40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【日々徒然】 ヲタ活のすヽめ

 私がまだ淡い思春期を迎えていたウン十年も昔はまだインターネットが今ほどの普及をしておらず、今時の若者からすれば信じられない様な話では『Yahoo! JAPAN』のトップページをパソコンで開くと画面上部のロゴから順番にカタカタと数秒をかけて全画面が現れてくるくらいネット速度はカメでした。必死に探してきたアダルトサイトで画像を開くにも時間がかかり大事な部分がご開帳する直前にPCがフリーズすることも数知れず。ISDNなんて今となっては化石みたいなサービスを利用しつつ毎晩23時からのテレホーダイ時間帯になるまではネット使用をグッと我慢し、毎夜毎夜の夜更かしでアングラなインターネットの世界へとダイヴする夜通し2chで有る事無い事の論争を読み耽るひと時はほんのり香ばしい思い出であります。


今日はネットで検索すれば分からない事象なんてほとんど無いくらいに情報が溢れていますよね。ましてや手元には常にスマホがありいつでもどこでも知りたい内容はすぐに手に入ります。情報のみではなく、ネットは人との繋がりを手に入れるのも容易になりました。例えば私が学生だった頃はクルマ仲間って基本的にはパーキングなどの出先で偶然に出会い親睦を深めるケースが多かったのが今はインスタやX(Twitter)などを通じてオンライン上での交流からのオフ会みたいなのが一般的になりました。事前に相手の情報や容姿を把握している分とてもシステマチックかつ便利な反面、昔みたいに良くも悪くも妄想と現実のギャップであったり対面で話の引き出しを探るヒリヒリ感が影を薄めてしまったのは中年オッさんになりきった私にとって少し寂しくもあります。ほら、昔ってメル友とか流行ったじゃないですか。各々がアイコンを選んで源氏名で友達募集してメールでやり取りしつつ意気投合したら実際に会ってみようってやつ。あんなワクワクドキドキって今時のマッチングアプリとかでは無いんだろうな。知らんけど。


 いきなり話が斜めにズレて行って戻ってこなくなりそうなのでここで軌道修正。はい、私のブログは起承転結の「起」が長すぎて収集がつかなくなってしまうことに反省しつつ、そんな私は左曲がりちゃうねん。いつもこんな文才のカケラも無きブログへと足を運んでいただく皆さまには足を向けて寝れません。不思議なことにこの更新頻度がやたら低い当ブログでも毎日100-300名の方が見に来てくれているみたいですね。2024年こそは更新頻度を増やすよう総合的に判断し前向きに検討する所存のクソメガネです。


で、タイトルの通り今どきはヲタ活って結構な市民権を得ているんだよねってことが言いたい今回のエントリー。以前であれば『オタク』『ヲタク』ってくくりは、まあまあアングラで社会的地位では底辺を彷徨っているのが世間一般のイメージでした。『鉄ヲタ』、『ガンダムヲタ』、『アイドルヲタ』、『アニメヲタ』などなどはその約98%非モテかつ根暗で頭にバンダナ、チェックのシャツをデニムにインしてリュックを背負ったメガネ男児を指していたかと思います。それがインターネットの普及とSNSの浸透によって現れたのが上記ヲタに『女子』や『ガール』の称号を引っ提げた乙女たち。鉄ヲタは鉄女、ガンダムヲタはガンダム女子、アイドルヲタは派生系として推し活、アニメヲタもアニメ女子ですね、なんてことでしょう末尾に『女性』のワンワードを放り込んだだけで一気にアングラ臭が無くなった、この爽やかな風は奇跡のスパイスとでも言いましょうか。

今って結婚願望とか異性のパートナー探しよりも自分自身や趣味の同胞を大切にする風潮が広がっていることもあって趣味の幅が広がり、またそれをネット配信して同士を募ることが一般的になって来ました。それに伴って今までは世間から冷たい視線を浴びていた『ヲタ活』に関してとても寛大になったのが今の日本であると思いませんか。これって個人的にはとても素晴らしい21世紀のレボリューションだと言えます。むしろヲタクはそれに対しての並外れた知識、Extraordinary Knowledgeを持ち合わせた道を極めし者、プロフェッショナルと称えられる訳ですから。

 妻から言わせれば私はどちらかと言えば多趣味な人間だそうです。いやいや私みたいな内向的シャイボーイがそんな訳は
ランドセルを背負っていた頃は鉄ヲタ


中学生になると祖父から貰ったフィルムカメラをいく先々に連れて行くカメラ小僧

高校に上がると戦闘機大好きなヒコーキマニアになり


大学生以降はクルマに目がないクルマニア


社会人になってから覚えた拙い英語を引っ提げての海外旅行好きに


気づけばF1観戦にも目覚めてしまったサーキット男子とか


結局のところ美しい&可愛い女性は魅力的よねなんて鼻の下を伸ばすカメコ


カフェ開拓には余念が無いカフェ男子なんてのも


うん、確かに多趣味だ。その他にも時計が好き、靴が好き、猫が好き、例を挙げればキリがない。逆に嫌いな物は運動神経の無さからアクティブなスポーツと、日々繰り広げられるサービス残業とモソモソした食感のブロッコリーくらいでしょうか。

こんなに好きなモノが多いと貯蓄が心配になってしまいますが、まあこれも一度きりの人生なのでセーブしつつもブレーキをかけすぎない程度に楽しんで行きたいなと思う所存であります。あ、もちろん妻と過ごす時間が一番の幸せですよ。

 2024年はカメラレンズの買い足しこそ控えるつもりで気と財布を引き締めている反面、もっとしっかりと写真について勉強と反復練習に励みたいと目標を掲げています。今あるレンズを駆使してどれだけ被写体のエモさを引き出せるかですね。また、レタッチについてももう少しまともに出来るようにしたいです。そう、今年のお題はカメラ小僧としてのアビリティ強化です。X(Twitter)を通じて何名かのカメラ好きな方々とも仲良くさせていただいています。そこからコツを伝授してもらったり撮影会、講習会など各種カメライベントに参加しつつ総合的なスキルアップを目指すのです。


