーには事前に電話連絡してあったこともあり、セールスさんが試乗車の準備を済ませて待っていてくれました。割り当てられた試乗車は530iのMsportでボディカラーはアルピン・ホワイトでして、最近のクルマではお馴染みとなったスマートエントリーからプッシュスタートで運転席正面の液晶にメーターが浮かび上がる流れです。BMWの5シリーズを運転するのは今回が初めてでして以前のモデルがどうかは分かりかねますが、チルトステアとシートベルトの増締めが電動で行われるギミックの度に『おおっ』と心の中で驚く私は相当な古い人間かもしれません。

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 4,945mmの全長、1,870mmの全幅は見た瞬間にはその大きさを感じていたけれど運転を始めると車格は掴みやすく、また適度に固い足回りから伝わる路面インフォメーションも実にリニアなために速度が上がれば上がるほど『人馬一体』になれるメルセデスとは違った方向性とも取れるドライビングプレジャーを試乗から5分と経たないうちに実感出来ました。セールスさんとの話でも出ましたが今回の5シリーズに関してはエンジン音などのドライビングフィールに関わる音以外を徹底して遮音することを意識した設計、素材選びをされているのだとか。その甲斐あってアイドリング中などにおいては驚くほど静かであります。

 

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 ガングリップタイプのステアリングは今どきの流行なのか太い作りになっていますが、すこぶる軽いステアリングフィールとEセグメントでは異例とも言える旋回性の良さで運転は快適そのもの。シフトレバーやパドルシフトを積極的に活用した走りがこの2Lエンジンにおいても存分に楽しめそうです。

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 BMWETCカードの装置をこのルームミラーに内蔵していまして、カード挿入時はミラー上部に『ETC OK』の表示がされます。うっかり事故を防止することにとても有効であり、またETCの外付けをする必要が無いところが素晴らしい。今回は高速道路を含んだ1回30分前後のロングドライブをさせていただけました。まだクルマもおろしたてなので走行距離はたったの32km、正真正銘の新車状態を堪能したわけです。

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 MSport仕様のためフロントに245/40R19、リアには275/35R19の大口径タイヤがインストールされていました。これだけの扁平率なのに全く不快な突き上げなどを感じなかったあたり、サスペンションも相当煮詰めてきていますね。W213のEクラスに試乗したときも同じタイヤ径の乗り心地に感動していましたが、いやはや技術の進歩ってすごいです。高速道路では試乗の範囲内でアクセルを踏ませてもらいました、レスポンスは4気筒エンジンと思えぬ素早い応答でして8速ATと相まってグイグイ前へ進みます。

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 他のメーカーでもすっかり定着したアンビエント・ライトもインテリアの個性に一役買っています。この画像は展示車の523dですが、ステッチに青い糸を採用していまして、これがアクセントになっていました。走りとは全く関係の無いこのライトも女性ウケは良いのでしょう。無ければそれで構わないけれど、あったら嬉しい装備ってところでしょうか。

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 リア周りは結構ボリュームがあります。フェンダーの盛り上がり方も素敵です。マフラーの処理だけはマークXの真似のようで好きになれません。トランクはスーツケースを2つ入れても余裕そうな容量でして、実用性に問題はありませんでした。

 試乗を終えてからざっと一通りのクルマに関する諸元の説明を受けた後に見積りを出してもらいました。車種は秋口に発売予定の523iのスタンダード、要は一番リーズナブルなモデルでのものになりますが乗り出しで約6,700,000円になります。メルセデス・ベンツのEクラスと比較すればBMWの方が若干安いかな?くらいな金額です。諸元表でグレードごとの装備品の違いも確認しましたが、やはり予算に余裕があるのであれば私が今回試乗させてもらった530iが結果として高くても充実した内容になると思います。

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 BMWはよく聞く噂だと売却時の寝落ちがかなり大きいと言われているので納車から何年くらい保有するのがお得なのかは正直分かりませんが、そんな駆け引き抜きにしてこのクルマは運転に対して楽しみを与えてくれることは間違いありません。まさに駆け抜ける歓びでした。

