40代の日々徒然

ほのぼの夫婦と保護猫2匹の備忘録

【Roadster】 ヴィタローニミラー

 私が暮らす地域は今冬なかなかの降雪具合でして、ひとたびクルマに乗れば融雪剤&巻き上げる雪でボディがドロドロに汚れてしまい、そうでなくともボディに降り積もる雪のせいで乾けばしっかり汚れている…もう洗えど洗えどキリがないのです。それでもめげずに週末ごとに乗ってもいないクルマの洗車に勤しむ私はきっとご近所様から『洗車おじさん』と呼称されていることでしょう。もし今後インナーガレージ付きの注文住宅を建てる予定の方、ガレージに温水が出る給水を確保することを強くお勧めします。私はそれをケチった為に冷水で指が千切れる程に痛いです。

 さて、そんな中でユーノスロードスターのモディファイを始めようかと重い腰を上げた性人…もとい成人の日。週末ルーティンの洗車を終えて、珍しく3月上旬とも言われる程に気温が上がったのを良いことにユーノスロードスターを購入した際に格安で譲っていただいた超絶カッコいい『ヴィタローニミラー』を装着してみました。年代物の中古品ですので艶などは過去に置き去っているであろう見た目なものの、とりあえずはコイツを纏ったスタイリッシュな姿を見てみたい一心で準備を進めます。

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譲渡いただいた際にミラー本体とボディの間に噛ませるプレートが片方欠品していたので、これを何とかします。手始めにネットでパーツ単位で出てこないかを探ってみるもヒット無し、いきなり心をへし折られた気分です。これが新車や4Cなどに取り付けるのであれば意地でも新品を探して来ますが、何せ取り付けするのは気軽に楽しめるユーノスさんです。
『無いモノは 作ってしまえ ホトトギス』…そうです、作ってしまえば良いのですよパイセン。ここでデキる諸先輩のブログでは『3Dスキャナで作成』とか『レジンで型を起こして複製』などとパンピー置き去りな手段で完璧な逸品を増産するのでしょうが私は違います、かの福田元首相の言葉でも借りましょうか、『あなたとは違うんです』。しがないサラリーマンのペラい財布でも賄える小銭範囲の出費で解決しようじゃあありませんか。

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 とりあえずプレートの材質はウレタン樹脂みたいな少し柔軟性のある物です。こいつに拘ると素材探しでいきなり難航しそうだしプレートの役割はミラーとボディが綺麗に留まる様にする緩衝材みたいな感じだろうと勝手に推測して、100均を30分程彷徨い出した答えは『カッター用のゴムマット』でした。これなら厚みや柔軟性がある程度似ています。自宅でプレートを当てて採寸し、無慈悲にも開封直後にハサミで切り刻んでやりましたさ。ワイルドだろぉ。どうせほど見えない部分のパーツなんだし多少の粗さは気にせずなんて言いながら、かなり雑になっちまったさ。ワイルドだろぉ。

次なる難関は作ったゴムマット製のプレートにビス穴を開ける工程。今一度100均へ出向いてツールを物色しました。そこで白羽の矢が立ったのは『革製品用ポンチ』、こいつを穴あけしたい部分に押し当てて、プラスチックハンマーでガッスンガッスン打ち付けてやる訳です。
日が暮れた自宅前で一心不乱にハンマーを振り下ろす姿は120%不審者そのものだったことででしょう…そこで事件は起きました。トンネル工事の如く表面と裏面の両方から貫通作業を行うも、ポンチの性能以上にゴムが厚くてあと一歩のところで穴が開かないんです。このイカレポンチ…げふんげふん、私が用途以外の目的でツールを使うものだからダメなのですね、安物買いの銭失いとはこのことです。

 涙で枕を濡らした翌日にはホームセンターでハンドドリルを購入しました。こいつ…出来るぞ。当たり前ですが流石は穴あけのエリート戦士、あれだけ苦戦した貫通工事を秒で終わらせてしまいました。これで自家製プレートの完成であります、マンセー

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 …さてさてここまでやっておいて、実はまだヴィタローニミラーをユーノスに仮付けすらしていない事実に気づきました。とりあえず運転席側から、オリジナルのプレートを使って装着してみましょうと作業開始。ミラー付け根のカバーを捻ると2本のネジでボディにミラーがくっついています、私のユーノスは手動ミラーですから配線などもちろん無くて簡単に取り外しが出来ました。
さあ、ここでヴィタローニミラー様をボディに当てて…うん?
なんてことでしょう、そもそもミラー台座のサイズが純正とヴィタでは違っていて、かつ私のユーノスは同色とは言え全塗装されています。見事に塗装の段差が見えてしまうじゃあありませんか…むむぅこれはダサい、ダサいぞ。不測の事態に軽いパニックを起こしつつ、それでもここまで来たらもう後には引けません、強行突破あるのみ。