風水では私はどちらかと言えば芸術肌らしく、それが40代後半でじんわり開花するとのこと。ならば今のうちから感性を研ぎ澄ませて写真や映像関係で副業としてお小遣い程度でも得られる技量を持てる自分になりたいです、押忍。

 皆さんはどんなヲタ活をしていますか?
少なくとも私の周りにはカメコ、料理研究家、ギャンブラー、推し活女子に風俗王まで揃っています。今は多様性の世の中ですから互いの嗜好を暴露して刺激し合いたいものですね。そんな訳で、私のクルマのナンバープレートに刻印された岐阜はアニメとのタイアップが多くアニメの聖地たる異名を持つ都道府県。代表作では『君の名は』、『氷菓』、『僕は友達が少ない』、『呪術廻戦』などなど。そして今回は以前に『聲の形』で有名になった舞台の大垣でJR東海が企画するコラボが登場。そのアニメが『青春ブタ野郎はバニーガールの夢を見ない』え、ブタ野郎とかバニーガールとか、なんか刺激的なタイトルでボクの性癖にブッ刺さるぞ(笑)
どんな内容のアニメなのかはまだ観たことがなくて何も語れませんけど、とりあえずは何か面白そうだったからドライブがてら大垣まで足を運んで、記念にグッズを仕留めて来ました。『青春ブタ野郎は大垣の街をまだ知らない』だそうです。


このブタ野郎は人気のアニメなのか、ポップアップストアには熱心なブタ野郎もといファンが長蛇の列を作り惜しげもなく皆さん何万円ものグッズを購入されていました。こうやって経済って回っていくんですね。この連休はAmazonプライムでこのアニメをDLしてバニーガールを堪能しようと鼻の下を伸ばし胸躍らせる昼下がりでしたとさ、知らんけど。そして今日の執筆の場は名古屋駅直結のゲートタワーにありますTULLY’S COFFEEからお送りしました、横の夫婦が駅ビルを指差しながら『マリオネットホテル』と連呼していますが、それはきっと『マリオットアソシア』のことだと信じたい。



ヲタク万歳、推しまい。

【Porsche】 ポルシェ996、フロントアッパーマウント交換など

 納車してから程なくしてステアリグを左右に切る度に『カラカラ』と言いますか『コロコロ』と言いますか、とにかくプラスチックが擦れあって空回りしているみたいなサウンドを奏でていた私のカレラさん。購入したお店にドラえもんにすがり付く野比のび太な如く泣きついたところ、初めはマウント部分あたりに砂利でも噛んだかなと目論んで潤滑油っぽいスプレーを散布してくれましたが、その後も悲しげでチープな音が鳴り止まなかったことで3日間の検査入庫をしていました。


結果としてはフロントのアッパーマウント交換を行いまして、これから暫くは試走を重ねて様子を見たいと思います:-)
写真を撮るのを失念してしまって皆さまに実物を見せられず申し訳ないものの、今まで頑張ってくれていたアッパーマウントは中のボールベアリングを取り巻くプラスチックが経年劣化からモノの見事に粉砕されていまして油も抜け切っていた感じ。異音以前の問題でこれでは本来の性能が出るはずもなく前オウナーさんは足回りにダウンサスを入れた際にここまでは交換していなかったみたいですね。目視で確認出来ない箇所なだけに音で気付けて良かった話です。

それとは別件で、先のエントリーで納車直後にアイドリング不調によってエアマスセンサーを交換した際に見つかったドライブベルトの僅かなクラックにつきましても今回の作業時に新品へと交換していただけました。ベルト類が使用されている箇所は劣化が進むとガタつきや異音の原因に繋がる点や最悪ベルトが切れてしまうと比較的重症に直結するトラブルになるため、このタイミングでの発見と交換は本当に有り難かったです。今後安心して乗れますしね。

その他として購入時からフロントワイパー付け根のキャップが取れていまして、これを発注してもらったけれどどうやらポルシェジャパンが在庫欠品しているらしく、こいつは届き次第の取り付けとなりました。
2
個セットでしか頼めないとのことなので、来たら左右の同時交換しちゃえます。


 あとは私がポルシェ購入前の知識不足、学習不足で996に関してはタイミングベルトではなくタイミングチェーンであり当面は交換の心配が無い、イコール大きな出費はまだまだ先になるってところでしょうか。
今まで所有してきたクルマはタイミングベルトばかりで(アルファロメオ4Cもタイベル)、交換都度10諭吉以上が無慈悲に殉職していたことを思うと喜びのあまりにこれを執筆中のスタバ店内で思わずカズダンスを披露してしまいそうです。それとは逆に3.6Lフラット6のエンジンは最高級オイルを9Lくらい飲み干すこととエレメントだけで1諭吉は飛ぶと宣告されていますため、これに向けてチマチマと貯蓄に励みます(笑)

備忘録として、リアタイヤがあと残り5,000kmくらいで交換時期を迎えるって予測だからそこまで使い切るかもしくは安心を取って春先くらいに早めの交換を実施してしまうか我が子はオプション選択のホイールを装着しているため285なんだよなぁ、今まで所有したクルマで最もど太いのを履いているんだよなぁ。
RR
な駆動方式が故、特にリアが消しゴムみたいに減るのは仕方がないですね。

 さて、話は変わって名古屋駅前にあります『大名古屋ビルヂング』の一角で(ビルディングでなくビルヂング)ポルシェの特別展示が開催されています。ここは輸入車の各メーカーが定期的にイベントをしていまいて今までにもポルシェの他、アストンマーティンマクラーレンベントレージャガーなどハイブランドが旗艦モデルをディーラーから引っ張って来ています。


