前回エントリーから生活を取り巻く色々な事情、条件が首の皮一枚で繋がりクリアしたことで正式にユーノスロードスターの車両入れ替えが行われる運びとなりました。普段は金銭どころか人生そのものをどんぶり勘定で生きている高田純次氏が心の師匠な私ですが、今回ばかりは車両入れ替えのタイミングが自分の想い描いていた時期よりも相当早くにやって来た事から必死こいてExcelで今までの無駄遣い記録及び向こう5年の収支見込みなどなど計算しまくっての買い替え実現になった次第です。今だから言える家計簿大事アルヨ。特に2022年後半から2023年にかけてはカメラ、レンズ購入から始まり相次ぐサーキット探訪など私の猛烈な無駄遣いが連チャンしていたので驚くくらい家計に爪痕を残していた事を猛反省した訳で、でも思い出はプライスレスだし機材購入のお陰で会社のイベントにカメラマンとしてシンガポールまで同行出来たと考えれば決してただの無駄遣いでは無いのだと脂汗流しつつ自分で自分に言い聞かせ…。
いきなり話題と私にとって不都合な記憶が若干飛びましたが、そうなんですよいつの時代もクルマの購入ってワクワクしますよね。異論は聞きません、ワクワクしますよね。今回の購入に関してもバックグラウンドとしては、中古車サイトなどで探しまくっていた訳ではなくて私が2年前にユーノスロードスターをいただいたクルマ屋さんへフラッと遊びに行った時、たまたま下取りで入って来たモノに遭遇して急遽決めた『運命』の一台だったのです。
もっと言えば兼ねてから狙っていたのは他モデルであり、元々は諸条件から私のクルマ欲しい候補に入っていませんでした。下取り直後でまだ販売価格もまともに決まっておらず、前オウナーさんが結構派手にモデファイしていた箇所をクルマ屋さんがほとんどノーマルに戻してくれたお陰で私の頬が緩むプロポーションを纏っていたがもう最後。流石に「これ包んどいて下さい」とその場では言えるはずも無かったけれどクルマ屋さんに「よければ試乗してみる？」なんて甘い誘惑をされてしまいですね。その日はギックリ腰がひどくて運転席に座ったが最後で二度と立ち上がれなくなりそうだったから「シンガポールから帰ってきてまだ売れてなかったら試乗します」と言い残して後ろ髪を毛が抜けるくらい引かれる思いで1週間を過ごした訳です。
帰国してからクルマ屋さんへ飛んで行ったら、運が良いのか悪いのか何名かの試乗があったものの売約はされていないままクルマとの再会を果たしまして、ならばどれどれとシクシク痛む腰をさすりながら試乗してみますと…あかんわコレ、思った以上にいいわコレ、欲しいわコレ、でも予算組みどうしよコレ…と私の演算が始まり気付けば都合の良い補正予算案が完成していたのでした。
クルマ購入って一般的にはなかなか機会が少ない一大イベントなのでもう少しだけ引っ張らせてください（笑）
とは言えとは言え、42歳にして自身9台目の購入と18歳からずっと節操無い浮気性であります、一度はクルマから離れるとすら宣言していたのですが。前回エントリーで綴った通り、今度はそこまでの突出したドライビングプレジャーを全身で感じる車種ではありません。グレードによってはサーキットユースになりますが、私のはベースグレードなので基本的には街乗りから高速クルージングまでが美味しい用途のGTカーかと思っています。私が所有したクルマ歴の中では排気量がダントツに大きいです、自動車税が跳ね上がります。安楽ATで4人乗車も可能です、ユーノスロードスターよりもかなり新しい年式になります。歴代で最も不人気なモデルですが私はとても好きです、そう言えばメルツェデスW210を所有した時もアレは歴代でダントツに不評だった残念モデルだったけれど私は見た目も乗り味もものすごく気に入っていたのでとどのつまり私自身が変わり者なだけなのかもしれませんね。
実のところ話は今月になり急激にトントン拍子で進んだことと、ユーノスロードスターの下取りを頑張っていただき、また次期愛車も『きっと遠い親戚だろう割引』が入ってクルマ屋さんが中古車サイトに掲載しようとしていた価格設定よりもかなり抑えて私へ販売してくれたため納車は年内になります。横に妻を乗せて再度の試乗もしまして、まあ本当に欲しいならええんちゃうかとのお許しもいただいた事で急いで希望ナンバーの申請と自動車保険の切り替え申請を行ったくらい急ピッチで物事が進んでいる2023年の師走。クルマ自体も整備はほぼ完了していて、あとはバッテリーとダンパーの交換、コーティングを控えているだけ。とりあえず今後は私の気付けば色々ポチってる無駄遣い癖を抑圧しながら強く生きる事をここに誓います。
次回エントリーでは納車からの撮影会が始まり、きっと写真付きでのご報告が出来るかと目論んでいます。車種についてはあまり過度な期待はせずにほんのり予想しつつお待ち下さい。
おしまい。