 セールスさんの粋な計らいで3シリーズも同時に試乗させていただけました。ドライビングプレジャーにおいては5シリーズよりも3シリーズが圧倒的に楽しいと自信を持って勧められたため、先ほどと同じ試乗コースを30分ほどクルージングしました。…うん、質感や遮音に関してはダウングレードするから目をつぶらないといけない点かもしれないけれど確かに5シリーズより更に運転が楽しいです。路面に食いつくような走りは5シリーズのそれよりも上を行きました。実は3シリーズよりも1シリーズの方がさらに運転が楽しいのだとか。また余談ながら、こちらのBMWでは合法チューンであればクルマをいじっても入庫OKなのだそうです。普通は少しでもモデファイするとディーラーって相当な塩対応になるものなのですけど、こちらは懐が深いですね。

 運転する楽しさを思い出させてくれたBMW候補としては多いにアリです。久々に現行車で欲しいと思えるクルマに出会えました。それでも自分のEクラスに乗った瞬間にホッとするあたり、私は相当W210を気に入っているみたいです。

おしまい

【ロレックス】 3針&ノンデイトモデルを並べてみる

 普段は実家に置いてある数本の腕時計も、立ち寄るたびに巻き上げて磨いて並べて…と悦に浸っているわけでして。一番の稼働率を誇るのが114270のExplorer1な一方で、一番の待機率を継続しているのが116400GVのミルガウスだったりします。今回は年末に手に入れたSIGMA単焦点レンズ30mmf2.8で腕時計の撮影をしてみたくて並べてみたシンプルな3針モデルのお話です。

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左から116400GV、114270、114200です。いずれもノンデイト、リューズガード無しのステンレスモデルで極めてシンプルな印象ですが随所にオリジナリティが見受けられます。
私のロレックスは中央の114270Explorer1から始まりまして、その後116400GVミルガウス、16700GMTマスター、114200オイスターパーペチュアルなどが加わりました。仕事柄どうしても毎日は付けられない(傷だらけになってしまう)ことからデイト有りモデルだと日付送りが多少ネックになることからもノンデイトの稼働率が高くなってしまっています。

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画像で見るとそこまでの差が見られませんが、ケース径は小さい順で114200の34mm、114270の36mm、そして116400GVの40mmとなります。それに対して重量では114270が105g、114200が118g、116400GVが155gと前者2点が逆転するのです。これはブレスの構造が異なるため現行品が重くなっているのです(中空タイプのブレスから中身が詰まったブレスに変更となったため)。
そんなところからも細い手首を持つ私にとって36mmはジャストサイズであり、また自身の手持ちの中では最軽量である114270が頻繁に稼働しているわけです。Explorer1現行モデルの214270はケース径が39mmに広がった上に重量も126gと大幅増してしまったことで、個人的に少し魅力が薄れてしまった感が否めません。また国内定価も約670,000円と、114270時代の約500,000円から大幅なジャンプアップでエントリーグレードとしての立ち位置ではなくなっています。これだけの価格を出すのであれば中古で5桁の格上モデルも狙えてしまいますし。そう言った意味では114270はロレックスのラインナップにおいて今なおマストアイテムだと考えます。
逆に買ったものの観賞用と化してしまった116400GVは見た目こそ本当に美しいモデルでありながら、その重量とケース厚でなかなか外に連れ出す気が湧きません。耐磁性能に優れていて目立つグリーンサファイア&オレンジの稲妻針、何より他人とまず被る事の無い実用性とファッション性を兼ね備えた逸品でありながらも、私の腕には如何せん大きいのです。いや、買う前に確認しろと言われればそれまでなのですが…。2008年当時は116400GVの正規品は本当にレアで、現行モデルとして購入出来た16610LVグリーンサブと散々迷った末にミルガウスを選びました。今となっては後者が圧倒的な人気とプレミア相場になってしまい、そう言った意味では選択を間違えたかもと後ろ髪を引かれる思いであります。

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斜めから見てもモデル毎の特徴が見て取れます。116400GVはグリーンサファイアが素晴らしく奇麗な輝きを見せてくれます。直上から見下ろすと淡い緑のせいで黒文字盤が若干ぼやけてしまいますが、この斜めからのアングルだとロレックスのコーポレートカラーであるグリーンが所有欲を満たしてくれます。
114270はとにかくシャープな印象を随所から出しています。3点のモデルで唯一のベンツ針を持ち、また他の2点と違い針先が尖っています。369の文字も相まって視認性が最高に優れているのに飽きが来ないデザインは秀逸であります。出来ることならもう1本欲しいくらい。
114200は34mmでも文字盤のシャンパンカラーで114270の36mmと同じくらいの大きさに見えます。またドーム型のベゼルが柔らかなイメージを上手に出してくれていまして(114270、116400GVはフラットなベゼルです)良い味となっています。

