40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Alfa Romeo】 4Cドア周りのお話など

 この週末で200km程の距離を伸ばした私の4C、バンパー下のゴム製整流板を何回擦って胃液が逆流したか分かりませんが運転していてとにかく楽しいです。やっぱり買ってよかった、うん。

しかし4Cの強靭かつ軽量がウリであるカーボンバスタブはペッタンコの車高と相まって絶望的な乗降性です。

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カーボン萌え。

乗り込む際の手順
①ドアを可能な限り開く(要するに運転席側にクルマや壁があると既に厳しい)
②左足(私の場合は右ハンドル車のため)から乗り込み『よいしょ!!』と身体を潜り込ませる。
③残りの右足をドアやサイドシルに当てないように膝を曲げながら入れて乗車完了。

降りる際の手順
①シートを一番後ろまでスライドしてドアを可能な限り開く。
②右足から車外に出す。
③サイドシル後方に右手をついてそれを軸にしながら身体を押し上げる。
④『よっこらしょ!!』のかけ声と共に身体を捻りながら降車完了。

正直な感想として乗るよりも降りる方が大変です。

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ご覧の様にセンターコンソールよりもサイドシルの方が厚みがありますため1,870mmの車幅がありながらも車内は結構タイト、運転席と助手席はクルマの中心に寄り添った感じで設置されています。

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但し逆にシートとドアの間にはそれなりの空間があり、またドアを閉めた状態であっても画像の様にスマホを置けてしまいます。逆にセンターコンソール側には基本的にモノを置くような場所はありません。当然コンソールボックスなんて便利な収納場所はこの4Cに求めてはいけません。

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クラッチバッグくらいなら置けるかもしれませんね。あ、ドアポケットもありませんよ。グローブボックスもありません、まさに漢のクルマ。

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スマホを置いた状態でドアを開けた画像です。要するに乗降にはこの太いサイドシルを攻略せねばあかんのです。オーナーになればそりゃあ乗り降りのコツは覚えて行きますが、誰かを乗せるのであればほぼ100%の確立でクルマのどこかをうっかり蹴っ飛ばされるでしょう。

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ドアの厚みもこの通り、色んな意味で規格外。これらの障害を乗り越えてこそ4Cへの愛着が湧いて来ます。私はまだ納車して1週間のペーペー初心者でしてこれから色んな苦楽を経験して行くわけですが、今度はWRX STIの様な寂しい結末にならないよう期待しております。

ちなみに…

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庶民的4Cのお買い物の図。トランクはエンジンの真後ろにあって取扱説明書にも高温になるため注意が必要とまで書かれているので食品は必然的に助手席に置くことになります。さ、残りは徒歩でスーパーへ買いに行って来ます(笑)


おしまい。

【トミカ】 2018年8月発売26年振りにラインナップ復活したフェラーリ4種盛り

 アルファロメオ4Cが納車されて1週間、週中は仕事が忙しく乗る暇が全く無いためにこの週末を待ちわびていました。そんな中で毎月第3土曜日に発売されるトミカが今月はなんとフェラーリであることを知って地元のおもちゃ屋に並ぶことにした次第です。もちろんお店までは4Cで、と言うことは初ドライブのミッションがトミカを買いに行くと言う極めて一般庶民的な内容となりました。

 とは言えトミカを侮るべからず、以前にランボルギーニを購入したブログをエントリーしましたが、新車登場時には大抵は日本人大好きな『初回限定版』が設定されるのです。

 

これはランボゲットのエントリー。

今日のトミカは子ども向けと言うよりは大人も欲しがる立派な趣味になっていることと、悲しいかな転売ヤーの餌食にされてしまっていますため人気車種だと開店と同時に文字通り『瞬殺』されてしまってます。そのため今回は気合いを入れておもちゃ屋の開店90分前には現地に到着するように支度しました。

 結果としてはラフェラーリテスタロッサの初回版、通常版の計4種を無事に購入出来ました。都心部はかなりの争奪戦だったようですが、私が行った所は開店15分前くらいにテスタロッサ初回版の整理券が完売した意外はどれも開店時間にはまだ若干の余裕があった様子です。ちなみにラフェラーリ初回版は43個、テスタロッサ初回版は31個の入荷であるとポスターに記載されていました。