今回は特注色を纏ったマカン、ポルシェクラシックとして993ターボS、あとタイカンと992はそれぞれGTSを飾っていました。もちろん興味があったのは996の一世代前に当たる993で、穴が開くほど前後左右から視姦して来ましたよ。あ、ターボモデルだからリアフェンダーには元から穴が空いていますね。実はこの993は過去にディーラーで展示されているのを見かけています。その頃は私、986ボクスターのディーラー中古車を見に行ったんですね。


ポルシェは当ブログでも何度か記事に起こしていて、文面を読み返すたびに『欲しい欲しいオーラ全開』な駄文をウダウダと、よくもまあ女々しく書いたモンだと小っ恥ずかしくなります。それでも節目節目でポルシェが好きだと叫んだ過去の自分に42歳になった私は声を大にして「ボク、ポルシェ買ったよ!」と雄叫びを上げたい、これが正直な気持ちであります。

思い返せば、クルマを購入してここまで気分が高揚したのはW210メルツェデスベンツとこの996カレラの2台です。アルファロメオ4Cだって手にした時は歓喜の極みだったのは間違いないんですけど、そことの違いはブランドバリューによる達成感なんですよ。33歳の時に手にしたメルツェデス、42歳で叶ったポルシェ、どちらも選んだ車種は不遇にも歴代で最も不人気なモデルだけれどもそんなこと私にはどうでも良くて、それを持とうと検討し実行出来るだけの生活水準に達したって気持ちが何より嬉しい訳です。
将来的にポルシェの中でもステップアップしたいと思うのか、それとも一度持ったからもう乗り換えはしないとするのかスタートラインに立ったばかりでまだまだ先のことはもちろん未定です、ただ996との運命的な出会い、迎え入れを許してくれた理解ある妻、仕事を頑張って維持する私自身、そして親身にクルマ道楽に寄り添ってくれるクルマ屋さんの全てに乾杯です。

 



おしまい。

【Porsche】 ポルシェ996、納車から1ヶ月400km乗った段階のインプレ

 2023年のクリスマス前にポルシェ996カレラが納車されて気がつけば早くも1ヶ月、運転する機会は数回しか無かったですが自分なりの備忘録を残しておきます。はい、このセンテンスは4Cインプレの際にエントリーしたブログの使い回しです。気づいた貴方は当ブログのロイヤルカスタマー(笑)
4C
のフォーマットを元にしてポルポル君の印象を赤裸々に語って行きませう。


【スタイリング】
空冷から水冷に切り替わったポルシェ史上では革命的なモデルであり、同時に販売台数は多い割に酷評の嵐だった悲運のモデルがこの996997以降はヘッドライトを丸目に戻してしまったあたりにポルシェの保守的イメージがありますが、996は歴代カレラの中で唯一と言える異形ヘッドライトを纏った実にチャレンジングな1台であります。


このヘッドライト、日本では『涙目』と呼ばれ海外では『Fried egg』と揶揄されています。確かに丸目の方がカレラのアイデンティティを感じられますしバランス自体は良いのは私だって認めます。それでもよーくよーーーく見ればこの涙目だの目玉焼きだの散々な呼ばれ様のヘッドライトも実に愛嬌が合って良いではありませんか。Coolと言うよりAdorableです。

チャレンジングなのはインテリアも同様。空冷からのオールドモデルと、997以降のモダンかつ上質に振ったモデルの繋ぎとなる見方によれば未来的な造形をしています。堅牢な造りからは少し逸脱した曲線多用のインテリア、それでもメーターとかウインカー&ワイパーレバー、ドアポケット辺りに少しだけ古臭さを残しているのも個人的に好印象なポイント。


実はポルシェを迎えるならばケイマンかなと思っていた私が最終的に911にしたのは、運命的な出会いもさる事ながらこの伝統の5連メーターを目の前にしてドライブ出来る悦びでもあります。これぞポルシェ、しかも現行モデルみたいに液晶ディスプレイが一切入らない純粋にアナログメーターが横一文字に並ぶそれは見ているだけで胸キュンなのです。


カレラのハイライトと言えば勿論のことリア周り。996は水冷のナローとも言われる通りに996以降のモデルと比べるとリアフェンダーの盛り上がりがあまりありません。カレラ4Sやターボになればグラマラスなフェンダーを備えるものの素カレラはそんなに強烈ではありません。が、単体で見れば世の中のクルマと比べて十分にセクシーなリアセクションであります。


洗濯板みたいなリアウイングも911を所有する際の大きな優越感ですよね。青空駐車だから雨水の侵入は正直なところ結構心配しています、やっぱりボディカバー必要なのかな。ちなみにこのウイングは120km/h以上で自動的にせり上がりますけど残念ながらバックミラーではその勇姿が見えません。きっと上がってるんだろうなくらいの妄想に浸る訳です。


【乗降性】
クーペモデルですから、当たり前の事ながら普通の4ドアと比べれば開口が大きくドア自体が重いです。ましてや私が比較出来るのがアルファロメオ4Cなので、ドアは相当に重く感じてしまうのは仕方ないところ。


前オウナーさんがダウンサスを入れているが為、シートには「よっこらせ」と滑り込む感じでしょうか。とは言えサイドシルの幅や高さは一般的なクルマと大差無いので不便なことはありません。これに懸念があればマカンにした方が幸せになれます。


【積載力】
私はカレラに大きな勘違いをしていました。車格がケイマンより大きいから当然ながら積載能力もそれより上だと勝手に思い込んでいたけれどよくよく考えればケイマンはミッドシップなのでリアハッチを開けたらトランクがあります。その一方でカレラはリアエンジンがためにまず
トランクが存在しません。そしてハッチバックでもありません。リアシートの背面を倒せば簡易的なラゲッジスペースが生まれるもののハッチバック出ないことからフロントシートを倒してしかリアに物を載せられません。長尺物などは絶望的です。