で、着けてみた。

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超絶カッコいいじゃん。
でも冷静になって見てみれば、ヴィタローニミラーって純正ミラーの半分くらいの大きさなんですよね。嫌な予感を胸に抱いて運転席に滑り込めば、それは現実となりました。
全然見えんねん。
そう、当たり前ながらミラーが小さければ映る景色も狭まる訳でして…。全然見えんねん、ビックリする程に死角が多いねん。

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↑ワタシ多分こんな顔していました。

動揺を必死に隠しつつ、右側ヴィタローニミラー、左側純正ミラーのまま近所をグルっと試運転してみます。

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見えん、見えんぞ。
いやいやいや、もし購入時に元々ヴィタローニミラーが着いていたならば『こんなもん』として受け入れていたのでしょう。でも純正の視角を知っている以上、これは恐怖でしかありません。それかミラーをワイドタイプに換装して…いやどうやってミラー加工すんねん。うなだれながら帰宅し、無言でヴィタを外して純正戻し。言うまでもなく、あれだけ必死に自作したプレートはもちろん日の目を見ることなくパーツ保管庫へと投げ入れられたのでしたとさ。

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++出費++
ゴムマット \110
ポンチ \110
ハンドドリル \1,192

++作業時間++
約3時間(材料買い出し時間含む)

++経験値++
プライスレス

いやぁ、作業未完で断念せざるを得ない結果でしたが、クルマいじりって本当に楽しいですね。え、悔し文句にしか聞こえないって?
そりゃそうでしょ、悔しいんだもん。
今度は物事を進める前に『仮付け』をしっかり行っていこうと思います。そんな至極当たり前の事を学んだ40歳の1月でしたとさ。

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↑ワタシ多分こんな顔していました、チクショウ…。


おしまい。

【日々徒然】明けまして2022

 新年早々に初夢でうなされたのか寝違えて首を猛烈に痛めてしまい、振り角が左右合計で45度くらいになってしまった2022年元旦。初日から『首が回らない』状況に今年の運気が予想出来てしまいます。『首が回らない : 借金など、支払うべき金が多くてやりくりがつかない。 goo国語辞書より』
そんなのいやあぁぁあーーーーー(涙)
年末に迎えたユーノスロードスターをいきなり里子に出さなければならない危機が訪れるのでしょうか?

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気付けば年明けしてから食べた年越し蕎麦(笑)

などと言いながら元旦早々ショッピングモールに妻と出掛けて、何気なく入ったゲーセンコーナーで目に入ったクレーンゲームで、何気なく目に入ったぬいぐるみにどう言う訳か2人して心惹かれ、気づけば『大人の維持と財力』を全投入してしまい…両替機と筐体を往復すること数回の末になんとかゲットしてペラい面子を保てました。今までゲーム如きでこんなムキになった事無いのに、これが正月あるあるの気持ちと財布の緩みってやつなのか…。

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クレーンゲームで捕獲した、保護猫むさしまるサイズの全裸ミッフィ。

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4Cは16,689kmからスタート。

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ユーノスロードスターは94,647kmからスタート。

 元旦は例年以上の冷え込みと昨年の元旦同様の積雪から早々に初詣は諦めて布団をロールキャベツの如く身体に巻き付けていたけれども、幸いにも午前中のうちに雪は溶けてくれて一転してお出掛けモードになりました。
いそいそと向かった先は三重県桑名市にあります多度大社、上げ馬でも有名なこちらは白馬が住む厳かな神社であり少しだけ奮発したお賽銭¥200に卑しい程たくさんの2022年の願いを託して参りました。手を合わせて全集中している最中、頭上に茂った木々から落ちてきた雪の塊が密状態の境内で私の脳天だけに直撃した辺りからして、今年の私はどうやら元旦から既に完全体の様子です。
こちらでは普通のおみくじが扱われていないみたいで(福みくじと言う景品が当たるくじは¥400でありました)、それはまたどこか別のお寺か神社で試したいと思います。

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 さてさて、今年も昨年の如く旅行する訳でも無いのんびりとした年末年始を過ごしている私であります。今朝は強烈な寒気の影響でユーノスロードスターは見事な氷漬けとなりドアが固着して開かない故、急遽ガレージ内でぬくぬくしているアルファロメオで近所のカフェまでドライブであります。本当は家でブログを執筆…いや正確にはブログにぐーたらウンチクを打つ予定だったものの保護猫むさしまるの食欲が旺盛すぎて『ご飯よこせこの野郎』の圧力に負けて逃げ出しただけなんですが。

最近は専らユーノスロードスターばかり運転していて4Cはガレージで暖気程度しかしていなかったけれど、久しぶりに乗るとやはり格別です。

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ユーノスロードスターはガツンと踏んでもろくすっぽ加速しないファミリアのエンジンですが手首だけでコクコク入るシフトと日本の道路事情に最適なボディサイズ、ホッとする柔らかいクッションのシートなどなどによってリラックスして乗れる善き相棒、正に日常使いに最高です。