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赤が通常版、白&黒が初回版です。

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フェラーリ。触角みたいなドアミラーが無いとなんかイメージが違うような…。まあこのサイズなのでそんな細かな部品が付くわけも無いです。ヘッドライトはクリアパーツで再現されているあたり本気度が伺えます。多くのトミカだとヘッドライトはシルバー塗装などで簡略化されていますからね。

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こちらはトミカプレミアムと言った普通のトミカよりも細かなディテールで構成されたバージョンのテスタロッサ。白が初回版になります。このモデルはギミックを搭載していましてリトラクタブルヘッドライトが開閉出来ます。赤がリトラオープンされた状態。車体下にツメがあって、そちらで開閉を行います。

26年もの間、フェラーリ社とライセンス契約が出来ずにラインナップからはずれていましたが、この度めでたく復活です。外箱にも『Ferrari Official Product』のステッカーが誇らしげに貼られていますよ。今後も車種を拡大して欲しいものです、個人的にはトミカプレミアムでF40を期待します。

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イオンの駐車場での1枚。私はこの1台しか所有していないので、これで食料品の買い出しだって行くつもりです。庶民的スモールスーパーカーを目指します、押忍。


おしまい。


【Alfa Romeo】 4C納車

 本契約から半月程、私のアルファロメオ4Cがめでたく納車となりました。

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このスタイルに惚れて思い切りました。自分の手元にやって来て、無理してでも手に入れてよかったと良い意味でしばし放心。全長4m弱のギュッと詰まったプロポーション、リアフェンダーの盛り上がりとF18、R19インチホイールが絶妙なバランスかと思います。

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カーボンモノコックは室内でその存在を猛烈に主張します。運転に関しましてはパワステ無し、リクライニング無し、絶望的な後方視界でも今のところ特に辛いとは感じません。但し超絶ノイジーなので高速道路を100kmで巡航すると音楽はまともに聞こえないです。

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とにかく車高が低いので段差には相当神経質になる必要があります。Fバンパー下にはゴム製の整流版が付いていまして、それは既に数回擦りました。基本的に歩道を跨いで敷地に入るような場所は避けた方が賢明かと思います。

 ひとまずこの週末で300km程を乗ってみて『このクルマは楽しい!!』が一番の感想、あとはこのペッタンコで五月蝿くて足がガチガチに固くて荷物も積めないクルマの助手席に座ってくれる女性を探さなければ(笑)

ひとまず簡潔ながらご報告でした。

++納車時の走行距離 1,967km++
++本日の走行距離 2,250km++

【SUBARU】 WRX STI (D型)  6ヶ月点検、点検パック契約解除、自動車保険変更など

 先のエントリーの通りアルファロメオ4Cを契約し8月中には納車となる予定ではありますが、現在乗っている(下取予定の)WRX STIが6ヶ月点検を迎えたためディーラーへと出掛けて参りました。私が購入した担当の方が他店舗へ異動してしまったため、少し遠いですがドライブがてらそちらまでお邪魔した次第です。元々の購入店舗からは点検時期の葉書が投函されていただけで新しい担当からの連絡が無かったため、Fガラスやナビの件で間違い無く私はブラックリスト入りの厄介者として扱われているのでしょう。尤ももうお世話になることは無いでしょうから何の問題もありませんが。

点検内容は以下の通り。
◎新車6ヶ月点検
◎エンジンオイル交換
◎ガスケット交換
私は新車購入時に5年間の点検パックに加入していますため、これらの内容は全てパック代金に込まれていて実質負担額は¥0です。これに何かしら消耗品の交換が出れば実費で追加請求されますが、たかだか3,500kmしか走っていないクルマなのでそれもありませんでした。もちろん点検結果は全て良好。

 で、私は全然知らなかったことでこの点検パック、実は車両を手放すということで契約の解除が出来ました。解約料云々の差引きがあったとは言え、実質5年パックで私が使ったものは1ヶ月点検とこの6ヶ月点検のみであったため約¥110,000の払い戻しをいただけるそうです。めっちゃ嬉しいサプライズでした。そのためWRX STIの購入金額から車両の下取金額を引いた額に点検パック払い戻し金を足したらこんな計算になります。

