2015年式の我がロメオさんは6年目突入し走行距離は15,000kmを超えたところです。先日の車検では基本的には健康体であることが確認出来てホッとしているものの、私の手元に来てからの3年程は屋外駐車&ボディカバー暮らしだったために早くもボディの所々に経年劣化の足音が聞こえているのも事実だったりします。これを気まぐれなイタ車だからこんなのは極めてデフォルトだと笑顔でスルーするのか、はやまたクルマの一般的な劣化具合と真摯に受け止めるのかで揺れる想いであります。
例えば構造上とても水が溜まりやすい箇所のネジやワッシャー類に錆が出て来たり…
例えばドアハンドルが気付けば端から少しずつハゲっ散らかし始めたり…
ちょっと分かりづらいのでアップだと…
ほら、端がテカって来ている。触る部分でも無いのになんで??
ゴムモールもなんだか斑模様になって徐々に潤いを失いつつ…
あらやだ奥様、シミが出てきているざます。
ハザードスイッチはイタ車特有のクリア塗装部分がネチッこくなった様な違う様な…
言わずと知れたタイヤのひび割れから4本とも新品に交換もしたし…
エンジンルームの警告ステッカーはエンジンルームへ侵入した雨とエンジンからの熱でスルメみたいに反りくり返って来ました、これってステッカーだけで部品出るのかな?
…と思うと、どれだけ走行距離をセーブしたところで、この世に生まれしモノは年月と言う名の誰にでも平等に訪れる老いは隠しきれません。この調子だと次回の車検ではタイミングベルトのみならずブッシュ類等々もリフレッシュが必要なのかなと想像しただけで財布がカタカタ震えております。
そう言いながらも、この車齢6年ってまだまだ若い部類だから突然の故障などはあまり心配する事も無く、ひとまずのところ安心して所持出来ることは大いに喜んで良いポイントだと実感しています。
これがネオクラシック以上になって来ると、余程の極上車を手にしない限りはメンテナンスとレストアが無限コンボでやって来ること間違いなし。突然のエンジン不動や部品の脱落があったとしても「手のかかる子だなぁ」なんて、にこやかに遠い目で薄笑いするほど肝っ玉座ってませんし(笑)
クラシックアルファを将来の愛車候補の1つにと予習もボチボチしていますが、大前提としてはフルレストア済の箱入り娘を迎え入れたいものです。私、基本的にガラスのハートで打たれ弱いから故障ばかりしてたらエンジン&ミッションをスカイラインのRBエンジンに換装しかねませんし。以前にはVテックエンジンを積んだベンツだかBMWだかを見たことがあります。激しく邪道なスワッピングだけど組み合わせによっては私のハートを鷲掴みにしそうです:-)
今朝の夢は何故か4Cを売り払ってマツダのRX-7(FD)に既に乗り換えた後の光景を見ました。夢の中で「え、なんで?なんで??」って箱替えに自問自答を繰り返していたのですけど、運転席やリトラの開閉などあまりに鮮明に見たので夢から目を覚ました瞬間に思わずガレージを確認に行ってしまいました(笑)
思えば数年前からの空冷ポルシェ市場の高騰でカーセンサーなどの中古車サイトでは値段がASKばかりになりつつある今、クルマ好きな方々がクラシック沼に足を踏み入れるタイミングの岐路に立たされているのもまた事実でしょうね。
とりあえず私は錆びたネジ類を自分で交換すべくディーラーへ部品だけ発注をかけようと思います。幸いにも4Cはボディの錆の心配が無いからのんびりと進められるのが救いであります:-)
オマケ
ネジをはずした穴をそーっと除いてみたら…
うん、なんか見事にANAがズレてる:->
この適当さがいいね、とあなたが言うから今日はイタ車記念日。…と俵万智風に(笑)
おしまい。