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一方の4Cはその艶やかなセクシーラインで構成された豊満ボディに内蔵まで響く咆哮にも似たエンジンサウンド、ひとたびアクセルを踏めばどこまでもすっ飛んで行きそうな加速で程よい緊張感に包まれた非日常への直行便であります。

全てを受け入れてくれる温和で小柄な可愛らしい子と、決して媚びない高嶺の花と呼べるエモーショナルなトビきりの美女みたいな?
そんな両極端な2台で花びら大回転…ゲフンゲフン乗り比べって贅沢な2台持ちだなって。40歳にして実用性無しの2シーター2台は子どもを持たない夫婦の特権です(笑)

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なーんてニヤけただらしないツラも、すぐにやって来る自動車税、固定資産税に自動車保険支払い、そして12月には4Cの車検で世知辛い現実を直視すればすぐさま醜い泣きっ面になるのですが。

ちなみにこれらの写真は同じ場所で撮影しています。始めに4Cでロケハンして撮影してから自宅で車両を入れ替えしてユーノスロードスターで同じ場所へ…片道20分かかっています。ほーらこれぞクルマの花びら大回転、休む暇無く撮影に勤しんだ1月2日。

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 そんなこんなでスタートした2022年。いい加減にゴムが伸びきったユニクロの下着とか10年以上履き続けて股が破れかけているエドウィンのデニムとか、8年以上歩き続けている表面のビニールがひび割れた通勤用スニーカーとか、日用品には散々の酷使をさせている私でありますが、資金を投入するところと引き締めるところを見極めながら、妻の女神様の如く寛大な心の元でぼちぼちとカーライフを楽しんで行きたいと思う所存でございます。

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最後に自分への言い聞かせとして2022年の目標

vlogの作成
・当ブログの更新回数の改善
・ロフト&ガレージの快適化
・株の運用など
・英語のスコアアップ
MOS検定
・精力的にイベントへの参加
・何よりも妻と猫とで笑い多き楽しい毎日を過ごす

そんなこんなで今年もゆるーくお付き合いいただければ幸いです。
皆様にとってもご多幸な2022年となりますように。


おしまい。

【日々徒然】ゆく年来る年2021

 今年もこのブログエントリーを持ちまして幕を閉じる訳でして、2021年も駆け抜けたなぁと過去のブログを読み返しながら暖房の効いたリビングで妻を横にしみじみと噛み締めている次第です。

と言う訳でプレイバック2021。

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1月
新居で迎える初めてのお正月は雪化粧した庭を眺めながら自宅で手作り餃子パーティー

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4Cにはセリアで買った100円のしめ縄を牽引フックに取り付けてみました。

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1月は特にこれと言った大きなイベントは無くカフェの開拓を少しして、ボクスターの25th限定車に憧れたくらいでしたね。

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2月
相変わらずのケーキ探検隊に明け暮れていました。

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バレンタインには妻からお手製ロールケーキを貰って大喜びした39歳。

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4Cはガラスコーティングを施工してカスカスでカピカピなボディをヌルテカにアンチエイジングして参りました。

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3月
スイーツ探検隊は3月も元気に動き回っておりました、そして流石にドカ食いのツケが回って来て洋ナシ体形になった瞬間でした。

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ホワイトデーには妻にお手製おはぎを作り、妻の誕生日には焼肉ディナーとフラワーアレンジメント&ストロベリーケーキでお祝いです。

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お祝いの品は洒落たサングラスを選んだのでした。


4月
vlogが作りたくてアクションカメラを急遽購入。

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そして日の目を見ぬまま年末に至ります。ちゃうねん、これがまたなかなか使い方が難しくて携行するも活用出来ていないだけやねん。2022年はフル活用してYouTubeデビューしますので、そこんとこヨロシク。…多分。

あとはセントレアに飛来したANAA380を拝みに仕事を速攻で抜け出して行ったっけ。もうどれだけ飛行機に乗っていないやら。コロナが流行ってから旅行に全く行けておらず、パスポートも仕舞い込んだまま…こればかりは悲しいです。

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アルファロメオジュリアのGTAが発表されたのもこの時期でしたね。

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5月
コロナが一時的に下火になった事で、本当に久々のクルマ系イベントが開催されて見学へ向かったのがこの5月。

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そして保護猫カフェたる場所へ初めて訪れ、運命的な出会いをしたのもこの5月。

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6月
家族会議の末に保護猫カフェで一目惚れした猫を迎え入れた6月13日。その名は『むさしまる』。

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どっしりしたわがままボディに繊細なガラスのハートを備える我が家のスターなのでした。

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あ、スマホandroidからiPhoneに機種変更もしましたね。

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結婚記念日を昨年と同じくミクニゴヤで祝福し、1年の速さを実感したのでした。

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7月
妻のMINIもガラスコーティングを施工。

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それと同時に2月に施工した4Cが実はバフ掛けで線傷だらけだったため再施工となった訳でして。

