40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Roadster】 惜別…かも

 我が家にユーノスロードスターがやって来て丸2年が経ちました。程よいサイズとライトウェイトボディがもたらすドライビングプレジャーは実に爽快でして、雑誌の謳い文句通りの手首でコクコクと決まるシフトもまた快感。幌を畳めばお日様を全身に浴びながらのドライブが非日常へと手招きしてくれました。

とまあ実に素敵なクルマだったのですが、2年の所有を経て良し悪しがはっきりと見えたのも正直なところでした。良き点としてはもちろんの事ながら国産として5本の指に入るであろう素晴らしいプロポーション。前述したドライビングプレジャーに加えてリトラなど独特な機構を兼ね備えたところでしょう。モビリティショーで未だ現役として実車がメーカーブースに展示されていたのもオウナーとしては誇らしい限りでしたし、リトラをパカパカすればちびっ子たちには大人気なのです。


一方で悪し点が表裏一体でドライビングが挙げられるのでした。仕方ないと割り切りが必要なくらい出だしがトロい薄いトルクは今日のマイルドハイブリッドターボの計四に軽く煽られる程…100km巡航しようものなら壊れるのではないかと不安になる騒音を撒き散らしながらの走行を余儀なくされ、実のところはオープンに出来る季節、時間帯は極めて限定的であり普段は幌を閉じておかないと日差しは単なる苦痛でしかなく、ハードトップを着けたが最後でその後は今日に至るまで二度とオープンにしていません。そのハードトップは所詮ボディに乗っけているだけなので道の段差を越える度にガタガタゴトゴトと盛大に音を奏でています。そう、意外なまでに健康が万全じゃないと乗れない代物でした。トドメの一撃はトランクですらほとんど積載能力が無く、ちょっとしたお買い物でも四苦八苦。

 2023年は仕事が秋を境に尻から火を吹くくらいに忙しく、週中は本業で週末は会社のイベントサポートで東京へ隔週の出張、そして先日のイベント本番はシンガポールへと渡航して来たばかりで、その後は有給を利用しての大量に撮影した写真の編集をこなしていました。やっとの思いで全てが終わり、明日は妻と博多へデートが待っています。


そんな中で舞い込んで来た案件がありまして、実のところこのユーノスロードスターを年内で次期候補車へと入れ替えするかもしれません。今の候補として試乗したクルマは積載能力はロードスターよりもアルファロメオ4Cよりも優れていて、4シーターで、ATでクローズドボディです。シートも腰に優しいクッション性を備えていて、私にしてみればそれなりに快適方向へベクトルを振った1台であります。まだ最終的な金額やら各所への確認で決定はしてませんが仮押さえはしてもらっています。今回も中古車なので本当にご縁ですし、個人的にはこれが私の生活レベルの中ではアルファロメオ4Cを維持したままで手に入れる最後のチャンスかなと決心したのでした。

早ければ年末ギリギリに我が家へやって来ると思いますが、その暁にはまたこちらでお知らせするかと思います。F1観戦ブログも下書き段階で止まったままなくらいプライベートな時間が取れていなくて恐縮ですが、12月にはもうあと3話くらいはエントリー出来るように執筆は続けていますので、どうか見捨てずにたまには生存確認の如く見にきてやって下さい。


取り急ぎご報告まで、おしまい。