またフロントには物が載せられましてそれなりの深さもあります。が、スペアタイヤが邪魔をして思った程の容量ではありませんでした。結論としてはアルファロメオ4Cよりは積載能力があれど、コストコでの買い物などは割と無理っぽい気がします。



【洗車】
今の所は自分で手洗いしています。全長4,430mm、全幅1,765mm、車高1,305mmで全体が曲線なので洗車はとても楽です。大変な部分はリアスポイラーのスリットくらいでしょうか。強力なエアブローが欲しくなりますね。


【雨】
勿論避けたいのは山々ですが、足車として購入したのですから雨でもガンガン乗ります。RRは雨の日に危ないとはよく言った話だから気をつけていますが、まあ一般道を一般的な速度でドライブする分には駆動方式なんてそうそう問題ありません。強いて言えばグレーチングや鉄板などの上でステアリングを切りながら通過するなら気をつけようって程度でしょうか。


【燃費】
まだ手にしてから300km程度しか運転していないからしっかりと計測出来ていません、確実に言えることはそれほどエコではないって辺り?
そりゃあ3.6Lエンジンを積んだ20年前のスポーツカーなんだから気にする方がナンセンス。それと引き換えにエンジン始動時の初爆音とかたまらないですよ、フラット6サイコー。



【不具合】
信頼のおけるショップさんから購入していてパーツの予防交換などしていただいてますから不安はありません。ただその交換したパーツが初期不良でアイドリングがかなりハンチングしたので再度別の新品パーツに交換してもらったのと、何故かステアリングを切るとプラスチックの歯車が空回るみたいなカラカラと音がするので、これは近日中に入庫して原因解明予定です。その他は快調その物でした。上にも書きましたが誕生から20年が経過するモデルなんだし、いつどこが経年劣化でエラーを起こしてもそうそう驚きませんよ。問題はメンテナンス費用がどれくらいになるかだけです(笑)


【ドライビングフィール】
一般的なクルマと比べるならば、全ての操作感がドッシリしています。ただ重いだけでなく芯はシットリもしています。

加速は320馬力であっても車重がそこまで軽い訳でもないことから出だしはそこまで軽快とは言い難いです。ただ、トルクモリモリで中間加速は実に気持ち良くて高速道路では特にその恩恵を顕著に受けられますね。


ティプトロニックと呼ばれるポルシェの商標であるATは現代のPDKと比較すれば一呼吸の間があるゆったりとした操作感ですが、GT的要素であればこれで必要十分でありダイレクト過ぎないのが逆に疲れにくくてGood。電光石火過ぎてもくたびれます。ステアリングに備わったシフトスイッチはPCのマウスみたいなカチッとしたクリック感で親指で操作が完結するのがまた良きかな。

左ハンドルが私にとって一番の鬼門でしょうか。側道から本線への合流や右折で思った以上に見えない。まあ当然ですが。もうこればかりは「無理しない」に徹するだけです。あと、左ハンドルなので無理に右ハンドル仕様にした輸入車特有の窮屈なドラポジそこまで感じませんが、意外にも左足辺りのフットスペースが狭かったかな。

あとあと、ヘッドライトの操作がハンドル左側のスイッチノブなんですが、慣れてない高速道路運転中で危うくイグニッションキーを捻るところだった



 こんな感じのインプレッションでしたが如何でしょうか。平たく言えば良いクルマです。ポルシェってグレードによるカースト制度がすごいとはよく聞きますけど、どんなモデルであれ『ポルシェ』を手に入れたと言う事実は否が応でもテンションが上がる物でして仕事も一段と頑張れます。これから長い付き合いとなりそうな予感の996、定期的にこのブログでもネタにしようと考えていますので今後も乞うご期待下さい:-)


おしまい。

【Alfaromeo】 4C オイル交換(6回目)と自動車保険更新

 前回のオイル交換は5回目の車検時にフィルターと共に実施しています。その際の走行距離が18,923kmでして今回のオイル交換時は20,079kmでした。そのため実質1,156kmしか走行していなかった訳でありますが、まあ1年強の月日が経っているしただでさえ乗れていないクルマの調子を保つための最低限な心得としてクルマの血液とも言えるオイル交換をマメにすることは趣味車を乗る者として基本中の基本と考えています。


今回もお世話になっています正規ディーラーへ朝一に入庫して作業時間はおよそ45分、ショールームに飾ってあるアルファロメオの全ラインナップを舐めるように観察していれば出来上がっているくらいなので店内で待ってても苦になりません。しかしアルファロメオも今となってはジュリア、ステルヴィオにトナーレの3種盛りしか無くて寂しい限りですよね。ここに何を血迷ったか今度はコンパクトSUVが追加される予定とあれば「アルファの血統」は何処へ行ってしまうのかと不安しかありません。

まあ私は「アルファロメオが好き」なんて広大な心は持ち合わせていなくて「アルファロメオ4Cが好き」なだけのニワカファンなのでもし4Cを手放す日が来た暁には割とあっさりと蛇の毒牙からは解き放たれるんだろうと思います。ええ意外とドライな心です。他のロメオでいいなと思うのは8CSZだから、4Cから乗り換えられる候補でもありませんし(笑)


さてさて、今回の作業費用は以下の通りでした。
・オイル SELENIA QF ¥3,290 x 5L = ¥16,450
・作業工賃 ¥3,700
小計¥20,150 + 消費税 = ¥22,165

ちなみに2021711日のオイル交換では工賃こそ同額でしたがオイルがSELENIA K PURE ENERGY(同じ物?)¥2,100/Lでした。ちなみにちなみに202212月車検時でのオイル交換はSELENIA QF(これは今回と同じ名前)¥2,800/Lでした。ぬふぅ段々高くなってるな。