¥4,500,000−¥3,450,000−¥110,000=¥940,000
車両入れ替えによるWRX STIの損益は8ヶ月で¥940,000になりました。支払い総額の約20%のマイナスですね、これで自分が最も乗ってみたいクルマにシフト出来るのであれば自分の中では及第点と言えます、Not so good but not too badってところでしょう。

 お次は車両保険のお話。私はSUBARU保険で自動車保険に加入しています。これはWRX STIが元々使っていたSBI損保(インターネット型自動車保険)だと車両保険に加入出来ず、泣く泣く車両購入と同時にSUBARUで保険も契約しているためです。ただこの保険が3年間の継続が必要なものであり、他社に乗り換えが出来ないんです。そのため担当さんに4Cへの車両変更と見積を事前にお願いしておきました。

料率クラスがWRXと4Cでは異なってきまして結論から言えば結構な値上がりになります。
WRX STI 車両5/対人6/対物4/障害4
アルファロメオ4C 車両8/対人4/対物3/障害4

うん、要するに4Cは自爆が多いんでしょう。現状のWRX STIに年間約¥50,000の加算になりそうです(涙)
元々私の等級が限りなく2等歩兵に近いような6F等級しか無いがためこんな悲惨な保険金額になるわけでありまして、等級さえ順調に上がればもちろん保険金額は値下がりしてくれます。これでも私は35歳以上、本人限定、ゴールド免許割引が適応されているのですが…。
ちなみに4Cの保険金額は1年目700、2年目650、3年目600万円にとりあえず設定してもらっています。さー、もっともっと頑張って仕事するぞ。

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今週末はシンガポールへ、会社が有休出してくれないから金曜の仕事上がりにそのまま空港へ行って、土日に現地滞在、月曜の早朝に帰国してそのまままた出勤の地獄スケジュールです。会社のイベントに参加するのに…。


おしまい。
++本日の走行距離 3,550km++

【Alfa Romeo】 4C契約

 勢いとは恐ろしいもので、気付けば中古車ながらアルファロメオ4Cを7/22に契約して来ました。8月中旬〜下旬には納車になる予定でして資金調達に右往左往しています。

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世界的に見ても台数の少ない4Cですが、日本国内ではブラックのボディカラーはあまり存在しないかと思います。

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安心の右ハンドル+1DINナビが大きなセールスポイント。乗ったら最後、迷いは吹っ切れてその日の夕方には契約の電話を入れました。

さーて仕事頑張るぞ。

【クルマ】 中古車の売買コストパフォーマンス

 きっとこの先、もう新車を購入することは無いだろうと思う程の中古車ライフを送っています。

1.ECR33 スカイラインGTS type-M ←記念すべき1台目、18歳の私には超分不相応でした
2.ECR33 スカイラインGTS type-M ←1台目を不慮の廃車にして全く同じ物を買い直し
3.BNR34 スカイラインGT-R ←某中古車屋で値札の付いていないものを無理言って購入
4.850 ボルボ T-5 ←ディーラーの代車を拝み倒して譲ってもらう
5.W210 メルセデスベンツ E320 アバンギャルド ←ネットで現車確認無しで購入
6.VAB WRX STI ←唯一の新車(今ここ)

 1〜5までのクルマにおいてはリセールバリューなんて考えたこともありませんでした。と言うのも毎回毎回、意気込みとしては10年は乗るつもりで購入しているものですから頭の中では乗り潰す勢いだったわけで。まあ実際には最長でも3のGT-Rが5年弱乗ったくらいかな…、我ながら意思の弱さに穴があったら入れたい…もとい入りたい。しかも購入方法が極めて行き当たりばったりなのもなんとまぁ。



やはり一般庶民独身のうちは予算が許すのであれば乗りたいクルマを手にしたい気持ちが30代後半になってムクムクと出て来てしまった結婚諦め組予備軍な私、最近ブログエントリーで4Cとかケイマンとか寝言を吐き出していますよね。でも違うんです、ちゃんと購入金額と将来の売却金額を天秤に掛けながら考えているんです。せめて言い訳させて下さい。ネットとは便利なものでして、クルマ買取店に電話しなくても大体の相場を確認出来てしまうんですね、その名も『goo買取』。あくまで概算としてなので過度な期待はしませんものの、一応のモノサシとしてお世話になっています。

