30代の日々徒然

独身一般市民の備忘録

【Alfa Romeo】 4C ケモノ

 ほぼ盆栽と化している私のアルファロメオ4Cでしたが、初めて曲がりくねった道を駆け抜ける本格的なツーリングに出てその概念が180度変わるほどの衝撃を受けました。

所有して約半年、主な用途は買い出しと実家への往復くらいと一般的な自家用車用途として4Cを運転していまして、まあたまにカーボンスラッジを飛ばす理由で中回転くらいまで踏むことはあれど基本的には大人しい走りに徹していました。
それでもこの唯一無二なデザインに惚れ込んでいたから、運転出来るだけで幸せに思えたには確かです。

 それが一転、初めてワインディングロードを攻めてみたら全身の毛が逆立ち、身体の穴と言う穴からアドレナリンが放出されるような…かのふなっしーが叫ぶ梨汁ブシャーになったわけです。

小振りでセクシーなスタイルの4C、実はとんでもないスペックを内面に秘めた獣、まさにBeastでした。ダイナミックモードに設定し、シフトはマニュアル、ウインドウを全開にしてタイトコーナーひたすら続く人里離れた森林を駆け抜ける快感は人馬一体かそれ以上。もう本気でシートの上で溶けかけました。

トラクションコントロールで助けられているとは言えMRなのでコーナー脱出前に乱暴にアクセルを開けること無く、しかし次のコーナーに飛び込むまでの僅かなストレートでは2速で獰猛な加速に酔いしれ次の瞬間、今度は軽量ボディで際立つ抜群のブレーキング、パワーステアリング非搭載だからこそ路面状況が100%伝わって来るステアリングフィール、勇ましい咆哮のエンジン、タービン、ウエストゲート等々メカニカルサウンド、もう一般庶民独身の私にはパーフェクトでした。

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 アルファロメオ4Cはフェラーリランボルギーニアストンマーティンのようにお洒落なレストランやパーティー会場が似合うわけでなく、AMGベントレーのようなグランドツーリングが得意なこともなく、ベクトルとしてはロータスやケーターハムと同じライトウエイトマシンとしてこの手のSSを駆け抜ける悦びをドライバーに与えてくれることを実感出来て未だ興奮しております(笑)
もっとも私はへっぽこドライバーなので気分だけは最高潮でも走りは遅いんですけどね。
路面がそこまで良くない場所もあったので整流板のゴムはザシザシ擦りましたが。停車の度にバンパー下に手を入れて鼻っ面を擦ってしまっていないか半泣きになりながら確認しておりました。

 もちろん走ったコースは日本国内ですけど、必死に脳内変換をして「ここは欧州の峠道だ」と念じながら運転したわけです。

 過去に乗ったスカイラインGT-Rはカム交換などで420馬力の直線番長仕様だったし、それなりに車重もあったからここまでワインディングを楽しんだ覚えはありません。ここを走ってみて、きっとローバーミニやユーノスロードスターなども運転がとても楽しいんだろうなと思いました。これから気候も春に向けて良くなって行くわけですし、ドライブがより楽しくなりますね。

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この豊満なリアフェンダーはもはや芸術です(笑)


おしまい。