作業後にピットから戻ってくる我が子が奏でる爆音でショールームのガラスがビリビリ震えるのを見ながら手前味噌ながら嗚呼なんて五月蝿くて素敵なクルマなのかしらとうっとりしつつ、毎度の事ながらオイル代にあゝ私よりも良いモノ飲んでいるのねと軽い脂汗をかきながらクレカを差し出す私は一般庶民リーマンでございます。私なんて普段は職場のウォーターサーバーで無料の水をマイボトル2本に目一杯リフィルして現場へ行っていますから。ましてやポルシェがやって来たのを境に仕事中の唯一の楽しみであったコンビニでの買い食いなどを一切辞めた決意固き42歳です、ねぇココ誰か褒めて。¥500 x 20営業日で¥10,000円の
節約なんですよ。私お酒もタバコもやらないんで、これ以上のコストカットが出来ないんです。

2024
年は4C4回目車検が控えています。これまでもこまめにタイヤ、バッテリー、タイミングベルトを交換しているし今度の車検も前回同様で油脂類だけメンテする基本料金程度の内容かなぁと皮算用しているところです。そう思えば4Cは実にランニングコストの良いクルマと言えますね。

 あと余談ではありますが、自動車保険の更新時期を迎えまして今回から契約内容を少し変更しました。

当たり前ながら任意保険は人身無制限に加えて車両保険を付けております。今までは自車の評価額が年々目減りして行きついには次回更新で350諭吉程度になってしまうプランでありました、これでは不慮の事故に見舞われた際に市場価格との乖離が激しくてとても修復もしくはリプレイスが効かなくなってしまう点を危惧し、今回からは市場価値に見合った補償額が出るタイプに変更です。これにより補償価格は800諭吉となりました。勿論のこと保険額は上がってしまいましたけれど安心を買う意味で仕方ないと割り切ります。ただ、これを行うには私の保険担当の方だけでは承認が出ないそうで、保険会社の本部と掛け合っていただく必要がありました。

このお陰で以下のようなプランとなったので参考までにシェアします。もし4Cの購入をお考えの方がこちらを見ていましたら毎年の自動車保険はこれくらいかかるよと思ってもらえれば幸いです。私の場合は過去に自動車を所持していない時期があり自身の保険が失効、ペーペーな6等級から再スタートをしているがため年齢と比較して等級が低いのはご承知下さい。

・保険契約期間3
・契約者区分 = ノンフリート
35歳以上、限定運転者割引、ゴールド免許割引
12等級
・使用目的 = 日常、レジャー
・料率クラス 車両11 対人7 対物1 障害7
・車両保険 協定保険価額 800万円
で、2024¥112,7202025¥108,0102026¥102,650の支払いになります。

 さて、今年は4Cと何処へ出かけようかな。新緑のシーズンには久々にメタセコイア並木道まで朝駆けしたいし、今年こそは北陸方面へドライブしてみたい。神戸のお洒落な街並みと共に写真も撮りたいなどなど。スタバにMy MacBookを持ち込んで意識高い系を演じつつ実際には妄想に耽りニチャニチャ口角を上げながら、こんなくだらないブログ執筆に精を出す土曜日の昼下がりでしたとさ。



おしまい。

【日々徒然】 明けまして2024

明けました2024、今回は年末年始に病むことなく大晦日の晩はマックでビッグマックを頬張り、元日の夜明け前にはマックでアップルパイをホットコーヒーで流し込む実に軽やかかつ健やかな日を送りました。


実家に年始の挨拶へはアルファロメオ4Cでお出かけし、帰路にめでたく20,000kmを迎えました。2023年は950kmしか乗れてなかったから2024年はせめて3,000kmは乗ってあげたいな。そう言えば最近、少し4Cの中古相場って上がりましたかね?


新しき相棒ことポルシェ996は納車直後にアイドリング不調に見舞われて購入しましたクルマ屋さんでトラブルシューティングに入っていました。こちらの懇意にしていただいているお店は拘りが詰まった玄人好みの夢空間。納車前に一通りの部品を「予防修理」として交換してもらっていました。ただ今回は偶然にも納車前に交換した新品部品が初期不良を起こしていたみたいで、水温が上がった状態でアイドリングしていると5001,200回転辺りを行ったり来たりとあたかもハイカムでも組んだレースカーみたいな鼓動を打ってしまったのでした。すぐに部品交換で対応してもらえて今はすこぶる快適に走っています。こちらもオドメーター80,000kmを超えたところです。


今回は暦が悪く休暇が短くて、私の勤める会社は12/30-1/3までの5日間だけと世知辛い日程だったこともあり、初売りに出掛けても欲しいと思える品が無く涙の空振りで帰宅した他は近所をウロウロだけの実にのんびりとした正月でしたね。夫婦で昼間もパジャマのまま寝そべる姿はナマコ2匹ってところでしょうか。普段は多忙で在宅時間が極めて限られている暮らしを送っているから、我が家の保護猫2匹を存分に猫吸い出来たしそれはそれで幸せな休暇でありました。


さて、毎年恒例の目標設定でありますが今年はもう少し繋がりのある方々と実際にお会い出来る機会を増やしたいなと切に思っています。コロナが明けてからも何だかんだ理由をつけて出不精だったのが正直なところだったのを反省し、2024年はカフェでコーヒーでも啜りながら車談義に花咲すなんてのもしたいですね。例えばそれがどこかのスタバ路面店であってもいいです、土曜日の早朝にドライブがてらそこまで行って、7時のオープンと同時にテラス席で愛車を眺めながら小一時間うんちくを語り合うだけでもいいじゃないですか。うん、ええじゃないか。


