40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【日々徒然】 ヴァレンタイン時々コロナ

 我が家のヴァレンタインは料理が得意な愛妻の手作りスイーツが登場します。今年のテーマはイタリア車のアルファロメオを愛する私にふさわしい北イタリア生まれの銘菓『ティラミス』であります。うん、なんか銘菓って書くと舶来品も途端に和菓子っぽくなる不思議。Wikiで調べたところ、ティラミスの語源は『私を引っ張り上げて』とか『私を元気づけて』と言った至極ポジティヴなものですね。今回はこのティラミスに妻流アレンジが加わり、通常だとマスカルポーネをふんだんに使ったカロリーお化けになるところに豆乳を代用することでヘルシーな逸品に仕上がりました、ブラボー。



さらには彩りを考えて苺のレイヤーも挟んでくれて見た目にも美味しいプレゼントとなりました。ラム酒を効かせたお陰で豆乳が持つ独特の豆臭さが見事に隠蔽されていてマンモスおいピーと心の声が漏れました。ありがたや。



 ヴァレンタインと言えば名古屋圏ではすっかりお馴染みとなった『アムール・デュ・ショコラ』をご存知でしょうか?
世界を代表するショコラティエが集うこのイベントには毎年毎年、チョコに魅了された乙女が大挙として押し寄せては誰かにプレゼントするためじゃなく、自身へのご褒美チョコとして何万円ものチョコレートを手にするべく争奪戦を繰り広げ、またショコラティエとの記念撮影やサイン会など、もうこれはただのチョコレート売り場なんて括りでは収まらぬ一種の推し活と呼んでもおかしくない一大イベントになっているのです。だってチョコ1つ買うのに何時間と並ぶんですよ。頭の中にはエヴァンゲリオンミサトさんが放った名言「誰かの為じゃない、あなた自身の願いの為に」がリピートされます。

そんな私はスイーツ男子。本当は名古屋高島屋のイベントフロアにtake part inしたい気持ちは山々であるもののチョコを求める乙女の海原に四十路のアジョシが単独で飛び込むのは勇気が居ると言いますか、密状態で痴漢と勘違いされるのも怖くてですね。そんな時にインスタで見つけた情報でピエール・マルコリーニの名古屋店に、なんとピエールマルコリーニ氏が来日するんですって。しかも私が有給を取っていて、しかも私が妻と名古屋へ出かける用事がある日にドンピシャ。そこからはもう妻にプレゼンと言う名の説得、むしろすがりついて「お願いだからピエールに会わせてくれ」と泣きつきました。まあ、インスタを見るまではピエール氏の顔すら知らなかったのは秘密ですけどね。



で、来日イベントの時間にお店でチョコレートを購入してサインを書いてもらい記念撮影もした訳です。ピエール氏、めちゃ長身で優しい笑顔が印象的でした。嗚呼、これがショコラティエとの甘いイベントなのね。そりゃあ世の女性たちがこぞってアムール・デュ・ショコラに万札握って参加するはずだ。こじつけるならばスーパーGTを観に行ってRQやドライバーからサイン貰ったり写真撮るのと同じ感覚ですね。


 そんな甘い甘いヴァレンタインが済んだ翌日にコロったぜコンチクショウ。おいおいおいマジかよ、ワタシ2023年の正月にもコロったよ。一度コロっててもまたコロるんかい。


いやね、210日くらいからなんか目の奥が痛いとか頭がズンと重いとか倦怠感とかあったんですわ。もっと言えば私の職場でコロナやらインフルやらで8人が同時に病休へと入ったんですけどね、そのメンバーとモロに長話してたんですよ私。流石に身体がえろぅてえろぅて抗原検査したらキットの結果には、インフルは1本線の陰性でコロナは見事な2本線、おめでたでした。ってことで会社は強制的に出勤停止、不貞腐れながら家でだし巻き玉子みたいに転がる日々を送っています。


我が家の猫たちは寒気のする私を少しでも温めてあげようと親身になって5.5kg4.5kgのワガママボディで覆い被さってくれているので至極暖かく、また重みで軽い呼吸困難であります。とまあせっかく時間が出来たこともあってちょっと興味のある米国株だったり、動画編集のイロハだったり、996の欲しいパーツ検索だったりをスマホで見つつ先日のヲタ活のエントリーで触れた『青春ブタ野郎~』のアニメをAmazonプライムで一気に鑑賞して療養する日々です。このブタ野郎ですが主人公の元に、甘々な妹やらアイドルのヒロインやらボインの友人やらツルペタな後輩やら阿呆みたいに女子キャラが吸い寄せられて行くと言う、素人童貞が夢見がちなベタな設定だけど意外と面白くて久々に頭を空っぽにして見れるアニメを楽しんでいます。そんな私はどちらかと言えばMです。


今回は手短なエントリーでした、おしまい。