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8月
2年振りに名古屋でコスプレサミットが開催されたことで、会社の同僚とカメコになって来ました。ナイスですねー、その表情いいですねーなどと恥なんて放り投げて変態になりきって来た夏の思ひ出。

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ポルシェセンターの新規オープン記念の招待状が届いたため、いそいそと訪問してポルシェ欲しい熱が沸いた夏の思ひ出。

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9月
アルファロメオ4Cからポルシェのボクスタースパイダー(987)への乗り換えを結構本気で考えた9月。でも4Cの魅力を手放す決心がつかず、またユーノスロードスターへの気持ちが大きくなって毎日の様に中古車サイトをチェックし始めたのでした。

時計ではROLEXの青サブをオーバーホールへ出しましたね。

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10月
クルマ系イベントでは痛車の集まりを見学しました。
またこちらも久しぶりにイタリア車の旧車に特化したイベント『イタリアンジョブ』の見学もしました。

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ロードスターを地元のクルマ屋さんに探してもらう依頼をしたりとクルマへの情熱が急上昇したのが9月あたりからでしょうか(笑)


11月
ポルシェのディーラーが企画したタイカンの試乗イベントに当選して3,000万からのモデルを運転させてもらいました。

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ポルシェの素晴らしさを嫌と言う程に見せつけられた貴重な体験でしたが、結果としてユーノスロードスターで上玉が見つかり市場価格と比較すれば『格安』な条件で手に入れる事が出来ました。

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英語のGTECを勉強無しで受験してみました、海外旅行から遠ざかっていた為か思う程スコアは伸びず…一応は『海外出張レベル』でしたが来年はもう少し勉強してから受験しよう…。

私の誕生日には妻から『特製4Cケーキ』でお祝いしてもらえて感謝多謝、そしてShiziuこと40歳への階段を上りました。それに伴いこのブログも『40代の日々徒然』にタイトル変更しています。

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12月
12月4日に真っ赤なユーノスロードスターが納車されました、マンモスうれピー

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妻との忘年会でちょっと上等な焼肉へ行ったら、私たちには上等過ぎたか見事に2人揃って胸焼けを起こしたのはショックだった(笑)

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クリスマスには夫婦ともにサンタクロースがやって来て、私はマフラーを、妻は指輪を貰えました、マンモスうれピー

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そして妻の実家に迷い猫がやって来て絶賛保護中、2022年には我が家にデビューするのかな…。

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そんなこんなの2021年は、振り返れば想像以上に遠出をしなかった1年でしたね。
4Cの年間走行距離が200kmくらいに対してユーノスロードスターは納車から1か月弱で300kmを走り抜けました。2022年にはユーノスさんは早速ちょちょいとリフレッシュ&快適化を慣行する予定であります。

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そして2022年はもう少し精力的にイベント参加や遠出もしたいなぁと考えています、と言いながらも今年は残すところあと2時間を切りました。私は30日に身内での宴を終えてのんびりした大晦日を迎えています。マックでナゲットをつまみ、スーパーでどん兵衛を購入して、ゲーセンで妻と頭文字Dのレースゲームで盛り上がり…普段のままの幸せです。
晦日の恒例であった『笑ってはいけない』が放送されないのは寂しいけれど、それもまた時代の流れと思いながら皆様も良いお年を。

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おしまい。

【日々徒然】メリークリスマスと来年の抱負考察

 職場で上司から『じゃあ来年の目標設定を教えて』と言われた瞬間に8bitの脳内では『来年こそはあなたと違うチームに転籍すること』と即答しつつも真顔のポーカーフェイスで『うーん、そうですねぇ』と濁しておいた思いやりと情が深い私です。メリークリスマス!

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朝起きると我が家のツリーの元にはサンタクロースから素敵なPOLOのマフラーがプレゼントに届いていました、冬にロードスターでオープンドライブするのに良いからってメッセージ付きで。40歳になっても無垢で良い子のところにはサンタさんがやって来る事が証明された瞬間でした。メリークリスマス!
そんな私も夜中にこっそりとツリーの元に最愛の妻へのプレゼントを添えた訳で、お互い『こっそり』な攻防を繰り広げていたのですね。今日は妻が今年最後の出勤へと出て行ったため、私は近所の喫茶店へラップトップを持ち込んでブログ記事を書き溜めています。
ここで苦しい言い訳だけさせてもらうと、私の『ほぼ月一ブログ』は実のところ次回用のブログネタは常に仕込んでいるのです。ただそれが私の性格上、気づけば熟成肉の様に寝かし続けたあげく旬を過ぎてしまったそのままお蔵入りしたり使用する画像の準備が追い付かず月を跨いでしまっているんですよ。座右の銘は『今日出来ることは明日にしよう』なので。