 その他で3針ノンデイトだとサブマリーナかエアキングくらいでしょうか。そう思えばノンデイトモデルってロレックスの中では少数派だったりしますね(除くスモールセコンドモデル)。しかし、ミラーレス一眼でニヤニヤしながら腕時計を撮影する姿は間違い無く変態な中年にしか見えなかったことでしょう…。

【W210メンテナンス】 純正バンパーの割れ補修 DIY記

 先週末に、とある夜道で路面に大きな穴(アスファルトがえぐれた跡)に気付かずFバンパーを嫌と言うほど打ち付けました。その後しばらくは口から魂が抜けかけてしまうと共に何であんなところに穴が…と凹みまくったものの、気落ちしようが漫画のように患部へ手を当てようが割れてしまったバンパーは元には戻りません。しかも割れた長さは30cmほどにもなるので『無かった事に』と目を瞑って乗るわけにもいかず。

 人生は選択肢の連続だ、とばかりに無い頭で色々な対応策を絞り出してみるとこんな感じになりました。
①速攻で修理工場へ入れて奇麗に直してもらう。
②奮発して新品の純正バンパーにDで付け替えてもらう。
③オークションなどで中古の純正バンパーを見つけて持ち込みで取り付けしてもらう。
④自分でなんとかする。
⑤以前のエントリーで紹介したSUBARUWRX S4の納期を早める。
⑥これを機に違った中古のメルセデスに換えてしまう。
⑦己の手から気を放ち、傷口を回復させる。

 自分の財布と相談し、自分のスキルとも相談した結果として今回は④の自分でなんとかするに落ち着きました。尤も、私のメルセデスさんは何かの際に立ち寄ったレクサスで下取りの値段を『20諭吉』と宣告されているため、ここに大金を叩いてバンパーと言う消耗品を直すことに躊躇してしまったことと、『今日なら出来る気がする』と果てしない勘違いで敢行した結果は以下の通りとなりました。


 まずは患部のご紹介。

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痛々しいです、バンパーにデザインされた彫り目に沿ってパックリ割れています。底面も塗装が剥がれてしまいました。

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ちょっと拡大。重力で完全に割れ目が開いてしまっておりますね。これを直して参ります。

 さて、ここで簡単にどうやって直すかを考えます。純正バンパーの素材はよくPPと略されていまして、これはプロポリレンと言うらしいです。これは皆さんご存知のように曲げや押しに強いことから少しだけぶつけたくらいなら平気なケースもありますよね。この長所の裏には基本的に『補修に不向き』と言う唯一にして最大の短所があります。FRPと違って一般的な接着剤が使用出来ず(すぐに剥がれてしまう)パテを盛ることも難しいとネットの諸先輩方が紹介していました。

 このためPPバンパーを補修で直すには『溶接』となります。あ、もちろんハンダではありません。元々が一体形成で仕上がっている純正バンパーなので、割れてしまった面通しを溶かしてくっつけてしまうのです。イメージとしては真っ二つになった板チョコの断面を湯煎して溶かした上で再接着するみたいな。そうすることで素材が再結成して強度も出るのだそうな。

 行程としては3つのみ。
①バンパーをはずす。
②患部を修理する。
③バンパーをつける。
うん、今日なら出来る気がする。

 そして極力安く直すため仕上がりはある程度の妥協をします。主な目的は割れ目を直すこととして予算は1,000円以下に設定しました。そうして用意したアイテムは以下の通り。

①ハンダごて(ホームセンターで調達、500円)
②洗濯ハンガー(バンパーと同じPP製、これで強度を上げます)
③工具セット(会社から拝借)
④フロアジャッキ(20代前半に『いつかは使う』と購入したまま新品未使用)
⑤手袋(仕事用)
⑥ブランケット