そんな中、私の心を鷲掴みにして離さないアルファロメオ4Cの大体の相場を見てみたらこんな感じでした。

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ケース1. 購入時支払い総額¥6,750,000
>>購入時距離のまま売却 ¥5,250,000〜¥5,350,000(約¥1,500,000の損益) 残存価値約78%
>>購入時距離に20,000km程加算して売却 ¥5,100,000〜¥5,200,000(約¥1,650,000の損益) 残存価値約75%

ケース2. 購入時支払い総額¥6,200,000
>>購入時距離のまま売却 ¥4,750,000〜¥4,900,000(約¥1,450,000の損益) 残存価値約77%
>>購入時距離に20,000km程加算して売却 ¥4,600,000〜¥4,700,000(約¥1,600,000の損益) 残存価値約74%

ケース1.の車両は走行距離10,000km未満のモノで、ケース2.は市場の中では過走行気味のモノになります。ボディカラーや装備品に違いがありますが、あくまで車両本体だけで見れば現状の中古車市場では値落ち幅は似ていますね(要するに一定以上の走行距離でガクンと買取額が落ちるまでには至っていない)。
但し自分がいざオーナーになるのであれば必要最低限の装備であるバックカメラ、ドラレコ、ナビゲーション、そしてタイヤの交換時期を見極めて行くと両車の販売額の差である¥550,000はすぐに埋まってしまいまして、そうであれば走行距離が若い方が気分が良いことに違いありません。


そしてポルポルはこんな具合です。

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ケース3. 購入時支払い総額¥5,350,000
>>購入時距離のまま売却 ¥3,500,000〜¥3,600,000(約¥1,850,000の損益)  残存価値約65%
>>購入時距離に20,000km程加算して売却 ¥3,350,000〜¥3,400,000(約¥2,000,000の損益)  残存価値約62%

ケース4. 購入時支払い総額¥5,300,000
>>購入時距離のまま売却 ¥3,200,000〜¥3,350,000(約¥2,100,000の損益)  残存価値約60%
>>購入時距離に20,000km程加算して売却 ¥3,100,000〜¥3,250,000(約¥2,200,000の損益)  残存価値約58%

ケース3.は981ケイマンPDKモデルで、オプションはレザーパッケージ、スポクロ、スポーツステアなど通常よりも豪華目な感じ。但しボディカラーは高額査定が期待出来るモノでは無いので実際にはもっと安く見積もられるかもしれません。
ケース4.は997カレラSの認定中古車センターで売りに出ている1台です、特に目立ったオプションは装着されていないように思えます、また修復歴無しながらもボディ右サイドに補修歴がドア&リアフェンダーにある模様。それでも2005年式のクルマが未だに¥3,000,000以上で売却出来るところは流石カレラですね。実際に911カレラはポルシェの中でも抜群のリセールバリューを誇り、逆にボクスター&ケイマンは年数と共にズルズル査定額が落ちて行きます。カイエン&パナメーラは正直なところ悲惨な査定が出ると中古車屋さんは口を揃えて教えてくれました。

 そんなところで、私が欲しいと思うクルマの値落ち幅はおよそ¥1,500,000〜¥2,000,000くらいと概算が出ました。ただでさえ輸入車と言う不利な条件下であるため、これくらいなら許容範囲内かと考えます、如何でしょうか。もちろん国産の特定車種、例えばランクルやベル&アルなどは驚異的なリセールバリューを誇りますが、残念ながらまだ私のお目当てには入っていません。
単純計算ながらもまあ2年20,000kmくらい楽しんだ後でもアルファロメオ4Cの売却時における残存価値は購入時のそれと比較して約75%、ポルシェに関しては約60%をキープ出来ているのであればまずまず上出来とも言えます。売却金額で次のクルマにスライドも十分に可能な範囲かと。

 ちなみにちなみに私のWRXは査定を出した店ごとに本当に差が激しくて、最も良い査定で約77%、最低の査定で約60%の残存価値となっています。購入から半年なのである程度の値落ち幅は仕方ありません、ここからなだらかな下降線を描くのか、スバルの株価みたいに急降下するのかが見物です。

