30代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫1匹の備忘録

【Porsche】 Forever Young

 コンスタントに限定モデルをリリースするポルシェから、今度はボクスターの25thエディションが登場しました。ボクスターは私的にMINIと同じく定期的に欲しくて仕方ないリストに挙がってくる一種の名車でして、今日のエッジが効いたデザインのポルシェと比べればクラシカルにすら見える986ボクスターが実のところ一番スタイリッシュなのではと思ふ訳です。
近年は少しずつではありますが986の中古相場が値上がりして来ている点からも、そろそろ「ポルシェで一番安いモデル」から「コレクターズモデル」へと替わって行くのではと買えもしないのに無駄にハラハラしております(笑)

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ポルシェミュージアムで対面したコンセプトモデル:-)

そんな986が世に産声を上げてから25年の歳月が過ぎた事を記念しての限定車ですが、ボクスターのコンセプトモデルを各部にオマージュしているとあって相当な期待を込めていました。が、結論を先に申してしまえば私の心にビビビっと来なかったです。
いや、すごくカッコいいんですよ。カッコいいんだけど何か中途半端感が拭えなくて、ポルシェってブランド力であれば超高額でも絶対に売れるんだし、徹底的にスペシャルな1台になれば良かったのになって。

何故こんな辛口になるかと言えば、根本的に性格がひねくれているのは置いておいて、私がドイツへ旅行した際にポルシェミュージアムでコンセプトモデルを目の前にして衝撃的な感動を覚えたからです。実車は当時、フロアの壁際に展示されていたから覗き込み様には観察出来なかったのが悔しかったもののほぼ全てが曲線で構成されたデザインが秀逸で、ミュージアムのスタッフさんと私の拙い英語で盛り上がった思い出があります。

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メーターフードは市販モデルに継承されていますね。

そう思うと現代のシャープな718をベースに、いわば加飾しただけの限定モデルに何処と無く物足りなさを感じずにはいられない…どうせならバンパーはもっと丸みのある物を新規で起こしてとか、例えばそもそものベースをスパイダーにして欲しかった。

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本体価格だけ見ればケイマンGT4ボクスタースパイダーと良い勝負です。ただ、ここから280円居酒屋で欲望赴くままに注文するが如くオプションを足して行くと気付けば911に手が届く見積もりが出来上がるのです。これぞポルシェマジック(笑)
そう見ればタイカンだって素の状態なら1,200万円を切っていますからね。

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こう見ると986はどことなく女性的な曲線美は可愛らしく、年月と共に718は筋肉質でカッコいいボクスターになりました。

そこで39歳コロナ禍ステイホームな私の悪い妄想癖が始まったのであります。

いっそのこと986をベースにしてしまえばいいんじゃないのかと:-)

当然と言えばそこまでですがコンセプトモデルから生まれた986なのでシルエットは似ています、なのでベースは986でボディカラーはシルバー。内装はテラコッタレザーの個体を用意して、ホイールはWORKのマイスターS1のチタンゴールド。

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こちらがオリジナル

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マイスターS1、どことなく似ていますよね?

そうなんです、25周年車のホイールはピアスボルトが無くてクリーン過ぎるんです。クラシックポルシェと言えばこのピアスボルト付きの5本スポークが似合うのです。もうこれだけでコンセプトモデルに大分と近づくのではないでしょうか。
コンセプトモデルはヘッドライト内のウインカーがオレンジなので、そうなれば986の初期だけあった2.5Lモデルが該当しますね。雰囲気重視ならばこれで充分かと。

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流石にサイドダクトの変更は難しいとしても、フェンダーの「Style PORSCHE」のエンブレムは是非とも着けたいところ。あとは各所にゴールドペイントをすれば雰囲気が大分と近づいて来ます。

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リアはボクスターのロゴをペイントする程度でしょうか。

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そうそう、コンセプトモデルのメーターは911と同じく5連だったのです、25周年モデルでもこの辺に拘ればな…と思うのです。なんせ既に本体価格が恐ろしく高額ですから(笑)

…とまあ、今日も講釈垂れの戯言にお付き合いありがとうございます(笑)
最後にこの25周年モデルで一番胸に刺さったものは公式サイトのムービーでした。作中に「Forever Young」と表示されまして、これが痛いくらいボクスターのキャラクターに合うではありませんか。ポルシェと言うブランディング、プライスレンジからして決して若者が新車で気軽に乗れる車種ではなく、ある程度の年齢と地位を築いて初めて手にする資格があると考えています。一方でボクスターはラインナップの中ではポップな存在であり、またドライバーにオープンの爽快感をもたらす事を思えばこのForever Youngはボクスターと共に歳を重ねても心はずっと車好きの少年少女のまま、もっと言えばいつまでも若く居させてくれる相棒なんだなって心に熱く訴えかけて来るのでした。

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 我が家には愛しい4Cが居るし簡単に増車は出来ないけれども、少々くたびれた986を常時オープンで乗り回すのもお洒落ですし、そろそろ986の価値が見直される時期に差し掛かっていると思われます。唯一インタミ問題が怖いですが…。


おしまい。