 では、作業開始です。

 W210のFバンパーは10個の留め具で固定されています。Fフェンダー内にあるビス、ヘッドライト脇にあるビス片側2カ所、ラジエター横のナット、フォグランプ脇のビスとなります。

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フェンダー内のビス(10mm)は下から固定されています。

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ヘッドライトの両脇のビス(8mm)。

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ラジエター脇には13mmのナットがあります。

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そして一番厄介なのがこのフォグランプ脇にあるビス。

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サービスホールから手を入れるので、このネジを回してカバーを外して探して下さい(10mm)。

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かなり手が入り難い場所もあるのでジャッキアップをオススメします。持っててよかったフロアジャッキ、購入から10年以上が経ってようやく出番が訪れました。本当はフロントから入れて一点で上げようと思ったけれど、純正でも車高が低くて入らないためにサイドから攻めました。

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作業の安全確保のために面倒でもタイヤを車体下にかませましょう。1.5トンの車体に挟まれたら圧死します。

で、悪戦苦闘すること40分ほど、ようやくバンパーが外れてくれました。全てのビスを外してもまだフックで吊り下がっているので、上手いこと前にずらして取り外して下さい。

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もうこの段階で自分を自分で褒めてあげたいです。ちなみに必ず地面には何かクッション(私の場合はブランケット)を敷いてからバンパーを外して下さい、私はこれを怠ったがためにナンバープレートに大きな傷が出来ました…。また、フォグランプと外気温センサーがバンパーに繋がっています、いきなり力任せに行くと千切れるかもしれないので気をつけて。

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左がフェンダー内のビス、右がフォグランプ脇のビス。どちらも10mm

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左2つがヘッドライト両脇のビス(8mm)。右がラジエター脇のナット(13mm)


バンパーが外れて感動したところでふと普段見えないところに目をやると…

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バンパーのフェンダーとの合わせ目です、超絶汚い…

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今までのオーナーが着脱していなければ16年分の汚れです、奇麗に拭き上げておきました。

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これが問題の割れ目です。長さにして30cmくらいでしょうか、こいつをバンパーの裏側で溶接するのです。

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合わせ目を密着させるために表面を養生テープで固定しました。糊の跡が残らないのでガムテープよりもこの養生テープが良いです。

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期間限定で安売りしていたハンダごて、500円也。いい仕事してくれよと心で祈って開封の儀。

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接着剤代わりとなるPP製ハンガー。その他で洗面器やタッパーなどもPP製が多いですが、このハンガーが一番お手軽かつお値打ちだと思います。

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こんな感じで溶けるのです。大体10秒程で良い具合に溶けます、バンパーはハンガーと比べて薄いからもっと早くに表面が溶け始めます。あまり溶かしすぎると裏面のみならず表面まで溶けかねないですので攻め過ぎないように気をつけて作業して下さい。またPPが溶けるとかなり強い臭いがします、もちろん有毒ですから吸い込まないよう、そして周囲にも気を配っての作業をお願いします。

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盛り付けはかなり汚いですが…まあ見えない部分だし、何より手で押し曲げしてみても割れませんでした。上手く溶接出来たみたいで補修としては成功です。

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表面はさすがに溶かすわけに行かないですからマスキングした上でタッチアップして誤摩化しました。あくまでも遠目で見て分からなければOKな基準での補修ですから。

 ここまで終わればバンパーを再び装着して終わりとなります。しっかりとビスを締めるのは大事ですが、ヘッドライト両脇に関しては受け側も樹脂製であまり強くなさそうです。無理に締め上げると破損しそうなため程々にして下さい。

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完成です、塗装が欠損してしまった箇所は仕方ないとしても仕上がりとしては悪くないのでは?

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タッチアップをもっと自然に仕上げたければ薄め液などでグラデーションを付けると目立たなくなります。私は低予算での完成にこだわったからこれで今回は良しとしました。

 作業開始から小休憩を入れても3時間程で補修完了しました。工場に入れれば完璧な出来になるのはもちろんですが、素人レベルでもこれくらいには出来ると言うことが伝わったとすれば幸いです。但し、あくまでも自己責任での作業と言うことと周囲と安全には十分に配慮した上でトライしてみて下さいね。

 あ、どうやら私は外気温センサーをうっかり触ってしまったらしくメーター内の表示が−38.0℃になってしまいました…これはまた改めて直します。

おしまい。