 結局のところは考え方としては残価設定型ローンのそれと似ているのかもしれません、数年後に売却前提での見方をしているわけですから。但し根本的に違う箇所として私はローンは組みません、そこまで無理してまでクルマにリスクを負いたく無いし、そもそも普段の暮らしでもリボ払いなどは大嫌いで利用したこともありません。どれだけ高価なモノを手にするにしても自分の貯蓄の中で完結出来ることがモットーであります。まあ将来的にマイホームを手にする時だけはローンを組まざるを得ませんが…。

 余談ながら実家のメルツェデスさんの相場も見てみました。3年前の購入時から比較すると残存価値は購入額の約30%と、とても実家に報告出来ないような数値が出て来て愕然としましたが、まあ一般的なクルマはこれが『普通』でしょう。私のメルツェデスさんであっても購入金額とWRXの下取に出した金額を比較すれば残存価値はやはり約30%でしたから。

 こんな戯れ言をブログエントリーしている間も、頭の中は次期候補車がグルグル駆け回っています。生憎どの販売店も住まいから遠くて気軽に実車を拝みに行けないのが歯がゆいです。さあ今週末も煩悩と戦うぞ。


おしまい。

【Alfa Romeo】 4Cの誘惑 〜維持費などの試算〜

 妄想は続くよどこまでも…と言いますかWRX STIの鮮度がある内に次期候補への乗り換えを真剣に模索している次第であります。と言う訳で現状のSUBARU WRX STIからAlfe Romeo 4Cへとシフトした際の維持費について調べてみました。ちなみに現状、いくつかの中古車で見積を取っていまして同時に私のクルマの大体の下取額も一緒に出してもらっています。2018年7月の時点で出回っています中古車を見ますとホワイト&レッドがやはり人気色なのか多いことが分かりまして新車で選べる色目は7種類有る様です。

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こちらが基本色(追い金¥0)のソリッドカラー。

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そしてスペシャルソリッドは¥162,000(税込)の追い金。

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最後にメタリック、こちらは¥324,000(税込)が追加で必要になります。
地味に鼻血が出るような価格設定ですね…。これまた私が欲しい欲しいと呪文のように唱えていますポルシェで見るとメタリックカラーについてはスタンダードカラーに追い金¥135,000、スペシャルカラーは¥383,000の追い金が必要になっています。そのためアルファロメオとポルシェでメタリックカラーを比較するとポルシェの方が半額以下とお値打ちなわけですね。但しアルファロメオにおいては『3層メタリック』と説明されていることから塗装に手間がかかっているのかもしれません。

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アルファロメオのシートは大きく3種類で『ファブリック』『レザー』『レザー&アルカンターラ』から選べます。中古車市場では意外にも比率は均等(若干ながらファブリックが少ないくらい)ですが、ブラウンレザーはまだ一度も見たことがありません。レザーもしくはアルカンターラはパッケージとしてシート、ステアリング、ハンドブレーキの3点セットになっていて¥280,800(税込)です。

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さらに強制的に『日本向けにほぼ100%付いて来る』のがスポーツパッケージでエキゾースト、サスペンション、18&19インチホイールの3点セットで¥324,000。その為に私が恐れ多くもディーラーで新車見積を取った際には車両本体+3層メタリック+スポーツパッケージ+レザーパッケージ+フロアマット、ETC、ルームミラーモニターのフルセットでめでたく¥10,000,000オーバーになったわけです。ただ逆に無限大のオプションがあるポルシェですと19インチホイール、レザーシート、LEDヘッドライト、PDK、PASMにスポクロを追加しただけでオプション金額が軽く¥2,000,000近くなるだけにそう言った意味では簡潔なのかな…。

