40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【BMW】 100th ANNIVERSARY TOUR

 BMWが今年で100周年だそうでして、各地でイベントが開催されています。最新のラインナップを集結させた催し物が全国7カ所で開かれ、実際にBMWの先端テクノロジーを手に触れる機会として多いに賑わいを見せていました。

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 会場に入るとまず目に飛び込んで来るのはラッピングされたi8。そこには多くの方々の寄せ書きが添えてられていました。書かれた方の名前、100周年への祝辞や『いつかは買うぞ』的な意気込み、はたまたイラストまで思い思いにコメントされていました。しかしこれ、所謂『不適切な書き込み』のチェックなどもスタッフの方がしっかりしているのでしょうね…。比較的表面積の少ないi8とは言え、全てを確認するのは大変だったかと想像します。

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 この車は【Message on BMW i8】と言うようです。

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 会場は緑豊かな『ノリタケの森』でして、BMW各車が蒼く茂った芝生の上に展示されています。

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 あいにく『曇り一時晴れ所によりにわか雨』のような愚図ついた天候の元での開催でしたが、このM6カブリオレもフルオープン状態でした。M4GTSとi8を除く車両は実際に乗り込むことが可能です。試乗イベントもあったものの、既にNET予約や当日予約でほぼ完売状態でした。

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 以前、私が所有していた日産スカイラインGT−Rの純正タイヤは235の18インチでして、それでも太いと思っていたのですが…今は本当に大口径かつ極太のタイヤになったものです。交換費を想像しただけで目眩が。

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 M3セダンには常に家族連れが周りを囲んでいました。子どもはこのボディカラーに喜び、お父さんはM3をなんとか奥様に説得、その奥様はトランク容量が気になっている…なんて図式でしたかね。

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 今も昔も、モッコリオーバーフェンダーは男の憧れであります。

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 特別展示としての目玉車両はこのM4GTSでした。
私はBMWに関してあまり詳しくありませんが、どうやら国内限定30台しか存在しないレアモデルなのだとか。間違い無くドライカーボン製のフロントリップやムチムチのブレーキローター&キャリパー、そして車内にはロールバーが組まれている完全たるサーキットカーです。

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 意外にもこのマットカラーが来場されていた女性に人気のようで。

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 私はこれに夢中でした。750Liは圧倒的なリアの居住性で、座っただけで幸せな気分になれます。中央アームレスとには液晶画面がインストールされていて、これで空調や照明、ブラインドなどをコントロール出来るのです。これなら長距離移動も極楽に間違いありません。まさに運転手付きが前提の車ですね。

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 展示エリアの隣に設けられた体験スペースでは、7シリーズのリモート・コントロール・パーキングの実演を行っていました。この機能さえあれば、車庫の幅が狭くてドアの開閉が出来ないからと泣く泣く諦めていた方も購入を検討出来るみたいです。しかし、無人の車がほぼ無音で動く姿は不思議なものであります。

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 最後に、気になったBMWの足元シリーズ。7シリーズはピッカピカのメッキホイールが眩しくて…

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 プラグインハイブリットの3シリーズは一昔前のロリンザーみたいな捻った形状のスポークを採用し…

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 M4GTSはオレンジとシルバーのツートン、そして中はパッツンパツンのローターとバナナのようなキャリパーが自己主張していました。

 100周年の大規模なイベントとは言え、このようにメーカーがフレンドリーな体験の場を設けてくれることは喜ばしいことですし、ディーラーのように営業マンが横にピッタリと張り付くことも無いので逆にじっくりと購入の比較検討が出来た来場者も多かったのでは。
 1つだけ残念と言うか気がかりだったのは、この芝生の会場が故に車内が芝生だらけになっていたこと、そしてにわか雨の影響でフロアマット上で踏みつぶされたそれが無惨にもマットに染みを作っていたことでしょうか。

 ベンツと比較すると個人的にBMWは『堅』、ベンツは『柔』なイメージを持っており、今回もデザインなどからそれを感じました。他のメーカーでも、このようなイベントがあれば足を運んでみたいものです。