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 こんなサボリーマンな私のブログにも毎日毎日100人以上がアクセスしている事を申し訳なく思いまして、『2022年こそは更新頻度をもっと上げる』ってのを2022年の目標とします。本当にネタは多いんです、クルマであれ猫であれ日常であれ。
あ、元メインマシンのMacbookのストレージがパンパンになってしまい、いい加減外付けSDDを買おうと思いながら既に4か月くらい経過していまして、そのせいで画像の編集が滞っている事は秘密です。ここを改善すればブログ記事と掲載画像の準備が足並み揃うので更新ペースはうなぎ上り…とは言い過ぎでせめて週一くらいまでは上向いてくれると思うので、皆さん期待せずに待っていて下さい(笑)
昔々に使っていたみんカラはほぼ毎日更新していたのになぁ、あの頃の気力はすごかった。ランキングにもたまには顔を出していましたし。
かく言う私も所謂『お気に入りブログ』は何個かありまして、スマホからほぼデイリーでチェックしています。なかなか更新されないと『おいおーい、ちょっとサボりすぎちゃうー?』なんて自分の事は棚の上に置いてディスっているのも秘密です。
Yahoo!のコメント欄を見ていても『他人を攻撃するコメント』って、本当に日本が、日本人が荒んでしまったのだなと感じて寂しいものですね。
私も年末ジャンボで10億でも当たれば猫の額みたいな狭い心が太平洋くらい広くなるんだけどなぁ、まあ宝くじ買ってないけど。当たらないかなぁ宝くじ…買ってへんけど。

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流石にクリスマスの朝だと喫茶店もガラガラで、気づけばもう小一時間はブログ記事の作成に勤しんでいます。なんでしょうねこの作業効率の良さ、自宅だと一向に進まないのにカフェや図書館だと進むのってマジックだと思えちゃいます。明け方まで降っていた雨で濡れていた路面が乾いて来ました。そろそろ退出してユーノスさんの幌を開けてドライブでもしますかね。
ではでは、サンタさんって任務を完了したそこの貴方、性なる夜で燃え尽きたそこの貴方、今日もお仕事のそこの貴方も良いクリスマスを!


おしまい。

【Roadster】純正の味わい

 ユーノスロードスターを購入した際にショップの社長から受けたアドバイスは『古い子だから始動時は暖気をしっかりすること』。
幸いにもリアにぶら下がっている純正マフラーは4Cと比べれば静かなもので数分の暖気程度であればそこまで近隣の目を気にする音量で無く助かっています。
私がもっとサーキットや峠を攻めるカーガイであればエキマニ~フロントパイプ~スポーツ触媒~マフラーと全てをリプレイスするでしょうが専ら駐車場で我が子を眺めニヤニヤし、洗車しながらボディラインにニヤニヤし、近所のスーパーやカフェまで運転してニヤニヤし、たまに山道まで出かけるも冗談抜きでユーノスさんが今時の軽四と変わらぬ加速しかしなくて煽られているのではないかと心配してしまう様では純正で十分だったりします。
10~20代のクルマいじり大好き房だった頃は若気の至りで走り屋のバイブルこと『オプション』を愛読しては効能不明なパーツを手あたり次第着けていたのは懐かしい思い出。1台目のECR33スカイラインに至ってはコンバーターを車載して何故かインダッシュモニターでスーパーファミコンを楽しめる仕様になっていました(笑)
走りに出掛けた山奥のパーキングでエンジンをかけながらリアシートに身を沈めて没頭する『スーパーマリオカート』こそ無意味の極みだったなぁ。

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 ここ数年、90年代のスポーツカーがやたらと神格化していますよね。市場価格が跳ね上がり、スカイラインやシルビア、RX-7なんてもう気軽に買えなくなってしまいました。そもそも修復歴有りの個体が当たり前みたいな感じですし、当時の技術で直された事故車が果たしてどこまで忠実に修復されているのかと思うと怖くてとてもプライスボードのお金を出せません。
当時はいじってナンボの世界を生きてきた国産スポーツカーも現代ではフルノーマルやモディファイしてあっても車高を少し落としてブランドホイールを履いた程度がもてはやされている気がします。かく言う私も将来的にはユーノスロードスターを純正ホイールに戻して乗りたいなぁとの思いを持っています。今はせっかく新品タイヤを奢ってくれたショップ社長のご厚意に感謝して現状のホイールでタイヤを履き潰すまで楽しみますがね。
私が歳をとったこともあるでしょうが、やはりフルノーマルこそがデザイナーやメーカーの作り上げた完成形でありそこから何かを闇雲にいじる事自体が見た目や乗り味のバランスを多かれ少なかれ崩してしまうのだなと。尤も、メーカーとしても様々な規制値の中で割り出したエンジンスペックであり車高であるため、しっかりした理論の元であれば全てにおいてただただバランスを崩すことには当てはまらないのは存じていますが…。そうなるとクルマの完成形は国産であればNISMOや無限、海外勢だとAMGと言ったメーカー直結のワークス系チューンが一番なのでしょうか。