やっと厄も明けた42歳の私、一度きりの人生楽しまなきゃ損だと自分に言い聞かせてテキトーライフを今年も送って参ります。



おしまい。

【日々徒然】 ゆく年くる年2023

 今年もこのブログエントリーを持ちまして幕を閉じる訳でして、2023年も駆け抜けたなぁと過去のブログを読み返しながら暖房の効いたリビングで妻を横にしみじみと噛み締めている次第です。…この冒頭を見て『おみゃあさん、この文頭今年も使うんきゃあ?』とコピペ上等の一文だと気づいた貴方は私のブログに何度も足を運んでくださっているロイヤルカスタマーであります(笑)

さあポテチとコーラの準備はよろしいですか? 毎年恒例のプレイバックです:-)

1月

元旦から喉の痛みに違和感を覚えつつ過ごして翌日の抗原検査で見事におめでたの2本線…もといYo Say!…ちゃうねん陽性でしたとさ。正月休みに自宅待機期間がくっついて長い長い年末休暇をいただきました。
2023年は冒頭からあらゆるモノが値上げ傾向にあり、SONYもカメラ製品の大幅値上げを発表。欲しかったレンズも漏れなく2月に数万円の値上がりになることで1月末日まで悩み抜いてネット注文。


4Cは1mmも動くことなくガレージのオブジェでありました。



2月

名古屋駅のデパートにポルシェが展示されていて、ここでポル熱がムクムクと湧き上がって来ました。思えばユーノスロードスターのリプレイス案が少しずつ具体化して来たのがこの時期からでしょうか。まだこの時点では『ユーノスロードスターのみのリプレイス』なのか『アルファロメオ4C&ユーノスロードスターの2台体制を1台に統合してのリプレイス』かは決めていませんでした。


3月

小牧基地航空祭に足を運んでみました。ブルーインパルスが演技するとあって普段はマッタリな小牧基地は開門ダッシュ必至の人出でした。


鈴鹿サーキットでのレース観戦がスタート、スーパー耐久が皮切りでした。スーパーGTなどと比べると圧倒的に多くのチームが参加して草レースみたいな雰囲気もあるので個人的に大好きなカテゴリーであります。『チームが多い=RQもいっぱい』でウハウハ、いやいやいや見事にオッサンの本音が透けた文面ではありますけどカメラのシャッターボタンに指が吸い付いたまま離れなかったです。


アルファロメオ4Cは完璧な冬眠を遂げてバッテリーが危うくなっていたことで充電ドライブ。その際にトヨタ86に乗った好青年との偶然な出会いがありました。こんな野良ミーティングはめちゃ久々で20代の頃の思い出が蘇りました。今思えばこの組み合わせってあの漫画『MFゴースト』の組み合わせやん、私の4C負けてまうやん。



4月

妻と近所で花見。今年も仲良し夫婦です。


唐突に零戦が見たいと妻が言うので各務原の航空博物館デートなんぞもしましたね。


桜吹雪が見事な土曜日に、当ブログに度々コメントをしていただいています黒NA1さんとカフェオフをしました。みんな大好きリトラクタブルライトを纏ったホンダNSXは間違いなく日本の名車、今見ても全く古さを感じないデザインで白米3杯はイケましたね。


名古屋には出店していないブルーボトルコーヒーのポップアップストアが名駅に来るってことで、田舎者な私はいそいそと出掛けまして…まあ次回はいいかな。


突発性難聴で耳鳴りがひどくなったのもこの時期でした。明らかに右耳の聴力が落ちて仕事に支障が出たことから仕方なくの病気休暇。年初のコロナもあって上半期に体調不良だけで10日くらい業務に穴を空けてしまったしまったのが申し訳なく…せめてもの思いでガレージの清掃やらクルマのメンテやら精力的に行いました。


5月

こどもの日は高島屋まで和菓子を買いに出掛け、我が家のオス猫むさしまるのお祝い。


藤橋城で恒例の旧車イベント『イタリアンジョブ』を見学。この空気感大好きです、旧車特有の音と匂いに包まれた幸せな休日。


ロードスターハードトップ外してオープンドライブしたいなぁと思いながら実行しなかったズボラな私。きっとこれは五月病に違いない。


何を思い立ったか、梅酒を漬けたなぁ。初期投資が大きくて、これなら既製品買った方が安いんちゃうかと疑問も抱いたけど飲み頃の来年に乞うご期待。



6月

鈴鹿サーキットスーパーGT観戦。
まだ日産がR34GT-Rで戦っていた頃に現地で観て以来のカムバックでした。大人の財力に物を言わせてVIPスイートを購入したことでピットウォークの優先入場など駆使しつつ存分に楽しめました。レース前日の豪雨でイベントスケジュールが大幅にキャンセルされたのが残念でならず、この悔しさから真夏の鈴鹿戦も来ようと決めたのでした。


岐阜のソウルフードらしい『冷やしたぬき』の食べ比べで何店舗か回ったっけ。


結婚記念日はお気に入りのフレンチレストランでお祝い♪



7月

やっぱりロードスターを他車に入れ替えようと悶々した時期。この時は結構本気で動きまして、ロードスターを購入したお店で次期候補を探してもらったりもしていました。候補は輸入車で荷物が積めてそこそこ楽しくてお手頃価格な1台。結局は候補を絞りきれずにロードスターの懸念されていたブレーキ周り一式のリニューアルとドラレコ取付でロードスターの所有継続を決めたのでした。

4Cはタイミングベルト周り一式の交換でリフレッシュ。もちろん交換後は何かを体感出来た訳でもなく、お財布はとても軽やかになりました。代車は最新のジュリアがアサインされてエセオウナー気分を満喫です。

そう言えば4Cが限定数台で再生産されていましたね。となればまだまだ部品供給は安泰だ:-)



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名古屋の夏、コスプレの夏。と来ればコスプレサミットと相場が決まっとるんじゃい。
今年も会社のカメラ好き同僚を引き連れてブラっと行って来ましたわ。ひとしきりカメラ談義をしつつ、あのカメコである種殺伐とした会場の雰囲気を楽しみつつ、年一でお会いするレイヤーさんと雑談を楽しみつつと、青春謳歌なオッさんでした。