さて、少し話題が明後日の方向へ行ってしまいましたがここからが本題でWRXと4Cの比較になります。

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 まずは諸元から。ボディサイズを見てみますとWRXが豆腐、4Cが厚揚げサイズですね(違)
全長は約600mm4Cが短いながらも全幅は逆に80mmほど広いです、ちなみにポルシェ718ケイマンの全幅は1,800mm、全高が1,295mmなので相当なワイド&ローなことが数字からも分かります。排気量は2,000cc枠にどちらも収まるため金額は変わりません。ただ4Cの強みはこの手のクルマとしては驚異的とも言える燃費の良さにあります。車体が軽いだけありカタログスペックで12.1km/lで実際に高速などを走行すれば最大18km/lくらいまで伸ばすことも可能だとのこと。WRXは頑張っても頑張っても頑張っても12km/l辺りが限界です。

メンテナンス面で行けばタイミングベルトの交換スパンは両車とも50,000km以内が推奨になっています。オイル交換はどちらもターボ車なので恐らく3,000km近辺で必要になって来るかと思います。調べてみますと4Cがフィルター込で約¥20,000、WRXは約¥13,000どちらもディーラーでの作業になります。その他で行けばブレーキ周りはWRXブレンボの6ポッド搭載のため交換に約¥150,000〜200,000かかると担当営業さんに言われていることと、タイヤ交換においてもアルファロメオをメーカー指定のものにしなければ意外にもWRXの方が若干ながら高額になる様子です。そう思うと4Cのコスパが非常に良い(あくまでこの手のクルマの中で)事が見えてきますね。

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 でもちょっと待って、保険ってどうなの?
私のWRXはフルカバータイプの車両保険に入っていまして年間で¥145,000ほど払っています。と言うのも私は20代後半からしばらくクルマを持たない時期があり、その時うっかり保険中断をしなかったがために等級が失効してしまっているのです。その後はネット型保険に入るも1回事故で保険を利用してしまっていること、そして今回のWRX購入時にネット型だと車両保険を付けれない(WRXは私が加入していたネット型会社だと対応外だった…)ことで、再び保険の入り直しをしたため等級ダウンしてしまい最も高額な支払いを余儀なくされているのです…。

WRXでも十分に高いと思っている保険は4Cだと更に高くなります。まあ仕方無い部分ではあります。特に4Cのボディはガラス繊維の特殊素材で形成されていますために下手にぶつけるとパネルごと交換する羽目になり、それが恐ろしく高いのだとか。一般的な金属ボディであればぶつけたら凹みますが、4Cはぶつけたら裂けるか割れるかしてしまいます。なんとも恐ろしい…。

 ここまで見ると燃料、タイヤ&ブレーキ交換などは4Cが有利な反面で保険関係で割高になり、結果的にはWRXとほぼトントンの維持費になるかと見積もりました。まあ今のところWRXで維持費が払えんとか嘆くことは無いため、このまま4Cへシフトしても問題は無いですね。単純に車両本体価格が捻出出来るか否かに全てがかかって来ています(笑)

 余談ながら未だに候補の1つとして残っていますポルシェの維持費は上記2台よりも相当お高くなることが判明しました。まず排気量の時点で私が欲しい『S』は3,400ccありまして単純に¥15,000/年ほど高額になります。オイル交換時は大量のオイルを必要としますし、タイヤはポルシェの性質上『P指定』と呼ばれるポルシェ指定タイヤがほぼ必須条件の様子でこれがまた高い…。保険の面では調べてみたものの基準値が今ひとつハッキリとせず予想ながらも微妙にWRXより高いかなと言ったところでしょうか。4Cと比較すればタマ数が圧倒的に多いポルシェケイマン&ボクスターは自分好みの1台が容易に見つけられますが、そのタマ数多さが故にリセールバリューを見ると結構愕然とする部分もあります。4Cはまだ登場から4年目で市場データがあまり無いものの、早くも再来年には消えてしまいそうなモデルなだけに値落ちはポルシェやWRXと比べれば遅いペースであること、またスケベ心ながらもここまで特殊なクルマがために将来的に値落ちが止まってくれないかと思ってしまいます。

 私のWRX STIは下取金額で最大¥750,000ほどの開きが出ています。正直もうどのプライスが正解なのか分からないくらいです。そんなことからも『売れるうち、買えるうち、維持出来るうち』に次の一手を考えなければなりません。¥750,000と言えば私の前車であるメルツェデスさんの購入金額と同じくらいですから…。


おしまい。

++現在の走行距離 3,382km++