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 百聞は一見に如かず、例えばステアリングホイール
実はユーノスロードスターを探している間に考えていたのはナウなヤングたるもの『ナルディのウッドステアリング』は絶対条件であったこと。逆にMOMOの本革ステアリングは一番避けたい所謂『ヘボい』地味なやつだったのです。ええ、当時の私を引っ叩いてやりたい。
それがなんてことでしょう、いざ私の手元に来たユーノスロードスターは見事にこのMOMOステアリングが着いていました。納車前はこいつを速攻でリプレイスしてやると思いつついざ実物を見てみると、これが実にインテリアとマッチしているのですよ奥さん。さらに握ってみれば今時の極太サイズのステアリングからすれば華奢とも言える、なんか私のアレみたいな細身のステアリングがなんとも手になじむ…製造から30年以上の月日が経ったにも拘わらず未だにしっとりとした手触りであり、エンボス加工されたEUNOSの文字が控え目ながらも良い味を出しているじゃあありませんか。

 さらに例えばシート。
実はユーノスロードスターを探している間に考えていた事はナウなヤングたるもの『RECAROなどのバケットシート』は絶対条件であったこと。逆に純正のファブリックシートは一番避けたい所謂『ヘボい』加齢臭漂うやつだったのです。ええ、当時の私を蹴り飛ばしてやりたい。
それがなんてことでしょう、いざ私の手元に来たユーノスロードスターは見事にこの純正ファブリックシートが着いていました。納車したら速攻でリプレイスしてやると思いつついざ乗り込んでみると、これが実にフカッとした私のお腹周りみたいな感触で思わず笑みがこぼれるのですよ奥さん。さらにさらに腰痛持ちの私の敏感なところをしっかり包み込んでサポートしてくれる作りで、4Cでは30分で腰とドライバーが悲鳴を上げるのにこいつは2時間乗っても大丈夫…製造から30年以上の月日が経ったにも拘わらず未だに張りがあってシンプルなデザインも善き、雨染みこそあるけれどきっと掃除すれば取れるでしょうし良い味を出しているじゃあありませんか。

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…とどのつまり、純正ってパネェな。
幸いにもユーノスロードスターに関してはレストアプログラムをメーカーがスタートしたため純正パーツも割高ながらある程度は購入出来ます。さすがに経年劣化によるくたびれた感じが見え隠れするインテリアも、ディーラーで何点か注文してDIYしちゃおうかなって思えるのも当時の走り屋が持つ『気合いとちょこっとの度胸』でなんとかなるシンプルなクルマの構造からでしょうね。
あ、私は何かすると必ず最後の組付けで外したはずのネジが余っていました。
シートベルトのキャッチが香ばしく劣化しているから、ここはすぐにでも変えてしまいたい。ヘソクリ握りしめて今からディーラーへ行こうかな。

MAZDAとは話が逸れるけれども、日産のワークスであるNISMOオーテックが統合するらしいですね。若かりし頃はECR33>ECR33>BNR34と乗り継いだスカイラインヲタクな私にとってNISMOと言うブランドは世のLouis VuittonやROLEXと並ぶような輝かしい名前でした(笑)
流石にNISMOロゴのTシャツは持っていませんでしたが。オーテックはNA仕様のRB26を搭載したスカイラインやシルビアのヴァリエッタなど少し特殊なモデルを生み出していた玄人好みの会社って認識だったかな。とどのつまり結局のところ私がクルマに最も情熱を注いでいた時代が実のところクルマ業界としては最もアツかったわけであり今は若者のクルマ離れが深刻化はもちろん、給与水準が全く上がって来ないためクルマへの贅沢が出来ない世の中にシフトしてしまった中、メーカーが生き残りを賭けたシビアな戦いをしているのでしょう。
20代の頃にそれこそ総額で限りなく4桁諭吉近くをクルマに散財した私、世帯を持った今でこそやり過ぎたと痛感しているけれどそれでも90~00年代のスポーツカー全盛期に、またガソリンがリッター100円程度だった頃にクルマバカ出来た事は良かったとつくづく感じております。


おしまい。

【Roadster】 初めてなアレコレ

 何台もクルマを乗り換える男性は浮気性だと言いますが私は違います、そんな訳で私の8台目の愛車となったユーノスロードスターは今日も変わらず可愛いです。
30年以上前に設計されたクルマでありながら現在のクルマよりも素敵なのは秀逸なデザインと確立したキャラクターからでしょうか。もちろん安全装備などの点で言えばABSやエアバッグなど今やあって当然の標準装備が無く、ボディ剛性だって緩々であるもののクルマの基本があまりにしっかりしていて『日本の自動車技術は素晴らしかったんだな』と実感出来ることは今日のまるで家電製品みたいなクルマと違って『魂』が宿っているからですよね。その辺りはアルファロメオ4Cも同様でありクルマと呼ばれる工業製品ながらも鼓動を感じ、またこれは所有した人にしか分からない悦びであります。
先日試乗したポルシェのタイカンターボは、私にしてみればもう未来から来た乗り物で造りこみも素晴らしかったけれども、まだしばらくはガソリンをわんさか燃やしてシリンダーをドコドコ言わせながら走る方が楽しいものだと結論付けた次第です。そんな中でロードスターは私にとって色々と初な体験をもたらしてくれました。