コロナが明けて復活した花火大会にも行ったっけ。夏の風物詩が戻ってきたのが嬉しい。


夏の終わりは鈴鹿サーキットでスーパーGTリベンジ。こちらももちろんVIPスイートを手配。
焼けるような日差しを全身で光合成しながらのレースウィークは言うまでもなく楽しかったです。100-400mmテレコンを噛ませてもマシン撮影にはまだ距離が足らない、600mm欲しいズラと物欲が止まることはありません。買えんけど。



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アルファロメオが限定モデルを出しましたね。もちろん買えんけど。

会社のイベントでオフィシャルサポーターに任命されて急激に忙しくなってきたのがこの時期。関東への出張で数年振りに新幹線を多用することになりました。パソコンが思う存分使える7号車最高。


私にとって鈴鹿サーキット2023年フィナーレとしてF1観戦を金土日と3日フルに楽しんだ週末。
今年は天候にも恵まれたなぁ、アルファロメオとしてのチーム参戦が今年度で最後とありチームウェアを奮発して声援を送って来ました。


アルファロメオ4Cと妻のMINI2台を同時にガラスコーティングのメンテナンスに出しました。今回はハイグレードメンテをお願いしたからトゥルットゥルになって戻って来た。



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妻と九州へ旅行♪
今年度で運行終了と噂されているSL人吉を拝みに行ったり、糸島観光したりと久々に夫婦の時間を思う存分に楽しみました。


ひたすら会社イベントのサポーター業務に追われる。渋谷のスクランブル交差点で外国人観光客に紛れて5往復くらいしたのも良い思い出。



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東京出張のついでにモビリティショーを夕方から見学。夕方からならチケットも安くなるけど、あれだけ広大なイベントスペースを攻略するには1日あっても足らないですね。


岐阜基地航空祭に会社のカメラ仲間と遠征。朝の6時前から駐車場と場所取りで現地入り。私は午前中のみで撤収でしたけど久々の岐阜基地航空祭は熱かった。


航空祭の午後は私が推していますクリエータYUさんが手掛けるコンテナガレージのお披露目会を見学。写真も撮らせていただきました♪


この月は正味3回の東京出張で、2回目は偶然にも会社のカメラ仲間が上京していたからスカイツリーなんぞを見に行ったり。チケット売り切れで登れなかったのが残念。都電を始めて目にしたり、念願だった密かに人気の立ち食いそば屋を堪能したり。


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回目はシンガポール遠征の前泊で品川の水族館でイルカショーを3回も楽しみました。周りは熱々のカップルか家族連れしか居ない中、私は白玉望遠レンズを構えたガチな装備で異色を放っていたに違いない。


そして9月から従事していた会社イベントの本番。久々の海外渡航、久々のシンガポール
テンションMAXのはずなのに、出発の週にギックリ腰をやらかし、喘息が勃発して負の連鎖でありました。私の役割はイベントでのカメラマン、ひたすら黙々とシャッターを切ることに徹して海外らしさは帰国前の免税店でお買い物をした以外は皆無でありました(笑)


そしてロードスターがついに入れ替えとなる運命の出会い。理性が働く前に「これください」と口が動いていたのでした。


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永年勤続10周年で1週間の休暇を与えられたけれど、イベントでの写真編集に明け暮れて終わってしまった。尤もこの休暇、実は会社側が間違えて2023年に取ってくれと案内してきていまして、実は有効期間は2024年だったと後から知らされたためただの有休消化となりました。2024年に改めて永年勤続休暇が与えられるみたいだからラッキーだったのかな。

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月はクレジットカードのマイルが貯まっていたから、それを利用して福岡日帰り旅行もしましたね。福岡版食い倒れは控えめに言って最高でした。


毎年恒例の妻&お義母さんを連れての忘年会。安定のお気に入りフレンチレストランでのんびりと。


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20日、やって来ましたポルシェ君。ありがとうさようならロードスター。あ、この後ポルポル君はマイナートラブルで再入庫の洗礼を浴びました(笑)


クリスマスはのんびり時々カフェ。サンタさんは妻にカチューシャをプレゼントしていましたわ。


今年の最終出勤日は12/29()とここ最近では珍しく最後の最後まで働いていた印象。

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日はハワイアンカフェでワイハに行ったつもりになりましてですね


あ、4Cは夏のコーティング以降1回も洗車していなかったから、軽く水洗い。数年前に福袋でゲットしたケルヒャーがついについに日の目をみました。小型でもパワフルでいいね。


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日はブログ更新に追われつつも、お昼に一足早い年越し蕎麦をいただいてスタバでまったりした後マーケットで日用品を買い足し、お決まりのマクドナルドでポテトを食しながらふるさと納税を決定してこの時間になりました。

アルファロメオ4Cの距離はここまで


ポルシェ996の距離はここまで



皆々様にとって素敵な2023年でしたでしょうか、2024年はもっと素敵な1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
おしまい。

【Porsche】 Hello 996!!

