点検から戻ってきたSONY100-400mmの具合を確かめる兼ね合いもあり…なんて言い訳はそこそこに小牧基地の航空祭へ出掛けて来ました。
相変わらずの単純な思考回路から前日は0時に帰宅したのにさっぱり寝れず、始発に乗って小牧基地には6時半には到着してしまう余裕っぷり。ただ11月にもなると明け方寒い寒い…しかも開門までの待機場所はガッツリ日陰になっていて結構な厚着をしていても風が吹くと肌を突き刺す寒さを体感しつつ、オープンの8時半まで耐え忍びましたとさ。
小牧基地は県営名古屋空港と滑走路を併用することや、地元住民の反発から戦闘機の派手な飛行はありません。そのため他の航空祭と比較すると非常にのんびりとした雰囲気であります。でも逆に空中給油機や輸送機の飛行が堪能出来る珍しい航空祭でもあるのです。
KC767が背中を見せて旋回して行きます。流石にAPC-Sで35mm換算600mmにもなると中型機クラスだと遠くまで追えますね。
続いて空中給油デモでKC767のお尻にF2が並びます。給油のアームが伸びてなくて残念だけどこの光景を見れるのは小牧基地ならではです。
戦闘機の小ささが分かる角度で。やはり戦闘機をまともに撮るには望遠レンズにエクステンダーを噛ませる必要がありそうですorz
こちらも小牧名物、CH130の編隊飛行。欲張ってシャッター速度を落としてプロペラをブラそうとしたら機体までブレました。私のヘッポコな腕前が露呈した瞬間です。
県営名古屋空港からの離陸機も見れます。飛ぶのはFDAオンリーですが、これが本日まさかのベストショット(笑)
トリミング無しで綺麗にフレームへ収まってくれました。
先ほどの空中給油機が着陸するかな…と思ったら
滑走路ギリギリを掠めて
豪快にまた高度を上げて行きました。
604号機はエンジンに小牧基地60周年記念のマークが付いています。
なんかB767をガシガシ撮れただけでも満足、旅客機としてはかなり数を減らして来ていますし。
CH130も戻って来ました。アップで見るとなかなかカッコいいじゃあないですか。
海外派遣も頻繁にこなす働き者だそうです。以前は青色迷彩のものもいましたね。
ここで友人と基地内で会ったため、最前列から離脱して出店で食材調達したり売店を見たりとまったりモードに。これが功を奏し、店やトイレが大渋滞する前にブルーインパルスを拝む準備を整えられました。
ちょい前の人に被ってしまったけど、今年が最後の航空祭参加となるRF-4の離陸。流石に小牧ではアフターバーナーを使わず絞っての発進な様子。
特別記念塗装が施されていました。鮫の口が機首にペイントされていますね。
海外では海軍での使用もされているために着艦フックも備わっています。これは低速飛行のフライバイです。
これを見ると、F-4が引退してしまうのがとても寂しくなります。私が高校2年で航空祭デビューしたのがこのRF-4がベースとしている百里基地だったこともあります。
最後は待ちに待ったブルーインパルスの飛行展示です。今回はこの小牧基地でフライトがあって翌日の岐阜基地では無いため、この頃にはエプロン地区も大にぎわいであります。と言っても十分に地面が見えるあたり、入間などと比べれば平和なものです:-)
小牧基地の特性上か快晴でもフルショーは出来ないため、離陸は2機ずつのコンビで。
6機揃っての編隊パスが続きます。
エプロン地区南端でこんな混み具合。場所取りでのいざこざなんて皆無で良いですよ。
キューピッドの矢は無かったけれどハートを描いてくれたり
キレイな輪を秋晴れに残してくれました。
これにて飛行展示は全て終了、15時には会場を後にしました。
備忘録として…
◎食事やトイレは並んでも10分程度。
◎グッズは今回、小牧基地60周年記念パッチあり。
◎臨時駐車場はあるけど会場からやたら遠い。
◎最寄りの牛山駅で帰りは300mくらいの列を作っていたけれども30分弱で乗車。
◎日焼け止め対策は必須。
◎朝は相当冷える(特に日陰)
来年は折り畳みチェアを持って、もっとまったりと過ごしてみたいものです。
おしまい。