1. 初めての赤いクルマ
嫁様のMINIもすてきな赤ですけど、私自身の所有として赤いボディは初めてです。今まで白⇒白⇒黒⇒シルバー⇒白⇒青⇒黒とモノクロ系メインだったため赤は見ているだけで気持ちを盛り上げてくれますね。もちろん他色以上に手入れが大変なのは承知の上で赤はロードスターと相性抜群だと感じています。

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2. 初めてのNA+5MT
NAのクルマはメルツェデスのW210だけで、あとはどのクルマもターボモデルを乗っていました。もちろんベンツは極楽快適でしたがどうしてもNAってモッサリしているイメージが強くて避けていたのです。が、ロードスターは基本的に車重が1tを切っている上に怠いエンジンながらもMTで運転を楽しめるから気分はもう『人馬一体』そのものです。私のモデルは1.6Lなので5MTが搭載されています、欲を言えば高速道路などあともう1速欲しいと思うシーンが時にあれど、基本的にはのんびり田舎道走っている分には十分なスペックかなと思います。

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3. 初めてのMAZDA
私が免許を取った〇〇年前と言えば正直なところマツダトヨタ、日産、ホンダの御三家と比較するとややマイナーでした。今でこそこのロードスターRX-7が異常な高騰ぶりを見せているけれど、当時は中古車市場で見れば価格破壊的な安値で並んでいましたよね。実家のどこかにRX-7のカタログがまだ眠っているはずですが、思い起こせば当時のディーラーは今日のスタイリッシュなそれとは程遠いどこかあか抜けない、そして受付には気怠そうなおねぇさんが座っていた思い出しか蘇って来ません(笑)
あとはテレビのCMだけはやたら元気に『ZOOM-ZOOM』と歌っていたのとか…。今は特にベトナムなどでMAZDALEXUSと並ぶ超高級ブランドになっているんですって。確かにどのモデルもモダンなデザインが素晴らしいですしね。

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4. 初めてのリトラクタブルライト
もうね、これですよ。
今となっては安全基準やコストの問題で2度と作られる事のないパカッと開くヘッドライト、これが私世代には最強の印籠みたいな要素。かつてのフェラーリランボルギーニコルベットなどスーパーカーが付けていたリトラを楽しめちゃうユーノスロードスターは神がかっています。ロードスターの場合は閉じている時にはスタイリッシュであり、リトラを上げれば可愛いカエル顔に変身して二面性を思う存分楽しめますよね。
かつては角目ライトや半目キット、片目だけ開くウインク仕様など社外品で更に表情を豊かに出来たそうですけど私はこの丸目が大好きであります。

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5. 初めてのネオクラシック
1990年2月登録の私のロド子は恐らく生産時期としては1989年末くらいなのかなぁと勝手に予測しています。ともあれ1990年と言えば1981年式11月登録の私がまだ9歳の頃に産声を上げたクルマですね。ってことは2021年の今日から見ると既に車齢は31歳…。私が今まで所有して来たクルマは大体2000年式前後と4Cの2015年、あとWRXの2018(だったっけ?)年くらいであり、1990年は自身最高齢です。実家のボルボ240GLが同年式でディーラー車検毎にウン十万の整備費をかけているのを見ているだけに、私のユーノスロードスターが今後どれだけのメンテナンス費用がかかるのかが気になるところです。まあ人間で見れば三十路はまだまだ若い部類であっても家電や建築物などで見れば30年ってもうご老体ですもんねぇ。

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6. 初めてのオープンカー
思えば私、オープンカーへの憧れは20代の頃からありました。親友がこのユーノスロードスターを乗っていたことはもちろんのこと定期的にオープンカーの試乗をしたくてディーラーへ足を運んでいた訳です。ホンダのS2000に乗った時は丁度BNR34 GT-Rを多少モディファイして所有していたのでV-TECの高回転まで突き抜けると絶賛されたアクセルレスポンスでも今一つ物足りなく、ダイハツコペンは当時なぜか七輪でBBQにハマっていて積載量の問題で却下、ポルシェのボクスターは憧れのまま金銭的問題で指をくわえて夢のまた夢、一番刺さったのはMINIのコンバーティブルで試乗したモデルは激アツなジョンクーパーワークスでした。シフトアップの度にホイールスピンするじゃじゃ馬っぷりと陽気なキャラクターにベタ惚れして購入直前まで行ったけれど人生の岐路であった海外留学のためBNR34を手放して資金に当てていた時期だったこともあり見送ったのです。
思えばあの時に留学を辞めてMINIを購入していたらどんな人生になっていたのかな…結果的には今の人生であって良かったと思えていますが。ユーノスロードスターは手動の幌なので基本的には停車中しかオープン&クローズが出来ません。まだ手に入れて間もないですが乗るときは大体がオープンにしています、畳んだ幌を隠すトノカバーは速攻でヤフオクで落札しました。これを着けるだけで一気にお洒落感が増しますね。