 はい、と言う事でユーノスロードスターをリプレイスして我が家へやってきた9台目の愛車は996ポルシェカレラでした:-)


?
予想が見事に外れたって??
きっと予想が当たった方はあまり居ないのでは無いかと思います、でも私何も嘘言ってないアルヨ。
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人が乗れて


極楽AT


荷物もしっかり積める


排気量は跳ね上がり
年式はユーノスロードスターより新しくて
歴代ではダントツの不人気モデルと来れば
ポルシェ996で決まりでしょ(笑)

もうね、クルマ好きの大暴走と言うかやめられない止まらないの重篤症状でしょうか、アルファロメオ4Cを軸にしてポルシェを日常の足車として買い足す暴挙は四十路のオッさんの末路です。時に大きな誤解を招いているかもしれませんが私は間違いなく一般庶民社畜リーマン(平均残業時間45h/月+α)でございまして、この決断におきましては維持費の問題で本当に何度も何度も電卓を叩き試算を繰り返しました。その回答として突発的な大規模修理でも飛び込んで来ない限りはなんとかなると清水の舞台からダイヴした次第です。では何故にこの996にしたかと言いますとですね


先のエントリーでお話した様に、私がユーノスロードスターを購入したクルマ屋さんに下取りとして入庫した996を偶然見てしまったところで抑えられていた私のポルシェ熱が爆発的に目覚めてしまったのが出会い篇。それでも996に関してはポルシェの全モデルにおいて超絶魅力的な1台では無かったのは正直なところ、それまではね。

ただ間近でよーく見てみるとこれがまた実に私好みだったんです。まずは今日の肥大化した911と比べればコンパクトとすら感じるこのサイズ感。例えば現行の718ケイマンは4,385mm x 1,800mm x 1,295mm1,380kgです。992カレラは4,519mm x 1,852mm x 1,300mm1,515kg。それに対して996カレラは4,430mm x 1,765mm x 1,305mm1,420kg(後期モデル)であります。エンジンは私が以前所有したスバルのWRX Stiと同じく水平対向ですが今回は泣く子も黙るフラット3,596ccを搭載、自然吸気で320PS/37.6kg.mですよ奥さん。

正直に言えば今時のポルシェみたくスポエグがあるとかバブリングがとかみたいな刺激的要素はありません、ただ空冷から水冷へとポルシェ史上の革命を起こした記念すべきモデルの後期型であり私のこちらは996では成熟しきった最終型なのです。996の不人気たる理由は数え出せばキリがないかもしれません。でも私は全てをポジティヴに脳内変換出来た事から嬉々として迎え入れた訳です。


・ポルシェらしくないヘッドライト形状
逆に996にのみ与えられた異形ヘッド、そして後期型は2002-2004年の実質3年しか製造されていない。 丸目が当たり前のカレラにおいて1964年登場の901型から2023年現在におけるまでの約60年刻まれた歴史の中でたった3年しか存在しない後期型異形ヘッドライト。ほらソソられる。

MTじゃなくてティプトロニック
仕事柄、毎日MTをかき回して走り回っている私にとってプライベートではMTは必須で無くなっていました。むしろATの方がロングランで有利に働くし体調が悪い時のMTほどしんどいデメリットになってしまいます。趣味グルマよりもお買い物など普段使いとしてのセカンドカーはATで充分であり価格もそれだけで100諭吉は安くなるなんてお買い得以外何物でもないです。

・悪名高きインタミ問題
→996
から997前期モデルで発生確率が2%前後と謳われるこのインタミ破損。私が手に入れたこのクルマはディーラーでのサービスキャンペーンに該当している製造年であるため、万一の破損となっても無償でエンジン交換されます。そうなれば実質エンジン載せ替えで新品になる、これって普通のクルマだと有り得ないボーナスだと思いませんか?
むしろ程よいタイミングで壊れてエンジン載せ替えになったらなと思っている程です。

・チープな内装
後期モデルからは素材の変更があったりカップホルダーが付いたりと996の中では改善されていますし、4Cやユーノスロードスターと比較すれば豪華絢爛です。むしろこの当時は未来感あるデザインを目指したインテリアは歴代ポルシェの中でも稀な作りだからむしろラッキー。

どうですか、これでも996が嫌いですか??
これだけアドバンテージに満ちたポルシェ911モデルの中で最もリーズナブルに買えてしまうんですよ。

 あとは購入に踏み切った理由としてポルシェ全体の中古車市場が年々押し上げられているのを特にここ3年程感じていまして、私のペラい稼ぎではもうポルシェと名が付くクルマを手にする最後のタイミングであると切に思えたことでしょうか。特に987後期モデルと981ボクスター/ケイマンがモリモリと値上げされていて、それに釣られて997カレラも価格維持か上昇へと転じたからか不人気の烙印を押されていた996ですら100万単位で値上がりしてしまいました。本当に5年前とかならば996カレラ4Sが私の今回購入したカレラの価格で買えてしまっていましたしね。恐らくその時期にカレラ4Sを手にした方は今となっては勝ち組間違いないです。
同時にユーノスロードスターが売却するには大きなターニングポイントを迎えていたってこと。100,000kmまで残り700kmと大台直前まで来ていたオドメーターを見ながら、どうしてもこれを突破すると買取価格が大きく下がると言われていたがため答えを出すまでの時間が限られていました。先のエントリーではこれを突破しても乗り続けるためにブレーキ周りの一式交換やドラレコ取付までしたものの、今回の案件で下取りもかなり頑張っていただけたのでリプレイスへの決断が出来たのも大きな要因です。また外装に関しても何点か経年劣化で追加で部品交換が差し迫っている箇所が気になり出していたり、どうしてもボディ剛性などから見て安全面への不安、運転するのに体調が左右される意外にもシビアな乗り味などなどまあ買い換えるに当たっての言い訳が目白押しなのでした。


996
の価格上昇についてはメーカーがレストアを兼ねたワンオフモデルを発表して人気に拍車をかけたのもあります。特に最近では996の前期モデルが『クラシカルである』と評価を上げて来ています。尤も996はポルシェのラインナップではクラシカル部門に入っていてレストアプログラムの対象にもなっていたりします。となると純正部品の供給に関しても安心ですね。
ここまで熱弁してしまいたがどうでしょう、996に対する見方が少しでも変わりましたかね(笑)


 まだクルマが手元に来たばかりだから細かいレビューはまた改めて、まずは私も晴れてポルポル君オウナーになれた事に乾杯したいと思います:-)
何処かでお会いする機会がありましたら、4Cのみならずこの996もどうぞ宜しくお願いします。


おしまい。