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 以上、あまりに様々な点で私の『初めて』を奪い取ってくれたユーノスロードスターであります。私はあまり今日の複雑な機能を詰め込みまくったクルマはあまり好みではありません。理由は簡単で『私が使いこなせない』、『修理が高額』だからです(笑)
iPhoneの便利機能をまるで理解出来ていない私の8bit級頭脳ではディスプレイタッチが当たり前の今時なクルマは恐怖そのものであり、またそのせいで何かあればテスターに当てなければ分からない、一つ壊れれば呪文の如くASSY交換と言われるのは頭文字Dがバイブルな私世代には苦痛です…よね?
以前に車検の際にお借りしていたアルファロメオジュリアではスマホをクルマにペアリングさせるだけで半泣きになっていたのは秘密です。その点、アルファロメオ4Cとこのユーノスロードスターは作りがシンプルの極みなので安心して乗れます、物理スイッチ最高。

色々とウンチクを垂れましたが、要はシンプルに走りを楽しめてデザインも秀逸なクルマが私にとってのベストカーです。それはきっと今後も変わらず、となれば今後も私の元には新車としてやって来るモデルは無いんだろうなと(笑)
乗れば分かるロードスターの良さ、国産モデルの魅力を再確認した2021年の冬でしたとさ。


おしまい。

【Roadster】 納車

 2021年12月4日(日)9:00、冬の厚い雲に空が覆われる中で私の赤いオープンカーことユーノスロードスターが納車となりました。
良質な中古車のタマ数が加速度的に減少すると同時に市場価格が一気に高騰し始めた今、これを逃せば二度とチャンスは来ないと自分に言い聞かせて当初設定した予算からは大幅に超えながらもこの度の増車となった次第です。

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 このロードスターを射止めてくれた車屋さんは玄人好みのお店でして、飛び込みで伺った私の希望を最大限聞いてくれたと同時に金欠ピーピーな私の懐事情を察してか整備から納車までの間に実に色々な『サービス』までしていただけました。これが一般的な販売店であれば現状販売もしくは『整備費』の名目で相当な金額を上乗せして来ると思われる内容を込んでもらえたのです。
そんなこんなで私のロードスターの諸元は以下の通り。

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ユーノスロードスター(NA6CE)
1990年式 スペシャルパッケージ 5MT
クラシックレッド(同色にて全塗装済)
修復歴無し
走行距離94,436km(納車時)
タイミングベルト2021年1月12日交換済 93,026km
・ラジエター類一式交換済
・RAYS SEBRING 15インチホイール
・TEIN 車高調
・布製幌&熱線入りガラススクリーン交換済

納車整備時に以下の内容を実施(全てサービスにて)
・ボディコーティング
・幌撥水コート
・純正プラグ交換
・タイヤ新品交換
・バッテリー新品交換(D端子からB端子へ加工変更)
・油脂類全交換
・ワコーズ フューエルワン注入
・ワイパーブレード交換、アーム塗装
希望ナンバー取得

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 納車初日は久しぶりのMT運転とロードスターの動作確認を兼ねて軽くドライブをして来ました。低い着座位置と30年前の設計でノスタルジックな内装、簡素にして必要十分なパッケージングなどに思わず顔はニヤけてしまいます。
今時のクルマと比べればお世辞にも俊敏とは言えないエンジンスペックで80km/h以上は頑張っている感がヒシヒシと伝わって来るし、よくて100km/hまでかな…と言った感じではありますけど運転が本当に楽しいと思える日本車のマスターピースでした。
何より嬉しかったのは個人的にロードスターのふんわりした純正シートが至極快適であったこと。アルファロメオ4Cでは1時間も走れば腰痛に顔を歪めているところ、ロードスターでは2時間の通し運転でも問題無かった程。
今となっては細身のMOMO製ステアリングの応答性も実に小気味良くて『実速度以上の快感』に浸った訳です。今日は雨の中ってこともあり幌を閉じた状態だったから、これがオープンだったら更に楽しめると思えば良い買い物をしたなと自分で自分を褒めてあげたいです。
…まあ懐はしっかりと寒くなりましたけどね。

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 今日は簡単なインプレッションでしたが、それでも手直ししたい部分は何点か見つけました。幸いにもNAロードスターに関してはメーカーのレストアプログラムが始まった事でパーツの供給も潤って来ているし少しずつリフレッシュして行ければと考えております。
アルファロメオ4Cとロードスターなんて癖の強い2シーターの2台体制になりました。
次期候補が見つかるまでは、または維持出来る限りはどちらも保有して気分や天候、行き先に応じて乗り分けして週末のストレスアウトに活用したく思うのでありました。

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おしまい。